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「毎分視聴率」を出す民放と出さぬNHK 番組制作の意識に差 2014.02.11 07:00
テレビは視聴率がすべて。CMの入る民放であれば、この考えは
間違いとはいえない。しかし、最近では公共放送である
NHKも視聴率を気にし始めているという。NHK関係者はこう話す。
「最近は、特に気にするようになりましたね。それは、番組に
起用されている人を見てもわかる。昔はタレントを起用するケースが
少なかった。でも今は、よく民放で見かける人気の高いタレントが
普通にNHKの番組に登場する。しかも、そういう番組がかなり
増えましたよね。かつて学者や教授が出演していた枠が、タレントに
変わりつつある。視聴率を意識していることが如実に現れています」
たしかに、民放と似たようなタレントを司会に据える番組も
放送されるようになってきている。だが、そうはいっても、NHKが
視聴率ばかりを追いかけているわけではない、という証言もある。
NHKと民放の両方の番組制作に携わるフリーディレクターはこう話す。
「今、民放のテレビ番組は、場面展開が驚くほど早いですよね。
ただ、NHKは秒刻みの展開をしない。そこまで視聴率にこだわっていない
証拠です。なぜ、民放が秒刻みで場面を変えるかというと、
毎分視聴率のデータがあるからです。
民放は、番組会議の最初に毎分視聴率のデータが配られ、
『ここでなぜ数字が下がったのか』をとことん分析する。次の放送で、
どうしたら視聴者にザッピングされないかを工夫するんです。その結果、
次から次へと情報を出すなどして、よく言えばスピーディな番組作りをしている」
一方、NHKの番組会議では、視聴率の発表はあるものの、
毎分視聴率をスタッフ配ることはないのだという。前出・ディレクターが続ける。
「もちろん、データ自体はありますよ。プロデューサーは知っているんでしょうけど、
ほかのスタッフと共有することはほとんどない。なかには、
配っている番組もあるかもしれないですけどね。
(>>2に続く)
NEWSポストセブン
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