13/05/05 13:44:18.09 gBgQ/hAe0
おい
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 13:53:58.52 bGFdlfrm0
>>102
よかった。思ってたよりも上手く話せてる。
やっぱり私が一人でネガティブになっていただけなんだ。
笑みには、そう言った気持ちも含まれていたんだと思う。
「その代わりっていっちゃなんだけどさ」
「なに?」
「クリスタって馬術一位だろ? 格闘訓練を教えるから馬術を俺に教えてくれよ」
願ってもない申し出。
単純に一緒に居る時間が増えるし、
教えてもらうだけじゃなくて教えることもできれば
きっと仲ももっとよくなれるよね。
「うん、喜んで」
そんな風に私は軽く返事をした。
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:08:33.00 BdWIsSkV0
しえ
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:09:18.54 DXdbiew40
ん
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:10:27.32 n6ZABTOX0
た
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:13:49.11 bGFdlfrm0
――
食後。部屋でユミルと二人になって結果を報告すると、
「上手くいったみたいでなによりだ」としきりに頷きながら言ってくれた。
「アドバイスのおかげだよ」
「そりゃどうも。ま、あとは言った事を心がけて
上手く立ち回れば仲良くなること自体は簡単だろ」
「そ、そうかな……えへへ」
一人で少し先の未来を創造して顔を緩ませる。
一緒に街にでかけたり。ち、ちゅーとかしてみたり……。
「けど、問題はその後だな。
仲良くなっても恋愛対象とみて貰えるかは別問題だしよ」
「うっ……」
あっさり現実に戻された。
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:28:40.67 zCAaCgiS0
支援
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:29:01.12 eLCrt1/w0
/ ヽ,
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131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:38:06.65 bGFdlfrm0
事実エレンはあの幼馴染に対して「家族」というスタンスを貫き通している。
私がエレン達を知ったのはここに来てからで、それ以前にどんなやり取りや
アプローチがあったのかは知る由もないけれど、
多分エレン以外ならすぐに気づくレベルのそれであることは疑いようもない。
つまりちょっと仲良くなれる算段ができたからといって、
まだまだスタート地点に立っても居ないすら言える。
一喜一憂だ。エレンを好きになってから、
なんだか感情の上がり下がりが激しくなった気がする。
「ま、お前が手段を選ばないって言うなら手っ取り早く
意識させる方法がないでもないんだけどな」
そんな私を見かねて「できれば言いたくなかったけどよ」と続けながら
私の反応を伺うようにこちらを見た。
「教えて」
ユミルに詰め寄りながら問う。
方法があるなら、迷ってられない。
今日までにもう十分迷ってきたから。
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:41:13.53 bGFdlfrm0
「そういうと思った」と呟いて、あたりをきょろきょろ見渡し
誰も居ないことを確認してコソッと「お前キスしたことあるか?」と
耳打ちしてきた。
「き、キス!?」
「わっ、馬鹿! 声が大きい!」
私のより一回り大きな手で口を塞ぎ、
再びキョロキョロするユミルの顔も少し紅く見える。
そして「ご、ごほん」とわざとらしく咳払いをしてから。
「で、あるのか? ないのか?」
「ないよ……」
妄想の中でしか。とは流石に私も言わなかった。
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 14:42:11.18 OWmZUORiO
ほ
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:00:48.41 NOylMx9rO
し
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:10:57.55 bGFdlfrm0
「そうか……」
「……ゆ、ユミルは?」
「あると思うか?」
「え、えっと……」
つまりはないって事なんだろうな、という事は理解できた。
―少し失礼かもしれないけど。
「それで、き、キスがどう関係あるの?」
しばしの無言に耐えかねて聞いてみると「わかるだろ?」と返した後、
「お前も大概鈍感だな。……エレン程じゃねえけど」とため息をついた。
「つまりだな。お前がエレンにキスするんだよ。
勿論誰にも見られないように極力気をつけてな。
そうすりゃあの馬鹿でも意識しない方が無理ってもんだろ」
「なるほど……ってうぇぇっ!?」
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:15:08.66 SuxpZy6G0
もう書かなくてもいいよ
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:17:15.57 bGFdlfrm0
「そ、それができるなら告白を先にするよ!」
告白するためにキスって、順序がめちゃくちゃじゃない。
「だけどお前の最終目的は、つまり相思相愛って奴だろ?」
「そうだけど……」
「意識させるには一番それが簡単だと思うぞ」
「無理! 流石にそれは無理だよ!」
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:21:20.96 wGSbouE+0
ユミルには俺がしてやるよ
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:36:48.62 zCAaCgiS0
いい展開になってまいりました
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:47:17.67 4qQ7jBlK0
保守
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 15:48:11.40 zInUSKX40
いいね
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 16:18:53.97 gBgQ/hAe0
あげ
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/05/05 16:20:37.40 BdWIsSkV0
最高です