やよい「うあああ!!!」at NEWS4VIP
やよい「うあああ!!!」 - 暇つぶし2ch16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:40:14.05 dJugVSvI0
なんでPと小鳥さんだけ会えるんだ

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:43:23.44 CHePQXDh0
どうしてこんはSSつくるです?

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:44:24.31 pSLMuf9J0
事故から六ヶ月後

P「...」

伊織「やよいは、どうなの」

P「もう、歩けるようになった」

伊織「それは先月も聞いたわ?もう事故から半年たってるのよ?いい加減会わせて!」

P「すまん...伊織...すまん。もう少しだけ、待っててくれ」

春香「プロデューサーさん、今日私一人でも大丈夫です。やよいちゃんの所に行ってあげてください」

P「ああ...ありがとう、春香」

やよいの状態は、皆には黙っていた。

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:46:42.80 0/v+F87I0
やよいは元からなんじゃ……

20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:47:21.99 n4sv+bOH0
こんなの誰も得しないよ!

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:47:22.91 pSLMuf9J0
皆から、やよいの所に行ってあげて、と言われ続けた。
皆は、もちろん善意で言ってる。
でも、病院に着けば、一向に後遺症が治らないやよいがいる。
耐えられるわけがなかった。

P「...」

小鳥「プロデューサーさん、辛いなら、言ってください...」

律子「やよいちゃんは...どうなんですか...」

P「小鳥さん...律子、もう、俺は...」

小鳥「社長!」

22: 【18.6m】 生ゴミさん太郎 ◆jHJiQjB9Ok
13/12/04 11:49:26.05 fu4XxbHL0
|∧∧
|・ω・`) そ・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ




| ミ  ピャッ!
|    ④

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:51:00.61 pSLMuf9J0
俺一人でやよいのケアを背負うのは無理だと、正直に伝えた。

高木「そうだね...このことを君一人に任せっぱなしだった私も悪い。律子くんと小鳥くんにも、この話は伝えた方がいいだろう」

P「すみません...」

高木「君が悪いんじゃない...」

P「...」



律子「プロデューサー、今日からは私がついてますよ」

小鳥「任せっきりで、ごめんなさい」

P「ありがとう...」

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:52:58.24 UwuSQG2/0
(^q^)あうあうあー

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:54:59.92 pSLMuf9J0
小鳥さんと律子と病院に行った時、二人は、どうしたらいいのか分からない顔をしていた。

小鳥「やよいちゃん...」

律子「やよい...」

やよい「うぇあーあーうっうー」



律子「プロデューサー...今まで何もしなくて、すみませんでした。これからは、三人で全力でサポートしましょう」

P「ありがとう...やっぱり律子は強いな...ありがとう...」

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 11:58:04.63 pSLMuf9J0
医者「事故から八ヶ月が経ちます。命に別条はありませんが、一部...」

記憶の欠落、記憶障害、言語障害...
俺たちを覚えていない。覚えたことが頭に残らない。人並みに喋れない、文字の認識が...
医者は淡々と事実を語った。

P「...」

小鳥「大丈夫です、やよいちゃんは私たちを覚えてますよ」

P「そうだな...」

律子「そうですよ...」

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:02:22.19 pSLMuf9J0
そして、一年がたった今。

P「よし、じゃあ今日もレッスンに...」

伊織「◯◯病院」

P「!?」

伊織「やよいのいる病院。それくらい調べたわ。私が今日まで会いに行かなかったのは、あんたを信用してたからよ」

P「...」

伊織「でも...もう限界よ!やよいに会わせなさい!」

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:05:05.43 pnreVdQe0
やよいは幸せになるんだよな??
支援

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:06:00.20 pSLMuf9J0
伊織は伊織なりに、我慢してきた。
病院名までは調べ上げ、我慢してきた。

P「伊織...」

伊織「お願い...会わせて、やよいに」

P「...」

伊織「なによ...どうせ、またダメでしょ...?」

P「どんな状況でも...やよいは、765プロのメンバーだ」

何を言ってるんだ、俺は。

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:09:23.78 pSLMuf9J0
当たり前だった台詞。そして、
当たり前に、なってほしかった台詞。

伊織「わかってるわ...わかってるわよ...」

メンバーに戻れないことなど、皆感じていた。
それで、黙り続けている。

P「みんなに...会わせるよ、やよいを」

伊織「本当?本当なの?」

期待より、不安な声。

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:10:47.95 pSLMuf9J0
P「今までやよいを皆に会わせなかったのは、ショックによる影響です」

小鳥「...」

P「やよいを見て、ショックを受けて、仕事に影響が出ることを恐れていました」

律子「優しいんですね、プロデューサーは」

小鳥「でも...もう、隠せない」

律子「みんな、こんな状況だってことは、薄々わかってますよ」

P「ああ...」

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:10:51.81 0/v+F87I0
しえん

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:11:40.08 pnreVdQe0
伊織とか耐えられるのだろうか

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:12:45.92 pSLMuf9J0
車椅子で病院を出る。
座る女の子は、初めて外を知るお姫様のように目を輝かせ、喜んでいた。

P「さぁ、やよい。みんなが待ってるぞ」

やよい「うあーー!うー!」

会社のワゴン車を見て一瞬だけやよいの動きが止まったが、すぐに元どおりになった。
そう、事故のことは忘れている。
忘れてほしくないことも、忘れてしまっている。

律子「ええ、はい。今から戻ります。...やよいと、一緒に。...では、社長」ピッ

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:15:11.84 pSLMuf9J0
P「やよい、着いたぞ」

やよい「うあああーーー」

765プロ。
みんなの待つ、事務所。

今のやよいに、事務所が記憶にあるだろうか。
事務所を見て、何か思い出すだろうか。

P「何か、思い出すか?」

ほんの少しだけ、映画みたいなことを期待してた。

やよい「うぎぎ、うぁぁうあー」

皆に会って、記憶を取り戻す。そんな展開を...

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/12/04 12:17:33.05 pSLMuf9J0
階段を、やよいを抱いて登る。
やよいは元から軽かったが、一年間リハビリ以外で身体を動かさなかったせいか、もっと軽かった。

P「ほら、この階段、掃除する人がいなくなってホコリだらけだよ...」

765プロのドア。

P「やよい、もう一人で立てるよな?」

右足を金属のギプスで支えられつつも、やよいはドアの前に立った。
右足はもう、かつてのように動かない。

P「ほら、あの頃みたいにおはようございます!って言ってさ...ドア開けてくれよ」


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