ほむら「ほむら」at NEWS4VIP
ほむら「ほむら」 - 暇つぶし2ch1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:52:30.93 hwI9mKsX0
「……」

決戦の月。

何回も予行練習と本番を繰り返して、ついにやってきた本番。

立ち上がり、盾を具現化させる。

盾から取り出す自作メイド服。

「……」

私がこの服を着るのもまた久しい。

2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:52:52.39 ot7f5plS0
おわり

3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:53:04.43 hwI9mKsX0
過去の事、自分以外のイレギュラーの居る月。

盾には粗無制限に物が入る、さらに盾の中の時間は止まったまま。

そういった魔法を使っていた。

その魔法を使ってまどかを救い、砂時計に頼らない生活を夢みていた。

その夢は叶わず、次の一ヶ月に戻ろうとした時、告げられる黒い箴言。

「貴方そのものが強くなり、新たな業を得なければ結果はいつまでも同じまま」

金言の主は満身創痍の仲間を抱え、砂時計をひっくり返す紫の魔法少女を見送る。

白黒の夢を見るまどかを、殺そうとする白い魔法少女と黒の魔法少女。

ほむらはそのイレギュラーが発した戯言を過去に持ち帰る。

砂時計は重力に従い落ちる。

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:53:37.01 HYhcoVXJ0
ほむ?

5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:54:12.10 hwI9mKsX0
戯言と思われた言の葉は、次周のほむらに重く突き刺さる。

またもや黄色の魔法少女には信頼関係は築けず。

結局青い魔法少女を産ませない事は出来ず。

相変わらず赤い魔法少女は厳しくあり。

白いアイツの願いも叶わず。

依然としてあの子は助けられない。

「……」

呟く。

「また同じね……」

言葉が突き刺さる。

「……」

倒れたビルに潰されたピンク髪の少女を見てしまう。

「……」

早く戻りたいのに砂時計の中の砂が落ち切らない。

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:55:17.35 hwI9mKsX0
まだ時間がある。

早くしろと、時間を恨む。

「……ッ」

「暁美……さん……」

黄色い魔法少女、この周で生き残った魔法少女二人の内の一人。

「……生き残っていたのね」

「うぐっ……あの……わ、わた……し……」

「……」

ほむらは巴マミに近づくと回復の魔法を使う。

「喋らないで」

さっきまでのざわざわとした心を隠すかのようにマミの回復へ集中する。

酷く傷ついていて時間がかかりそうだ。

細かい所は無視し、大雑把に治療していく。

7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:57:26.48 hwI9mKsX0
グリーフシードを使い、マミの体を治す事に使用した分の魔力を補充する。

「……」

マミの容態は大分良くなったようだ。

「ありがとう……暁美さん……」

マミが上体を起こす。

「……私……」

懺悔だろうか。

「あの時貴方を突き放したりしなければ……」

「……ええ」

「っ……全て分かってたのね」

ワルプルギスの夜の事、魔法少女の事。

「当たり前じゃない、それに言ったはずよ。未来から来たと」

砂時計はそろそろ落ち切る。

「そうね……あの時信じていれば……」

「それに言ったわよね、今日だけはまどかを連れて行くなと」

8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:58:30.82 hwI9mKsX0
ほむらは思い出す「魔法少女が三人居ればワルプルギスなんて楽勝でしょ!!」と豪語するさやか。

「貴方こそ来ない事ね、邪魔をするようなら容赦しないわ」と私の手を払うマミ。

唯一冷静だったのは杏子位だった。

「……何も言えないわ」

「まどかが私に怯えて貴方の後ろに隠れてたわね」

「…………ごめんなさい」

「今更謝られたってどうしようもないのよ」

突き放す。

「ぐっ……」

「さて、そろそろ私は行くわ」

「ま、待って!」

「……何かしら」

「仲間に……なりましょう?」

9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 21:59:27.45 hwI9mKsX0
「……」

「別にまたやり直さなくてもいいじゃな―」

ドン!!

ほむらが殴ったビルの壁が凹む。

「ひぃっ」

「わ……私今度こそ貴方の言うとおりに……」

ドン!!

凹んでいた場所は穴になってしまった。

「いい?マミ、よく聞きなさい」

「……えぇ」

「貴方は怖いのでしょう、この世界に残されることが。だから私を引き止める、それはよくわかるわ」

マミは目を逸らす。

10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:00:36.37 hwI9mKsX0
ほむらは続ける。

「私は、貴方よりも弱虫だから……」

「……一人でも欠けるのは嫌なの」

「でっ……でも私!!」

マミがそう言いながらほむらへ向き変えると既にほむらは居なかった。

「……嘘……」

「……嫌」

今度はマミの手が払われる。

咽び泣く。

手を伸ばす人は居ない。

11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:02:37.38 hwI9mKsX0
今の周へ戻る。

着いたのは上条宅入り口。

インターホンを押す。

反応、インターホンから渋い男性の声が聞こえる。

「はい」

「私、暁美ほむらと申します」

見滝原中学校の制服姿。

「……」

「この度、引っ越して参りまして、恭介君のクラスメイトになります」

「……そうか、宜しく頼むよ。だが、今恭介は―」

「はい、存じております。今日は恭介君の専属のメイド……小間使いに成りたいと思いまして来ました」

間。

「……そうかい、でも君も中学生なんだろう?そんな若い娘を―」

「私は今一人暮らしですので、親が心配する等という事はありません」

「それに私には少し不思議な力があります、それを使えば恭介君の腕が治るかも知れません」

12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:04:18.31 zcyNZ4kS0
ほむほむ

13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:04:23.17 hwI9mKsX0
「……」

いつまでもインターホンカムを介した話では前に進まない。

家内に入る為に王手をかける。

「証明も可能です。……ですが証明には私一人では……」

「わかった、今開ける」

「有難う御座います」

中に入れさえすればこっちの物。

魔法少女は魔法で他人の心を揺るがす。

14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:04:57.04 aMpsTlTt0
読むにくいから台本形式にして

15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:05:01.75 7kHHBN2h0
なんだこの展開…。専属メイド…小間使いだと…手の不自由な思春期の♂だぞ?えぇ?

