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必殺仕置人～第17話(1973年8月11日放送)
「恋情すてて死の願い」
(監督・長谷和夫 脚本・桜井康裕)
お美弥 - 長谷川澄子 お鈴 - 中田喜子
作次郎 - 高峰圭二 油問屋・上総屋清七 - 岩下浩
油問屋・堺屋 - 明石潮 吟味与力・永尾忠之 - 高野真二
油問屋の但馬屋は堺屋ら一味の油買占めの企みに同調しなかったため、ワナを仕掛けられて火あぶりの刑になった。
但馬屋の遺児美弥と鈴の姉妹は、もと手代の清七に教えられて、堺屋らの企らみを記した念書を奪い、親の恨みを晴らそうとしていた。
そうして夜ごと堺屋一味の油屋に忍び込んでは念書を探していたある夜、主水らに捕えられ美弥が負傷する。
※脚本の桜井はそれまで『水戸黄門』や『大岡越前』の脚本を担当していて、必殺シリーズでは今回限りの執筆。
だが、のち(82、83年)に小林桂樹のTVSP版『仕掛人・藤枝梅安』の脚本を数本担当している。