12/07/01 16:55:09.29 IPcpZe2Y0
・
・
・
マミ「すごい……!あの魔女を、翻弄してる……!」
杏子「あれなら、あいつ1人で……!」
ほむら「…………」
……そろそろ、ね。
シャルロッテ「ッ……!」
まどか「きゃあっ……!」
さやか「うわっ!す、すごい爆発……!」
マミ「お、終わったの……?」
ほむら「…………」
杏子「ッ!?ほむら!後ろ!!」
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 16:58:58.34 IPcpZe2Y0
杏子「てめぇが分裂するってんなら……こっちは分身だ!!」
シャルロッテ「!」
杏子「「「「「「「「「「さぁ!どれが本物か当ててごらんよ!ただしその前に、あんたがぶっ潰されるんだけどね!!」」」」」」」」」」
シャルロッテ「ッ……!」
杏子「「「「「「「「「残念、はずれ!どぉりゃあああああ!!」」」」」」」」」
シャルロッテ「…………!」
さやか「魔女が、消えて……!」
マミ「今度こそ、やったわね……」
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:00:12.94 cTgcQGLz0
戦闘描写が下手ね
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:01:09.79 IAOo6iCO0
どーん!あたしは死んだ。スイーツ(笑)
254:>>251 ミスった、こっちが先
12/07/01 17:01:11.17 IPcpZe2Y0
ほむら「ッ……!あぐっ……!」
まどか「ほ……ほむらちゃあああああああん!!」
杏子「なっ……!あの野郎、まだ分裂を……!」
ほむら「ぐ……が、げほっ……げほっ……!」
マミ「暁美さん!酷い怪我……!すぐ治さないと!」
まどか「ほ、ほむらちゃ……!」
マミ「駄目よ!そこから動かないで!危険だわ!!」
まどか「っ……!」
杏子「くそっ!マミさんはほむらを頼む!こいつは、あたしがやってやる!!」
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:03:00.43 cTgcQGLz0
マジでマミ杏ageほむらsageのSSじゃん
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:03:16.64 DDUVYXqG0
ほむほむが…
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:03:50.71 dTaLT0v50
ほむほむの胸が食べられてしまった…
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:04:21.88 3Lu0btTJ0
>>257
食べるほどないじゃないすかー
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:04:48.77 d97bnlkK0
>>257
胸あるの?
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:05:53.46 IPcpZe2Y0
まどか「ほむらちゃん……!ッ……そんな……!」
さやか「あ、あんた……うっ……!」
ほむら「だい、じょうぶ……怪我は……魔法で……」
マミ「暁美さん、喋らないで!今は、治すことだけに集中して……!」
杏子「……まだ、右で良かったかもな。
ソウルジェムが食われてたら、どうなってたか……」
さやか「右で、良かった、って……こ、これでも良かった方、なの……?」
杏子「言ったろ、命がけだって。こういう世界なんだよ。
正直あたしだって、マミさんが居なかったら死んでたはずの戦いが、ないわけじゃないんだ……。
いつ死んでもおかしくはないんだよ、あたしたちは……」
まどか「ぅ……っ……」
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:08:42.56 DJynmrym0
ほむほむ策士
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:09:23.54 4ERN4Yex0
【アフィ速の真実】
 ̄ ̄| ┌‐┐ オラ!もっと対立して叩き合え!!
__|_ _l__|_ ┌‐┐
^ア^) /⌒ヽ \ / (^ア^) _l__|_
7 ⌒い _( ;ν;) X. /⌒ヽ / ヽ (^ア^) 今日も金になる書き込みを頼みますね
運 | l /フ ̄⌒ヽ n/ \ (;ν; )_ ステマ l / ヽ 家畜さんwww
用\ \ (/l、__\__ソ (^Vヽ  ̄ 、\ アフィブロガー
家 \ /っ / ,(_\ ー' 人 ̄ )(つ
族 │/_/ /__ノ 〈__r‐\ \
___)─' └--' └-┘ (フ
│ | │ 家畜(アフィ速民)
┤ ト-ヘ
↓家畜のエサ(アフィブログ連合が立てるステマスレ)
アンケ、ウヨサヨ、特ア、地域叩き、ゲハ、女叩き、童貞、ハゲ、etc・・・
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:09:55.03 IPcpZe2Y0
マミ「大丈夫……?暁美さん、立てる?」
ほむら「えぇ……もう、っ……」
杏子「無理すんなって。ほら、肩貸してやるからさ」
ほむら「ごめんなさい……。私が、油断したせいで」
マミ「あなた、あの魔女と戦ったことがあったのね?だから、戦い方も知ってた。
……でも、だからこそ、気を抜いてしまったのね」
ほむら「……ごめんなさい」
マミ「気にしないで。あなたのおかげで佐倉さんは助かったんだし、こうして全員生きて戻って来れたんだから」
さやか「…………」
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:10:26.94 AevBYCOki
ほむほむ体張ったな
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:11:17.96 IAOo6iCO0
これだからコミュ障は
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:11:51.66 2Hd49Cor0
>>262
屑揃いのνカスが被害者気取りとは笑えるな
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:12:46.88 cTgcQGLz0
シャル相手にほむらが油断するなんてありえないだろww
アニメ観てないのかよwwww
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:13:02.14 LhlSUTEm0
さすがやね
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:13:37.02 AevBYCOki
さやかちゃん暴走安定
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:13:50.35 IPcpZe2Y0
杏子「……おい、まどか。あんた大丈夫かよ?」
まどか「ぁ……ご、ごめん……今、立つから……。あ、あれ?お、おかしい、な……あれ……?」
マミ「……掴まって、鹿目さん」
まどか「あ、ご、ごめんなさい……わたし…………ぅ、ぇぅっ……」
マミ「2人ともお家まで送るわ。今日はもう、ゆっくり休んで。
……これからのことは、また明日にでもお話しましょう?」
まどか「は……はい……」
マミ「佐倉さんは、暁美さんをお願いしても良い?」
杏子「うん、わかった。……それじゃ、また後で」
マミ「えぇ。さ、行きましょう、美樹さん」
さやか「あ……はい」
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:15:05.54 H0h9EblE0
>>42
おれも、まとめサイトがなかったら、多くの良作を読めなかった。
読み始めたのが旬を過ぎた後の12月だったから、なおさら。
おもにのくすの世話になった。今はあそこ見てないけど。
SSの多くがVIPに載ってた頃は、オレが見てない時間に立って、終わって、流れ去ってしまうような作品も多かったから、重宝したよ。
視
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:16:15.08 DJynmrym0
映画化まだ?
