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NHKは18日、来年秋からの朝の連続テレビ小説の概要を発表した。タイトルは『マッサン』。
札幌オリンピックの“日の丸飛行隊”を支援し、北海道余市の名誉町民となり、日本のウイスキー
誕生を支えた竹鶴政孝とその妻リタがモデルとなる“夫婦の奮闘記”で、 朝ドラ初の外国人ヒロインを
通して、あきらめない“美しい日本人の心”を描き出す。
今年4月より放送された『あまちゃん』で能年玲奈を発掘したヒロインオーディションを来年1月より行い、
2~3月に決定する予定。脚本は、映画『パッチギ!』で日本アカデミー賞優秀脚本賞、『フラガール』で
日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した脚本家・羽原大介氏が担当する。
実在の人物をモデルとしながらも、“夢に生きる不器用な日本男児”と“大阪弁を話す気品溢れる
英国人妻”というデコボコ夫婦が織りなす、笑って、泣ける “夫婦の人情喜劇”として大胆に再構成。
登場人物や団体名は改称し、羽原氏作のオリジナル脚本によるフィクションとして制作される。タイトルの
「マッサン」は、英国人の妻が、難しい日本語と格闘する中、いつしか夫を大阪弁の響きで「マッサン」と
呼んだことにちなんだ。
時は大正時代。日本一華やかな“大大阪”で青春時代を過ごしていた“造り酒屋の跡取り”は、
ウイスキーに目覚め、本場スコットランドへ単身渡り、現地で出会った女性と恋に落ち、駆け落ち同然で
国際結婚。日本初のウイスキーづくりを夢に描き二人が帰国したとき、第一次世界大戦は終結し戦争景気は
去り、閉塞感漂う“大不況の時代”を迎えていた…。
さらに、昭和になって、二人は北海道へと渡り“ウイスキーづくり”に挑むも、失敗の連続で事業が
頓挫する中、太平洋戦争に突入。故郷が敵国となりスパイ容疑をかけられても、“日本人として”生き、
夫を支え、従業員を愛した英国人妻。妻を守り抜いた夫。厳しい時代を生き抜いた夫婦を通して、
「日本人の底力」を豊かに描き出す。
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1 :2013/11/18(月) 14:27:00.67
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