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東スポWeb 5月23日(金)16時22分配信
ブラジルW杯に臨む日本代表が21日、鹿児島・指宿市内で合宿をスタートさせた。
いよいよ本格的なW杯モードに突入したが、気がかりなのはFW香川真司(25=マンチェスター・ユナイテッド)の状態。FW大久保嘉人(31=川崎)がサプライズ選出されたのも、香川の不振が影響したと見られている。
兄貴分の大久保にその座を奪われる可能性までささやかれており、ザックジャパンの背番号10には不安の残る始動となった。
合宿初日は、23日に合流するFW本田圭佑(27=ACミラン)、DF長友佑都(27=インテル)、
GK川島永嗣(31=スタンダール)の3人を除く20人で始まった。
香川はC大阪時代の先輩であり、親交の深いFW大久保と日本代表の場で再会。「嘉人さんは何でもできる。
コンビ、スピードを共有できる。
ゴールを取る能力は見ての通り高いので生かせるようにしたい」。
お互いの所属クラブの事情やプライベートな話にも花を咲かせ、心底うれしそうだった。
だが、大久保との“共演”に意欲的な香川とは裏腹に、同じ欧州組の主力選手たちはこうささやいている。
「嘉人さんは決してスーパーサブじゃなく、先発がある。入るとしたら真司の左サイドじゃないか。真司の状態が良くないこともあるし」
大久保の起用法は右サイドを務めるFW岡崎慎司(28=マインツ)の代役や有力な1トップ候補として考えられてきた。ところが、イレブンの見方は全く違う。
なんと、香川が不動のレギュラーを務めてきた左MFではないかというのだ。
その理由は香川のコンディション問題にある。
所属のマンUでは今季、不振を極めた。
最後までレギュラーポジションを確保できず、まさかの無得点に終わった。
W杯本番までに1か月を切っている。
また、実戦の場も親善試合3試合しか残されていない。
どこまで調子を戻せるか計算できない状況で、香川も「難しいシーズンだった。でも自分の状態は把握しているし、
W杯があるのがはげみになった」と話すように現状は理解している様子。
それだけに、ザッケローニ監督(61)が絶不調のエースに代わり、
4年前の南アW杯でも左MFを務めていた絶好調のサプライズ男を起用したとしても不思議ではない。
状態が戻らなければ兄貴分にその座を奪われる…という皮肉な事態にもなりかねず、ここはエースの踏ん張りどころだ。
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