12/02/25 12:41:32.84 JtBmYs0R
★個人トレーダーの認知的不協和について★
■個人トレーダーがテクニカル分析の負ける危険性(認知2)を知る
●認知1 私、個人トレーダーAはテクニカル分析を使う
●認知2 テクニカル分析を使うと負け組になりやすい
このとき、認知1と認知2は矛盾する。
「負け組になりやすい」(認知2)ことを知りながら、「テクニカル分析を使う」(認知1)という行為のため、個人トレーダーAは自分自身に矛盾を感じる。
そのため個人トレーダーAは、認知1と認知2の矛盾を解消しようとする。
■自分の行動(認知1)の変更
●認知3(認知1の変更) 私、個人トレーダーAはテクニカル分析を捨てる
●認知2 テクニカル分析を使うと負け組になりやすい
一番論理的なのは認知1を変更することだ。
「テクニカル分析を使う」(認知1)を「テクニカル分析を捨てる」(認知3)に変更すれば、「テクニカル分析を使うと負け組になりやすい」(認知2)と全く矛盾しない。
これが小さなことならば、自分の行動を修正または変更することで足りる(例えば、漢字を間違って覚えていたならば、正しい漢字を覚えなおせばよい)。
しかし、個人トレーダーの多くは幼稚な分析に依存する傾向が強いため、テクニカル分析を捨てる行為は苦痛を伴う。
したがって、「テクニカル分析を使う」(認知1)から「テクニカル分析を捨てる」(認知3)へ行動を修正することは多大な困難が伴い、結局は「テクニカル分析を捨てる」事ができない人も多い。
その場合は、認知2に修正を加える必要が生じてくる。
■新たな認知(認知4または認知5)の追加
●認知1 私、個人トレーダーAはテクニカル分析を使う
●認知2 テクニカル分析を使うと負け組になりやすい
●認知4 テクニカル分析で儲かっている人もいる ※このスレだと「いや俺は儲かってるんだ、これからも儲かり続ける」虚勢型が優勢みたいだな
●認知5 ファンダの売買の方が破産する確率が高い >>86みたいな奴だな
「テクニカル分析で儲かっている人もいる」(認知4)を加えれば、「テクニカル分析を使う」(認知1)と「負け組になりやすい」(認知2)との間の矛盾を弱めることができる。
そして「ファンダの売買の方が破産する確率が高い」(認知5)をつけ加えれば、負け組になって大損することへの恐怖をさらに低減することができる。