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:16:53.22 AevBYCOki
はよ
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:18:00.12 IPcpZe2Y0
・
・
・
さやか「……マミさん……」
マミ「なぁに?」
さやか「今日みたいなこと、って……よくある、ことなの……?」
マミ「……わからないわ」
さやか「えっ……?わからない、って……」
マミ「ほとんどの魔法少女はね、1人で魔女と戦うの。だから……」
さやか「ぁ……」
マミ「きっと、私が見たことないだけで、みんなああやって……」
まどか「……ぅくっ……ぐすっ……」
マミ「ごめんね、余計に怖がらせるようなこと言っちゃって。
でもね、これが、私たち魔法少女の世界……。
あなたたちは、知っておかなきゃいけないことだから」
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:18:31.46 AevBYCOki
これいい流れじゃね?
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:22:49.28 IPcpZe2Y0
・
・
・
杏子「じゃあね。今日はもうゆっくり休みなよ?」
ほむら「えぇ、ありがとう。それじゃ。…………」
……正直、あまり気は進まなかったけれど、2人の様子を見ると効果は大きかったようね。
これで、魔女の危険性は十分に示せた。
あの子たちが抱いていた魔法少女への憧れは消え去った。
特に、まどかの契約する可能性はぐっと下がったはず。
けれど、まだ油断はできない。
美樹さやか……。
あの子が契約する可能性が残っている以上、まどかの契約の可能性も消えない。
こっちはまだ良い手というほどのものは浮かんでいないけれど……。
それでも、諦めるわけにはいかない。
魔力を消費したことは確かなのだし、とりあえず今日はゆっくり休みましょう。
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:23:26.06 AevBYCOki
支援
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:24:50.84 WkD+D2u20
追いついたー
支援
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:26:06.66 IPcpZe2Y0
翌朝、学校
まどか「あっ……ほむら、ちゃん……」
ほむら「……おはよう」
さやか「そ、その……体、大丈夫……?」
仁美「あら、昨日何かあったんですの?体調を崩されたとか……」
ほむら「えぇ、ちょっと。でももう大丈夫、治ったから」
仁美「まだ暖かいとは言え、体調管理には気を付けてくださいね?退院して、まだ日も浅いんですから」
ほむら「ありがとう、気を付けるわ」
まどか「…………」
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:27:35.68 CB7y4omvP
わざとだったのか
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:30:56.15 IPcpZe2Y0
昼休み
ほむら「……そう。やめるのね」
まどか「……ごめんね……」
ほむら「謝る必要はないわ。私はむしろ、その方が嬉しいんだから。
何度も言ったでしょ?あなたたちが魔法少女になる必要なんて、ない」
さやか「……分かってたつもりなんだよ……。危険だってことも、命がけだってことも……。
言葉では理解できてた、つもりだったんだ……でも……」
まどか「昨日、ほむらちゃんが、目の前で……怪我、して……。
あんな酷い怪我……わた、し……見たこと、なくって……。
じ、自分が、あんな酷い怪我するかも、って、思ったら……!
弱虫なのも、ずるいのも、わかってるの……わたし、わたし……!」
ほむら「弱虫でも、ずるくもないわ。自分を責める必要もないし、
誰もあなたを責めることなんてできない。居たら私が許さない」
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:31:46.34 cTgcQGLz0
はいはい、これでまたさやか契約ですね
もっと投下早くしてくれ
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:33:30.27 IPcpZe2Y0
さやか「ほむら……」
ほむら「それじゃ、巴さんと佐倉さんには私の方から伝えておくわね」
まどか「あ、ほ、ほむらちゃん……」
ほむら「何?」
さやか「……それは、あたしたちが直接言うよ。せめてもの、責任……ってわけじゃないけど。
せめてちゃんと、自分の口から伝えたいんだ」
ほむら「……そう。わかったわ」
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:33:32.29 d97bnlkK0
ほむさんは痛み遮断出来るの?
ワルプルさんに吹っ飛ばされた時悲鳴上げてたけど
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:36:07.24 mj4DlhqZ0
できるだろうけど動きは鈍るから戦闘時は普通しないんじゃね
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:36:15.14 sCgiETad0
完全遮断しすぎるとはやくジェムがはやく濁るんじゃね
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:36:19.93 SqGHZj3A0
痛み遮断やろうと思えば出来るんだろうけど魔法少女特有の業って魔力使うんだろ?効率悪くね
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:37:58.36 SqGHZj3A0
>>285
俊敏には関係ないと思う、さやかは寧ろ痛みを吹っ切れて素早く成ったような
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:37:58.84 IPcpZe2Y0
放課後
マミ「そう……」
まどか「……ごめんなさい」
マミ「気にしないで。仕方のないことだしね」
杏子「散々言ったろ?魔法少女は、あんたたちみたいな人間がなるようなもんじゃないってさ。
良いんだよ。それで正解さ」
さやか「杏子……」
杏子「……あのさ、さやか」
さやか「え?」
杏子「その……これから、付き合いは少なくなるかも知れないけど……。
これからも、あたしと友達で居てくれるかい……?」
さやか「……!う、うん!もちろん!」
杏子「そっか、良かった……へへっ!」
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:38:39.95 IAOo6iCO0
さやかわ
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:39:19.95 SqGHZj3A0
さやか魔法少女化のフラグが立ったな
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:40:09.32 sCgiETad0
同時に死亡フラグが...