16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:05:14.65 hwI9mKsX0
来客用の和室。

「こんばんは、暁美ほむらです」

黒縁眼鏡の掛けた男性に向け放たれた言葉。

「私が恭介の父だ、こっちのは私の妻だ」

恭介の母親は軽く会釈する。

「今後共宜しくお願い申し上げます」

「それでだが―」

「はい、証明ですね。……そちらの方にお手伝い頂けますか」

部屋の隅に居たお手伝いさんであろう人を指名する。

メイドという感じではなく、質素な服を着たお手伝いさん。

「きみこさん、宜しく頼む」

「はい、旦那様」

穏やかそうな少し年の老いた女性はほむらへと歩く。

ほむらは持っていたボストンバッグからブルーシートを取り出し畳の上に敷く。

バサバサという独特の音が響く。

17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:06:09.46 Y/gWvnwI0
ガチやな

18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:06:22.81 hwI9mKsX0
「暁美さん、私は何をすればいいのでしょう」

「そのバッグの中に色々な刃物が入ってます。扱いやすそうだと思う物を手にとって下さい」

「……はい」

「それとカッパが入っているのでそれを着て下さい、長靴も履いて下さい」

きみこはバッグに手を伸ばす。

中にはほむらの言うとおり多くの刃物とカッパに長靴それにタオルが入っていた

「……」

これだけの物を提示されては何をするかは勘付いてしまう。

とりあえず、いつも使用してる包丁と同じような形の包丁があったのでそれを取り出す。

「念の為上着等は脱いだ方がいいです、肌着も値段の張る物を着ているのでしたら脱いだほうがいいかと」

そう言うほむらは既に服を脱ぎ初めていた。

「はい……」

きみこは肌着になり丈の長いカッパを着る。

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:07:28.79 3REKO0UA0


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:07:32.33 hwI9mKsX0
「では、こちらに着て長靴を履いて下さい」

ブルーシートの上に乗り長靴を履く。

その間に服を脱ぎ、サラシを残し上半身裸のほむらは中学生とは思えない淫靡さを出していた。

「……履きました」

「私の覚悟は出来てますので、いつでもどうぞ」

「……」

「あ、抜かないで下さいね」

「……」

「では、どうぞ」

「……君、一体何をす―」

恭介父の言葉は遮られる。

「早く刺せッ!!」

「いっ……行きますッ!」

それは自分がする事を伝える為と言うよりは、気合いを入れる為の物。

ガサッという足音と共に、刺されるほむらの腹。

21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:08:30.83 zcyNZ4kS0
ほむぅ……

22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:08:43.31 hwI9mKsX0
吃音。

「ッ!!」

ほむらの物ではない吃音。

当事者以外である夫婦が、驚愕に体を震えさせている。

「血が出てますので、そのまま私と体を合わせた状態で動かないで下さい」

ブルーシートに血が滴る。ほむらが立っている所ときみこが立っている所に血が溜まる。

「そろそろ離れて大丈夫です」

「……」

きみこは包丁をほむらの腹に残し離れる。

離れたい。

血の上に居たくない。

カッパを脱ぎ、シートの上に置く。

長靴を脱ぐと畳の上に脚を置く。

「タオルが有ったでしょう?それで手を拭いて下さい」

「……はい」

23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:10:23.30 hwI9mKsX0
返答もそこそこにタオルで拭う、拭う。

取れない。

血の色が手に付いて取れない。

気持ち悪い。

「……少々、御手洗いに行ってきます」

「……わかった」

部屋からの脱出。

残される三人。

異常な雰囲気。

「そろそろ始めますね」

「……」

無言は肯定。

魔法で始める回復。

腹に刺さった包丁が体外に押し出されていく。

24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:11:14.71 4eofVLHt0
ほむほむ

25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:11:41.93 hwI9mKsX0
夫婦側からしたら奇妙な光景。

ほむらからすれば日常茶飯事。

体に出来た大きな疵が埋まっていく。

ほむらの表情は変わらない。

包丁の柄を持ち、落ちてしまうのを避ける。

「……」

治っていく。

傷は完全に塞がってしまっていた。

「出来ました」

「触って確認して下さい」

「……」

無言、戸惑う。

「……私が行くわ」

婦人が歩み寄る。

26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:13:05.40 hwI9mKsX0
触る、ほむらの腹は傷など無く。極め細かい肌の感触を婦人の手に与える。

「……最初から傷なんて無かったみたい……」

「……そうか」

婦人が退く、あまり近くに居たくないかの様に。

魔女とは、魔法とはそういうものだ。

あまりもの不可解には人間は近づこうとしない。

日常にはそれが蔓延っていて、実は何回もそれを見て感じていても記憶から消してしまう。

魔法以外にもそういうことは起こりうる。

神憑り的な確率を物にできれば、普通の人間でも異常と思われる事を出来る。

それを忘れてしまうのはとても勿体の無いことだ。

「今、片づけます」

ほむらは脱いだ服でシートの血を吸い取る。

黄みがかった制服は赤色に代わる。

27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:14:04.25 hwI9mKsX0
「……」

「君は……」

ほむらはボストンバッグの奥に置いといたゴミ袋二枚を取り出し、ゴミ袋の中にゴミ袋を入れ、重ねることによってゴミ袋の強度が増す。

黒いゴミ袋は、さらに黒くなる。

「私は様々な事を経験し、多くのことを学び。また多くの業を得ました」

血を吸った制服をゴミ袋に入れ、包丁や使ってない刃物もゴミ袋に入れ、ブルーシートも長靴も捨てる。

「恭介君のメイドとなるのは、私の夢を叶えるために必要な事です」

「……」

ゴミ袋に全てを積み込み、口を縛る。

「一ヶ月だけでいいので、お願いします」

下着姿の中学生が目の前で土下座をする。

加虐心も目覚めず、扇情的な気持ちにならない。

そこにあるのは不可侵。

ここまで晒したのだからこれ以上踏み込むなという、強迫。

28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:15:08.25 hwI9mKsX0
「……」

ゴミ袋へ刃物を入れる時の手捌き、獲物の多さ。

断りでもすれば何をするかわからない。

自分の腹を切らせるような異常者に、拒絶は御法度。

無言は肯定だと思ってくれと願う。

それは許されず、ほむらはずっと返答を待っている。

「わかった……」

「ありがとうございます」

ほむらは表情を変えない、感謝は本当にしているのだろう。

部屋に人間が入ってくる。

「……只今戻りました」

「あぁ……大丈夫でしたか?きみこさん」

「ええ、旦那様。……それで、いかほどに―」

「今後共、どうぞ宜しく申し上げます」

主人の応えより早い、ほむらの返答。

29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:15:37.42 zcyNZ4kS0
ほむほむ

30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:16:17.10 hwI9mKsX0
「……ええ、宜しくお願いします。暁美さん」

