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このほど明らかになった、来年11月に予定される第1回プレミア12大会の日本開催危機。侍ジャパンへの影響はあるか。
日本野球機構(NPB)では、常設侍ジャパンを今後の収益拡大の柱とするための事業会社を設立するが
優先されるのは収益の見込める国際試合のマッチメーク。今年は11月に大リーグ選抜との試合が予定されているが
来年のプレミア12の開催自体がご破算になったら大ダメージだ。
プレミア12は4年に1度、大リーグ主催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中間年に行われる予定だ。
主催の国際野球連盟(IBAF=リカルド・フラッカリ会長)は、WBCを世界一決定戦と認定する代わりに同大会を前哨戦と位置付け
付加価値を加えようとしている。そして大リーグがWBCで莫大なジャパンマネーを手にしているように
プレミア12で同じような計算をしているのだ。
だからこそ昨年4月、都内でIBAF総会を開いた際に「プレミア12第1回大会を2015年に日本で開催する」と発表した。
だが事態は急変。五輪復帰を目指し昨年設立された世界野球ソフトボール連盟(WBSC)総会が10日にアルジェリアで行われた際
IBAF側からNPBに対し、同大会の日本開催が厳しい状況と伝えてきたという。
考えられるのは、IBAF側が当てにしていたジャパンマネーの吸い上げができない事態になっていること。
WBCに続きプレミア12もIBAFの収入源になったら、侍ジャパンは収益拡大の柱にならないからだ。
むげにもできない。IBAFのフラッカリ会長はWBSC新会長に就任。「(20年の)東京五輪で復帰できるよう全力を尽くしたい」と宣言している。
NPBにとって東京五輪での野球復活は悲願でもある。プレミア12に代わる国際大会も簡単には見つからないだろう。
NPBとIBAFとの綱引きの最終的な結果はどうなるのか。(江尻良文)
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