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:41:13.58 3aSVg/u6P
おいおいマミさんという人がいながらさやかにも手を出そうとしてんのかこのあんこは
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:42:13.72 DGnIewX90
このデブはダル
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:42:15.38 3Lu0btTJ0
>>293
もう全員でちゅっちゅらびゅらびゅしてればいいじゃない!
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:43:01.35 IPcpZe2Y0
ほむら「……もちろん、私もあなたたちとの付き合いは続けるわ。
今まで通り……とは行かないかも知れないけれど。登下校くらいは」
まどか「ほむらちゃん……!う、うん!」
マミ「せっかくみんなお友達になれたんだものね。これからも、時々はお茶会をしましょう?」
まどか「えっ?い、良いんですか?」
マミ「もちろん。魔法少女であることだけが繋がりってわけじゃないでしょ?
きっかけはそうだったかも知れないけど、魔法少女とは関係なく、
これからも付き合いは続けていけるものね」
さやか「マミさん……!ありがとうございます!」
ほむら「……ね、言ったでしょう?誰もあなたたちを責めたりなんかしないって」
まどか「うん……!」
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:43:06.97 7KHqbt3Oi
>>294
あ?もう一度行ってみろよks!!!
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:43:16.11 SqGHZj3A0
ダルさんの事マミって言うのやめろよ!
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:43:42.71 DGnIewX90
>>297
こ の デ ブ は ダ ル
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:44:10.23 3Lu0btTJ0
デブさんのことマミって呼ぶのやめろよ!
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:44:13.04 lvGEdJYk0
はぅぅ!杏子ちゃんかぁいいよぉ!おっ持ち帰りぃ~!
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:44:18.18 d97bnlkK0
俺たちはジェムを濁してでもマミさんを守らねばな
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:45:01.80 7KHqbt3Oi
>>299
虫ケラがあ!!!
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:45:47.30 myiOv3IW0
>>299
スーパーハカーさんディスってんじゃねえぞゴミが
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:46:53.65 DGnIewX90
力士、巴マミさん(15)。
,'.: 〃 ,:1 , __/ // / } , ',
__彡ァ 乂_ノ :! ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ ,'∧ '
.. / /i::, { 彳ア:::抃< ( (、__,/' i }
,'/リ., ,イ ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_ >、_`ヽ、」 ,'
_彡'厶イ./iヽ,′ |:::∧ {?Y// ア:::抃、 | /
/ i|:::{: `(( .?Y .)) ‘ 弋匕Zっ /
/ ∨:、 }}_口_{{ ,_-‐- 、 / //
. i.| ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、 .辷´五ニ=一、
. ヾ、 \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ. `~ / \
-‐…‐-'_ヾ / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉
/¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y / `ヾ´/////
. / { /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/ ∨―‐- 、
. ! ', / !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/ ∨ .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) ( , -―- j ./
\! .Уヽ (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::! / ∧/ , -‐-、. \ 〈‐‐-、 j
. / ヾ .〈 ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/ \ \ ∨_)'
――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」
テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。デブ☆ニナーレ。無限の間食~ハラヘッタラ・マミサン・オヤトゥー・インフィニータ~。
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:47:28.04 sCgiETad0
マミさんは天使だろうが!
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:47:48.21 IPcpZe2Y0
マミ「そうだ、提案なんだけど。これから毎日、放課後はみんなで鹿目さんと美樹さんを
家まで送ることにしない?パトロールも兼ねて、どうかしら?」
ほむら「そうすれば今までと変わらないくらい、交流を続けられる。そういうこと?」
杏子「それ良いじゃん!大勢の方が楽しいしね!」
まどか「えっ?でも、そんな……なんだか、申し訳ないっていうか……」
さやか「そ、それになんか、護衛されるみたいで照れくさいな、あはは……」
杏子「良いんだよっ。あたしたちは町の人を守る正義の魔法少女なんだからさ。
まずは身近な人間から、ってね!大人しく護衛されろってんだ!」
まどか「じゃ、じゃあえっと……よ、よろしくお願いしますっ」
さやか「ふつつかものですが……」
マミ「ふふっ。えぇ、任せて!」
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:48:03.05 H0h9EblE0
ふと思ったんだけどな、
SGからGSに濁りを移すときの映像が、
イメージ的に、卵に(黒く)濁ったものをぶっかける感じがしてきた。
未受精卵を受精させる雰囲気だったりしないのか?
それともあれは卵(有精卵)に栄養を与えてる感じなのか?
