ほむら「この時間軸の2人は……」at NEWS4VIP
ほむら「この時間軸の2人は……」 - 暇つぶし2ch400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:29:18.21 /h+YIB/c0
おいおいエリーどうやって倒すんだよ

401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:30:29.75 IPcpZe2Y0
さやか「やっ、やだ……!これ、魔女の……!」

使い魔「キャハハハハ!」

さやか「ひっ……!く、来るな、来るなっ……!」

使い魔「キャハハハハ!」

さやか「やっ……!」

杏子「さやかぁああああああ!!」

使い魔「ギャァアアアアアアア……!」

さやか「っ……!」

マミ「危なかったわね、美樹さん!」

ほむら「まさか、あなたが結界に取り込まれるなんて……」

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:34:06.54 IPcpZe2Y0



杏子「だぁりゃああああ!!」

魔女「ギャァアアアアアアアア……!」

マミ「……終わったわね……。それにしても今日は凄かったわね、佐倉さん」

ほむら「やっぱり、美樹さんが居たからかしら」

まどか「あっ……!みんな、終わったの?」

ほむら「鹿目さん……待っててくれたのね」

まどか「うん、良かったぁ……さやかちゃん、無事みたいだね!」

さやか「…………」

杏子「おい、大丈夫か、さやか!怪我とかしてないよな!?」

さやか「……なんでよ?」

杏子「え……?」

403: 【豚】
12/07/01 19:35:27.81 3XxdIGEM0
さやさや

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:37:43.86 IPcpZe2Y0
さやか「なんで、あんなことしたの……?」

杏子「さ、さやか?」

さやか「なんで?なんで……?なんで、恭介に……」

まどか「……上条くんに……?」

杏子「あっ……!あんた、見てたのか……?は、恥ずかしいな……。
   あれは、ほら。さやかのためだよ。さやかを手助けしてやろうと思って……」

さやか「ふざけないでよ!!」

杏子「っ……!?」

さやか「あんなことされても、嬉しくない!!あたしは、ちゃんと自分で、自分の言葉で……!」

マミ「佐倉さん……あなた、一体何を……」

杏子「あ、あたしは、ただ……」

さやか「あんたなんか……あんたなんか、大ッ嫌い!!」

杏子「さ、さやか……?お、おい、待って……」

さやか「付いてこないで!!」

まどか「あっ……!ま、待って、さやかちゃん!」

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:39:28.99 5QvdpY+wi

     __
   /  _, ,_ヽ  ┏┓
   / (●) ..(●  ┏┛
   |   ,-=‐ i.  ・
   >     く
 _/ ,/⌒)、,ヽ_
   ヽ、_/~ヽ、__)  \

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:43:51.80 IPcpZe2Y0
ほむら「…………佐倉さん、あなた、何をしたの……!?」

杏子「っ……あ、あたしは……」

マミ「……聞かせてもらえる?」

杏子「ま……魔法でさやかのフリして……上条に、告白したんだ……」

ほむら「ッ……あなた……!」

杏子「そしたら、さやかに見られてて……」

マミ「……そう。わかったわ。ごめんね、暁美さん。今日はもう、解散しましょう」

ほむら「巴さん……」

マミ「佐倉さんには、これからよく言って聞かせるから。
   暁美さんは美樹さんと鹿目さんのフォロー、お願いできる?」

ほむら「……やってみます」

マミ「ありがとう。それじゃ、また明日ね」

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:47:12.31 IPcpZe2Y0



さやか「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」

まどか「さ、さやか、ちゃん……!ま、待って……!」

さやか「はぁ、はぁ……はぁ……ぅ……ぇぅ……」

まどか「はぁ、はぁ……さやかちゃん……」

さやか「あたし……バカだ……。分かってる、分かってるの……。
    杏子は、何も悪くない……杏子は、あたしのためにやってくれたんだって……。
    悪いのは、あたしの方なんだって……!」

まどか「ち、違うよ!さやかちゃん!さやかちゃんだって、何も悪くないよ!」

さやか「あたしが、もっと早く告白してれば良かったんだ!
    そうすれば、杏子にあんなこと言って傷付けることも、あたしが傷付くこともなかった!
    全部あたしのせい!あたしがいつまでもウジウジしてたから!あたしが……!」

ほむら「……そうね。そうかも知れないわね」

408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:51:17.74 IPcpZe2Y0
まどか「ほ、ほむらちゃん……!?」

さやか「ほむら……やっぱ、あんたもそう思うでしょ?あたしが悪いんだって」

ほむら「えぇ、あなたがいつまでも彼に想いを伝えられなかったことも、
    この現状を引き起こした要因の1つであると言えるわね。
    だから、あなたが自分を責めるのも無理はないわ」

まどか「そんな……!」

さやか「ほらね、まどか……。ほむらの言う通りだよ。やっぱり悪いのは……」

ほむら「でも、佐倉さんも悪い」

さやか「え……?」

ほむら「あの子には確かに悪気はなかった。でも、やったことは明らかに間違ってる。
    それに、あんなことを実践する前にせめて誰かに相談してれば、こんなことにはならなかったはずよ」

さやか「いや、でも……」

ほむら「あなたは確かに悪かったかもしれない。でも、あなたは変わった。
    ちゃんと、自分の言葉で想いを伝えようとしたんでしょう?」

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:56:05.31 IPcpZe2Y0
ほむら「けれど佐倉さんは……あなたを信じていなかった。
    あなたは勇気を出せる人間なんだって、信じなかった。
    1人で勝手に先走って、そして、結果的にあなたを傷付けた。だから、佐倉さんも悪い」

さやか「…………」

ほむら「あなたも、佐倉さんも、両方とも悪かった。それに……そう。私も悪かった。
   私があなたに必要以上に詰め寄ったことも、きっかけになったかも知れないわ。
   ……ごめんなさい」

さやか「い、いや、あんたは、別に……」

ほむら「とにかく私が言いたいのは、確かにあなたも悪いかも知れないけど、
    それは佐倉さんも私も同じだと言うこと……。
    あなたが自分を責めたくなるのは仕方ない。でも、それなら私たちも同じように責めなさい」

さやか「……そんなこと……」

ほむら「それができないのなら、自分を責めないで」

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:58:08.16 DJynmrym0
ほむほむぺろぺろ

411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:00:13.77 SqGHZj3A0
野暮な事かも知れないけどさ
杏子が「能力」を以って恭介と接して、告白したわけだろ?
アレって洗脳の要素増し増しだったよね?
だったら即恭介がイエスって言ったと思うんだけど?

412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:00:35.22 IPcpZe2Y0
さやか「……なんだよ、もう。ずるいじゃん、そんな言い方さ……」

ほむら「…………」

さやか「……ごめん。心配かけちゃって。まどかも、ごめん」

まどか「さやかちゃん……!う、ううん、良いの!気にしないで!」

ほむら「良かった。わかって、くれたのね」

さやか「ん……ありがと、2人とも。……そうだ、杏子と、マミさんは……?」

ほむら「2人なら先に帰ったわ。今頃、巴さんが佐倉さんをお説教してるところでしょうね」

さやか「そっか……どうしよ。あの2人にも謝らなきゃ」

ほむら「明日で良いと思うわ。佐倉さんもあなたに謝りたい気持ちでいっぱいでしょうし。
   巴さんに叱られて、しっかり反省して。明日お互いに謝って、許しあって。
   そしたら巴さんにお願いして、またみんなでお茶会でもしましょう?」

さやか「あはは、うん、そうだね!」

413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:01:33.07 DGnIewX90
幻影が能力であって洗脳じゃないでしょ
どうだっけ

414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:01:48.64 P0jkncXw0
でもこれで恭介が断ったら、また全部ひっくり返って喧嘩になる気がする

415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:02:29.08 bq12vSVw0
人のために魔法使うといい事無いな

416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:04:34.34 f3sLFwooO
>>411
杏子の魔法自体には洗脳要素ないだろ
「みんなが父さんの話を真面目に聞いてくれますように」で、親父の言葉にみんな洗脳されるようになっただけ

417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:04:59.05 2Hd49Cor0
>>415
まったくだぜ

418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:06:08.17 IPcpZe2Y0



さやか「そんじゃ、また明日ね、まどか、ほむらー!」

まどか「じゃあね、さやかちゃん!」

ほむら「えぇ、また明日」

まどか「……ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「何かしら」

まどか「今日は、本当にありがとう。あの時、ほむらちゃんが来てくれなかったら、
    わたし1人だったら、何もできなかった……。
    きっとさやかちゃん、今も落ち込んだままだった」

ほむら「鹿目さん……。まさかあなたまで、自分を責めたりしてないでしょうね」

まどか「えっ……?そ、そんなこと、ないと思うけど……」

419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:07:15.56 SqGHZj3A0
>>416
なんだ杏子は幻覚能力のみだったのか
サンクス

(杏子が態々幻覚を使って変装する必要はあったのだろうか)

420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:10:49.66 IPcpZe2Y0
ほむら「そう、だったら良いの。余計な心配だったわね。ごめんなさい、気にしないで」

