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ニッポンの医療最前線 あきらめない！がんとの闘いと細胞治療の可能性
2014年5月31日(土) 9:55～11:20 関西テレビ
あきらめない！がんとの闘いと細胞治療の可能性 （バラエティ/情報）
松原市（大阪）に住む重国増雄さん（62）は、7年前重い心臓病で緊急手術をすることになった。吹田市（大阪）にある大阪大学医学部附属病院で、世界初の心臓細胞シートを移植手術を受けた。
手術は成功し、7年以上たった今も元気に暮らしている。細胞シートを作るためには、患者の足の筋肉から筋芽細胞を取り出し培養する。
細胞シートを心臓に貼り付け、拒絶反応もなく短い時間で手術を行うことが出来る。
心臓の弱っている部分に細胞シートを貼ると、細胞シートからサイトカインという特殊なたんぱく質が分泌され、新しい血管が生まれ心臓の機能が復活する。
新宿区（東京）にある先端生命医科学研究所・岡野光夫は、「細胞シート」の生みの親というべき人物。現在進めている研究は、細胞シート全自動製作機。
梅田（大阪）で2月26日に「心臓はよみがえる」研究の講演会が行われた。会場には、細胞シートの試食手術を受けた患者が元気な姿をみせていた。
未来医療開発部・澤芳樹教授は、「色んな施設でたくさんやっていただくことが大変重要。もっと世界に向けてこの治療が普及することによって海外の人もこの治療で治ってほしい」とコメント。
細胞シートは、1枚に3000万個の細胞がのっている。細胞シート治療が有効な患者は、拡張型心筋症・心筋梗塞（虚血性心疾患）。患者自身の細胞から作るので、拒絶反応がなく免疫抑制剤の必要がない。
細胞シートによる治療は、現在臨床実験中。大阪大学は、肺気腫・目の疾患、他の大学では肝臓・食道がんの治療や膵臓の再生などで細胞シートが利用されつつある。
このあとは「iPS細胞の未来と最新医療の開発現場」。
URLﾘﾝｸ(tvtopic.goo.ne.jp)
関西地区の人でこの番組を見た人いる？
肺気腫も細胞シートで研究してるのかな？
肺気胸のは知ってたけど肺気腫でも効果あるなら嬉しいんだが