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(>>1からの続き)
それでは米国で人気のスポーツごとの動向および取り組みを見てみよう。
◆ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)
アメリカン・フットボールのプロリーグ「NFL」の中継は
視聴率ランキング上位の常連である。2013年の視聴者数は
NFL放送を扱う5つのテレビ局(NBC、FOX、CBS、ESPN、
NFL NETWORK)すべてで前年度シーズンを上回った。
2013年9月に、スマートフォンからファンタジー・フットボール
(空想のチームを作るゲーム)アプリを利用したユーザーは全米で
1000万人を超え、1年前に比べて15%増加。中でもYahoo! とESPNが提供
するアプリは、それぞれ9月のユニークユーザー数が約500万人に達している。
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◆メジャーリーグ・ベースボール(MLB)
2013年、MLBレギュラーシーズンの視聴者年齢は徐々に
上がり続け、55歳以上人口の占める割合は10シーズン前の
41%から50%にまで上昇。視聴者の高齢化が進んだことで
世帯年収も上がり、10年前にはわずか13%であった
「年収10万ドル(約1000万円)以上」の視聴者層は現在21%に達している。
MLBの試合は普段からラジオ聴取者が多いという特徴があるが、
ワールドシリーズ期間中のボストン、セントルイス両都市圏における
25-54歳男性の聴取率は想定を上回る高水準となった。
(URLリンク(cdn.shoeisha.jp))
◆メジャーリーグ・サッカー(MLS)
2013年のサッカー界は、ブラジルで開催される本大会を翌年6月に
控えたワールドカップ予選の注目カードが話題となった。また、
MLSプレーオフの人気は依然高く、視聴者数は前年比で9%増加。
MLSレギュラーシーズンのテレビ視聴者層を見ると、
若年層(40%が34歳以下)、ヒスパニック層(34%)の多さが目を引く。
(続く)