まどか「えへ……やっぱり優しいね、ほむらちゃん」

ほむら「……あなたの方がずっと上だと思うけど」

まどか「えっ?」

ほむら「あの時、私は美樹さんをすぐには追いかけなかった。でもあなたは違う。
    あなたは、私なんかよりずっと優しい人」

まどか「そ、そう言われると……なんだか恥ずかしいな……」

ほむら「とにかく、自分が何も出来なかったとか役に立てないとか、そんなこと考える必要はない。
    何もしなくたってあなたの優しさに救われる人も居るってことを、忘れては駄目よ」

まどか「うん……えへへ。わたしまで、ほむらちゃんに励まされちゃったな」

ほむら「私は、思ったことを言っただけよ。……じゃあね、鹿目さん」

まどか「うん、また明日!」

421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:14:38.23 IPcpZe2Y0
マミ宅

杏子「…………」

マミ「……ねぇ、佐倉さん。私が今、ちょっとだけ怒ってるの分かる?」

杏子「……はい」

マミ「じゃあ、どうして怒ってるのかは分かるかしら?」

杏子「…………」

マミ「ふぅ……。あのね、佐倉さん。どうして私たちの誰かに相談してくれなかったの?
  そうじゃなくても前もって美樹さんに確認するとか、色々あったはずよね?」

杏子「……それは……さやかを、びっくりさせたくて……」

マミ「……ちょっとしたサプライズのつもりだった、ってわけ?」

杏子「っ……はい」

マミ「誰にも何も話さなかったこともだけど……私はね、佐倉さん。
  魔法の使い方を間違えちゃったってことが一番問題だと思うの」

杏子「……はい」

マミ「どうしてあなたのやったことが間違いだったのかは、分かってる?」

422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:16:01.97 L3l9p+6X0
マミさんマミマミ

423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:18:20.44 IPcpZe2Y0
杏子「…………」

マミ「……あのね。あなたのやったことは、美樹さんの心を踏みにじることになるの。
   美樹さんの悩みも、葛藤も、何もかも台無しにするってことなのよ」

杏子「……っ……あ、あたしは、そんなつもりじゃ……」

マミ「あなたにはそのつもりがなかったかも知れないけど……。
  はっきり言うとね。これは魔法の悪用よ」

杏子「ッ……」

マミ「あなたは、魔法を悪用した。そのことをしっかり自覚しなさい。
   佐倉さん、あなたには罰を与えます」

杏子「……!」

マミ「明日1日、魔法を使うのを禁止します。外出も禁止。いわゆる自宅謹慎処分ね。
   少し厳しいかも知れないけど……私はもう二度と、
   あなたに魔法の使い方を間違って欲しくないから……。
   家でじっくり、自分の魔法の使い方をもう一度よく考えて、反省しなさい。良いわね?」

杏子「……はい……」

424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:19:23.47 cTgcQGLz0
>明日1日、魔法を使うのを禁止します。外出も禁止。いわゆる自宅謹慎処分ね。

何の権限があってそんな罰与えんの?

425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:20:12.34 3Lu0btTJ0
マミさん中学生の貫禄やないで

426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:22:28.97 IPcpZe2Y0
翌日、放課後

さやか「マミさん、お待たせしましたー!」

マミ「美樹さん!その、昨日は……」

さやか「はい、えっと……ごめんなさい!マミさんに余計な心配かけちゃいました!
    でも、もう大丈夫ですから!まどかとほむらのおかげで、ほら、この通り!」

マミ「そう、良かったぁ。ありがとう、鹿目さん、暁美さん」

まどか「い、いえ!わたしは別に。ほむらちゃんのおかげです!」

ほむら「……ところで、巴さん。佐倉さんは?」

マミ「佐倉さんなら、今家に居るわ」

さやか「あれ、そうなんですか……?」

427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:23:04.64 x4MzkUeAO
>>425
いつからマミさんが中学生だと認識していた?

428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:24:31.98 IPcpZe2Y0
さやか「えっと……マミさん。今からウチに行っても良いかな。
    あたし、杏子に一番謝んなきゃいけないし……」

マミ「えぇ、もちろん。あの子も美樹さんに謝らなきゃいけないしね。
   それじゃ、今からウチに行きましょうか」

さやか「はい、ありがとうございます!」

まどか「でも、今日はどうして家に居るんですか?」

マミ「えっとね、私がそう言ったの。家で1日反省しなさいって」

さやか「えっ!じ、自宅謹慎とは……マミさん厳しいですね」

マミ「美樹さんが怒ってなくても、魔法の間違った使い方をしちゃったのは確かだから……。
   だから、今日1日は魔法を使うのも禁止って言って、ソウルジェムも没収してるの」

ほむら「…………え?」

429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:26:09.14 V2/Z8f+m0
アカン

430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:26:48.39 P0jkncXw0
やってもうたマミさん

431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:01.80 mj4DlhqZ0
クソワロタ

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:29.17 lOzVcySt0
こりゃマミ発狂くるわ・・・

433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:54.84 IPcpZe2Y0
ほむら「待って。巴さん、今なんて?」

マミ「え?だから、魔法を使うのを禁止って言って、ソウルジェムを……」

ほむら「ソウルジェムは、今どこに!?」

マミ「えっ、わ、私が持ってるわ。ほら、ここに……」

ほむら「ッ……なんてこと……!」

まどか「ほ、ほむらちゃん?どうしたの、急に……」

ほむら「巴さん!早くあなたの家へ!急いで!!」

マミ「なっ、ど、どうしたの?なんで……」

ほむら「説明してる暇はない!早く!!」

マミ「っ……わ、わかったわ!」

434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:58.36 cTgcQGLz0
半日死体放棄か
鮮度保ってないからもう腐ってるな
ソースはまどポ

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:28:18.89 d97bnlkK0
>>434
そんなのあるの!?

436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:28:49.05 UxyJ6V9L0
青いのが腐ります

437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:29:32.83 d97bnlkK0
>>436
安定すぎるwwwww


438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:30:31.01 DGnIewX90
おぉ…!これだ…
良い話になってきたぞ…!

439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:30:54.06 cTgcQGLz0
>>435
杏子が魔力で鮮度保ってるうちは大丈夫だったけど、
魔力供給やめた瞬間にさやかの死体が一気に腐敗した

440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:31:13.70 IPcpZe2Y0
マミ宅

ほむら「巴さん、早く鍵を!」

マミ「待って、今開けるから……!開いたわ!」

扉を開け、玄関に一歩踏み入った瞬間、私たちの目の前に飛び込んできたのは……。

マミ「さ、佐倉、さん……?佐倉さん?どうしたの、佐倉さん!?しっかりして!佐倉さん!!」

さやか「はぁ、はぁ、はぁ……!な、なに?どうし……ッ!?」

まどか「はぁっ、はぁっ……え……き、杏子ちゃん……!?」

マミ「どうしよう、佐倉さんが、佐倉さんが……息、してない……!」

441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:33:19.40 cfZ3NNFP0
>>439
あれは時間経ってるのに魔法で無理やり持たせてたからじゃね?

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:33:41.16 r/9QB4g10
あっちゃーwwwwwwwwww

443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:35:03.71 IPcpZe2Y0
ほむら「巴さん、落ち着いて!ソウルジェムを佐倉さんの胸の上に置いて……!」

マミ「えっ……?う、うん!」

杏子「…………っは……すぅ……すぅ……」

さやか「い、息が、戻った……?」

まどか「な、なに?何が、どうなってるの?」

ほむら「巴さん、念のため、佐倉さんに治療魔法を」

マミ「わ、わかったわ……」

ほむら「…………」

マミ「でも、どうして、どうして……こんな……」

ほむら「…………それは……」

QB「やれやれ、とんでもないことをしてくれたね、マミ。
  よりによって杏子を学校に持っていくなんて、どうかしてるよ」

444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:35:07.21 x4MzkUeAO
ソウルジェムはマミさんがしっかりと胸の谷間に閉まっておきました

445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:36:25.47 cTgcQGLz0
えー簡単に生き返るのー?
心臓止まってるのに半日放置じゃ脳細胞完全に死んでるでしょ
回復魔法そこまで万能じゃないだろ

446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:37:24.91 IPcpZe2Y0
ほむら「ッ……キュゥべえ……!」

マミ「佐倉さんを、学校に……何、どういう……?」

QB「言葉通りの意味さ。君は今日1日、杏子を持ち歩いていたじゃないか」

マミ「え、え?な、何言ってるの、キュゥべえ……」

QB「君たち魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100m前後が限度だからね。
  学校にソウルジェムを持って行かれたとなると、こうなるのは当然だ」

さやか「ちょ、ちょっとあんた、さっきから何わけわかんないこと言ってんのよ……!」

まどか「ソウルジェムと、杏子ちゃんが倒れてたことと、何の関係が……」

QB「まだ分からないのかい?ソウルジェムこそが、君たち魔法少女の本体。つまり魂なのさ」

マミ「……え……?」

QB「僕の仕事はね。契約を結ぶ時に魔法少女の魂をソウルジェムへと変換し……」

ほむら「キュゥべえ。もう十分よ。消えなさい」

447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:39:38.55 IPcpZe2Y0
QB「暁美ほむら……。君はもしかして、このことを知っていたんじゃないかな。
  マミに治療魔法を指示したのも、既に杏子の体内が腐り始めていることを懸念したからだろう?」

