13/03/04 20:58:48.43 ETFEXlSj0
関西弁が無いと非常に違和感
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:04:01.18 SZ/JsieR0
マクドナルドにて
洋榎「ハフハフ!ハムハフハム!」モッキュモッキュ!
由子「すごい食べっぷりなのよ……」
絹恵「お姉ちゃんがっつきすぎだよ!」ンモー
洋榎「ンマーイ!やっぱからあげバーガーが最高だな!」
漫「わたしはテリヤキが一番好きです」モグモグ
洋榎「漫はウナギバーガーでも注文すりゃいいじゃん」モグモグ
漫「そんな商品無いですよ……」
末原「うんうん……」モグモグ
由子「恭子はなに食べてるの?」
末原「フィレオフィッシュです、子供のころからこれが好きなんや」モグモグ
絹恵「あ、わたしもそれが一番好きです!美味しいですよね!」
洋榎「ふぃれおだんて邪道だっぺ……」フガフガ
漫「食べながら喋るのは行儀悪いですよ」
洋榎「ふぁ~い」モグモグ
4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:10:42.29 SZ/JsieR0
洋榎「しかしもうあの大会から1カ月経つんだねぇ」シミジミ
絹恵「あっという間だね」
末原「わたしがしっかりしていれば……」
洋榎「なに言ってるんだよ恭子!恭子は頑張ったじゃん!」
由子「そうなのよ!宮永さん相手に大健闘だったのよ!」
末原「みんな……」
漫「まぁあの大会はみんなダメでしたけどね……」
絹恵「それは言わない約束だよ上重さん……」
末原「それはそうと漫ちゃん、新主将としてもっと頑張ってもらわないと困るで」
漫「う……一応頑張ってるつもりなんですけど……」
末原「頑張ってるつもりやとダメなんですよ、漫ちゃんにはもっとみんなを引っ張ってもらいたいんです」
漫「はい……」
絹恵「相変わらず末原先輩は上重さんに厳しいですね」
末原「愛のムチやな」
漫「たまにはアメも下さいよ……」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:12:46.45 Acto/lJm0
末原ちゃんだけO阪弁
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:16:29.77 SZ/JsieR0
洋榎「もうすぐ秋の県大会が始まるけど大丈夫なのか?」
漫「は、はい……」
由子「心配なのよ……」
絹恵「あまり上重さんを責めないでください!上重さんだって頑張ってるんですよ!」
末原「もちろんそれは分かってます、漫ちゃん」
漫「は、はい!」
末原「上手くいかないときはいつでもわたしたちを頼ってください
わたしはいつだって漫ちゃんの力になりますから」
漫「せ、先輩……」ジーン
末原「ほなさっそく明日から放課後に猛特訓の始まりやで」
漫「か、可愛がりのスタートだ!」ガビーン!
洋榎「そ、それはそうと恭子、受験のほうは大丈夫なの?」
末原「う……それは……」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:22:35.26 SZ/JsieR0
由子「わたしと洋榎は推薦もらってるから安心だけど恭子はもらってないし……」
洋榎「勉強頑張らなきゃな」
末原「わ、わかってますって……!わたしなら大丈夫ですから……」
洋榎「心配だなぁ……」
漫「もし浪人なんかしたらデコに喝ですね、もし受験勉強で分からないトコがあったらいつでもわたしが力に……」
末原「やかましいわ!」ヒョイ!パクッ!
漫「あ!わたしのチキンナゲット食べないでくださいよ!」
末原「うん美味しい」モグモグ
漫「ああもう最後に一枚だったのに……」
絹恵「上重さんも人のこと言えないと思うけど……」
漫「わ、わたしは爆発があるから……」
末原「……」モグモグ
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:22:56.58 b4h4rBOu0
ほのかな改造臭
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:29:45.80 SZ/JsieR0
帰り道にて
由子ノシ「また明日ね~」
末原ノシ「さようなら」
洋榎ノシ「達者でな~」
絹恵「じゃわたしたちもこの辺で」
洋榎「バイバイ恭子と漫、またいつかどこかで会おう」
漫「普通に明日学校で会えるでしょ……」
洋榎ノシ「「バイバーイ」」絹恵ノシ
末原ノシ「また明日」
漫ノシ「……」
末原「あ、漫ちゃんちょっと良いですか」
漫「!!わたしはちょっと用事があるので!では!」スタタタタタタッ!