「……」

「それでは私は少々準備をして参りますので、また……」

「……あぁ」

目の前の下着姿の少女がバッグとゴミ袋を持って立ち上がる。

「あ……あのこの服を……」

きみこが自分が来ている服を脱ぎ渡す。

「まだ数着持ってますので……」

「そうですか、ありがとうございます」

渡される服には温もりを感じ得る。

31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:17:19.71 hwI9mKsX0
帰宅。

暁美宅。

一人暮らし、且つ一戸建て。

「……ふぅ」

きみこから貰った服を盾に仕舞う。

思い出の物は全て盾の中に。

家は蛻の空。

適当に買った日用品。雑貨、必需品。

昨日、見ず知らずの若い女性から譲り受けた見慣れた家。

この家は盾になりうるのだろうか。

32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:17:30.92 yhRGcZif0
スレタイミスったのかと思った

33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:18:03.10 bxKF3YZF0
ホムゥ・・・

34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:18:34.28 4eofVLHt0
まだこいつら中学生なんだよな……

35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:18:59.78 hwI9mKsX0
「うふふ」

風呂場へと進む。

サラシと下着を脱衣所に置く。

盾は置かない。

盾の中には物だけでなく、生き物も居る。

「ふふっ……そもそも外す物ではないもの」

独り言で笑って見せる。

36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:20:15.69 hwI9mKsX0
部屋には人間が二人。

元から居た者と今来た者。

「只今参りました」

メイド服をきた魔法少女が其処に居る。

「どうでしょう?」

「……お綺麗ですわ」

「有難う御座います、それで旦那様はどちらへ?」

「床に就かれていらっしゃいます」

「……既に就寝なさってるでしょうか?」

まるで起きてるようなら連れてこいと言うかのような言い回し。

「……」

「貴方にとっても旦那様なのですよ、よっぽどの事が無い限り―」

「私は恭介様のメイドになりました」

息を吸う程の間も無く云う。

「恭介様のメイドであり、上条家のメイドではありません」

37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:21:20.25 hwI9mKsX0
「ッ!!」

その目、態度は客人のそれ。

私が来ているのにと文句を言う。

「わかりました……少々お待ち下さい」

「はい、お願いします」

きみこは行ってしまった。

38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:21:27.01 7kHHBN2h0
生き物って…

39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:21:30.08 HYhcoVXJ0
「」の前に名前を入れてくれると読みやすいかなって

40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:22:56.09 hwI9mKsX0
黒縁眼鏡の男性と付き添いのお手伝いさんが部屋に入ってくる。

「……君か」

「夜分遅くに失礼致します」

勝手に寝てしまおうとした恭介父に対する嫌味。

「……」

言葉はない。

「……」

決めていく、契約内容。雇用契約。

「下世話ながら賃金の話から始めます」

「……」

「賃金等は全て退職金として纏めて頂きたいと考えています」

「特殊な内容となりますので金額面は全てお任せ致します」

「……わかった」

「私は恭介様の腕が治り次第辞めさせて頂こうと決めてますので―」

「早ければ数日の雇用期間となります」

41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:23:56.66 hwI9mKsX0
「……わかった」

眉を動かして見せるが、ほむらは気にしない。

「その期間内は殆を恭介様の御側に居り、メイドの仕事を全う致します」

「以上です」

「……わかった」

「……」

口契約。

「では行きます」

「……そうか」

「では……」

そういうとほむらは立ち上がる。

「恭介を、宜しく頼む……」

「はい」

ほむらは病院に向かう。

42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:24:47.94 s2uzXAab0
ほむらちゃん

43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:24:53.78 hwI9mKsX0
そろそろキュウべぇがまどかに契約を迫る頃。

まだ契約はしない。

「……」

統計は嘘を吐かない。

病室に着く。

深夜の個人病室。

部屋の電気も無く、月明かりで照らされる部屋。

「失礼します」

「君が……そうなのかい?」

恭介の前に現れるメイド姿の女性、少女。

「はい、恭介様。本日より身の回りの事は全てこのほむらめにお任せ下さい」

重そうなメイド服。

恭介はそう感じる。

44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:25:56.01 hwI9mKsX0
「こんな夜中によく入って来れたね」

「つい最近まで入院して居りましたので、内部構造は熟知しております」

「故、見つからず入る事に成功しました」

出会ってからずっと笑顔の少女の口からは、不正の暴露が行われる。

「ははは、君は面白いね」

偽の笑顔に偽の笑顔で対してみる。

ほむらの笑顔が偽の物だと決め付ける。

「では、恭介様。もう宵も深いです」

「どうぞお休みになって下さい」

そう言い切ると壁に沿いとても大きなキャリーケースを置く、その眞黒のキャリーケースは凄まじく重そうに感じ得る。

「あぁ、そうするよ」

「私は、この椅子に座らせて頂きますね」

そう言いながら、部屋のクーラーを付ける。

45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:26:53.88 hwI9mKsX0
「窓は閉めますね」