ほむら「…………」

QB「やっぱりね。君は一体、どこまで知ってるんだい?」

ほむら「あなたに話す必要はない。消えろと言ったはずよ。それとも、ここで葬られたいの?」

QB「やれやれ、わかったよ」

ほむら「…………」

マミ「あ、暁美、さん……これは、一体……」

杏子「ん……あれ。なんで、あたし……」

さやか「ッ!杏子……!」

杏子「何が……え……?」

ほむら「……説明するわ。魔法少女の、真実について」

448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:43:28.72 cTgcQGLz0
マジで死んだ脳細胞復活wwwww
マミさんいれば上条さんの神経も余裕ですね

449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:43:34.33 IPcpZe2Y0



杏子「なん、だよ……それ……」

マミ「私たち……キュゥべえに騙されてたの……?」

ほむら「あいつは、騙しているという自覚すらないわ。私たちとは全く違う価値観を持った生き物だから」

まどか「酷い……酷すぎるよ……」

杏子「そんなの、そんなのっ……!あたしたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」

ほむら「佐倉さん、落ち着いて……」

杏子「なんで、なんでだよっ……くそ……!あたしは、あたしたちは……!」

さやか「き、杏子……」

杏子「……さや、か……。ッ……!」

さやか「えっ……!?」

マミ「さ、佐倉さん!?どこへ行くの!?」

450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:48:05.84 QiIz8mIT0
心臓が破れても血を全部抜き取られても回復できんだから腐ったって余裕で回復できるだろ

451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:48:14.22 IPcpZe2Y0
マミ「待って、佐倉さ……い、居ない……?」

まどか「ど、どうしよ……杏子ちゃん……」

さやか「でも、なんでいきなり逃げたりなんか……!」

ほむら「……手分けして探しましょう。今のあの子の精神状態は……あまり良くない。
    取り返しのつかないことになる前に、早く見付け出さないと」

マミ「えぇ、わかったわ……!」

ほむら「巴さん……大丈夫?あなただって……」

マミ「確かに、すごくショックだけど……今は優先すべきことがあるもの」

ほむら「……巴さん、佐倉さんを探す時、自分のソウルジェムの穢れには十分注意して。
    ソウルジェムは、私たちの魂。魂が穢れてしまうということは……」

452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:49:52.22 cTgcQGLz0
>>450
じゃあこのさやかちゃんはすぐにでもマミさんに上条を助けてと頼むべきだな、うん

453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:50:23.53 QiIz8mIT0
>>452
上条君はいつから魔法少女になったの?ねえ

454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:51:08.77 cTgcQGLz0
>>453
死んだ杏子の体はただの肉だ
魔法少女じゃない

455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:51:43.34 mj4DlhqZ0
どうしてまだ相手にする奴がいるんだ

456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:52:18.79 IPcpZe2Y0
マミ「……魔法が使えなくなる程度では済まないわよね。
  それこそ、本当に、死んでしまうとか……」

ほむら「えぇ……そうね。そう考えてもらって良いわ。
    この宝石が黒く染まりきった時、私たちは人としての死を迎える」

マミ「……わかった、気を付けるわ。それじゃ、行きましょう!」

ほむら「鹿目さん、美樹さん、あなたたちはもう家に……」

さやか「あ、あたしたちも手伝うよ!」

ほむら「……でも」

まどか「お願い、手伝わせて、ほむらちゃん!私たちも、杏子ちゃんが心配なの……!」

ほむら「……わかったわ。くれぐれも、無茶はしないで。何かあったら、すぐ私か巴さんに連絡を」

さやか「……!うん、ありがとう、ほむら!」

457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:53:23.82 DGnIewX90
>>445
身体の大半が腐ってる状態でも動けるよ
まどポソースだがね

458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:54:23.49 uOiK7XNi0
>>454
アスペ?

459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:54:42.05 QiIz8mIT0
>>454
じゃあ高速の上からジェム投げられたさやかはもう魔法少女じゃなくなっちゃったんだね
ハッピーじゃん

460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:03.47 cTgcQGLz0
>>459
ただの死体だからな

461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:31.16 QiIz8mIT0
なんだろくに作品の設定すら知らない奴か
黙ってろ

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:36.84 IPcpZe2Y0



杏子「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!……なんなんだよ、ちくしょう……!」

あたしの、この体が、ゾンビだって……?
もう死んじゃってるってことなのかよ……。
なんで、なんで……。

……さやかに、どんな顔して会えば良いんだよ……。
ただでさえ、あいつに合わせる顔がないってのに……こんな体にされちまって……。

……あたしはまた、間違っちまったんだ。
他人のために、他人を喜ばせるためになんて、意味もなく張り切って、勝手に突っ走って。
またあたしのせいで、人を不幸にしちまったんだ……。

463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:56:56.77 DGnIewX90
へいへい杏子ちゃんオフィってるーwwwwwwwwwww

464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:01:17.11 IPcpZe2Y0



魔女「ギャァアアアアアア……!」

杏子「はあっ……はぁっ……はぁっ……!くそっ……!」

思ったより、手こずっちまった……。
なんか、体も重いし、魔法も上手く使えない……。

おかしい……あたし……。

さやか「杏子!!」

杏子「ッ!?……!」

さやか「待って、逃げないで!!」

杏子「くっ……離せ、離してくれ……!」

465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:02:07.09 ZCUqSPEN0
魔法少女はコーヒー(人間)を豆(精神)と水(肉体)にわけたもの。
魔力で直せるのは水のみ。豆はグリーフシードでしか清められない。
人間は精神と肉体が混ざったコーヒーなので(精神と肉体の境がない)
魔法で水だけ補おうとしても無理。

今考えた。

466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:03:19.89 IPcpZe2Y0
さやか「離さない……!」

杏子「離せよ、放っといてくれ……!」

さやか「嫌だ!今のあんたを放っておくことなんて、出来ないよ!!」

杏子「ッ…………やめて、やめてくれ……あたしはもう……」

さやか「杏子……昨日、酷いこと言ってごめん!!」

杏子「……え……?」

さやか「大嫌いとか、酷いこと言っちゃって……本当にごめん!!
    だから、逃げないで!お願い……!」

杏子「な、何言ってんだよ……。違うよ、そうじゃない……!
   あたしには、もうあんたに合わせる顔なんてないんだ……!」

467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:04:20.32 cTgcQGLz0
なんだかなー
あっさりハッピーエンドに向かいそうで温すぎる

468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:05:54.20 +DXSVJPgP BE:3363163586-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
同じスレタイで二つ立ってるけどアボンしたアホの仕業かな?

469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:06:37.33 IPcpZe2Y0
さやか「……杏子……」

杏子「あんたは謝ることなんてない。謝るのはあたしの方じゃん……!あたしが悪いんだ!
   あたしが勝手に間違えて、突っ走って、さやかを傷付けちまったんだ!
   自分勝手に、あんたのためとか言ってあんたを不幸にしちまったんだよ!あたしが……」

さやか「許す!!」

杏子「っ……な……!?」

さやか「あんたも悪かった!確かにあたしはショックだった!でも、許す!!」

杏子「ゆ、許すって、あんた、そんな……」

さやか「だから、杏子も許して……!お願いだよ、杏子……仲直り、しようよ……!」

470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:09:08.22 IPcpZe2Y0
杏子「……許して、くれるのか……?あたし、あんたを不幸にしたんだぞ……?
   勝手に、さやかの気持ち踏みにじって、傷付けて……」

さやか「……不幸になんて、なってないよ。確かに、杏子のやったことはきっと間違いだったけどさ。
    そもそもあたしが、もっと早く勇気出してればこんなことにならずに済んだんだよ。
    ……そのことも、ごめんね」

杏子「さやか……そ、そんなことない。あたしが、ちゃんと……」

さやか「杏子のやったことは間違いでもね……その気持ちは、すごく嬉しいよ。
    あたしのこと、幸せにしてくれようとしたんだよね?」

杏子「さ、やか……」

さやか「ありがとう、杏子。あたしのために頑張ってくれて」

杏子「さやか……さやかぁ……さやかぁあ……!ぅ、ぁあああ……あぁぁああああ……!
   ごめん、さやか……!本当にごめん、ごめんなさい……!ごめんなさい……!!」

さやか「……泣くほどとか、どんだけ気にしてたのよ、もう……ぐすっ……」

471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:10:31.44 +DXSVJPgP BE:420396023-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
支援

472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:11:09.49 IPcpZe2Y0



さやか「……落ち着いた?」

杏子「……うん……悪い、ありがとう」

さやか「ん。そんじゃ、帰りますか!みんなにメールしとかなきゃね」

杏子「……なぁ、さやか……」

さやか「ん?何?」

杏子「……いや、なんでもない。さぁ、早く帰ろうぜ。みんなに心配かけちまったしね」

さやか「……?」

473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:12:57.08 k6/fMVHtO
まだ不穏な空気が

