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石川ミリオンスターズは１４日までに、元大リーガーで昨年まで日本ハムファイターズに所属した多田野数人投手（３４）を投手コーチ兼任で獲得することを決めた。
２年ぶりの独立リーグ日本一に向け、投手陣の柱として期待される。
東京都出身。八千代松陰高で甲子園に出場し、立教大で通算２０勝１６敗の成績を残した。
早大で活躍した和田毅（カブス）と同期で、六大学では「右の多田野、左の和田」と呼ばれプロから注目される存在だった。
２００３年、インディアンスとマイナー契約し、プロ生活をスタートさせた。
０４年に日本人選手として２１人目のメジャー昇格を果たし、７月のレッズ戦でメジャー初先発初勝利を挙げ、その後は主に中継ぎとして起用された。
戦力外通告を受けた後、四国アイランドリーグの徳島を経て、０７年にドラフト１位で日本ハムに入団した。日本ハムには７年在籍し、８０試合で１８勝２０敗だった。
スライダーは切れ味が鋭く、大きな弧を描く５０キロ程度の超スローボールを投げることでも知られる。
ミリスタの端保聡社長は「大リーグでもプレーしており、豊富な経験はチームを成長させてくれると信じている」と話した。多田野は１６日の新入団選手発表会見に出席する。
ソース 北國新聞
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