【サッカー/Jリーグ】「勝ち負けよりもクラブの存続」という苦悩・・・ガイナーレ鳥取、強小軍団が直面する昇格3年目の危機at MNEWSPLUS
【サッカー/Jリーグ】「勝ち負けよりもクラブの存続」という苦悩・・・ガイナーレ鳥取、強小軍団が直面する昇格3年目の危機 - 暇つぶし2ch2:真・ソニック ◆zRjjuglb6U @S_SONICφ ★
13/12/04 19:52:29.81 0
 それでも前半、風上に立った鳥取は、相手との戦力差を感じさせないほど積極果敢な攻撃を見せた。ロングボールを多用しながら、
セカンドボールを拾いまくるシンプルな戦い方が奏功し、相手陣内でプレーする時間帯が思いのほか長く続く。時おり相手のパスワーク
による崩しに押し戻されることもあったが、ディフェンス陣が集中を切らさずに対応したため、前半の相手のシュートは2本に抑えることが
できた。ただし、いくら試合の主導権を握っていても、バイタル付近での連係とフィニッシュに精度が足りていないため、鳥取からゴール
のにおいはほとんど感じられない。それでも前半41分、ペナルティーエリア手前でFKのチャンスを得ると、林堂眞のキックが見事に
決まり、最下位の鳥取が先制するという意外な展開で前半は終了した。

 後半の立ち上がりも、鳥取のペースがしばらく続いた。後半14分、左サイドでのスローインによるリスタートからチャンスを作り、
最後は廣田隆治が右足の鋭い振りでミドルシュートを狙う。しかし、無情にもポスト左を直撃。そこから神戸は一気にカウンターを
仕掛け、森岡亮太のドリブルから途中出場の田代有三へラストパスが通る。田代は鳥取の守護神、小針清允の飛び出しを冷静
に読んで、無人のゴールに流し込んだ。鳥取にしてみれば、追加点のチャンスから同点に追いつかれる、まさに悪夢のような展開。

 この田代のゴールによって、試合の流れは一気に神戸に傾く。それは両チームの選手たちの表情やプレーにも色濃く現れていた。
神戸の選手たちが「いつでも逆転できる」と自信満々なのに対し、鳥取の選手たちは「このまま、また負けてしまうのか」という疑心と
焦燥ばかりが感じられる。案の定、同点ゴールからわずか7分後に、神戸はFKのチャンスから田代が空中戦に競り勝ち、最後は
岩波拓也が頭で決めて逆転に成功。その後は「1点リードで十分」とばかりに守りを固めた神戸に、鳥取の攻撃はなすすべなく
はじき返され、1?2でタイムアップ。終了のホイッスルと同時に、がっくりと肩を落とす選手たちの姿を見て、鳥取の状況が予想
していた以上に深刻であることをあらためて痛感した。


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