474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:13:16.35 IPcpZe2Y0



マミ宅

マミ「良かった……!佐倉さんが無事で、本当に良かった……!」

まどか「うん、うん……!」

杏子「ごめん、みんな。心配かけちゃって……」

ほむら「良いの、気にしないで。それより佐倉さん、ソウルジェムは大丈夫?」

杏子「へっ?あ、ほんとだ……。おかしいな、別に大した魔力は使ってないはずなのに……」

ほむら「ソウルジェムは、私たちの魂。魔力を使うだけでなく、負の感情によっても穢れは溜まるの」

マミ「っ……」

杏子「……そういうことか……。悪い、助かったよ」

マミ「佐倉さん、その……本当に、本当に、ごめんなさい……!
  知らなかったとは言え、あなたをあんな危険な目に遭わせて……!」

475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:18:30.15 IPcpZe2Y0
杏子「そんな、良いよ。悪いのはあたしたちの魂をソウルジェムにしやがった
   キュゥべえの奴なんだからさ。マミさんは気にしないで」

マミ「で、でも……わたし、佐倉さんが、死んじゃったら、って……」

杏子「マミさん……でもさ、あたしは今、こうして……。……」

さやか「そうですよ!今はほら、杏子こうやって生きてるんだし!」

杏子「……!」

まどか「マミさん、だから、元気出してください……」

杏子「……あのさ、まどか、さやか」

まどか「え……?」

杏子「正直に、答えてくれ。
    あたしたちの体が、もう死んでて、ゾンビだって聞いて……どう思う……?」

476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:21:19.06 IPcpZe2Y0
さやか「……!」

ほむら「佐倉さん……それは……」

杏子「ごめん、おかしな質問だってのは分かってる……。でも、どうしても気になって……。
   普通の人間のあんたたちに、聞きたいんだ。正直に、答えて欲しい……」

さやか「……それは……」

まどか「し、正直に、って言われても……そんなの……」

杏子「……お願いだ」

まどか「……だ、だってそんな、みんなが、杏子ちゃんや、ほむらちゃんや、マミさんが、
    もう死んでるんだ、ゾンビなんだって言われても……全然、実感がなくて……。
    わ、わたしがそうじゃないから、こんな勝手なことが言えるんだと思うけど、
    だって、みんな普通に喋ってるし、死んでるなんて思えないし、
    普通の、生きてる人間と、全然変わらないし……」

杏子「…………」

477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:21:42.51 9HTKvvc80


478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:24:56.70 bq12vSVw0


479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:25:28.04 DJynmrym0
まどかの脳内再生率がやばい

480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:27:51.93 IPcpZe2Y0
まどか「だから、わたしは……実感がなくて……。ごめんなさい……」

杏子「……さやか、あんたは?」

さやか「私も……まどかと一緒、だと思う」

杏子「……そっか」

まどか「……ごめんね……」

杏子「ははっ……そっか……あはっ、ははははは!」

さやか「えっ……?き、杏子……?」

杏子「生きてる人間と変わらないから実感がないってか……。
   なんだよ、気にしてたあたしが馬鹿みたいじゃんか!
   あんたたちの言う通りだな。魂がソウルジェムになったって、生きてることには変わらないんだ。
   あたしたちだって、今まで全然気付かずに、そうやって過ごしてきたんだもんな」

481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:28:53.31 MJ7TL1wa0
あんこちゃんが狂ったのかと思った

482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:32:40.11 IPcpZe2Y0
マミ「……私たちが、気にしすぎだったみたいね。ありがとう、2人とも。
  あなたたちのおかげで、ずいぶん気が楽になったわ」

ほむら「……!」

下手な励ましなんかより、ずっと良かった……そういうこと……?

まどか「えっ……?あ、そう、なんですか……?」

さやか「だったら、良いんですけど……」

マミ「ふふっ……。あら、いけない。もうこんな時間?みんな、帰らなくて大丈夫?」

まどか「わっ!ほ、ほんとだ!いつの間に……」

483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:36:24.67 bq12vSVw0


484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:40:22.73 xVoxhjlN0
支援

485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:44:50.80 bq12vSVw0


486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:46:02.83 SqGHZj3A0
遠視

487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:50:49.93 IJlZYFtcO
(゚Д゚)

488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:54:37.46 /LMLewZH0
どうしたんだ

489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:00:47.97 H66ozf3g0
さるかな

490:さるった
12/07/01 22:00:59.88 IPcpZe2Y0
杏子「な、なんか悪いな。あたしのために……」

さやか「そんじゃ、罰として今度のお茶会、杏子のケーキの苺はあたしがもらおっかな!」

杏子「えっ!?マジか……。わ、わかったよ」

さやか「えへへっ、悪いね!それじゃ、みんなバイバイ!またね!」

ほむら「お邪魔しました」

まどか「お、お邪魔しました!」

マミ「えぇ、みんな気を付けて帰ってね」

杏子「じゃあなー!」

491: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/07/01 22:03:14.94 XrwvGqZx0
しえん

492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:05:12.14 mJgg8lwk0
追いついた

支援

493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:06:49.20 IPcpZe2Y0
ほむら「……2人とも、本当に大丈夫?」

杏子「ん?あぁ、まーね。あたしはさ、一番気にしてたのは、
   この体がさやか達からどう思われてるのか、ってことだったんだよ。
   だから、あいつらが気にしないってんなら、まぁいっか、ってさ」

マミ「私も、ちょっと拍子抜けしちゃった。
   てっきり“ゾンビなんかじゃない”とかって言われると思ってたから……。
   でも、今考えたらそうやって励まされるよりもずっと良かったかもね。
   “実感がない”なんて言われたのに本人だけがいつまでも気にしていても仕方ないって思えるもの」

ほむら「……そうね、その通り。気にしたって仕方のないこと。
    今まで生きてきた事実は変わりないんだし、今からの生き方も変わらないわ」

マミ「えぇ、もちろん!」

杏子「これからも今までと同じように、正義のために戦い続けるだけさ!」

494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:09:16.86 txyEnjM60
ここは乗り切れても、まだ先が怖いな

495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:09:53.63 IPcpZe2Y0



さやか「……う~ん、結構遅くなっちゃったなぁ……って、あれ?」

マンションの前に、誰か……。
あれは……。

仁美「……さやかさん。お待ちしておりましたわ」

さやか「ひ、仁美!?なんで……」

仁美「あなたに、お訊きしたいことがありますの」

さやか「な、何……?」

仁美「さやかさん、きちんと上条くんに気持ちを伝えたんですよね?」

さやか「あっ……え、っと、それは……い、一応」

仁美「……それで、返事は?」

496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:10:50.58 DGnIewX90
…ん?

497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:14:35.75 96aVFfI/0


498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:15:35.27 IPcpZe2Y0
さやか「……まだ。ちょっと、考えさせてくれ、って」

仁美「そう、ですか」

さやか「その……なんで、そんなこと……?」

仁美「今日上条くん、あなたと話がしたいと、そう仰ってました。
   あなたに、訊きたいことがあると。告白の返事をするのなら
   『訊きたいことがある』なんて言いませんから、少し、気になって……。
   でも、きちんと想いを伝えたのなら、それで良いんです。ごめんなさい、おかしなことを聞いて」

さやか「あ、えっと……」

仁美「私の用事はそれだけです。今日はもう面会時間は終わっているけれど、
   明日必ず、上条くんに会いに行ってくださいね」

さやか「わざわざ、そのためだけに、待っててくれたの……?」

仁美「私にとっては、とても重要なことですのよ?……それでは、失礼します」

499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:16:58.40 mj4DlhqZ0
ひとみん!

500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:18:32.10 IPcpZe2Y0



翌日、病院

さやか「……うぅ……緊張するなぁ……」

わかっちゃいたけど、さすがに気まずいと言うか何と言うか……。
訊きたいこと、って何なのよ……。
今になって改めて杏子が恨めしい……。

……ううん。
どっちにしろ、いつかはちゃんと、自分の口から伝えなおさないといけないんだから。
気まずいとかなんとか言ってる場合じゃない!
……んだけど、何訊かれるんだろ……。

……えぇい!覚悟を決めろ、美樹さやか!

さやか「きっ、恭介~?入るよ~?」

501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:19:27.59 96aVFfI/0
さやかわいい!

502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:21:40.01 IPcpZe2Y0
恭介「……さやか。来てくれたんだね」

さやか「……う、うん……。それで、あ、あたしに訊きたいこと、って……?」

恭介「……この前、さやかが来た時のことなんだけど……」

さやか「っ……う、うん……」

恭介「あの時、さやか……告白、したよね」

さやか「え、えっと、それは、その……」

恭介「それでね。もう一度、確認したいんだ」

さやか「な、何を……?」

恭介「ねぇ、さやか……。本当に、冗談なんかじゃ、ないんだね……?」

さやか「……恭介……?」

恭介「……ごめん。告白されて、こんなこと言うのも酷いって思うんだけど……。
   あの時、僕にはどうしても信じられなかったんだ。
   なんていうか……本心じゃない、っていう感じがして……」

さやか「……え……」

503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:10.36 k6/fMVHtO
さて…

504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:16.72 +DXSVJPgP BE:1681581964-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
ワカメのネタ画像でも貼ろうかと思ったらそもそもワカメの画像が無かった

505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:20.86 sCgiETad0
あんこぉぉ

506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:31.98 96aVFfI/0
かみやん鋭いな

507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:24:28.64 AevBYCOki
ここで本気をみせろさやかちゃん!

