14/03/26 03:24:54.46 deRDlpow0
【野球を見ているものはエリートである】
年間HR50本の打者は偉大だが、2.8試合に1本のペースでしかHRを打たない
打率3割の打者は偉大だが、1試合平均打席数が4だとすれば、1試合1.2本のペース
打率2割5分という糞打者でも1試合に1本のペース
年間140試合もあるので、一年を通すとはっきりとした差になるが、一試合だけを見ると、偉大な打者も平凡な打者も大差はない
また、野球はプレイに創造性が皆無なため、数字以外の要素を楽しむことはできない
(「イチローが一試合2安打を打ちました」というニュースを見て喜んだ者は多いが、数字だけで満足なのでプレイを見ようという者はいない)
前述したように、偉大な打者と雑魚でも一試合のプレイでは大差はない イチローも一試合だけ見ても雑魚と大差ない
しかし、このイチローの何の変哲もないこの内野安打一本が、メジャーのなんとか記録を更新するという知識があれば楽しめるわけ
つまり、野球を楽しむには、偉大な選手はこういう理由で偉大であるという知識がいる
また、野球は待ち時間が異様に長い 1チームが1試合100球とすれば2チームあるから200球
投球間隔が30秒毎とすれば、一試合の合計6000秒
なんと、投手が球を投げて次の球を投げるという時間が、一試合で1時間40分もある
この途方もなく退屈な時間を「間」とか「駆け引き」として楽しむ忍耐力が必要なのである
つまり、野球を楽しむには、知識と忍耐力を備えていなければならない
知識と忍耐力を兼ね備えた者、それはまぎれもなく知的階級のエリートにほかならないのである