末原「あ!逃げよったな!ンモー!」
末原「……さてと、わたしも帰りますか」
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:34:42.82 SZ/JsieR0
末原家にて
末原「ただいま」
末原母「おかえり恭子、遅かったじゃないどうしたの?」
末原「ちょっと部活に……」
末原母「もう引退したんでしょ?そろそろ受験勉強に切り替えていきなさいよ」
末原「う、うん……」
末原母「このままだと洋榎ちゃんや由子ちゃんと同じ大学に行けないわよ」
末原「そうやけど……」
末原母「お母さんは浪人は許しませんからね」トコトコ
末原「……」
末原「ハァ……そろそろわたしも頑張らないとあかんな……」
末原母「もうご飯出来てるから手ェ洗ってきなさーい」
末原「はい」
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:37:55.96 35mOacqL0
ぞわぞわする
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:39:44.14 b4h4rBOu0
しえい
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:40:33.00 SZ/JsieR0
末原「うん……うん……」モグモグ
末原母「どう味は?」
末原「なんかいつもより味が濃いで……(ううさっきのフィレオフィッシュがまだお腹に……)」ウプッ
末原母「そう?いつものと同じハズだけど……」
末原「御馳走さま」スタッ
末原母「あらもういいの?けっこう残してるじゃない」
末原「早く勉強したいんや、もう試験までそうそう時間もないし」
末原母「頑張るのよ恭子、そうだ夜食のカップ麺そこの棚に入ってるからいつでも食べてね」
末原「おおきに、では」トコトコ
末原母「先にお風呂に入っちゃいなさーい」
末原「はーい!」
末原「……」トコトコ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:45:15.78 SZ/JsieR0
末原恭子の部屋にて
末原φ「……」カキカキ
末原φ「……」カキカキ
末原φ「……」カキカキ
末原φ「……」
末原「数学なんてさっぱりや……なにがサインコサインやねん……」
末原「どうしよ……漫ちゃんに相談しようか……」
末原「……」
漫『え、そんなのもわからないんですか?だったらデコに書いて教えてあげますよ』ニヤニヤ
末原「……絶対に漫ちゃんにだけは教えは乞わんで」イラッ!
末原「カチンときたから明日はとことん鍛えるで漫ちゃん、覚悟しとき!」
末原φ「ってそんなことより勉強や!集中集中!」カキカキ
末原φ「……」カキカキ
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:45:46.91 b4h4rBOu0
しえん
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:49:15.09 SZ/JsieR0
末原「……」
末原「……」
末原「ふんふん……」ペラッ
末原「……」
末原「……」
末原「なるほど……」ペラッ
末原「……」
末原「……」
末原「なんですて……」ペラッ
末原「……」
末原「ふぅ……まさか犯人が探偵自身だとは思わへんかったな、まさに大どんでん返しや」
末原「ってなにしてるんや!受験勉強中やのに推理小説読んでもうた!」
末原「まぁセンター試験までまだまだやし大丈夫やろ、次の本を読もう」
末原「ふむ……」ペラッ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:53:01.89 IqeiKQB60
支援でー!