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:25:16.70 TnZr5wDHP
逃げずに向き合って頂きたい

509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:26:19.46 mJgg8lwk0
がんがれ!さやかちゃん!

510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:06.73 IPcpZe2Y0
恭介「だから……もう一度、さやかの気持ちを確認させて欲しい。
   もしあの時、何か理由があって好きでもないのに告白したのなら、そう言ってくれ。
   でも、もしそうじゃなかったら……」

さやか「好き……」

恭介「え……」

さやか「あたしは、あたしは……恭介のことが、好き……!
    ずっと言えなかったけど、ずっと、ずっと、好きだったの……!
    恭介のこと、好きだったの……!」

恭介「……さやか」

さやか「あたしは、本当に、本当に本当に、恭介のことが好き!
    嘘でも冗談でもなくて、恭介のことが大好き!ずっと前から、今も、大好き!!」

恭介「…………ごめん、さやか」

さやか「ッ……恭、介……」

恭介「疑ったりなんかして、本当にごめん。……ありがとう。すごく、嬉しいよ」

さやか「えっ……」

恭介「今のを聞いて、まだ冗談だなんて、そんなこと思えるわけがない。
   それに、嘘や演技なんかで涙を流せるほど、さやかは器用じゃないからね」

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:39.14 AevBYCOki
えんだあああああああああああああああああああああああ

512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:52.87 96aVFfI/0
きたか…

513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:19.45 DGnIewX90
魔法少女じゃないさやかって良い子だよなぁ

514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:20.61 sCgiETad0
よく言った!

515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:23.33 SqGHZj3A0
幻覚って罹ってる人の主観で見たり感じたりするものだよね
それさえも見抜いちゃう恭介何者だよ

516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:35.06 mJgg8lwk0
いやあああああああああああああああああああああああ

517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:37.67 TnZr5wDHP
上条の答え次第によってはここにある酒を一気飲みせざるを得ない

518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:30:23.80 MJ7TL1wa0
>>515
幼馴染ならではの主観ってものがあるからな
長い付き合いなら見抜けると思う

519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:31:22.76 n1+RqEZi0
祝杯の用意はでけた

520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:32:31.97 96aVFfI/0
やべえもう飲んでた

521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:15.66 IPcpZe2Y0
さやか「あ、えっと、その……」

恭介「この前、さやかに告白されてから、ずっと考えてたんだ。
   本心とは思えなくても、やっぱりどうしても気になるからね。
   それで、考え続けて、思ったんだ。僕は、僕の人生には、ヴァイオリンしかないんだって思い込んでたけど、
   本当にそうなのか、って。ヴァイオリンと同じくらい、大切なものもあったんじゃないか、って」

さやか「そ、それって……」

恭介「それでね。今の、さやかの言葉で、やっとはっきりしたよ。
   僕の人生には……ずっと、君が居たんだ。
   怪我をした僕を支え続けてくれたのは、さやかだった。
   僕が一番辛い時に側に居続けてくれたのは、さやかだった。
   さやかは……僕の人生の中で、ヴァイオリンと同じくらい。
   いや……ヴァイオリンなんかよりもっと、大切なものだったんだ」

さやか「恭、介……じ、じゃあ……!」

恭介「うん、僕からもお願いするよ。さやか。僕と……正式に付き合って欲しい」

さやか「き、恭介ぇ……!」

恭介「勝手かも知れないけど……これからも、僕を支えてくれるかい?」

さやか「うん、うん!支える!ずっと支える!」

恭介「……良かった、ありがとう。嬉しいよ、さやか」

さやか「あたしの方が嬉しい!嬉しい!恭介!恭介恭介ぇ!」

522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:19.10 eLtJhMWHi
聖杯の用意ならできてますよ

523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:32.67 M5zsoI/Y0
コレは良い上条

524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:05.08 AevBYCOki
あああああああああああああああ
さやかちゃんにはこういう未来を与えて欲しかった

525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:10.49 r/9QB4g10
よっしゃあああああああああああああ


526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:18.02 96aVFfI/0
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!

527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:21.07 SqGHZj3A0
仁美「え?いきなり二股?」

528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:37.33 TnZr5wDHP
良し
酒を飲むとするか

529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:13.08 3Lu0btTJ0
>>527
何言ってんだワカメ

530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:46.34 DGnIewX90
これだからワカメは…URLリンク(i.imgur.com)

531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:49.29 AevBYCOki
上条、仁美の幻想をぶち殺したな。

532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:50.96 sCgiETad0
うほー

533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:36:21.56 n1+RqEZi0
なんて俺得なさやかシナリオ

534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:38:30.70 IPcpZe2Y0



さやか「……ぐすっ……えへへっ。ごめんね、病室でこんなに大騒ぎしちゃって」

恭介「ううん、大丈夫だよ」

さやか「あたし、明日から毎日お見舞いに来るよ!恭介が退院する日まで、ずっと……」

恭介「あ、そのことなんだけど……ごめん。
   せっかくさやかと付き合えたのに、もう少ししたらしばらく会えなくなるんだ……」

さやか「えっ……な、なんで!?」

恭介「すごい腕の先生が居るらしくて、その人の手術を受けられることになったんだよ。
   ただ、そのためにはちょっとここを離れないといけないんだ。
   実は前からあった話なんだけど、まだ決まらない内から言い出せなくて……」

さやか「えぇ!?で、でもなんでこんな時期になって、突然……」

恭介「それがね。志筑さんが、紹介してくれたんだ」

535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:39:17.82 96aVFfI/0
仁美△

536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:40:12.92 c2RQHsHb0
きっとスーパードクターKみたいなお方だろう

537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:40:17.18 Xli9Ya0/0
追いついた④

538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:40:37.28 mJgg8lwk0
あれか、海外に行ってワルプルギスを
避ける的な?

539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:41:03.36 IPcpZe2Y0
さやか「ひ、仁美、が……?」

恭介「うん。何日か前にお見舞いに来てくれて、その時にそういう話になったんだ。
   それで昨日、受けさせてもらえることになった、って……。
   本当に、志筑さんにも感謝の気持ちでいっぱいだよ。僕のために、そこまで手を尽くしてくれるなんて」

さやか「何日か前……?昨日、って……。それじゃ、仁美の言ってた“都合”って……」

恭介「さやか……?」

さやか「……ごめん、恭介!あたし、仁美に会わなきゃ!」

恭介「えっ?」

さやか「またお見舞い来るからね!じゃあね!」

恭介「わ、わかった、じゃあね……」

540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:42:16.71 sCgiETad0
わかめ叩かれすぎワロタwww

541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:42:36.28 bq12vSVw0
そして治療に行った先で仁美に寝取られると・・・


愉悦

542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:42:52.75 96aVFfI/0
>>541
こら!

543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:43:59.17 n1+RqEZi0
>>541
おい!

おい!

544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:44:56.65 lS/x9RYY0
さやかも着いて行けば問題無い

545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:45:47.50 gZ3x9cTg0
追いついた

しえん

546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:46:31.47 IPcpZe2Y0
公園

仁美「……どうしましたの?急に呼び出したりして。
   まぁ、今日は特に用事もないので構わないんですけど……」

さやか「……恭介の、ことなんだけど……」

仁美「……返事はもらえたみたいですわね。
   大丈夫ですわ、報告なんてしていただかなくても……上条くんの昨日の様子から、察しは付きましたから」

さやか「そ、そんなんじゃないよ!……確かに、恭介は付き合ってくれるって言った。
    でも……聞いたよ。仁美、すごいお医者さん紹介してくれたんだって……」

仁美「えぇ、紹介しましたわ。素晴らしい実績をお持ちの方ですのよ?……それが何か?」

さやか「な、なんで?なんでそんな、恭介のこと助けてくれてたのに、あたしに……譲ったりなんか……」

仁美「お医者さまを紹介することと、告白することに、何か関係が?」

さやか「だ、だって……」

仁美「……彼の腕を治すチャンスをダシにして告白すれば良かったと、そう仰るのですか?
   “あなたの腕を治してあげるから、私と付き合ってください”。そう告白するべきだったと?」

547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:47:10.55 AevBYCOki
ああ

548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:48:18.07 sCgiETad0
なんだ、フェアな子じゃん

549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:48:58.82 mj4DlhqZ0
さすがひとみん!