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:48:25.02 3Lu0btTJ0
さやかさん嫁入りの台詞っすよそれ
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:49:11.04 lvGEdJYk0
>>308
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
/ (●) (●) \
| 、" ゙)(__人__)" ) ___________
\ 。` ⌒゚:j´ ,/ j゙~~| | | |
__/ \ |__| | | |
| | / , \n|| | | |
| | / / r. ( こ) | | |
| | | ⌒ ーnnn |\ (⊆ソ .|_|___________|
 ̄ \__、("二) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l二二l二二 _|_|__|_
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:49:55.31 IPcpZe2Y0
・
・
・
杏子「うぉおりゃああああ!!」
使い魔「ギャァアアアアアアア……!」
マミ「ふぅ……今ので、最後だったみたいね」
杏子「よっし!どーださやか……ってそっか。もう居ないんだったね」
ほむら「もしかして……寂しいの?」
杏子「んなわけないじゃん!そりゃまぁ確かに最初は、
もう付き合いなくなっちまうって思ってちょっと寂しくなったけどさ。
でも、これからも友達で居てくれるって、さやか言ってくれたしね!」
ほむら「……そうね。余計な心配だったわね」
マミ「佐倉さんは本当に美樹さんのことが大好きなのね。
私の方が付き合いは長いのになー。ちょっと妬けちゃうわ、なんてね」
杏子「ま、マミさんは特別だよ!家族みたいなもんなの!
さやかはそう、ただの友達なんだからさ!」
マミ「はいはい、そんなに慌てて否定しなくても分かったわ……うふふ」
杏子「ま、マミさぁ~ん……」
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:50:02.06 SqGHZj3A0
マミ「これから毎日家を焼こうぜ」
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:50:34.13 3Lu0btTJ0
>>312
毎日ドゥンドゥンやろうじゃねえか!
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:53:19.70 AevBYCOki
なにこのあんこちゃんかわいい
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:54:29.32 DGnIewX90
かわいいけどらしくねえな…
かわいいけど
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:55:26.90 IPcpZe2Y0
・
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・
病院
さやか「…………」
まどか「あ、お帰り……さやかちゃん?」
マミ「美樹さん?どうしたの……?」
さやか「え?あ、ううん……なんでもないです。ちょっと、考え事」
ほむら「上条くんの怪我の具合……あまり良くないのね」
さやか「……うん。悪化してる、ってことはないんだけど……ちょっと、精神的に参ってるみたい」
杏子「……さやか、あんた」
さやか「わかってるよ、大丈夫。杏子の忠告、ちゃんと覚えてるからさ!
……でも、やっぱなんか、悔しいかな、って。
恭介にとっては、一番大切なのはヴァイオリンで、恭介にとっては、ヴァイオリンが人生の全てで……。
って、ごめん。暗くなっちゃったね!さ、帰ろう!」
マミ「……えぇ、そうね。帰りましょう」
ほむら「…………」
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:56:25.18 DGnIewX90
上条と言えば、正直まどポの髪の医師はどうかと思うの。
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:56:42.69 DGnIewX90
ミス
神の腕の医師だ
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 17:59:51.64 IPcpZe2Y0
・
・
・
夜、マミ宅
マミ「美樹さん、大丈夫かしら……。前言ってた、“他人のための願い事”ってやっぱり……」
ほむら「えぇ。今はまだ佐倉さんの忠告のおかげで踏み止まってはいるけれど……。
何かのきっかけで契約に踏み切ってしまう可能性が、ないわけじゃない」
杏子「くそっ……さやかのバカ。だからとっとと告白しちまえば良いのに……。
そうすりゃ上条の奴だって、ちったぁ考えも改めるだろうしさ」
ほむら「そんな簡単に告白できるような子じゃないから、今この現状があるのよ」
杏子「それは分かってるけどさ……」
マミ「……現状、私たちにできることと言えば、助言くらい……。
何か、告白の後押しになるようなことがあれば良いんだけど……」
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:02:26.91 IPcpZe2Y0
数日後
まどか「さやかちゃん……今日も病院、行かないの?」
さやか「あー、うん。だってほら、宿題あるしさ!これやらないと、さすがに大目玉食らっちゃうよ!
まったく、困っちゃうわよねー!あはははは!」
杏子「……ったく。無理してんのバレバレだっつーの」
さやか「ん、何?杏子何か言った?」
杏子「別に、なんでもない」
マミ「……あら?」
まどか「マミさん?どうしたんですか?」
マミ「向こうから歩いてくるの……確か、あなたたちのお友達の」
さやか「……仁美?」
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:02:46.74 DGnIewX90
このワカメは焼却処分で
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:03:52.13 WkD+D2u20
URLリンク(i.imgur.com)
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:04:28.87 3Lu0btTJ0
>>322
こえーよ
324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:05:11.29 cfZ3NNFP0
ゾンビ抜きでもへたれさやかちゃんだからなあ
325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:05:46.20 T7CcAXk60
>>322
なんか仁美顔でけえな
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:05:48.04 myiOv3IW0
>>322
キチガイの顔ですわ
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:06:05.61 6/6FXgkh0
さらりと流してるけど、これは知ってるのか
328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:06:46.17 IPcpZe2Y0
仁美「!さやかさん、まどかさん」
まどか「仁美ちゃん、どうしたの?こんなとこで。今日、習い事じゃなかったっけ」
仁美「えぇ、ちょうど今から向かうところですわ。それから……」
まどか「それから?」
仁美「さっきまでちょっと、病院の方へ」
ほむら「っ……!」
さやか「病院……?え、なに仁美、怪我でもしてるの?大丈夫?」
仁美「……いえ、人のお見舞いですの。
それでは、私そろそろ行かないと。失礼しますわ、みなさん」
さやか「あ、うん。じゃあね」
まどか「ばいばい、仁美ちゃん!」
329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:07:09.26 DGnIewX90
俺も仁美ちゃんフォルダを開放してやるお^ω^
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
URLリンク(i.imgur.com)
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:09:37.87 5QvdpY+wi
>>329
上半分マジキチ
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:09:52.58 IPcpZe2Y0
さやか「いやー、まさかこんなとこでバッタリ仁美に会うなんてね」
まどか「お見舞いって、仁美ちゃんの知り合いもあそこに入院してるのかな」
杏子「あんたらのクラスメイトなんだろ?案外、上条のお見舞いだったりしてね」
さやか「恭介の?あはは、それはないでしょ。だって、あの2人が話してるとこなんて見たことないもん」
ほむら「……いいえ。間違いなく、上条くんのお見舞いでしょうね」
さやか「へっ?」
マミ「暁美さん?どういうこと……?」
ほむら「単刀直入に言うわ。志筑仁美は……上条恭介に想いを寄せている」
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:11:33.58 myiOv3IW0
>>329
お前はもうSS書かなくていいよ
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:12:04.02 d97bnlkK0
>>329
4枚目グゥかと思った
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:14:45.30 T7CcAXk60
>>332
煽りで安価ミスとか最高に恥ずかしいな
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:15:15.61 IPcpZe2Y0
まどか「えっ!?ひ、仁美ちゃんが!?」
さやか「は、はぁ!?あんた、いきなり何言って……」
ほむら「信じようと信じまいと、これは事実よ。
そして、あの子が彼のお見舞いに行ったということは……志筑さんはもう、行動を起こし始めている」
この子が契約していない今、失恋が魔女化の要因となることはないけれど、
それでも美樹さやかの精神状態は大きく変わる。
この子が契約する可能性は、少しでも減らすべき。
ほむら「だから、美樹さん。あの子より先に告白しなさい」
さやか「は!?いやいやいやいや!そんなこと急に言われたって!
