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三浦知良が語る「バッシングとの向き合い方」―アウェーとやじ、女子サッカー 2014年4月3日(木)12時44分
海外に移籍した日本人サッカー選手について、現地メディアの
厳しい評価が伝えられることが多い。イタリア、セリエAのACミランに
移籍した本田圭佑選手も、最近の試合でようやく「合格点」を
与えられていたが、長い間酷評にさらされていた。
慣れない土地、チームに移籍したばかりといった事情を、
メディアは斟酌してくれない。他人事ながら、
気が滅入らないのだろうかと心配になってしまうところだ。
しかし、こうしたバッシングや批判があってこそプロだ、と断言するのは、
47歳にしてなお現役のキング・カズこと三浦知良選手。この数年の
思考の過程をまとめた最新の著書『とまらない』(新潮新書)の中で、
カズは独自の思考法を披露している。「『アウェー』と『やじ』」と題した
コラムから引用してみよう。
*
11試合勝利のない横浜FCの選手がサポーターにけなされ、
食ってかかる一幕があった。
「名指しでバカにされたのに黙るのはおかしい」
一理ある。ただね、僕はサッカーに関することなら何を言われても
腹は立たない。仕方がないと。試合中になじられたとしても、
仮に最後の最後、1-0でもいいから勝てば誰もそんなこと言わなく
なるわけでしょう? 見ている人はそういうもの。「こっちも懸命なんだ」
と言い返す選手もいる。でも一生懸命やったかどうかも、僕らが
決めることじゃないんだ。外から見る人たちが決めることなんだから。
ブラジルで最初は「ジャポネーゼ」とバカにされた僕が、
やがて「カズ、ばか野郎」とやじられたときは感慨深かった。
日本人というくくりを超え、個人として認められたんだなあと。
「国境を越えるブーイング」はいいもんだね。
(>>2-5辺りに続く)
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