13/05/17 22:45:02.57 sFEB37Q60
シャア「うーむ、適当に出撃したは良いが…」
シャア「実際は愚痴を聞いてもらう相手の宛など無いのだがな」
シャア「果たしてどうしたモノか…」
フラフラ
シャア「ん、あれは…>>6?こんな所で何を…」
シャア「とにかく近づいてみよう」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 22:46:48.82 na9KlnJ30
助演男優で可哀想な人代表と言えば
ザビーネ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 22:48:01.36 S+Wjfrv/0
なんか始まったな
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 22:48:19.53 l3enRS8L0
フロンタル
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 22:48:38.97 p2WU6z780
ゼハート
7:AGE苦手だから少しおかしいかも
13/05/17 22:54:29.86 sFEB37Q60
シャア「…ん? 誰か知り合いかと思ったが…見た事の無い機体だな」
シャア「そこのMS、聞こえて居るか。こちらエゥーゴのクワトロ・バジーナ大尉だ」
ゼハート「エゥーゴ? ということはZの…」
シャア「なんだ知って居るのか。それならば話は早い…少し私に付き合ってもらいたい」
ゼハート「あぁ…構わないが…」
シャア「よし、ならば近くに小惑星ペズンがあるからそこの喫茶店にでも行こうか」
ゼハート(確かに私も暇だったが…この男、何者だ…?)
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:00:21.71 sFEB37Q60
シャア「テキーラサンライズ一つ」
ゼハート(ここは喫茶店と聞いたが)
シャア「君は何を頼む? 何でも構わないが」
ゼハート「では私はキリマンジャロで」
店員「カシコマリヤシター」
シャア「それで、君はどこの誰かな?」
ゼハート「ヴェイガンの…ゼハート・ガレットだが…本当に何も知らずに呼んだのか?」
シャア「あぁ」
ゼハート「…なら、今度は此方からだ。私に何の用だ」
シャア「愚痴を聞いてもらいたい」
ゼハート「…帰らせて貰う」
シャア「待てゼハート! 話はまだ終わっていない!」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:08:02.20 sFEB37Q60
ゼハート「…幾ら業界の大御所の命令とは言え…そんな理不尽な要求は飲めん!」
シャア「貴様もガンダムの登場人物なら流れに乗るべきだ、ゼハート!」
ゼハート「馴れ馴れしい!」
シャア「所で君はどういう役回りなのかな?」
ゼハート「話をすり替えるな!」
シャア「あぁ、すまん…もしや一話限りの殆ど名無しパイロットだったか…」
ゼハート「断じてそんなことはない! 私はヴェイガンの士官として立派に尽くして死んでいった姿が、お茶の間の子供達の感動を誘ったのだ! AGEの視聴率の半分は私の功績だ!」
シャア「ほう、それは興味深いな。話してくれ」
ゼハート「あぁ、たっぷり聞かせよう! 私が登場したのは2部のアセム編からで…」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:13:00.70 sFEB37Q60
ゼハート「──というのが私の作中での活躍だ」
シャア「………なるほど、私のパクリキャラだった訳だな」
ゼハート「同一系統作品だ…オマージュと言ってくれ」
シャア「いやいや…私も有名になったものだな。良い後輩が出来て、鼻が高いよ」
ゼハート「…くっ」
シャア「…それで私と同じポジションらしい君に聞いてもらいたいのだが、どうすれば私は主人公になれるのだろうか」
ゼハート「…主人公に?」
シャア「あぁ、私もガンダムに乗りたいのだ。苦労して機体の操作を覚え、敵のライバルとの戦いで成長し、ラブロマンスを経験し、人としてパイロットとして進化を遂げ…というプロセスに少し憧れがあってな」
ゼハート「…それは分からなくも、ない。私もアセムの事が…羨ましかった」
シャア「分かってくれるか!」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:17:24.78 sFEB37Q60
ゼハート「あぁ、分かる。分かるが…やはり私達が主人公になるのは無理だ。人気がある脇役程度で収まるのが限界だと思うのだが…」
シャア「それは私も重々承知の上だ。だが良い加減、私を主人公にしたガンダム作品が出てきても良い頃だろう!?」
ゼハート「若き彗星の」
シャア「御大の作品で、だ!」
ゼハート「私は御大の作品に出た訳ではないから、その点は何とも言えないな…」
シャア「むぅ、それでは別の誰かに話を聞く必要があるな…」
ゼハート「脇役は脇役で味があるとは思うがな」
シャア「脇役続きでは飽きるものだよ…さらばだ、ゼハート。また今度会おう」
ゼハート「…もう二度とごめんだ」
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:19:17.12 sFEB37Q60
シャア「ふむ、取り敢えずの方向性は決まったな…御大の作品か」
シャア「今の私は誰かに構ってもらいたい気持ちで一杯だ………次の誰かを探さねば」
シャア「よし、次は>>15に会いに行こう」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:21:02.36 sSLn3KySP
ゼクス・マーキス
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:21:47.43 AfYdK4vC0