それに、まだ仁美が恭介のこと好きって決まったわけじゃ……」
ほむら「言ったでしょう?これは事実。なんなら、本人に確認でも取ってみる?」
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:16:23.09 myiOv3IW0
>>334
いえ合ってますけど
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:16:26.13 5QvdpY+wi
>>334
ミスじゃねえだろjk
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:17:21.91 IPcpZe2Y0
さやか「うっ……ほ、本当なの……?仁美が……まさか……」
杏子「だから言ったじゃんか。さっさと告白しちまえって」
さやか「そ、そんないきなり無理だよぉ!それに、仁美のこと知っちゃったら、余計……。
なんか、抜け駆けしてるみたいでずるい感じするじゃん!」
マミ「抜け駆け、ね……。ねぇ美樹さん。
どうしてさっき志筑さんは、わざわざ病院に行ったことを話したのかしら」
さやか「え……どうして、って……」
マミ「さっきの会話、別にそのことを言わないでおこうと思えばそうできたはずよ。
なのに、あの子はそうしなかった。これってつまり……」
さやか「あ、あたしに知ってほしかった、ってこと……?」
ほむら「えぇ。もしかしたら、宣戦布告の意味もあるかも知れないわ」
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:20:01.45 AevBYCOki
支援
340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:21:05.27 IPcpZe2Y0
さやか「せっ、宣戦布告って……!」
ほむら「とにかく……。今言えることは1つ。あなたは上条くんに告白するべきよ。
それも、できるだけ早く。志筑さんより先に」
さやか「だ、だから!急に言われたって、心の準備ってもんが……!」
ほむら「いつ先を越されるのか分からないのよ。それでも良いの?」
さやか「っ……も、もう!ほっといてよ!あんたには関係ないでしょ!」
まどか「さ、さやかちゃん……」
さやか「あたし、先に帰る……!」
杏子「お、おい、さやか!」
さやか「……ごめん。ちょっと、1人になって落ち着きたいんだ。
ここまで送ってくれたら、もう大丈夫だから。ありがと、みんな。それじゃ!」
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:24:40.53 d97bnlkK0
>>334、>>336->>337
どういう流れなん?
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:24:44.00 hazr1IF1O
外伝ちゃんと出せよな
読んでないけど
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:25:35.35 IPcpZe2Y0
杏子「ほ、ほむら!どうすんだよ、さやかの奴……」
マミ「ちょっと、急かしすぎだったかも知れないわね」
ほむら「でも、こうでもしないと……」
マミ「想いを伝えた方が良いのは確かだけど……それを決めるのは、美樹さんだから。
私たちがあんまり急かしたりすることじゃないよね?」
ほむら「……ごめんなさい」
マミ「ううん、責めてるわけじゃないの。ただちょっと、タイミングが悪かったな、って。
……ごめんね、鹿目さん。あとでメールか何かで、美樹さんにフォローお願いできる?」
まどか「あ、はい!やってみます」
マミ「ありがとう。それじゃ、とりあえず鹿目さんのお家まで行きましょうか」
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:25:40.48 AevBYCOki
はよ
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:25:42.08 T7CcAXk60
>>341
正直ボクもよくわかりません
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:25:48.85 5QvdpY+wi
>>341
煽られてる奴は今朝の安価スレ書いた奴
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:27:09.91 d97bnlkK0
>>346
よくそんなん気づくなぁ~
それはそうと読んでるから完結してくれよ?
348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:27:17.15 AevBYCOki
よく分からんけど、>>1が猿よけには困らないスレ
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:27:17.94 cTgcQGLz0
>>329=ほむら「安価で投げやりに行動する」の作者
いやはや…
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:28:43.96 JhbxUAhE0
つまんないな
お前まどか見たことないだろ?
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:29:18.73 5QvdpY+wi
ほむら「安価でまどかを救う」じゃなかったっけ
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:29:37.89 AevBYCOki
はよ
353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:29:47.36 cTgcQGLz0
ほむら「安価で投げやりに行動する」=ほむら「安価でまどかを救う」
だろ
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:30:02.29 IPcpZe2Y0
さやか宅
さやか「はぁ……」
QB「悩んでるようだね、さやか」
さやか「おわぁ!き、キュゥべえ、いきなり現れないでよ……」
QB「ごめんよ、驚かせるつもりはなかったんだ。それで、上条恭介はどうするんだい?」
さやか「き、聞いてたのかよ。どうするって……その答えがすぐ出ればこんなに悩んでないって」
QB「僕なら、君の悩みを解決できるかも知れないよ」
さやか「それって、契約するってことでしょ?それは、駄目だよ……。
杏子の言ったこと、忘れてないからさ」
QB「杏子が反対してたのは、“他人のために祈って魔法少女になること”だろ?