550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:49:29.78 mUS6wSMr0
仁美ちゃんはよく出来た子だ

551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:51:08.57 SlZJulOf0
>>515
天才バイオリニストだし、その辺の感性もあるのだろう

552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:52:41.44 IPcpZe2Y0
さやか「っ……そういうわけじゃ……」

仁美「……ごめんなさい。今のは言い過ぎました。
   さやかさんは……引け目を感じているんでしょう?何もできない自分が付き合えて、
   腕を治すチャンスを与えた私が付き合えない……これで良いのか、って」

さやか「……だって、仁美の方が、ずっと恭介の役に立てるじゃん!
    何もできないあたしなんかより、仁美と一緒に居た方が、恭介だって幸せに……!」

仁美「引け目を感じる必要なんてありません。私は、たまたまそういう立場にあっただけ。
   さやかさんだって、立場が同じならきっと私と同じことをしたはずです。違いますか?」

さやか「……それは……」

仁美「それに、彼が幸せを感じるかどうかは、彼自身にしか分かりません。
   そして、その上条くんがあなたと一緒になりたいと言ってくれた。それのどこが不満なんですの?」

さやか「そりゃ、結果だけ見ればそうかも知れないけどさ。
    でも、仁美が先に告白してればきっと……!」

仁美「たらればを言っても仕方ありませんわ。もう済んだことですのよ」

さやか「……で、でも……」

仁美「それとも、もし私がさやかさんに“別れろ”と言えば……あなたは別れられるとでも?」

さやか「……仁美が、そう言うなら……」

553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:53:07.24 6SzCfSOF0
>>536
古いな...

554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:56:02.78 mj4DlhqZ0
わざわざ告白する前にちゃんと宣戦布告するとか普通にいい奴なのに

本編ではタイミングと相手が悪すぎたのだ

555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:56:19.76 SqGHZj3A0
キャラ崩壊レベルのさやかの腰の弱さ

556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:57:10.50 IPcpZe2Y0
仁美「さやかさん……」

さやか「ううん……仁美が言わなくたって、あたしは……!」

仁美「……ふざけないで」

さやか「え……?」

仁美「上条くんのことも、考えてください……!」

さやか「……恭介の、こと……?」

仁美「彼はあなたに告白された時、即答したわけじゃない。
   返事を待ってもらって、よく考えて、その上で、
   さやかさん、あなたと一緒になりたいと思ったんです。
   私は私なりに、上条くんのことを理解してるつもりです。
   彼は、いい加減な返事をするような人じゃない。
   あなたへの返事も、きっと彼の真剣な想いが込められていたはずです!」

さやか「っ……」

仁美「あなたがここで上条くんと別れたら、彼のその想いを裏切ることになるということを、分かってますか?
   それに私は、たとえそんなことをされて上条くんと付き合えても……少しも嬉しくない!」

557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:58:10.63 L0X480Tt0
さやかちゃんは自分の正しさを信じない限り激弱だよ
かってにドつぼにはまっていくよ

558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:58:46.34 COuhK0Bx0
ええこやな

559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:58:54.15 DGnIewX90
>>554
まどポで言うのもアレだが
どこか「諦めてくれれば」と思っての宣戦布告と言う話もあったぞ

560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:59:22.73 SqGHZj3A0
>>554
腹パン・NTR・友達だから御見通しなのにさやかがグズる事を想定してなかった
もしくは想定した上での勝利宣言・自分から宣戦布告することに寄るNTRの正当化

561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:01:42.45 IPcpZe2Y0
仁美「それに、それはあなただって同じ……。
   何年間も想い続けてきた人とせっかく両想いになれたのに、
   友達に引け目を感じたくないからって別れて……それで幸せになれるはずがない」

さやか「っ……」

仁美「あなたが別れたところで、誰一人として喜びません。
   それどころか、3人とも不幸になってしまう……あなたがやろうとしたことは、そういう行為です」

さやか「で、でも、仁美は良いの?それで、良いの……?」

仁美「……失恋ですもの。悲しくないはずがありませんわ。
   でもそれと同じくらい、私の親友の長年の想いが実った嬉しさもあります」

さやか「仁美……」

仁美「おめでとうございます、さやかさん。心から祝福しますわ。
   絶対に、上条くんと一緒に、2人とも幸せになってくださいね。
   もしどちらかでも幸せになれなかったら、その時は本気で怒りますからね!」

さやか「……ありがとう、仁美。本当に……ありがとう……!」

562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:02:29.75 mj4DlhqZ0
恋愛ってそんなもんじゃね?
NTRでも何でもないし

563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:04:54.55 IPcpZe2Y0



さやか「というわけなのでしたー!」

まどか「すごぉい!やったねさやかちゃん!

マミ「おめでとう、美樹さん。本当に良かったわ」

杏子「…………」

さやか「ん?えっ、なに杏子。もしかして泣いてんの?」

杏子「なっ、泣いてなんかねーよ!ただ、安心したって言うか……」

マミ「佐倉さん、やっぱり気にしてたのね……。良かったわね、美樹さんが幸せになれて」

杏子「……うん」

564: 【ぴょん吉】
12/07/01 23:05:03.93 3XxdIGEM0
概念を捕らえる腹パン

URLリンク(www.imgur.com)

565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:06:20.92 3Lu0btTJ0
>>564
ワカメパねぇな

566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:08:28.42 DGnIewX90
さやかちゃんの恋が実った記念に、恭介のスク水画像をくれてやる
URLリンク(i.imgur.com)


567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:09:47.64 IPcpZe2Y0
ほむら「それにしても……上条くんの指、治ると良いわね」

さやか「うん。やっぱ、あたしも恭介のあの演奏がまた聴きたいからさ。
    本人は“もし治らなくても作曲家かヴァイオリン教室の先生くらいはできるから”って言ってたけど。
    あ、あと“さやかが居てくれるから”とも言ってたな。んもー!照れちゃうわよね、恭介ったらー!」

マミ「あらあら、羨ましいわね。彼が退院したら、やっぱりデートとかもしちゃうのよね。
   憧れるなー、そういうの。うふふっ」

ほむら「巴さんも、そういうことに興味あったのね」

マミ「それはもちろん。やっぱり、年ごろの女の子としては素敵な彼氏に憧れちゃうものじゃない?
   デートかぁ……。朝は早起きして、お弁当作って、待ち合わせの30分前には着いちゃって、
   時間になって、“待った?”って言われても、“ううん、今来たとこ”とか答えちゃって……」

杏子「あ、ダメだ。マミさんが自分の世界に入っちまった」

568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:09:50.13 2Hd49Cor0
>>566
ふぅ・・・・

569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:09:50.18 SqGHZj3A0
恋愛なんかしたことないからわからんが
作品的にはNTR展開でしょう?

570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:10:08.99 /3rC5XBU0
>>523
まあ、さやかが勇気だしてれば十分あり得たかと

571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:10:12.24 3Lu0btTJ0
マミさん乙女可愛い

572: 【大吉】
12/07/01 23:10:59.78 3XxdIGEM0
マミさんマミマミ

573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:11:58.38 DrpKl4F70
もともと付き合ってもないのにNTRもくそもなくね?

574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:13:06.80 IPcpZe2Y0
マミ「夜は素敵な夜景を見て、2人でお食事をして、それから……」

まどか「それから?あとは寝るだけじゃ……」

マミ「も、もう、鹿目さん!“寝る”だなんてそんな……」

まどか「へっ?」

さやか「あはは、まどかにはちょーっと大人のデートは早かったかなー?
    夜はそれだけじゃないのだよ……なーんて!きゃー!」

ほむら「そうね、鹿目さん。お風呂が抜けているわよ。
    大人はお風呂に入るのを忘れたりなんかしないわ」

まどか「あ、そっか!うーん、でもそれってデートと何か関係あるのかな?
    大人なんだから、一緒にお風呂に入ったりはしないでしょ?」

ほむら「あぁ……それもそうね。ごめんなさい」

575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:13:06.99 SqGHZj3A0
                     /j
                   /__/ ‘,
                  //  ヽ  ', 、
                    //    ‘  ! ヽ             …わかった この話はやめよう
                /イ       ', l  ’
               iヘヘ,       l |  ’
               | nヘヘ _      | |   l            ハイ!! やめやめ
               | l_| | | ゝ ̄`ヽ | |〈 ̄ノ
               ゝソノノ   `ー‐' l ! ¨/
            n/7./7 ∧        j/ /     iヽiヽn
              |! |///7/:::ゝ   r===オ        | ! | |/~7
             i~| | | ,' '/:::::::::::ゝ、 l_こ./ヾ..     nl l .||/
             | | | | l {':j`i::::::::::::::::`ーr '         ||ー---{
              | '" ̄ ̄iノ .l::::::::::::::::::::::∧       | ゝ    ',
      , 一 r‐‐l   γ /、::::::::::::::::::::::::〉ー= ___  ヘ  ヽ   }
    / o  |!:::::}     / o` ー 、::::::::::::i o ,':::::::{`ヽ ヘ     ノ
   / o    ノ:::::∧   /ヽ  o  ヽ::::::::| o i::::::::ヽ、 /   /
   /    ノ::::::/    /::::::::ヽ  o  ヽ:::| o {::::::::::::::Υ   /

576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:14:00.69 COuhK0Bx0


577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:18:15.48 IPcpZe2Y0
まどか「子ども同士なら洗いっことかするかも知れないけど……」

杏子「ん、そうか?あたしはたまにマミさんと一緒に入るけどなー。
   洗いっこもするし。ね、マミさん?」

さやか「えっ!洗いっこって!?ま、マミさん、もしかしてそういう……」

マミ「ち、違います!だって、佐倉さんはもう家族みたいなものだし……!」

ほむら「恋人だって、家族みたいなものだと思うけど……」

まどか「恋人の洗いっこって、普通の洗いっこと何か違うんですか?」

マミ「も、もう!鹿目さん!佐倉さんも、余計なこと言わないの!」

杏子「あたし、何か変なこと言ったかなぁ……」

578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:20:19.91 AevBYCOki
キマシ

579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:21:19.70 L3l9p+6X0
マミマミあんあん!

