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野球観戦の事故:トラブル後絶たず 球団、公平対応に苦慮 2014年02月16日17時37分
阪神甲子園球場(西宮市)でプロ野球を観戦中に折れたバットが
顔に当たり傷が残った女性が、球団側に損害賠償を求めた訴訟の
判決が先月30日にあり、請求は退けられた。複数のプロ野球球団に
よると、ファウルボールなどによる負傷事故は日常的にあり、現場での
トラブルは「挙げればきりがない」という。実情を追った。【藤顕一郎】
各球場では、アナウンスや電光掲示板の表示、球場スタッフの
警笛などでボールへの注意喚起をしている。それでもスタンドに
飛び込んだボールでけがをする観客は1試合に1、2人はいるという。
「ボールをよけようとしてバッグのストラップが引っかかって切れた」、
「ジュースをこぼした」などの物損トラブルも後を絶たない。
そうしたケースで、各球団がよりどころとしているのが、観客の安全と
平穏な試合観戦の確保を目的に日本プロフェッショナル野球組織などが
定めた統一ルール「試合観戦契約約款」(約款)だ。打球事故に関し、
「球団側は原則責任を負わない」と規定。賠償する場合についても
範囲は「治療費等の直接被害に限定する」と定めている。
(>>2-5辺りに続く)
毎日新聞
URLリンク(mainichi.jp)
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画像:観戦中のファウルボールなどによる負傷事故は日常的に起きており、トラブルは後を絶たないという=阪神甲子園球場で2013年10月13日
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URLリンク(www.sponichi.co.jp)
>原告側弁護士によると、札幌ドームでの日本ハム戦では打球が観客に当たる事故が年約100件発生。