14/02/24 18:43:00.55 0
(>>1からの続き)
「監督の要求も理解してきている。今日は初めて、セードルフの
要求にしっかりと応えていた。攻撃よりも守備の方がよかったぐらいだ。
ミランのこのフォーメーションの戦術にとっては、それはとても大事なこと。
サイドの選手は守備に参加しなければいけない」
アシストやゴールという目に見える結果を出さずとも、チーム戦術を全うすれば
評価の対象となる。この辺りは、戦術至上主義のカルチョの国のメディアだろう。
◆「今日のようなプレーをすれば問題ない」
一方、高級紙「コリエレ・デラ・セーラ」の女性記者、
アリアンナ・ラヴェッリ女史は『6.5点』と本田に対して高評だった。
「特に前半のプレーが気に入った。サポナーラに効果的なパスを
送るなど、いいパスやアイディアがピッチ上で見られたから。戦術的にも
動きは良かった。守備時にはよくカバーをしていたし、チームにとって
重要な仕事をし、貢献していた。ターラブと本田の両サイドがこういう
仕事を続ければ、ミランは今日のように、バランスを見出すことができる」
ラヴェッリ女史は守備面での貢献のみならず、前半に
本田が見せたパスなど、「背番号10」らしさも評価していた。
「もう真ん中かサイドかは問題ではないわね。今日のようなプレーを
すれば問題ない。フィジカルのコンデイションが上がったのかしら。
なぜ右サイドで起用するのかわからないけど、セードルフ監督が
言うように、よりチーム戦術を理解したからなのか、今日はこれまでの
試合より機能していた。彼も機能していたし、チーム全体も機能していた」
ポジションの適性がこれまで議論の対象となってきたが、
この日のパフォーマンスを続けられるのなら「本田は右も問題なし」
と見ている。しかし、今回の合格点も条件付きだ。
「でもサンプドリアもまた、今日はあまり良かったとは言えない。
もう少し強い対戦相手との試合で見なければならない。ユベントス?
そうね、次節のユベントスのようなチームとの対戦をみましょう」
今季12位と振るわないサンプドリア相手では本格的な評価はできない。
3月2日の首位ユベントス戦でどこまで本田はできるのか。大一番を待ちたい。