580: 【末吉】
12/07/01 23:23:23.78 3XxdIGEM0
タワー

581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:23:51.14 IPcpZe2Y0



ほむら「2人とも、今!」

マミ「おっけー!任せて!」

杏子「よっしゃ!どおりゃああああ!!」

魔女「ギャァアアアアアアア……!」

ほむら「……終わったわね」

マミ「お疲れ様。連携もずいぶん繋がるようになってきたわね」

杏子「そりゃ、あれだけ練習したんだもんね!反省会もがっつりやってるし」

ほむら「ワルプルギスの夜との戦いまで、もうあまり日はない。
    残りの日数でどれだけ質を向上させられるかにかかっているわ」

マミ「えぇ、頑張りましょう!それじゃ、今から早速、反省会兼ワルプルギスの夜対策会議ね!」

582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:29:13.92 H0h9EblE0
>>559
オレもどちらかと言えば554に同意だな。
それに、あの段階ではすでに、仁美が何もしなかったら別の誰かが恭介に告白する可能性が高くなってただろ。

それとな、恭介とさやかのことで以前から悩んでたからエリーちゃんの口づけを受けてあんなことになったんだろ。

583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:30:17.70 IPcpZe2Y0
夜、マミ宅

杏子「……ねぇ、マミさん」

マミ「あら……まだ起きてたの?」

杏子「うん……ちょっと、眠れなくて」

マミ「……明日、だものね。緊張してる?」

杏子「……うん」

マミ「それじゃ、怖い?」

杏子「……ちょっとだけ」

マミ「そう……良かった。私も、ちょっとだけ怖いし、緊張してるから」

杏子「え……」

584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:31:43.64 SqGHZj3A0
怖い……

585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:32:26.81 H0h9EblE0
ついに決戦の日か


586:ストロング山根 ◆STRONG...I
12/07/01 23:33:06.85 +XVpoz190


587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:36:46.67 IPcpZe2Y0
マミ「相手はあのワルプルギスの夜だもの……さすがに、ね」

杏子「……そっか……」

マミ「でも、怖いし、緊張もしてるけど……逃げたいとは少しも思ってないわ」

杏子「……マミさん……。それってやっぱり、町を守る、正義の味方だから……?」

マミ「もちろん、それもあるわ。でも、それ以上に……佐倉さん、あなたを守りたいからかも」

杏子「えっ?」

マミ「佐倉さんは、私に唯一残った家族だから……。だから、本当はあなたには、逃げて欲し……」

杏子「あ、あたしもだよ!マミさんだって、あたしの、唯一残った……!
   だから、あたしは、マミさんを守るって、決めたんだ……!」

マミ「……佐倉さん……それじゃ、お互いに明日は頑張りましょう!
   お互いが、お互いを守れるように、ね!」

杏子「うん……!」

588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:44:39.80 KFNN+bBm0


589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:45:44.75 IPcpZe2Y0
当日

ほむら「……いよいよね」

マミ「えぇ……」

ほむら「2人とも、作戦は頭に入ってる?」

マミ「えぇ、大丈夫」

杏子「もちろん、完璧だよ!」

ほむら「そう……良かった。佐倉さんが少し心配だったけど」

杏子「おい!あたしを何だと思ってるんだ!」

マミ「まぁ、確かに覚えるのにはなかなか時間がかかったけどね」

杏子「ま、マミさんまで……」

590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:46:50.38 CG6jhDdjO
ほむ

591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:50:19.25 IPcpZe2Y0


ほむら「……来る。2人とも、準備を!」



マミ「おっけー!作戦通りにね!」



杏子「やってやる!あたしたちは、正義の魔法少女なんだ!」



マミ「その通りよ。正義の味方が負けるもんですか!」



ほむら「今度こそ……決着をつけてやる!」

ワルプルギス「アハハハハ!アハハ、ウフフフフフフ、アハハハハハハハハ!」

592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:52:15.12 /h+YIB/c0
3……よかったな……

593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:52:38.17 IPcpZe2Y0



避難所

まどか「……すごい風だね」

さやか「うん……これが魔女の仕業だって言うんだから、ねぇ」

まどか「3人とも、大丈夫かな……」

さやか「そりゃま、心配じゃないって言えば嘘だけどさ。
    信じようよ。みんなベテラン魔法少女なんだし、3人も揃えば勝てない魔女なんて居ないって!」

まどか「そ、そうだよね!」

QB「本当にそう思うかい?」

まどか「ッ……キュゥべえ……!」

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:52:57.61 DGnIewX90
はい営業


595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:54:47.22 P0jkncXw0
必ずこのタイミングで来るキュゥべえ

596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:57:23.59 IPcpZe2Y0
さやか「……何しに来たんだよ」

QB「そんなに邪険にしないでくれよ。僕は君たちのためを思って来たのに」

まどか「どういうこと……?」

QB「君たちは、ワルプルギスの夜についてどんな説明を受けてるのかな」

さやか「すごく強い魔女なんでしょ?だから、3人で協力して倒すって」

QB「すごく強い魔女……確かにそれは間違っていないね。
  ワルプルギスの夜は、史上最強、最悪の魔女だ。
  これまでの人類の歴史の中で、いくつもの文明を滅ぼしてきた。大災害といった形でね」

まどか「史上、最強……!?」

QB「そうさ。魔法少女の大半は名前を知ってるくらいだ。その程度の規模になるのは当然だろう?」

さやか「っ……だ、だからなんだって言うのよ!」

597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 23:58:08.25 xVoxhjlN0
お約束のQB

598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:00:06.23 IPcpZe2Y0
QB「だから、本当に彼女たちがワルプルギスの夜に勝てると思ってるのか、僕はそう訊いてるんだよ」

さやか「……あたしたちは、みんなを信じるって決めたんだ。
    例えどんな魔女が相手でも、絶対に勝てるんだって、そう信じるって……」

QB「仮に彼女たちが劣勢だとしても、まだそんなことが言えるのかな」

まどか「……え……?そ、それって、どういう……」

QB「そのままの意味だよ。彼女たちがワルプルギスの夜に負けそうで、
  全滅の恐れすらあるのだとしても、君たちはまだそんな楽観的で居られるのかい?」

さやか「う……嘘、でしょ?そんな……」

QB「嘘だと思うのなら、自分の目で確かめると良いよ。彼女たちの戦いの、結末を」

599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:01:52.87 sCgiETad0
DQNBぇ...

600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:02:20.40 PLbFcY230
愉悦

601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:05:04.38 pc5+OvGU0



ワルプルギス「アハハ、アハ、ウフ、アハハハハハ!」

杏子「っの野郎!いつまでも、笑っていられると思うな!!」

ワルプルギス「ッ……アハハ、ウフ……アハハハハ……!」

マミ「くっ……効いてるのか効いてないのか、いまいち分からないわね……!」

ほむら「いいえ、大丈夫!攻撃は間違いなく通ってるし、ダメージも蓄積されてるはず!
    この調子で行けば、きっと……!」

杏子「そうか、そいつを聞いて安心したよ!」

マミ「グリーフシードは残り少ないけれど、それまでにケリを付けてやりましょう!」

ほむら「えぇ……!」

ワルプルギス「アハ……アハハハ、ウフフ……アハ、アハハハハ……」

602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:09:20.70 j2AvXzQG0
間違いなく、ダメージは蓄積されている。
この調子で行けば、必ず……今度こそ、あいつに……

その時、視界の端にチラリと動く影が見えた。

……っ……!?

