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◇ソチ五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子団体ラージヒル(2014年2月17日)
1回目127メートル、2回目は130メートルを飛んで日本の銅メダル獲得に貢献した竹内択
(26=北野建設)は競技後、難病「チャーグ・ストラウス症候群」の診断を受けていたことを明かした。
「チャーグ・ストラウス症候群」とは全身の細い血管に炎症が生じる疾患で、原因は不明。発熱や
体重減少、手足のしびれ、消化管出血、関節痛などの症状が起きる。竹内は今年1月に肺炎に
かかったとして2週間の入院生活を送っていたが、実際は難病を患っており、「結果を残してから
公表しようと思っていた」という。
「入院したときは五輪に出られないと思ったこともあったけど、体を戻してメダルを取りたいという
気持ちでやってきた」と明かした竹内。同じ病気で苦しむ人に「あきらめないで頑張れば思いは叶うと
伝えたかった」といい、「元気を届けたいという思いを込めて飛びました」とジャンプに込めた思いを明かした。
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