「あぁ……」

「お休みなさいませ、恭介様」

目を閉じる。

間。

気が遠くなる。

視界の外側から闇が迫る。

今さっきあったばかりの人間がいるのに無抵抗の姿を晒してしまう。

深夜ということもあり、頭が上手く働かない。

脳から警戒しろと伝令は来つつも、寝てしまう。

46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:28:53.53 hwI9mKsX0
朝起きる。

感覚、体を撫でられるような。

マッサージ。

「……」

覗くように目を一瞬だけ、細く開ける。

自分に跨り、脇からお腹にかけて手をスライドするほむらが見える。

「ッ!!」

閉める。

目を閉める。

力強く目を閉じる。

夢ではない、触られる感覚がそれを証明する。

鼓動が早くなる。

47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:29:35.89 hwI9mKsX0
「……ッ!!ッ!!」

とてもマッサージが上手い、全身が伸ばされるような動き。

筋肉が無理矢理動かされる。

あぁ、これは目も醒める訳だ。

そう感じるも恭介は焦る。

朝起ちしているだろう、その感触もある。

今、ほむらが跨っているのは下腹部。

危ない。

「ぁ……」

声が出る。

マッサージを続けて欲しいと思いつつ、発声。

「おはよう……暁美さん」

「お早う御座います、只今午前六時になる所です」

笑顔。

48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:30:22.92 hwI9mKsX0
「このまま按摩を続けますので、御体をお貸し下さい」

「あ……あのっ!」

声が上ずる。

「はい、恭介様」

「別にまっ……マッサージなんてしなくても―ッ!?」

ほむらの体が後退し、恭介のペニスがほむらの股間に当たる。

マッサージの為捲くられ固定されたスカートの中、恭介のペニスに血が溜まる。

それに気が付かない訳がないのに、ほむらは意に介さない様に「どうしました?」と応える。

「あ……あぁ……」

出てくる声に早朝の健康さは無い。

窓は開いてあり、風が入る。

カーテンはまるでベールの様に膨らみ恭介とほむらを一層際立てる。

49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:30:53.60 zcyNZ4kS0
うらやましい

50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:31:16.73 hwI9mKsX0
恭介の呼吸は乱れていくのに対し、ほむらは常に一定。

この部屋でずっと安静にしている者が発する、極端な発言。

「伽を所望で有れば勿論の事応えさせて頂きますが、今はマッサージを遂行させて頂きます」

主人を舐め腐った、見透かすような言動。

恭介はわからない。

ただそれを素直に受け入れてしまい素直な反応をしてしまう。

「と、と……伽って……つまりそういう……」

「はい」

ほむらは恭介に返事をしながら手を動かす、股間は依然と布を挟み触れ合ったまま。

「処女は残してますが、実技を含め性交に関する勉強もして参りましたので」

「恭介様も満足出来るかと存じます」

語尾、声色が上がる。

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:32:13.77 hwI9mKsX0
「えっ……あ……あ……」

ほむらは後退する。

スカートから出てしまった恭介の陰茎部分は恭介の経験にも無い程に滾っている。

恭介の脳内は、一日の一番脳内がスッキリしている時間帯に混雑する。

次に按摩されるのは腰から太腿にかけて。

股間がほむらの手に時々触れ、その度痙攣のような動きをする。

「あ…………」

「後ほど、俯せに成って頂き背中側もマッサージさせて頂きますが」

「どうしましょう?その前に致しましょうか?」

「えっ……あ……いや、大丈夫……」

「そうですか、承知しました」

頭は混線し、思考能力が低下。

52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:32:25.34 4eofVLHt0
いいぞ

53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:33:24.12 hwI9mKsX0
足先まで済む。

「それでは、俯せになって頂きそれから続けさせて頂きますね」

「うん……わかったよ」

上体を起こす、とても軽い。

それに少し驚きつつ、体を捻り枕の方に体を向ける。

「……」

そっと体を降ろす。

勃起したソレはそれを簡単には許さない。

あぁ、暁美さんが言ってたのはコレを避ける為か等と今更気付いても遅い。

痛い位の勃起を恨む。

「……」

静かな病室はもはや病室の雰囲気を完全に失っており、一人は興奮を抑える事に専念し。

一人は自分の使える魔法を使いもう一人を治す。

既に脚には魔法がかけてあり、リハビリがなくとも普通に歩けるだろうまでにした。

54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:33:50.34 1Ci+IT2m0
しえん

55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:34:32.39 hwI9mKsX0
勃起したペニスは横に外らす事でどうにかし、背中側のマッサージを進めて貰う。

恭介が受け入れ態勢に入ったのを確認するとほむらは背中に跨り手を付ける。

恭介は気を紛らわす為に質問をする。

「……暁美さんは、……ま、マッサージ上手だね」

「はい、鍼灸もできます」

「へ、へぇ……」

「恭介様を守る為に武術にも通じております」

目の前から一瞬で消えていつのまにか後方にまわり銃を撃つなんて、酷い戦い方の武道もあったものだ。

「……僕を、ま、守る為に?」

恭介は気を紛らわせる為に話す。

「……き……き、君は数週間しか、居ないんじゃ……ない……のか?」

ほむらの笑顔は崩れない。

56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:35:50.75 hwI9mKsX0
「はい、恭介様の腕が治るまで御側に居ます」

「ッ……」

ペニスの先が冷たい。

カウパーで濡れてしまったようだ。

「確かにこの病院に居ればあまり危険は無いかも知れません」

どうしよう、暁美さんにはバレてないかな。

このまま放って置いたら俯せの状態から動けなくなる。

「ですが、治す為には外出が必要です」

「その際、全力でお守りします」

ほむらの手は脇腹に伸び、恭介はかゆみと痛みの間の感覚を得る。

「ッ!!」

57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:37:08.26 hwI9mKsX0
「明日から学校に行きましょう」

「えっ……」

あ、やばい。ちょっと出たかも。

「大丈夫です、私がサポート致します」

「そ、そりゃ……安泰だね……」

大丈夫かな……バレたかも知れない。

58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:38:40.78 zcyNZ4kS0
ほむほむ

59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:38:59.96 hwI9mKsX0
「一通り済みました」