まどか「……あれが、ワルプルギスの夜……!?」

さやか「大きい……!」

マミ「えっ……!?鹿目さん、美樹さん!?」

杏子「なっ……お、おい!なんであいつらが……!」

ほむら「ッ……インキュベーター……!」

QB「参ったな。このままじゃ本当に、彼女たち3人でワルプルギスの夜を倒してしまうね」

まどか「えっ……!?」

さやか「あ、あんたさっき、劣勢だって……!」

603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:10:30.25 zmd1pynB0
おい、このパターン2度ぐらい見たぞ
今回含めて3度ぐらい

604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:12:14.61 j2AvXzQG0
QB「僕は仮定の話をしただけだよ」

さやか「っ……騙してたんだね……!」

QB「騙す、という行為自体、僕には理解できないよ。
  ここに来たのは君たちの意思だろう?僕が無理矢理連れてきたわけじゃない」

まどか「そんな……!」

さやか「ふざけんな!お前は……!」

杏子「おい!あんたたちこんなとこで何やってんだ!」

さやか「ッ!杏子……!」

杏子「ここは危険だ!だから……」

1.保護結界を張って、2人を守る

2.安全な場所まで逃げるように言う

>>610

605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:12:28.36 5wdHqaTIi
べえさん

606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:13:03.42 5wdHqaTIi
ここで安価とかふざけんな
st

607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:13:28.21 +Z0DyOaI0
おいおいまじかよ
st

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:13:58.22 QUS9itMu0


609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:11.24 CCCwiJqr0
2

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:24.77 zmd1pynB0
1

611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:26.65 N9UWtJPJ0
1

612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:28.27 OV7X/MpQ0
これにしないとヤバイと思って選んだ方がバッド、というパターン?

613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:42.58 OLENCgIu0
2

614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:14:49.36 4sqP2ipZ0
両方の展開かけ

615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:17:31.72 3CdSiEyW0
>>610
GJ

616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:17:47.77 vJ0wE57L0
正解ルートっぽいな

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:18:14.98 j2AvXzQG0
1.

杏子「この中でじっとしてろ!」

まどか「杏子ちゃん……!」

さやか「あ、ありがとう、杏子……!」

ほむら「……安全は確保できたわね。それじゃあ、行きましょう。
    もう一押しで、確実にあいつを倒せるわ」

杏子「よっし!そうと決まれば、さっさとぶっ倒しちまおうぜ!」

マミ「えぇ。後輩の前で、格好悪いとこ見せられないものね!」

QB「やれやれ、僕は結界の中に入れてくれないんだね」

618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:19:35.33 WYI2xcM+0
結界で魔力使いすぎてあぼん的な展開では

619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:21:35.91 j2AvXzQG0



ワルプルギス「アハハ……ウフ……アハ、アハハ……!」

杏子「へ、へへっ……!ようやくあいつ、笑えなくなって、来たみたいだな……!」

マミ「そうね……!本当に、あと一押しで行けるわ……!」

ほむら「ここで、一気に決める……!2人で、最大火力を打ち込んで……!
   まずは私が、こいつの動きを止める!」

マミ「た、対艦ミサイル……!?」

ほむら「これでも、喰らいなさい……!」

ワルプルギス「ッ……!アハ、アハ……ウフフ……アハハ……」

620:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:24:00.86 j2AvXzQG0
これだけだと、ワルプルギスの夜相手では決め手にはならない………。
でも、これだけじゃない。
佐倉さんと、巴さん、2人が居れば……!

ほむら「今!お願い!」

杏子「よっしゃあ!ぅおりゃあああああああ!!」

ワルプルギス「ッ……アハ、ウフ……」

杏子「マミさん!任せた!」

マミ「おっけー!飛びっきり大きいのをお見舞いするわよ……!ボンバルダメント!!」

ワルプルギス「アハ……ウフ……ア、ハ…………」

621:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:26:19.85 j2AvXzQG0
ほむら「っ……!ワルプルギスの夜が……」

杏子「消えて、いく……?」

マミ「……勝った、の……?私たち、本当に、ワルプルギスの夜に、勝っ……」

ワルプルギス「ッ……!アハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」

杏子「なっ!?」

ほむら「ッ!?巴さん!!」

嘘だろ!?
こんな、このタイミングで、そんな馬鹿でかい……!

杏子「マミさん!避けて!!」

622:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:29:07.06 j2AvXzQG0
マミ「っ……!」

杏子「ま、マミさん!?」

な、なんで避けないんだよ!?
あんな魔力の塊、まともに受けたら……!

まどか「ひっ……!」

さやか「う、うそ……こっちに……!?」

杏子「ッ……!?」

お、おい……そんな、そんなことって……!
あの攻撃の方向……さやか達が居る方向じゃないか……!
まずい、あたしの結界じゃ、あんなの……まさか!

杏子「まっ……マミさぁあああああん!!」

マミ「くっ……あ、あぁああああああああああ!!」

623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:30:39.61 U6CAasBe0
マ・・・・マブさああああああん!!!

624:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:31:48.10 aYnyXGml0
俺「任せろ!」

625:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:32:00.99 j2AvXzQG0
ワルプルギス「アハ、ハ……………………」

QB「ワルプルギスの夜が、完全に……どうやら今のが最後の攻撃だったようだね。
  やれやれ、まさか本当に倒してしまうなんて。
  ただ……代償がないというわけじゃなさそうだね」

杏子「マミさん!マミさん!!しっかりして、マミさん!!」

ほむら「……そんな」

まどか「マミさん……嘘、だよね?そんな、そんなことって……!」

さやか「ま、マミさん、マミさん……目を開けてよ、マミさん!!」

QB「残念だけど、マミが目を覚ますことはないよ。ソウルジェムを見れば分かるよね。
  あれだけの魔力の塊を受けたんだ。無事で済むはずがない。
  マミのソウルジェムは……完全に破壊されてしまった」

626:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:32:51.18 R+jUMCJu0
マミ…さん…

627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:32:57.81 zmd1pynB0
                                  __,,....,,__
                              ,.  ''"´     ``丶、               , ´ ̄ ̄`丶.
           ,. ´ ̄`丶.            ,. '′      ,.ヘ       `ヽ、             , '           ヽ
            , '        ヽ           /   ,/ / ./  ヽ ト、      \   .      {             '.,
        /           }          /     / ///   u. ヽ| ヽ l    ',           ',          }
          {            j         ,'      ,l/'"´``     '"´`` ,ソヽ     i          \        く
        )        ,. '′     __i    / 、 、 ,      、 、 ,    '.,  .l__         ヽ ..,,_  _,..へ. .\ __
    ,,__ / , ヘ,,_,,..  '".     ,.へ. ハl     /   ○    、    ○     l  l ハ  _,,_         ̄    ,ゝ、"´  `ヽ
   /  `Y `く            ヽ ヽ_人   l `ヽ.             /´ u l  人人_/ / _          {  (_    ,.}
.  ,'  .   !  }         ,へ.__Y´/  ヽ  l   )、ー------一ァ(   /,/  ヽ/ .ム-,' /          /    ̄\ \
  ヽ.,,_,, 人 ノ           \ ヽ. {    \|   ' Uヽ ..,,_,,.. !|′ ヽ  ′    jヽ/''"/ ./          , '       ,. ヘ〆
/ , へ    `ヽ.        r‐'ニ=ヽ'´ ゝ u             ‐-‐ |{          ノ    ソ〆ニ=-、  , '    u   .j
 / .  ',      ヽ      ノノ      _ ` 、...__..  \        /  、..,,__,,.. く_          ソ ,.'         /
'′    ',   u.   ヽ    '´   , '"´  `Y´    u   ` ー-----一'"     ノ      ``丶      /          ,.'
.      ',        ヽ   ./     _           __,,....,,_ __           __    ヽ__   /         , '
         ',         ヽ _,,/     , '´       ,..-◆-‐'::::。::::::}´: `~``ー-‐- 、_    `丶.   `ヽ′       /
         ',                 /    _,,..-‐-'"´:::::::::::::::::::::::::::::::〕 : : : : : : : : : : : ヽ ̄`丶 ヽ          /
         ',          u   ,'  , ´(::::::::◇::::::::::::::::::::::::::::::::::::( : : : : : : : : : : : : ;ノ    ) _',_     , '′
         ',              {__ (   ヽ::_:::::::::::::::::::::▽::::::::::::::ノ : : : : : : : : : :_厂    , '     `ヽ‐<.
         \        /  ``  ..,,_ ~""''' ‐-- 一' "´ `"'''"´ ̄_,."´ -‐ ' ´           ` 、
              ` ー‐ァ--‐ァ'′         ̄````゙゙゙゙゙゙゙゙``````````´´´´                     \
             /  ./                                               u    ヽ
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         , '                                                       ',
           /    u                                                       i
.          i                                                             l
        {                                                u              }

628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:33:21.74 r7A761ry0
まあ…マミさんならいいよね!

629:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:33:36.40 b6dTY6qV0
おい










おい

630:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/02 00:34:11.12 j2AvXzQG0
まどか「そんな……わ、わたしたちを、守って……」

さやか「あ、あたしたちが、あんなとこに居たから……!」

ほむら「……違うわ、あなたたちのせいじゃない。全ての元凶は……」

杏子「あたしだ」

ほむら「えっ……?」

杏子「あたしが、元凶だ。あたしが結界なんて張って、2人を守ろうとしたから。
   だから、まどかとさやかは逃げられなかった。あたしが結界なんて張らなければ、2人は逃げられたんだ」

ほむら「違う……!仕方なかった、あなたのせいなんかじゃない、これは……」

杏子「あたしの魔法が、2人を閉じ込めてたんだ……。
   あたしの魔法が、マミさんを殺したんだ……!」


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