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★和田監督はゴルフに韓国語マスターとオフも多忙だ
阪神・和田豊監督（５１）が今オフ、韓国語マスターに取り組む。
狙いは獲得に成功した新ストッパーの呉昇桓（３１＝オ・スンファン、前サムスン）に韓国ナンバーワン守護神の実力をきっちりと発揮してもらうためだ。
あいさつはもちろん期待の右腕の心を揺さぶる言葉を韓国語で直接、伝えることを目指しているというのだ。
チーム関係者によると和田監督は呉昇桓の入団が決定してから「どうしたら彼が早くチームになじめるか」と考えているという。
２年総額８億５０００万円という大型契約からもうかがえるように呉昇桓への期待はハンパではない。
すでに和田監督も「真っすぐで空振りを取れるのが一番の魅力。
ストッパーは今年１年間、苦労してきたポジション。そこをしっかりと埋めてくれることを期待している」と試合を締めくくる守護神を任せることを決めている。
しかし、異国の地でのプレーには数々の不安が予想される。その一つが言葉だ。
和田監督は周囲に「野球用語に関しては世界共通だから大丈夫」と話している。
ただ、通訳を介しての会話では本意を伝え切れないケースがあることもわかっている。
特に気持ちが高ぶっている試合中には直接、指揮官の思いを伝えることがベストだ。
例えば、踏ん張りどころで通訳を通して激励の言葉をかけるよりも指揮官の口から「ファイティン（頑張れ）！」と韓国語で励まされた方が呉昇桓の胸には響く。
このため和田監督は自ら韓国語を身につけることで新守護神を発奮させようと考えているのだ。
球団関係者も「難しい会話はできなくても、あいさつやハッパをかける言葉を話せるだけでも大きく違う。
時間を見つけて韓国語を勉強することになるでしょう」と説明。
和田監督はタブレット端末ｉＰａｄを愛用しており、これで韓国語の言葉や会話を検索しながら習得を目指す。
当面の目標は呉昇桓が来日する１２月中旬だ。
日本での入団会見や甲子園球場などの施設見学とともに和田監督ら首脳陣との会食も予定されている。
この初対面の場で、まず和田監督が「アンニョンハセヨ（こんにちは）！」と声をかけて新守護神の心をガッチリつかむ。(金額は推定）
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