「あ…………あ……」

「どうでしょう?体の怠さ等は無くなったと思われますが」

「……う……ん」

恭介は骨抜きになった。

「汗をかきましたね、体を拭きますのでどうぞ体を起こしになって下さい」

「あ……あぁ……」

口ではすると言っていても、体が動かない。

「お手伝い致しましょうか?」

「あぁ……」

「では、お手伝い致します」

そういうとほむらは腕を恭介の肩と腰に伸ばし、覆いかぶさる様に体を恭介とぴったりくっつける。

60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:39:52.97 hwI9mKsX0
「!?……!?」

そのまま体を右へ倒し、引っ繰り返る。

クルリ。

恭介に下敷きにされる形。

「!?」

そのままほむらはスカートをたくし上げ股を大きく開き、その間に恭介の腰を落とす。

そして上体を上げる事により、恭介が必然と脚を伸ばして座る形となる。

「!?」

視界が引っ切り無しに入れ替わり、何が起きたのか理解出来ない。

「それでは脱がさせて頂きますね」

「うん……え?」

恭介に対してあすなろ抱きの形を取り、服を脱がせる。

「ちょっ!!暁美さん!!」

「はい、只今ズボンの方も」

恭介の体を左へ倒しほむらの左足に乗せる、体が浮く。

61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:40:51.37 hwI9mKsX0
ここぞと言わんばかりに下半身へ手を伸ばしズボンを降ろす。

パンツも序に脱がす。

「わ!うわっ!わっ!!」

慌てる恭介は、まるで太陽に目一杯照らされた砂浜に素足で乗ってしまったようなそんなジタバタの仕方をする。

早く手で隠せばいいのに。

「では拭かせて頂きますね」

「ちょ、ちょっと……待ってくれ……」

無視。

人肌程に温めたタオルを手に取り首から腰に向かって拭く。

「ひぃ!」

病室の前で朝食を持ち、丸い覗き窓から病室をみて興奮している看護婦は恭介の貞操を護る事になった。

62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:42:10.68 zcyNZ4kS0
ほむほむかみかみ

63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:42:15.69 hwI9mKsX0
夕方、朝の一件を除き何もない一日であるかと思われた。

そんな中、来訪者。

青い一般人。

カララララ。

スライド式ドアが開く。

「え?誰?」

一般人の声。

「あぁ……さやか、この人はお手伝いさんの―」

「暁美ほむらと申します」

「へ、へぇー!さっすが恭介!隅に置けないねぇー!」

引き攣った、万人受けしそうな笑顔。

「あはは……そんなんじゃないよさやか」

引き攣った笑顔。

「……」

無言でありつつも、この部屋の誰よりも素直な笑顔。

64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:42:40.91 zcyNZ4kS0
さやさや

65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:43:20.59 hwI9mKsX0
「……」

さやかは私の真意を読もうとしてるようだ。

悪意でも込めてみようか、激情か。

「あっ……暁美さん?私、恭介の幼馴染の美樹さやか!」

幼馴染と言おうとした時に少し戸惑ったようだ。

戸惑い。

「あのさ―」

戦慄。

思い返すイレギュラー。

とある本番でのイレギュラー。

さやかのその言葉の後に正規の言葉が出る確率は約七割五分。

非正規であった場合の悲惨さはマミと杏子がペアで魔女になった時と粗同格。

驚愕と感情の激動に目の焦点がコンマ一秒ズレる。

「中高生です……よね?多分歳上なんだろうけど」

安堵。

66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:44:08.83 lsXESbz10
なにこれ

67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:44:09.25 zcyNZ4kS0
ほむほむ

68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:44:26.28 hwI9mKsX0
物語は終わらない。

もし此処で夢の話しでもされたらと思うと吐き気がする。

「はい、中学二年生です」

「えっ!?」

マジで?すげぇ!!タメじゃん!と囃し立て迫ってくる。

それを私は銃を取り出して牽制する。

「!?」

黙る。

「ちょっと暁美さん!何出してるの!?」

「すみません、恭介様。美樹さんが幼馴染でいらっしゃるのはわかりましたが」

「私は初対面ですので」

そういうとほむらはさやかに近づく。

「ちょ、何よそれ……お、おもちゃ―」

69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:45:21.14 zcyNZ4kS0
てっぽうほむほむ

70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:45:49.58 hwI9mKsX0
「動かないで下さい、口もです。そしてこれは玩具ではありません」

改めて黙る、口は開きっぱなし。

「では少々調べさせて頂きますね」

入れる、弄る、触る、触れる。

鞄の中、靴の中、ポケット、服の中、下着の中、口の中、膣の中、肛内。

二割五分とはザラに当たる。

今回は、七割五分に当たって幸運なのだ。

71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:46:23.13 UCozBuvU0
>>70
待て
何かがおかしい

72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:46:42.23 hwI9mKsX0
調べ終わり。

一人は幼馴染が非日常的な事をされてるのを見て口をポカーンと開け。

一人は目の前の気が違ってる様な女に、命を崖に吊り下げられ。

命令に従い口を開けっ放しにする。

涙と鼻水と涎はまるで泣きぐずる赤ん坊の様に垂らしながら。

「……」

「ありがとうございました、美樹様」

「……」

「……」

ポタポタと水が落ちる音。

全身の水が其処に集まるかのように、さやかの顔は水浸しとなっていた。

ずっと同じ形で立ちっぱなしのさやかは、命令が解除された事がわからない。

73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:46:48.63 qMbHzhfa0
えっ

74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:47:49.14 zcyNZ4kS0
さやさや……

75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:48:08.89 hwI9mKsX0
「……」

さやかに近寄る。

さやかの涙は勢いを増す。

瞬間。

抱かれるさやか。

直腸を調べる為に使った右手は触れないように、一杯にさやかを抱く。

「もう大丈夫です」

落ちる視界はほむらの笑顔。

この部屋の誰よりも素直な笑顔。

此方も笑いたくなるような気分のいい笑顔。

今はその笑顔がとても怖く感じる。

恭介の声はさやかの耳には届かず、意識は体を手放す。

さぁて、平謝りを始めるか。

76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:48:51.62 4eofVLHt0
ん?

