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ソチ五輪のスノーボード・ハーフパイプ代表の平野歩夢(15=バートン)ら5選手が4日、
成田空港からソチへ向けて出発した。10年バンクーバー五輪では、代表選手だった
国母和宏(当時21=東海大、現全日本チーム・テクニカルコーチ)の服装の乱れが
社会問題に発展。日本中を巻き込む大騒動となったが、5選手は正しい装い、礼儀正しい
報道陣への対応に終始し、決戦の地へと旅立った。
隙は決して見せない。午前9時すぎ、空港に到着した5人は、水色のシャツに
グレーの日本選手団公式ブレザーを着用。ブレザーにある2つのボタンを、
全員がきっちり留める徹底ぶりだった。
選手団を引率する萩原文和監督は「(選手に)特別ああしろこうしろではなく、
普通にしろとは言った。競技に集中するため、何をするかは自分たちが考えること。
余計な話題をつくっても仕方ない」と語った。「話題」とはもちろん、4年前の苦い経験に
他ならない。
まだ記憶に新しい、国母の「腰パン問題」。10年2月9日、成田空港に現れた
国母のいでたちは、シャツの裾を出し、ネクタイを緩め、ズボンを腰の位置まで
下げてはくスタイルだった。 この服装の乱れが報じられたことで、全日本スキー連盟
(SAJ)には抗議が殺到。現地入り後の会見では「チッ」と舌打ち、「反省してま~す」と
悪態をついたことで火に油を注いだ。(>>2以降に続きます)
ソース:スポニチ Sponichi Annex
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画像:ソチへの出発前にポーズをとるスノーボードHPの五輪代表(左から)青野、岡田、平野、平岡、子出藤
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10年バンクーバー五輪代表国母和宏選手
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