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17日に覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕された人気デュオ「CHAGE and ASKA」の
ASKA(本名・宮崎重明)容疑者の20年来の「主治医」だという平石貴久医師が22日、フジテレビ系
「ノンストップ!」の取材に対して「実はアンナカを処方したのは私」と打ち明けた。
約20年前にツアードクターを務めて以来の付き合いだという平石医師が、ASKA容疑者と最後に
会ったのは昨年9月。風邪の症状を訴えて訪れてきた。その際の印象は「週刊誌に出ているような
ろれつが回らないとか集中していないとかいうことはなく、普通のASKA君でした」という。
その時点で既に報道されていた覚せい剤疑惑については「自分の身の潔白を信じて下さい」と
強調していたとか。平石医師はASKA容疑者のことを「曲が出ないとか、どうしたらいいでしょうとか、
責任感の強い人ですからプレッシャーは大きかったと思います」と思いやっていた。
そして平石医師は「もう4、5年前になると思いますね。実はアンナカ(安息香酸ナトリウム)を
処方したのは私」と打ち明け、「作曲が長くなるし、アンナカは目を覚まさせる」ためで、あくまで薬事法の
範囲内で適正量の処方だったという。
昨年11月ごろ、ASKA容疑者から平石医師に電話があった。「週刊誌報道にどう対処すべきか
相談を受けました」。平石医師がその際、「何かあれば僕が(アンナカの)処方箋を出しましたと言って
あげるから」とASKA容疑者に約束した。平石医師は処方記録などをASKA容疑者に渡したという。
ASKA容疑者が覚せい剤を使用していたかどうかについて、平石医師は「主治医として全く
見抜けませんでした」と残念に思っている。
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