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神奈川県内の大学病院に救急搬送されてきた、ひとりの50代女性。自ら体に灯油をかけて
火を放ち、“焼身自殺”を図ったという。焼け焦げた衣服からは、生々しい焦げた臭いがしていた。
その後、緊急治療を受けた女性は、入院中、看護師にポツリとこう漏らしたという。
「実は私、女優の遠野なぎこの母親なんです……」
―自殺未遂があったのは昨年秋のこと。遠野なぎこ(34)と実母との確執は、
本誌も何度か報じてきた。幼少時代から受けた壮絶な虐待や育児放棄などを
赤裸々に語っている。“母娘の葛藤”に翻弄されてきた彼女は、数年前に母との
絶縁を決意。以降、音信不通の状態が続いているという。
じつは、遠野は30代になって以後、毎晩、“母を焼き殺す夢”を
見るようになったと、著書で明かしている。“母の呪縛”から必死で
解き放たれようともがき、やっと自由になれたと思った矢先に起きた、
悪夢そっくりの“事件”―。
遠野の母と名乗った女性は、パニック障害と診断され、その後、
何度か病院を訪れているという。「母親に連絡を取ってみては」と、
遠野の所属事務所に事件を伝えたが、遠野から返事は帰ってこなかった―。
ソース:女性自身[光文社女性週刊誌]
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