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昨年大みそかに放送された『第64回NHK紅白歌合戦』の視聴率が発表され、
午後9時からの第2部で平均視聴率44.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。
昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』最終回の42.2%を超え、年間1位に躍り出た。
瞬間最高視聴率は、紅白最後のステージに臨んだ演歌歌手・北島三郎が「まつり」を歌い終え、
挨拶した午後11時37分ごろで50.7%に達した。
そんな紅白の舞台裏で、ある人物が朝刊スポーツ紙に対し、「歌手別視聴率を取り上げるな!」
と圧力をかけていたことが判明した。
「勝者がいれば敗者がいる。高視聴率を取った人はいいが、低視聴率の歌手は『持っていない』
ということになる。そうしたイメージがつくのはよくないと、今さら主張してきたんです」とは某紙記者。
その人物は芸能プロの多くが加盟する一般社団法人「日本音楽事業者協会」(音事協)の幹部
を務めたこともある人物で、マスコミとも交流が深い。また、その人物自身も芸能プロの経営に携わっている。
「そのプロダクションに所属する某歌手は紅白の常連だが、毎年歌唱シーンは視聴率が低い。
要は、自分のところの歌手のイメージが悪くなるから、音事協という名前を出して圧力をかけてきたんです」(別の記者)
これに屈したスポーツ紙もあるようだが、大半は猛反発。音楽担当記者の1人は
「歌手別視聴率も含めての紅白歌合戦なのに、何言ってんだ! って話ですよ。
向こうは歌手別視聴率自体を『取り上げるな!』と言ってきているが、それは完全な編集権の侵害。
こんな理不尽な要求に屈したら、マスコミは終わりですよ!」と憤る。
実際、その人物の主張=音事協の総意というわけではなく、
むしろ「業界の重鎮連中は、あきれながら推移を見守っている」(事情通)。
それでもしばらくは、禍根を残すことは間違いない。
URLリンク(news.livedoor.com)
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