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歌手のGacktが11日、東京・アイアシアタートーキョーで44枚目のシングル
「P.S.I LOVE U」(12日発売)の発売記念イベントを開催した。新曲のテーマでもある
『愛する人への最期の言葉』を意識するきっかけとなったというMALICE MIZERの元ドラマーで
1999年6月にくも膜下出血で亡くなったKamiさんへの思いを、肉声では初めて語った。
GacktはKamiさんのお墓と実家を訪ねる映像を初公開。大雪に見舞われた9日、
「一番仲がよくて兄弟のようだった」というKamiさん墓前でGacktは長い時間手を合わせた。
その後、Kamiさんの実家でご両親と対面し抱擁。Kamiさんの命日と誕生日には必ず
足を運んでいるというGacktは「『いい曲書けたよ』とか『舞台が始まるよ』とか報告している」と告白。
「でも自分の中では…不思議なものでなかなか整理しきれない」と複雑な心境を吐露した。
それでも「(Kamiさんの)お父さんやお母さんにとって僕がKamiの代わりに
なるわけじゃないけど、少なくとも勇気や希望とか前に向かって歩くことを届けることができる。
だったら頑張ろうって。ここに来るたびにそう思う」と静かに胸中を語るGacktの姿に客席からは
すすり泣く声が。映像の最後には「やりたかったこと、やり残したことを受け継いで、一つ
ひとつやっていくことが彼らに対する生きるってことの喜びや感謝の表し方なんじゃないかな」と
ファンに投げかけていた。
ほかにも“残す側”“残される側”をテーマにしたエピソードを紹介。
Gacktは「人は人の中で生きていることが“生”なんじゃないかと、あるとき思い始めて。
僕の中に先に逝った連中が生きてる。誰かに笑顔を届けられるようになった」と
真剣な面持ちで考えを明かした。
ソース:ORICON STYLE(オリコンスタイル)
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画像:マリスミゼル時代の旧友の死を語ったGackt
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新曲発売記念のトークショーを行ったGackt
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Kamiさんの実家を訪れるGackt
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