21/08/20 05:56:21.57 iF18se5Z.net
ただ、そうはいっても新型コロナ感染症で重篤化するケースのほとんどは、肺炎、特に間質性肺炎から急性呼吸窮迫症候群(ARDS、Acute Respiratory Distress Syndrome)になり呼吸不全を引き起こす(※2)。つまり、新型コロナ感染症と、肺炎を引き起こす他の疾患を区別するため、間質性肺炎に関する臨床的な判別が重要になることは間違いない。
だが、そもそも肺炎による死亡は高齢者の死亡原因の第3位といわれているほど多いが、その中から新型コロナ感染症による肺炎をしっかり区別できるのだろうか。
そこで臨床現場での診療や治療にも携わったことのある感染症研究の専門家の医師、松田和洋氏に肺炎の判別について話を聞いた。松田氏は間質性肺炎などを引き起こすマイコプラズマ感染症を長く研究し、新型コロナ感染症対策のためにも、肺炎症状を細菌やウイルスを含めた原因によって判別することが重要と訴えている。