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:56:17.65 mcJBPuP7O
④
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 21:58:20.00 SZ/JsieR0
末原「無駄に人が死にすぎですねこれは……」ペラッ
末原「……」
末原「ん……もう2時半ですか……そろそろ寝なきゃまずいですね……」
末原「ふぁ~、明日も早いですし布団に入りますか……」
末原は洗面台で歯を磨き床に入る
末原「やっぱ布団の中にいるときが一番幸せやな……嫌なことが全部吹っ飛ぶ……」ウトウト
末原(今日も一日平和やったな、明日も良い一日でありますように……)
末原「まぁもう今日なんやけどな、お休み……」ゴロン
末原「……」
末原「……」
末原「……」
末原「……」
末原「……」
末原「……」
末原「しかしなんやろうか……この釈然としないこの気持ちは……」
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:00:09.86 b4h4rBOu0
しえん
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:02:50.26 u+tPeHmh0
シリアスなのか改造なのか
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:04:41.18 SZ/JsieR0
ある違和感……
末原(最近妙に変や……なんやろうかこのきもちわるい感覚は……)
今までとは違う何か……それが末原のココロにある違和感を与えていた……!
末原(喉に魚の小骨が刺さってるみたいでもどかしいで……この違和感の正体はなんや……)
しかし考えれば考えるほどその答えは鼻息のごとく吹き飛んでいくのだった……
末原(ああもう考えても埒が開かん!もういい寝よ!)
結局このままでは眠れないと判断した末原は考えるのを中断し強引に目を閉じるのだった
末原(明日にはこの気持ちの悪さも払しょくされてるハズや!……多分)
末原「……」
末原「……」
末原「ZZZ……」
・・・
・・・・・・
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:10:48.45 SZ/JsieR0
次の日 高校にて 朝
末原「結局違和感は残ったままやな……」
洋榎「恭子!おっはよー!」バーン!
末原「痛”!しゅ、主将は朝っぱらからやけに元気ですね……」
洋榎「元気印の洋榎とはあたいのことさ!」ビシィ!
末原「は、はぁ……」
由子「朝から楽しそうね」
洋榎「あ、由子もおはよう、今日も朝からテンション高めで行くよ」
由子「いつもの洋榎なのよ」
末原「……」
由子「ん?どうしたの恭子?」
末原「いえ別に……(なにかがおかしいなにかが……そんな気がする……)
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:14:09.70 n4Pps7FD0
これはすでに改造されてるな
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:16:27.35 SZ/JsieR0
そして放課後 部室にて
洋榎「ローン!ジュンチャンリャンペーコー!倍満!」
漫「どっひゃー!そんな待ちとかありえないでしょ!」
洋榎「麻雀というのはえてしてありえないことが起きるものだからな」
由子「それが麻雀の醍醐味なのよ」
末原「……」
絹恵「どうしましたか先輩?こころなしか元気が無いみたいですけど……」
洋榎「勉強のしすぎじゃない?たまには息抜きも必要だぜ恭子!」
漫「愛宕先輩は息抜きしすぎですけどね」
洋榎「うるさい!」パチコン!
漫「ムニスっ!急に殴るのやめてくださいよ!」
由子「相変わらずな二人なのよ!」
末原「……」
絹恵「先輩……?」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:18:04.89 aKzqx0Lb0
改造の人、最初の1スレでわかるなwww
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:23:36.77 IqeiKQB60
しえん
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:24:30.17 SZ/JsieR0
洋榎「そうだった漫にお土産があるんだった」ガサゴソ
漫「え!お土産ですか!」
洋榎「はい新しいジュース」ゴトッ
漫「なんですかこの毒々しい色の飲み物は……」
洋榎「ドクダミスパークとか言うみたいだけどどうだ漫?一気飲みしてみたらどうだ?」ニヤニヤ
漫「そうですね!ありがとうございます!」ゴクゴク!
由子「躊躇なく行ったのよ……」
漫「んんん!!!???うぉおええええ!!!!」ボトボト
絹恵「うわぁ!大丈夫上重さん!」
漫「びっくりするほど不味い!」
洋榎「まさか本当に飲むとは……!なにやってるんだよ本当に……!」ゲラゲラ!