77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:49:16.76 hwI9mKsX0
目覚める。

朝、ではない。

午後九時。

目の前の正座をしてる少女が教えてくれる。

目の前の少女の太腿は酷く腫れていた。

「やめて!!やめてよ暁美さん!!」

幼馴染の声が聞こえる。

目の前の少女は「先の無礼を罰しているのです、恭介様でも止める道理はありません」と言っている。

あ、恭介が立っちゃってる。

脚の骨折は治ったけどリハビリが必要だって言ってたのに。

視界が拡がる。

動体視力が戻る。

意識が戻る。

「あー駄目だよ暁美さんー……そんなに強く太腿を殴っ―ちゃっ!?」

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:49:21.02 tnNZpEse0
何の為にそこまでwww

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:50:10.52 zcyNZ4kS0
ほむほむ?

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:50:15.34 hwI9mKsX0
目の前少女。

暁美ほむら。

幼馴染、恭介のメイドさん。

その人が拳銃を使い、右手で右脚の太腿を異常な速さで殴る。打つ。

「ちょ!!何してるの!!やめなさい!!恭介も辞めさせなさいよ!!」

「そんなこと言ったって!!腕に掴み掛かっても振り払われるんだ!!」

件の少女は、痛みに顔を酷く歪ませながら殴り続ける。

「恭介のメイドさんなんでしょ!命令しなさいよ!」

「何を言ったって辞めないんだよ!!」

「ああ!もうどうするのさ!!」

間。

「う……うあああああああ!!」

恭介がほむらに飛びかかる。振り翳された拳銃は飛び込んできた恭介をロックオンする。

瞬間の出来事。

81: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
12/07/16 22:50:32.84 QjIWw+PS0
あれssじゃないの?

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:51:20.94 hwI9mKsX0
急にはベクトルは変わらない、ならば新たにベクトルを加えてやる。

ほむらの脚が起こした斥力はほむらを空中に投げ、右手の拳銃は目標を失う。

同じく目標を失った恭介は倒れるかのように思われた。

このまま倒れてしまえば手の回復はまた遅れてしまう。

やっと恭介が飛び込んだ事に反応のできたさやかは安易に叫んでみせる。

「き―」

キャア!!と叫び切る前に恭介を救ってみせる。

「―ァア!!」

言い終わる頃に見えたのは恭介が御姫様抱っこされている姿。

さやかの叫びは誰に向けられた物かは訊かずにほむらは言う。

「危ないですよ、恭介様」

静まる部屋。

間。

看護婦が入ってくる。

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:52:23.43 lsXESbz10
つまんないよ?

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:52:37.60 hwI9mKsX0
看護婦が見たものはベッドで寝ている患者に、その横に立つ従者。

さらに面会時間をとっくに越えているのにそこに居座り笑っている少女。

椅子に座ってる少女はベッドの方を向いており表情はわからない。

「どうかしましたか!」

応えを求めずもう一人の看護婦が続ける。

「先程叫び声が聞こえましたが―」

「申し訳御座いません、少し怪談の方をしてまして」

とても落ち着いた感じのその少女のスカートは折れ目のような物があり、違った姿勢をしていた事がわかった。

だが、そんなことはどうでもいいだろう。

注意をしなくては。

「隣室にも患者さんがいますので、どうか大声はお控え下さい」

朝、覗きをしていた看護婦が続ける。

「それに病院で怪談は御法度です」

語尾に愛くるしさを含める、それに笑顔がかわいい。

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:53:32.56 zcyNZ4kS0
ほむほむ

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:53:55.79 qMbHzhfa0
支援

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:54:04.27 hwI9mKsX0
「……それと、面会時間はとっくに過ぎてます」

「後で帰しますので、少々お目溢しを」

恰もそれが絶対に行われるかのように言う。

「……」

今この病院の規律を揺るがす存在が、更に緩みを許容しろと言う。

「……」

看護婦は無言で病室を出ていく、もう一人の方はバイバーイと手を振りながら。

「ありがとうございます」

病室に谺する。

間。

無言。

「……」

間。

口を切る。

「申し訳御座いません、私の所為で」

88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:55:43.63 hwI9mKsX0
二人はその言葉を聞いた瞬間に体をビクつかせる。

「暁美さん……」

「はい、恭介様」

「……もう……ああいった事をするのは……止してくれ」

「はい、承知しました」

間。

「……」

さやかが息を整える。

「……じゃ……じゃあ!」

「そろそろ……私は帰るね」

そう言いつつ動かない。

「では、御送り致します」

「いや!大丈夫!大丈夫だよ!!」

焦ったように言う。

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:56:06.16 zcyNZ4kS0
ほむほむさやさや

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:56:27.67 hwI9mKsX0
「ですが既に夜が更けてしまっています」

「御送りします」

さやかは口をパクパクしながらほむらを見る。

言葉は見つからなかったようだ。

「……お願いします」

結局ほむらに頼む形になってしまった。

「では行きましょう」

そういうとほむらは病室のドアへ向かう。

さやかは急いでカバンを持ちほむらへと続く。

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:57:00.65 yhRGcZif0
 

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:57:31.57 zcyNZ4kS0
えすこーとほむほむ

93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:57:41.79 hwI9mKsX0
「では―」

振り返る。

「行って参ります、恭介様」

「明日は学校に行きますので早めに御休みになられますよう」

捨て言葉のように言い放つとドアを閉める。

病室内から聞こえる声。

「えっ!」

「ちょ、ちょっと!!暁美さん!!」

声は遠くなる。

さやかは戸惑いながら付いてくる。

私が恭介から離れることに違和感を覚える奴は居ないのか。

94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:57:47.30 tnNZpEse0
もはや誰だよ

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:58:46.45 hwI9mKsX0
街の中。

「あ、あのさ……」

「はい、何でしょう」

二人、横に並んで歩く。

「……明日、恭介学校にくるの?」

「はい、行って貰います」

「……へ……へぇ……」

「勿論、私も行きます」

「!……っそう……だよねぇ……」

はははと乾いた笑いをするさやか。

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:59:49.23 hwI9mKsX0
統計上、この時間帯に恭介に訪問者は来ない。