だったら君は、自分のために願いを叶えて魔法少女になれば良い」
さやか「……どういうこと?」
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:30:27.43 AevBYCOki
QBきた
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:31:21.51 DGnIewX90
そいつ殺せ
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:32:09.78 AevBYCOki
QBって、生きたまま拘束されたら無力じゃね?交代できないし
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:32:30.24 x4MzkUeAO
安定の営業術
359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:32:59.40 cTgcQGLz0
>>357
一度に一匹しか出られないって誰が言った?
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:33:18.81 H+Fln6V40
さやかは契約した時点で幸せになることは9割ありえん
361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:33:30.85 IPcpZe2Y0
QB「上条恭介が自分に振り向いてくれるよう、願えば良いのさ」
さやか「……。あのさぁ。そんなことしたって何の意味もないでしょ。
魔法の力で自分のことを好きにさせるって。まるっきり悪役の発想じゃん」
QB「そうかい?合理的だと思ったんだけど」
さやか「合理的とか、そういう問題じゃないんだよ。
まったくキュゥべえは乙女心が分かってないなー」
QB「うーん……。そうだね、僕には君たちの考えてることはよく分からないよ」
さやか「女の子相手に話すこと多いんだから、その辺ちゃんと勉強しときなよ?」
QB「努力はしてみるよ。でも、実際問題どうするつもりだい?
このまま悩んでたって、何も解決はしないよ?」
さやか「うん……そうだね。……とりあえず、明日……」
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:34:19.44 lvGEdJYk0
明日から本気出す
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:34:38.53 6/6FXgkh0
上条に聞くのか
それともわかめに聞くのか
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:36:47.40 IPcpZe2Y0
学校
まどか「あ、おはよーさやかちゃん」
ほむら「……おはよう」
さやか「おっはよ、まどか、ほむら……。昨日はごめんね、先に帰っちゃったりしてさ」
ほむら「こっちこそ、ごめんなさい。無闇に急かしたりなんかして……」
まどか「それで、さやかちゃん……あっ」
仁美「みなさん、おはようございます」
さやか「仁美……うん、おはよ!」
ほむら「…………」
思ったより、普通ね。
もう少し動揺しているかと……
さやか「あ、そうだ仁美。あのさ……今日の放課後、時間ある?」
ほむら「っ……!」
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:41:14.16 IPcpZe2Y0
まどか「さ、さやかちゃん?」
仁美「今日の放課後、ですか?えぇ、大丈夫ですけど……」
さやか「そっか、良かった。それじゃ、予定空けといてね!忘れて帰ったりしちゃイヤだからね!」
仁美「はい、わかりましたわ」
ほむら「……あなた、一体何を……」
さやか「あたしなりに、悩んだんだけどさ……まずは、ってね。
大丈夫、変なことにはならないようにするからさ!」
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:42:53.58 x4MzkUeAO
わかめを葬る計画か
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:43:44.30 IPcpZe2Y0
放課後
マミ「えっ?美樹さんが志筑さんに、って……」
ほむら「多分、志筑さん本人に確認するつもりだと思う」
杏子「確認って……その後どうするつもりだよあいつ」
まどか「それは……わかんない」
ほむら「美樹さん自身は心配いらないと言ってたけど……」
マミ「自分で聞きに行ったんですもの。
美樹さんも、それなりの覚悟があってのことのはずよ」
杏子「だったら、良いんだけどさ……」
マミ「きっと心配いらないわ。美樹さんを信じましょう。ね?」
ほむら「…………」
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:44:15.17 P0jkncXw0
キャットファイトくるの?
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:46:09.91 IPcpZe2Y0
・
・
・
仁美「それで、2人きりで話がしたいと言うのは……」
さやか「えっと、さ。昨日の、ことなんだけど。
仁美、病院にお見舞いに……って言ってたじゃん?
あれってもしかして……恭介のお見舞い?」
仁美「えぇ、そうですわ。上条恭介くんのお見舞いに行ってました」
さやか「……!やっぱ、そうなんだ。……あのさ、仁美。仁美はさ、恭介のこと……どう思ってるの?」
仁美「お慕いしております。ずっと前から」
さやか「っ!」
仁美「……気付いてくれましたのね。昨日の、私の言動の意味に」
さやか「……。まぁね。あたしのおかげじゃないんだけどさ」
仁美「それで……あなたはどうですか?さやかさん」
さやか「……あたしは……」
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:49:48.54 IPcpZe2Y0
さやか「……あたしも、仁美と同じだよ」
仁美「……そうですか」
さやか「…………」
仁美「今日、さやかさんの方から声をかけていただいて良かったわ。
どちらにしろ明日、私の方から声をかけるつもりでしたから」
さやか「え……?」
仁美「私、明後日にまた上条くんのお見舞いに行きます。
そしてその時に、自分の気持ちを彼に伝えます」
さやか「っ……!」
仁美「上条くんを見つめてきた時間は、あなたの方が上。
あなたには私の先を越す権利があるべきです。
今日と明日、私は都合があって上条くんにお会いできません。
ですから、さやかさん。あなたはその間に、どうするか決めてください。
どうか、後悔なさらないよう」
さやか「……仁美」
仁美「……お話は、これで終わりですね。では失礼します」
371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:53:01.33 IPcpZe2Y0
・
・
・
マミ宅
マミ「お疲れ様、佐倉さん。今日の使い魔、ちょっと数が多かったから疲れたでしょ?」
杏子「大丈夫、なんてことないよ!」
マミ「あら、そう?じゃあ時々ぼーっとするのは、何か別の理由?」
杏子「へっ?あ、えーっと……」
マミ「もしかして、美樹さんのこと?」
杏子「……うん」
マミ「ふふっ、本当に大好きなのね。大丈夫よ、心配しなくたって、
美樹さんはあなたの言ったことを忘れたりなんかしないわ」
杏子「いや、そうじゃないんだ。ただ、その……あいつが上条を取られたりなんかしたら、って」
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:55:55.44 IPcpZe2Y0
マミ「……美樹さんが傷付くのがイヤなの?」
杏子「うん……まぁ」
マミ「何度も言うけど……本当に大好きなのね。あなたが先に告白しちゃえば?美樹さんに」
杏子「はぁ!?な、何言ってんのさ!そんなんじゃないって!ただ、あたしは……!」
マミ「分かってる、冗談よ。お友達を大切に思う気持ち、私にもよくわかるわ」
杏子「マミさん……」
マミ「何もしてあげられなくてもどかしいのよね?
