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大韓サッカー協会は１５日、「２０１４ ＡＦＣ女子アジアカップ」の代表メンバーを発表し、
性別疑惑がかけられていたパク・ウンソン選手（２７、ソウル市庁）を選出した。
パク選手は４年ぶりの代表復帰となる。
パク選手をめぐっては、昨年１０月の全国体育大会で、ソウル市庁を除くＷＫリーグ
（韓国女子サッカーリーグ）６チームの球団監督が「性別は女性かどうか疑わしいので、
性別診断をしなければ２０１４シーズンをボイコットする」などと提起し、騒動となっていた。
これに対し、韓国国家人権委員会は今年２月２４日に全員委員会を開き、パク選手の
性別を問題視した６チームの指導者の行為に対し、「セクハラであり、人権侵害」との
結論をくだし、性別疑惑に終止符が打たれた。
パク選手は１メートル８４、７４キロの体格を生かし、ＦＷとして活躍。昨年のＷＫリーグでは
１９ゴールを挙げて得点王に輝いた。今季も開幕６試合で７得点を記録、１４日の試合では
ハットトリックを達成している。代表チームではＩＮＡＣ神戸で活躍したチ・ソヨン選手（２３）と
ツートップを組むことになりそう。なでしこジャパンをはじめ各国代表チームにとっても
手強い相手となりそうだ。
アジアカップは５月１４日からベトナムで開催。参加８カ国のうち上位５カ国は、カナダで
行われる２０１５ＦＩＦＡ女子ワールドカップの出場権を得る。グループステージでは日本と
韓国は別組に入っている。
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