14/01/26 23:45:20.75 0
(>>1からの続き)
日本の企業としては決して珍しいことではない。ソーシャルメディアの
利用に関して、日本企業は欧米企業に数年間は後れを取っているのが
現状だ。一刻も早く適応に努めるべきだし、適応しなければならない。
他のリーグがこのような大型移籍をどのように取り扱ってきたか、アメリカに
目を向けてみればいい。MLS(メジャーリーグサッカー)のトロントFCは、
イングランドのベテランFWジャーメイン・デフォーの獲得を発表したことで、
シーズンチケットをほとんど売り切ってしまった。チームはデフォーの獲得を
発表するTVコマーシャルまで作成し、その動画はネット上に広まることに
なった。セレッソ大阪が同じようなことをすると考えられるだろうか?
フォルランの加入は国外からの興味を高めることにもなるが、ここにも
Jリーグの問題点がある。セレッソはスタジアムへのアクセスマップを
英語で提供しているが、これと同じことを行っているJリーグのクラブは
わずかでしかない。首都圏の「ビッグクラブ」であるFC東京や
横浜F・マリノスはこのようなガイダンスを提供していないし、横浜FMに
至っては公式サイトにまったく英語版の存在していないクラブの一つだ。
AFCチャンピオンズリーグが開幕するまでには、おそらくは何らかのものを
用意することになるのだろうが。日本への外国人観光客は2013年に
過去最高の1000万人を突破し、2020年東京オリンピックを
控えてこの国のスポーツ文化への関心は高まっているが、
旅行ガイドなどではJリーグにほとんど何も言及されていないことも多い。
Jリーグの試合のチケットを購入したい外国人がいたとしても、
どうすればいいのだろうか? 英語でのチケット販売サービスを
提供している日本のクラブは、セレッソのダービーライバルであるガンバ大阪だけだ。
(続く)