でもこればっかりは仕方ないわ。私たちに出来ることは、助言くらい。
それが私たちに出来る最大限の手助けだから……ね」
杏子「……うん」
……あたしたちに出来る、あたしに出来る、最大限の……。
373:全文転載禁止
12/07/01 18:58:25.72 4ERN4Yex0
木間市タワー
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:59:53.76 cfZ3NNFP0
こなくてよろしい
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 18:59:58.81 IPcpZe2Y0
翌日
さやか「おっはよー、まどか!」
まどか「わっ、さやかちゃん!お、おはよう」
さやか「ほむらも、おはよ!」
ほむら「美樹さん、あなた……」
さやか「あ、そうそう。先に言っとくね。今日の放課後……あたし、病院行くよ」
まどか「さやかちゃん!じゃあ……!」
ほむら「……決めたのね」
さやか「ん、まぁね。結果はまぁ、全部終わってから教えるから。
それでさ、昨日悩みまくったおかげで一睡もしてないんだよね……。
というわけで、あたし今日の授業ほとんど寝て過ごす!
板書よろしく、2人とも!」
まどか「う、うん!わかった!」
ほむら「はぁ……。今日だけよ」
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:04:46.68 IPcpZe2Y0
放課後
さやか「よっし……そんじゃ、行って来る」
まどか「う、うん。がんばって!」
さやか「え、っと……」
ほむら「志筑さんなら、もう帰ったわよ。きっと、あなたに余計な気を遣わせないためでしょうね」
さやか「そっか……一言くらい声かけたかったんだけどな」
ほむら「……良い結果を聞けるのを楽しみにしてるわ」
さやか「ありがと。……じゃあね!」
……見たところ、もう迷いはないようだ。
これなら結果がどうであっても、今のあの子なら、きっと大丈夫。
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:09:12.52 IPcpZe2Y0
病院
さやか「……やっほー、恭介」
恭介「さやか……久し振りだね」
さやか「ん、そうだっけ?あはは」
恭介「うん……。その、さやかには……酷いこと言っちゃったよね」
さやか「えっ……?い、いや、良いってそんなの、気にしなくて!」
恭介「でも……」
さやか「それよりさ、今日は、恭介に言いたいことがあって来たんだ」
恭介「言いたいこと……?」
さやか「……うん。あのね、恭介……」
恭介「……?」
さやか「あたし……ずっと前から、恭介のこと、好きだったんだ」
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:09:21.16 d97bnlkK0
よし、青いの頑張れ
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:13:22.46 IPcpZe2Y0
恭介「……えっ?」
さやか「……聞こえなかった?」
恭介「あ、いや……えっと……。さやか、それは何かの、冗談かい……?」
さやか「なっ……!じょ、冗談なんかじゃないよ!あたしは本気だ!」
恭介「えっ、あ……その……ごめん。えっと……もう少し、考えさせてくれないか?」
さやか「う、うん。わかった。でも、これは本気だからね!
あたしは恭介のことが好きなんだよ!それだけは覚えておいてよね!」
病室の外
さやか「………………え?」
380:ストロング山根 ◆STRONG...I
12/07/01 19:13:30.48 BsB6lNZX0
さ!や!か!さ!や!か!
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:14:22.29 /h+YIB/c0
……あれ?
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:15:24.31 IPcpZe2Y0
何、これ……。
どういうこと……?
なんで、あたしが……?
あたしが、病室で、恭介と会話してる?
なんで、あたしが……もう1人?
え……?
それに、何?
“あたし”と恭介、何話してた……?
なんで、なんで?
さやか「そんじゃ恭介、あたしもう帰るから。ちゃんと、真剣に考えてよね!」
恭介「う、うん。わかったよ、それじゃ、またね」
……!
病室から出てくる!
あたしは思わず隠れた。
そして、陰からこっそり“あたし”の様子を見る。
“あたし”は恭介の病室から出て、伸びをして、周りをキョロキョロと見回して……。
杏子「だっはぁ~……恥ずかしかったぁ……」
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:15:51.34 cfZ3NNFP0
やっちまった…
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:16:01.47 WkD+D2u20
おおおい
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:16:04.38 3Lu0btTJ0
これは駄目だ
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:16:54.06 cTgcQGLz0
どうせさやかと強固が仲直りして告白エンドだろ
見え見えでつまらん
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:17:48.95 P0jkncXw0
余計な事しすぎだろ
388: 【大吉】
12/07/01 19:18:23.42 3XxdIGEM0
これは…
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:18:34.00 /h+YIB/c0
杏子ェ……
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:19:41.73 DGnIewX90
あーあ…
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:20:54.50 IPcpZe2Y0
杏……子……?