漫「び、びどい……ごんなばずいものをのばずざんで……」ポロポロ
絹恵「上重さんも少しは疑おうよ……」
漫「ううう……」ポロポロ
末原「……」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:24:51.23 Y8oNLlcP0
支援
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:27:39.36 b4h4rBOu0
ひーどーいー
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:31:24.80 SZ/JsieR0
洋榎「もう遅いし帰るか」
絹恵「早く帰ってJリーグ中継見なきゃ!」
末原「(絹ちゃんはたしかガンバ大阪のファン……)J2での戦いは大変みたいですね」
絹恵「はい、だから今年こそJ1に上がってもらいたいですね!」
漫「わたしも相棒が始まるまえに帰ります」スタッ
由子「今日の相棒はたしか休みなのよ」
漫「え!そうなんですか!うわーショック……」
末原「わたしはちょっとここに残らせてもらいます、漫ちゃんたちは先に帰っててください」
洋榎ノシ「うん分かった、それじゃお先に~」
ガラガラ
末原「……」
末原「ハァ……」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:32:40.08 b4h4rBOu0
しえn
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:36:33.14 SZ/JsieR0
末原「いったいこの違和は何なんやろ……」
結局違和感は拭えず、それどころかますます強まるばかりであった……
末原「ハァ……何なんやろ疲れてるんやろか……」
頭を抱える末原恭子、一向にその答えは見つからないのだった
末原(どこかみんながおかしい気がするんです……しかしいったいどこが……)
末原「そこがさっぱり分からん、数学の勉強みたいで難しいな……」
末原「……」
末原「主将の髪型が変わったわけやないし漫ちゃんは元々可愛いし……」
末原「だったらいったいなにが……」
末原「……」
末原「……」
末原「ハァ……やっぱりわたしの気のせいなんやろか……」
ガラガラ
赤阪「盗んだバイクで人を轢く~♪ドカーンやで~」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:37:13.56 b4h4rBOu0
代行……
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:42:56.38 lrW6SsyM0
来てしまったか
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:45:00.02 SZ/JsieR0
赤阪「自由になれた気がした~出所の夜~♪」
末原「だ、代行!」ガタンッ!
赤阪「お久しぶりのぶりぶりぶりぶりぶりやで~」フラフラー
末原「い、いままでどこに行ってたんですか!大会以来やないですか!」
赤阪「湯布院に行こうとして間違えてオーストリアのウィーンに行ってもうたんや~
ウィーンは外人が多かったで~英語が全然わからんかったで~」
末原「そりゃオーストリアですし周りはほとんど外人ですよ……それにオーストリアは英語やなくてドイツ語です……」
赤阪「ベッケンバウアーリトバルスキーにゲルトミュラーやで~」
末原「あのいま考え事してるんですよ……一人にしてもらえませんか」
赤阪「ええなに考えてる~ん?今日のオカズは鰻にしようかな~とか考えてる~ん?」
末原「ってわたしは漫ちゃんをそんないやらしい目で見てません!」ギロリ!
赤阪「なに怒ってるん……いくのん今日の晩御飯のこと言うたんやけど……」
末原「いいからもう出てってください!一人にしてください!」
赤阪「いけずやな末原ちゃ~ん、知ってるであれやろ?なんか最近みんなの様子がおかしい思ってるんやろ~」
末原「え……なぜそれを……」
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:46:36.70 IqeiKQB60
支援
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:49:34.51 zkklbKpy0
末原SS来てたか
断固支援
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:49:51.66 b4h4rBOu0
しえん
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
13/03/04 22:50:41.93 SZ/JsieR0
赤阪「末原ちゃんのことならなんでもお見通しやで~」
末原「た、たしかに最近、変なモヤモヤしたものを感じるんですよ……」
赤阪「そのモヤモヤするものの正体が知りたいんやろ?」
末原「は、はい……!」
赤阪「そんなん深く考えなくてもいいんやで末原ちゃ~ん、もっと肩の力を抜いて考えるんや」
末原「はい……」
赤阪「ヒントはいくのんやで~」
末原「みんなをバカにするのはやめてください!」
赤阪「バカにしてないやん……末原ちゃんいくのんのことどう思ってるんや……」
末原「すみません……」