それにこの道筋に魔女は出ない。

もうすぐさやかの家につく。

「あの……もうすぐ家……着くから」

「はい」

「だからもう……大丈夫―」

「いえ、美樹様の帰りが遅くなった事の弁解をしなくてはなりませんので」

「あ……あ……」

それが終わればキュウべぇと話さなければならない。

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 22:59:53.77 l/FHjGXj0
誰か詳しく説明してくれわかりにくい

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:00:18.38 zcyNZ4kS0
ほむほむ

99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:00:36.49 hwI9mKsX0
病院への帰路。

道草はせずに。

さやかの母親はいつも通り私の言う事を信じてくれた。

さて、そろそろか。

「やぁ」

「御今晩は」

やっと素で話せる。

「何の用かしら」

「いや、少し君に興味があってね」

こいつとの会話に留まりはない。

「あら、天下のインキュベーター様が私のような一介の魔法少女に?」

「殆の事を知ってるんだろう?探り合いは不要だよ」

最終決戦だ。

もうすぐ終わる。

100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:01:26.96 hwI9mKsX0
「それに使い魔を使って僕達に情報を渡して来たのも君だろう?」

「ええ、でも情報源はそれだけじゃないでしょう?」

普通の詐欺師なら少し黙ってしまうかもしれない。

だが躊躇わず続ける。

「連絡があったんだ、『暁美ほむらの下へ』ってね」

病院へ歩む。

「着いて来なさい、私のループは今回終わるわ」

今までのような失敗はない。

莫大な量のグリーフシードを集めた。

いや、語弊がある。

莫大な量のグリーフシードの元を集めた。

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:01:58.93 zcyNZ4kS0
ほむほむ?

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:02:12.09 s2uzXAab0
ほむらちゃん?

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:02:36.34 hwI9mKsX0
病院。

恭介は寝ていた。

元々、さやかを魔法少女にさせない為に取った行動。

パターンの一つ。

今になっては必要な物ではないが、任務は遂行する。

全力。

「ッハァッッ!!」

恭介は眩い光に包まれる。

光は消えていく。

その場にほむらは既に居ない。

腕は完治。

一瞬の出来事。

最初からしなかったのは、パターン通りに進める為。

もう、キャラ造りも要らない。

疲れるものだ。

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:03:08.56 zcyNZ4kS0
ほむほむ

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:03:14.10 yldMWMmP0
つまり盾の中の生物とは…


ループにループを重ねて生きたまどかを盾の中に押し込んだんだな!!!!

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:03:40.13 hwI9mKsX0
太腿も痛かった。

処女も既に前の本番の周で奪われている。

言っても、奪ったのは自分なのだが。

そういえば腹も切られた、あれは本当に痛い。

電話をする。

「恭介様は完治なさいました」

「……それは、本当かい」

「はい、では私の目的は達成しましたので。本日より暇を頂こうかと存じます」

「……君のことだ、本当なんだろう。わかった」

物分りの良い人だ。

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:04:05.50 zcyNZ4kS0
ほむ……ほむ……?

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:04:52.36 hwI9mKsX0
「一週間後位に来てくれ、恭介の様子を確認してから謝礼を払おう」

「はい、有難う御座います。それでは……」

「あぁ」

ツーツーツー。

謝礼という言葉を使うあたり、わかっているのだろう。

「ほむら、何をしているんだい」

「ええ、今行くわ」

病院の屋上へ。

さぁ契約が始まる。

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:05:18.92 zcyNZ4kS0
ほむ?

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:06:08.98 hwI9mKsX0
屋上、時間の止まった世界。

全世界のインキュベーターを待つ。

「まだなの?」

「「あぁ、すまない」」

インキュベーターの声は重なって聞こえる。

「まぁ、こっちを処理するのに大変だから別にいいのだけど」

「「少しでもソウルジェムが濁ったら言ってくれ」」

「ふふ、ありがとう」

そのやりとりは激戦の中行われる。

魔女との戦い。

空中戦。

建物や地面には一切攻撃を与えさせない。

ほむらの結界はほむらの願う様に変化する。

背景はなく、透明。病院がよく見える。

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:06:59.93 hwI9mKsX0
ほむらの盾から常に出されるソウルジェムと人間の対。

絶望の淵に立たされた魔法少女達。

空中に出来た馬鹿デカい結界の中に放出される魔法少女達。

結界からは出れない。

魔法少女達は数える間も無く魔女になっていく。

魔女達は同士討ちする事は無く、須くほむらへ殺意を向ける。

ほむらはそれらを薙ぎ倒す。

獲物は魔法で作った拳銃一丁。デザートイーグルのように見える。

一発撃つだけで本体が溶けてしまうので、マミの様に使い捨てとなる。

威力はほむらが今までに見たことのある魔法の中で最強。

拳銃と共に魔女も溶ける。

グリーフシードが溜まる、エネルギーが送られる。

永遠に続くかと思われた殺戮は、本当に永く続く。

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:07:20.47 zcyNZ4kS0
きゅっぷい

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:07:53.51 tnNZpEse0
升ほむ

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:08:29.30 hwI9mKsX0
永い戦いの末。

残った魔女と魔法少女。

結界の中、ワルプルギスよりも強大な魔女。五体。

途中から出てた者とさっき出た者。

その魔女が口を開く。

「何でこんなことをするの?ほむらちゃん」

「終わりよ」

ほむらが吐き捨てるように言う。

「終わりなんかじゃないよ、だってほむらちゃんには私は倒せない」

「そんなことないわ」

「本当に私を撃てるの?」

ほむらの銃弾は全て認識できない何かによって落される。

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:09:01.54 zcyNZ4kS0
まどまど……

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:09:34.40 hwI9mKsX0
太陽の塔みたいな顔をして体はガスの集まりの様な魔女が三体。

人間の形を保つが、無表情なのが一体。

魔法少女の姿を保ち、ほむらと対話をするのが一体。

既に結界の大きさは地球の大きさを越え、ほむらは結界の大きさで見ると点のようだった。

「「……」」

キュウべぇ達は声を発しない。

聞こえないだけだろうか。

「撃てるわ」

「えへへ、でも当たってないよね?」

魔女達は動かない。

「それにね、もう私は自分以外の魔法少女や魔女を認知する気はないの」

撃つ。

当たらない。

「……」

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:09:52.13 7kHHBN2h0
ああ、これだけエネルギー集めればイイでしょ的な事か

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:10:26.13 zcyNZ4kS0
ほむほむ

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:10:27.20 hwI9mKsX0
統計。

もうそろそろ。

「えへへ、ほむらちゃんの考えてることわかるんだよ?」

「今、焦ってるでしょう?」

得意げに言う。

馬鹿め。

私は概念からズレた者だ。

死なない。

概念は時により死ぬのだ。

例えば誰かが魔法少女になる時に願ってしまえば。

「うふふ」

ほむらは笑う。

この部屋の誰よりも素直な笑顔。

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:11:05.14 zcyNZ4kS0
ほむほむ?