キンケドゥ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:21:50.55 jkzK8xwH0
シン
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:22:36.70 psv2VmMT0
京太郎「街には出会いがある」
スレリンク(news4vip板)
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:22:50.79 5ZoZ+o3qO
こういう安価でAGE出す奴はなに考えてんだろう
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:25:52.07 sFEB37Q60
シャア「そういえばソロモンの近くにミネルバが停泊していると聞いたな…行ってみるか」
シャア「こちらエゥーゴのクワトロ大尉だ。シン・アスカくんは居るかな?」
シン「クワトロ大尉? 第二次Ζ以来ですね!」
シャア「ぁ? ぁあ…そうだったかな…」
シャア(いかん、最後に競演したのは何時だ? 妙に明るいのはスパロボ用の顔だからか…)
シャア「取り敢えずミネルバに下ろしてくれ。話はそれからでも構わないだろう」
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:31:46.99 sFEB37Q60
シン「クワトロ大尉、お元気ですか?」
シャア「あぁ、シンの方こそ…妙に元気だな。何か良い事でもあったか?」
シン「へへっ…その、これ…」
シャア「…なにっ、結婚指輪…っ!? シン、まさか貴様…!!」
シン「ルナマリアと…その、へへっ…」
シャア「ララァ、私を導いてくれ」
ララァ『嫌です、大佐…』
シン「今日は何の用ですか、もしかしてまたスパロボの新作ですか?」
シャア「いや、そういうわけではないんだ…だから本編みたいに暗く戻ってくれて構わないが…」
シン「…で、何の用ですか?」
シャア「ぁ、ああその、すこし話でもしようかとね…食堂にでも行こうか」
シン「はいはい…」
シャア(明るい方が喋りやすいな…)
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:32:11.65 LCcDyTjp0
クローンになって出直してくれば主人公に…
しかしあれも公式じゃないな
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:35:48.35 sFEB37Q60
シャア「…それで、遥々ここまで来たのは君に一つ話したい事があったからだ」
シン「俺に…話? どんな話です?」
シャア「あぁ、主人公n」
シン「うわああああああああああああああああああああああ!!」
シャア「!?!?!?」
シン「すいません、よく聞こえませんでした…もう一度言ってもらって良いですか?」
シャア「あ、あ、あぁ…その、私もガンダムの主人k」
シン「あああああああああああああ!!」
シャア「」
シン「はあっ、はぁ…すみません、くしゃみで…もう一度…」
シャア「主z」
シン「うわぁああああああああ!!」
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:36:16.65 p2WU6z780
シャアとゼハートは妙に情けないところとか意気投合しそうだと思ったんだけどな
赤いし
他にシャアと仲良くできそうなやつというと誰だ
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:36:37.75 sSLn3KySP
ゼクス
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:37:25.56 wcJljChS0
まあシンに聞くべきじゃないな
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:41:16.85 sFEB37Q60
ルナマリア「シン! どうしたの、大声なんか上げて!」
シャア(左薬指のエンゲージリングが眩しいな…これも若さゆえの過ちか)
シン「いや、何でもないよ…ルナ」
シャア「…むう、砂糖を吐きそうだ…ルナマリア君、少し医務室まで連れて行ってくれないか?」
ルナマリア「えっ、私…あ、はい! 分かりました!」
シャア「…シン君はどうしたというのだ。主人公という言葉に反応してしまうようだが…」
ルナマリア「シンは…主人公って言葉がブロックワードになってて…」
シャア「ブロックワード…つまり禁止用語、という意味で捉えて良いだろうか。おおよそ彼の前で口走ってはいけない単語、ということは予測がつく」
ルナマリア「その通りです…この艦のみんなは知ってますけど…たまにああやって反応して…」
シャア「むう…」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:45:58.04 sFEB37Q60
シャア「赤い機体繋がりと言うことで君に聞きたいのだが、私もガンダムの主人公になりたいのだがどうすればいいだろうか」
ルナマリア「えっと…私達(種死)の経験だと、途中から主人公交代って荒技も可能で…」
シャア「なにっ、途中から主人公交代だとっ!?」
ルナマリア「え、えぇ…私達の所では奇跡の生還を三度やってのけたパイロットが後半の主人公になったんですよー」
シャア「ふむふむ、それは良いことを聞いたぞ…あとはストーリー次第だな…」
ルナマリア「えっ、ちょっとクワトロ大尉!?」
シャア「シン君と幸せに暮らすのだな、ルナマリア君!」
ルナマリア「行っちゃった…」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:47:15.25 79v/qOE60
過ちとか言うな!
