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(>>1からの続きです)
また、本作同様に石川を主人公に据え、コミック(マンガ=小手川ゆあ、原作=金城一紀)、
小説(著=古川春秋)でも、それぞれ全く異なるストーリーを展開する“BORDERプロジェクト”も進行。
3つの世界で見せる石川の別の顔も併せて期待が集まる。
主人公・石川役で主演を務める小栗は「石川安吾という役は僕のイメージに合わせて
書いてくださったそうですが、僕自身も彼の出世欲とそれが死を一度経験した後に
変化していく点には共感できます。ただ、石川は冒頭から頭を撃たれ、死者の姿が
見えるようになるというとんでもない状況に追い込まれてしまう。『こればかりは実際に
演じてみないと分からないな』というのが、いまの正直な気持ちです。なので、第1話の
石川同様、僕自身もまずは特殊能力を持ってしまった状況に戸惑い、疑い、そして
揺れたいと思っています。と同時に石川を演じ続けていくためには、彼が遭遇している
信じがたい状況を“信じる力”が必要になってくるなとも感じています」とアピールした。
また、原案・脚本を務める金城氏は「刑事ドラマは世にたくさんありますが、
他とは明らかに違う世界観の作品を手掛けたい。そして小栗旬という素晴らしい俳優と
仕事がしたい。この二つが『BORDER』という企画の原点でした。生者と死者のBORDER
(はざま)にいる主人公の石川安吾は必然的に陰影に富み、難しいキャラクターですが、
彼を演じられるのは小栗さんしかいないと思いました。自分でも驚くほど映像化は
難しいと思われる冒険作を、キャスト・スタッフの皆さんがどう料理してくださるのか、
期待は募る一方です。今回は素晴らしい監督、面白い役者さんがそろいましたし、
撮影現場でどんどん遊びを加えながら、脚本を超えるドラマ『BORDER』を
作っていただきたいです」と期待を込めた。(了)