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:11:15.69 b/t8FiBj0
素質はしょぼい癖に魔法は強いのか

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:11:15.86 tnNZpEse0
でも一般人結局巻き込まれてね?

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:11:28.24 hwI9mKsX0
「あははっ図星でしょ!ほむらちゃ―」

言葉は途切れる。

消える。

この結界、私以外は消えていく。

弱体化。

この結界は私の次元。私は文字通り神だ。

人間の形に、魔法少女の形に保ててなかった魔女はほむらの弾丸により死んだ。

ほむらの撃った弾は三発。

時は満ち、私は力を得た。

もう敵は居ない

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:12:35.50 hwI9mKsX0
「え、なんで―」

撃つ。

撃つ。

お喋りな魔女が死にゆく。

撃つ。

只の的と成り下がった魔女は消えた。

残る一人。

黙りの魔女。

撃つ。

ヒット。

撃つ。

ヒット。

撃つ。

避けられる。

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:13:40.79 hwI9mKsX0
「さようなら、ほむらちゃん」

魔女は泣いているように見えた。

「えぇ、さようなら」

ほむらは躊躇わない。

撃つ。

消える。

「……」

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:14:41.61 zcyNZ4kS0
まどまど……

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:14:57.03 hwI9mKsX0
エネルギーは宇宙に還元される。

宇宙の寿命は粗無限へとなる。

地球の寿命は変わらないが。

インキュベーターの願いは宇宙の延命なのだろう?

「ならばもう必要ない」

ほむらによりインキュベーターは宇宙から全滅。

それと同時に全ての魔法少女は人間へと変換され、脳細胞が死滅し都合よく魔法少女・魔女に関する記憶が消えてしまった。

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:16:11.85 zcyNZ4kS0
やったー!

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:16:48.72 7kHHBN2h0
なんというご都合

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:17:53.38 tnNZpEse0
わけがわからないよ

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:18:14.35 qmx+hbC40
中古ほむほむか…

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:18:15.73 GNaKfepCO
しえほむ

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:18:28.56 s2uzXAab0
む、むつかしい・・・

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:20:59.11 hwI9mKsX0
私の記憶は消えない。

私は魔法少女でも魔女でもないという事なんだろうか。

最後の最後まで忌々しい奴等だ。

まぁ、そんなことは関係ない。

魔法少女でありながら年齢を重ねる魔法も出来たし、普通の人間として過ごすことが可能だ。

さぁて、恭介家とさやかの記憶を改竄するか。

魔法少女に関わった一般人の記憶も改竄しなければならない。

私の仕事はまだ残っているのだ。

今周の家は盾になりえた。


FIN

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:21:15.82 s2uzXAab0
乙っちほむほむ

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:21:45.86 hwI9mKsX0
さる喰らった
ありがちなほむら魔女化END

>>105ネタバレやめろよ

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:21:51.51 CdwEfDWg0
上条を誘惑した理由って結局なんだったんだ

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:22:01.67 yldMWMmP0
凄いな。発想はあったけど文に起こしてちゃんと完結して。

とにかく乙

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:22:08.03 qmx+hbC40
追いついた
なんこれ

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:22:30.62 zcyNZ4kS0
乙乙乙

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:23:11.27 yldMWMmP0
>>136
ごめんよ。同じ様な考えしたことあるもんで

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:23:21.87 tnNZpEse0
最後の最後までよくわかんなかったけどまぁ乙

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:23:25.43 hwI9mKsX0
>>137
パターンに従わなければっていう話

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:24:54.52 0YYJfhLPP
恭ほむっぽいのにちょっとワクワクした

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:29:14.30 HYhcoVXJ0
なんだか良く分からなかったけど乙

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:34:57.89 OO0bXomP0


147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:36:19.46 hwI9mKsX0
台本形式にしろとか名前付けてとかあったけど
書き溜めで一気に投下する形だったからそれはできなかった
見難かったのかもしれない、それに関してはすまないと思ってる

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:38:05.51 tnNZpEse0
別に口調の差別化はされてたからそこは困らなかった。

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:38:10.86 CdwEfDWg0

>処女も既に前の本番の周で奪われている。

>言っても、奪ったのは自分なのだが。

恭介の童貞を奪ったってことなんだろうけど
恭介とヤることがなぜパターンに組み込まれたのか気になるところだw

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:39:03.57 CdwEfDWg0
ああ、そっか
恭介を自分のものにしてしまえば
さやかも契約しないってことなのかな

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:43:43.53 hwI9mKsX0
補足補足になるからこれで書き込むのやめるわ

恭介自体女に興味ない→女に興味を持たせてやってはどうだろう

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:45:00.63 tnNZpEse0
変態ほむらがさやかを全裸にして病室に放り込んだりするのをシリアスでやるとほむほむの純潔が奪われてしまうのか(´;ω;`)

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:46:03.34 CdwEfDWg0
>>151
サンクス
でも、本番までいっちゃうと
上条がほむらに夢中になりそうだなw

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:51:31.99 ot7f5plS0
くっさwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:52:08.34 jfGxP8+u0
保守

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/16 23:58:33.16 jfGxP8+u0
保守

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/17 00:05:00.38 tVHORSVb0
保守

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/17 00:09:23.97 phfEEElh0
ひどい黒歴史を見た


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