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:48:41.36 sFEB37Q60
シャア「最高の情報を手に入れたぞ」
シャア「主人公が居ても、その座を奪ってしまえば良いのだ」
シャア「ふふふ、はははははは!!」
シャア「んっ、前方から高速熱源体接近だと…誰だっ!」
ゴォォォォ
シャア「あのMSは…>>32!!」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:51:02.33 gbAqLfTA0
キンケドゥ
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:52:13.78 VXvAeT9v0
シロッコ
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:53:27.45 wq08TgzU0
セイラ
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:54:08.99 5ZoZ+o3qO
ハマーン様
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/17 23:58:35.18 sFEB37Q60
シャア「白いキュベレイ」
ハマーン「見つけたぞ、シャア!」
シャア「ハマーン!」
シャア「…元気にして居たか、ハマーン」
ハマーン「お前こそな…会いたかったぞ、シャア」
シャア「こっちもだハマーン…Ζ本編でもやもやしたまま別れたら、その後勝手に死んでいたものだから…」
ハマーン「ふん、ハゲの指示だ…仕方あるまい。お陰で私は子供には弱い女とされてしまったがな…」
シャア「そんな女の割には私に優しいな、ハマーン」
ハマーン「お前は子供みたいな大人だからな」
シャア「何っ!?」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:04:43.62 qzv34yvU0
ハマーン「子供だよお前は。噂には女を抱く度に母親の姿を求めて居ると聞いたぞ?」
シャア「くっ…人の中にずけずけと入り込んで…」
ハマーン「恥を知るのはお前だ、シャア。俗物道極まっているぞ」
シャア「くぅ、うぅ…!!」
ハマーン「ふふふっ、安心しろシャア。今日はたまたまお前の百式が見えたから追って来ただけだ。宇宙の藻屑にするつもりはない」
シャア「舌戦だけで撃破されてしまいそうだった…恐ろしいニュータイプだな、ハマーンは…」
ハマーン「ニュータイプは関係無いと思うが」
シャア「黙れハマーン! …そういえばハマーン、ガンダムの新作に出て見るつもりは無いか?」
ハマーン「ほう、新作か…興味があるな。聞かせてくれ」
シャア「あぁ、私が考えた私のための脚本…その名も、宇宙世紀版種死だ!」
ハマーン「宇宙世紀版種死…?」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:13:01.48 qzv34yvU0
シャア「………監督と脚本に福田夫妻を迎え入れて、総監督という名ばかりのポジションに御大を配置し…」
シャア「なんとか第一話の撮影と言う所までこぎ着けたな…みんながみんな揃って偽の企画に騙されてくれるとは、自分のネームバリューに恐れ入る」
シャア「第一話はこうだ。劇場版Ζの戦闘中に私が撃ったバズーカの砲弾がベルトーチカに当たってしまい、アムロは私に復讐を誓う。そして時は流れて宇宙世紀0093…」
シャア「まだ生き残っていたティターンズが連邦軍の基地からZプラス辺りを盗み出し、アムロがリ・ガズィに乗って戦うシーンで第一話は終わりだ」
シャア「我ながら良い脚本じゃないか。これなら完璧な作戦になりそうだ」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:14:24.47 cGFtWah30
シャアのオークションの人?
オリヴァーのMS紹介の人?
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:21:04.71 fnhc58HW0
>名ばかりのポジションに御大を配置し
ハゲ脚本にこだわりがあるんじゃなかったのかシャア
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:21:41.16 qzv34yvU0
シャア「カミーユとファが何故かまだ軍に残っていて、更にカミーユはアレックスとかいう偽名を名乗っていたり…」
シャア「ロベルトとアポリーが地球に落ちるフィフスルナの破砕作業に加わったり…」
シャア「むぅ、劇場版Ζのストーリーが大幅に変わるな…致し方ない、許容せねば」
シャア「そして話は次々進み、南海の孤島で静かに隠遁生活を送る私とハマーンの姿が…」
シャア「そしてティターンズの水陸両用MS部隊が私を暗殺するために襲いかかる!」
シャア「………さて、出番だ。格好良く演技してこよう」
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:24:45.90 qzv34yvU0
ハマーン「シャア、どこかのモビルスーツ部隊が島に…!」
シャア「分かっている、ハマーン…百式を準備してくれ」
ハマーン「しかし、シャア…良いのか。また戦争に足を突っ込むことになるぞ」
シャア「構わない。ハマーンと子供達を守るためだ」
ハマーン「シャア…」
ハマーン(演技とはいえシャアにベタ惚れというのは恥ずかしいな)
シャア「クワトロ・バジーナ、百式、出るっ!」
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/18 00:31:14.30 qzv34yvU0
ドゴーンドゴーン
アンディ「さて、ターゲットは…なっ!?」
ドカーン
シュタイナー「アンディ!? しまった、奴のMSが起動したか!」
ミーシャ(なんでジオンの俺たちがティターンズ役なんだ…?)
シャア「コクピットを狙わないように立ち回ると人気が出る、と教わったからな…ふんっ!」
ドカーンドカーン
シャア「ふふふっ、これで視聴者も私の魅力にメロメロだろうな」