なんで、杏子が……。
杏子「ふぅ……へへっ」
呆然とするあたしに気付かず、そのまま杏子は立ち去る。
あたしはしばらく、その場から動けないで居た。
さやか「…………」
なんで……?
杏子が、魔法であたしに成りすまして、恭介に告白を……?
どうして、そんなこと……。
……あたしへの、嫌がらせ……?
392:ストロング山根 ◆STRONG...I
12/07/01 19:20:59.13 5pr9Qe24i
しね
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:21:10.19 avm6oweR0
あかん
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:21:32.30 8u6iIGhu0
えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:22:02.99 myiOv3IW0
聖女とは何だったのか
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:23:52.05 IPcpZe2Y0
……ううん、違う。
杏子は、そんなことをするような人間じゃない。
そのくらい、あたしにだって分かる。
杏子にあったのはきっと……100%の善意だ。
あたしのために、杏子はやったんだ。
でも……違うよ。
そんなことされたって、ちっとも嬉しくない。
なんであんなことしたの?
あたしは、あたしの言葉で、あたしの気持ちを伝えたかったのに……伝えようとしたのに……。
杏子……なんで……?
……あぁ、そっか。
あたしが悪いんだ。
あたしが全部悪いんだ。
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:24:45.85 DGnIewX90
このホームレズと言ったら全く!!
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:25:31.12 d97bnlkK0
赤いのは頑張るな!
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:27:04.48 IPcpZe2Y0
あたしが、いつまでもウジウジしてるから悪いんだ。
そうだ、あたしが悪いんだ。
何なの?
あたし……。
こんな、自分の気持ちも自分の言葉で伝えられないなんて……。
こんな、ウジウジしてたせいで……
『だったらいっそ、死んだ方が良いよね』
死んだ方が、良いかな……?
『そう。死んじゃえば良いんだよ』
死んだ方が……。
さやか「……えっ……!?」
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:29:18.21 /h+YIB/c0
おいおいエリーどうやって倒すんだよ
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:30:29.75 IPcpZe2Y0
さやか「やっ、やだ……!これ、魔女の……!」
使い魔「キャハハハハ!」
さやか「ひっ……!く、来るな、来るなっ……!」
使い魔「キャハハハハ!」
さやか「やっ……!」
杏子「さやかぁああああああ!!」
使い魔「ギャァアアアアアアア……!」
さやか「っ……!」
マミ「危なかったわね、美樹さん!」
ほむら「まさか、あなたが結界に取り込まれるなんて……」
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:34:06.54 IPcpZe2Y0
・
・
・
杏子「だぁりゃああああ!!」
魔女「ギャァアアアアアアアア……!」
マミ「……終わったわね……。それにしても今日は凄かったわね、佐倉さん」
ほむら「やっぱり、美樹さんが居たからかしら」
まどか「あっ……!みんな、終わったの?」
ほむら「鹿目さん……待っててくれたのね」
まどか「うん、良かったぁ……さやかちゃん、無事みたいだね!」
さやか「…………」
杏子「おい、大丈夫か、さやか!怪我とかしてないよな!?」
さやか「……なんでよ?」
杏子「え……?」
403: 【豚】
12/07/01 19:35:27.81 3XxdIGEM0
さやさや
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:37:43.86 IPcpZe2Y0
さやか「なんで、あんなことしたの……?」
杏子「さ、さやか?」
さやか「なんで?なんで……?なんで、恭介に……」
まどか「……上条くんに……?」
杏子「あっ……!あんた、見てたのか……?は、恥ずかしいな……。
あれは、ほら。さやかのためだよ。さやかを手助けしてやろうと思って……」
さやか「ふざけないでよ!!」
杏子「っ……!?」
さやか「あんなことされても、嬉しくない!!あたしは、ちゃんと自分で、自分の言葉で……!」
マミ「佐倉さん……あなた、一体何を……」
杏子「あ、あたしは、ただ……」
さやか「あんたなんか……あんたなんか、大ッ嫌い!!」
杏子「さ、さやか……?お、おい、待って……」
さやか「付いてこないで!!」
まどか「あっ……!ま、待って、さやかちゃん!」
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:39:28.99 5QvdpY+wi
__
/ _, ,_ヽ ┏┓
/ (●) ..(● ┏┛
| ,-=‐ i. ・
> く
_/ ,/⌒)、,ヽ_
ヽ、_/~ヽ、__) \
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:43:51.80 IPcpZe2Y0
ほむら「…………佐倉さん、あなた、何をしたの……!?」
杏子「っ……あ、あたしは……」
マミ「……聞かせてもらえる?」
杏子「ま……魔法でさやかのフリして……上条に、告白したんだ……」
ほむら「ッ……あなた……!」
杏子「そしたら、さやかに見られてて……」
マミ「……そう。わかったわ。ごめんね、暁美さん。今日はもう、解散しましょう」
ほむら「巴さん……」
マミ「佐倉さんには、これからよく言って聞かせるから。
暁美さんは美樹さんと鹿目さんのフォロー、お願いできる?」
ほむら「……やってみます」
マミ「ありがとう。それじゃ、また明日ね」
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:47:12.31 IPcpZe2Y0
・
・
・
さやか「はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
まどか「さ、さやか、ちゃん……!ま、待って……!」
さやか「はぁ、はぁ……はぁ……ぅ……ぇぅ……」
まどか「はぁ、はぁ……さやかちゃん……」
さやか「あたし……バカだ……。分かってる、分かってるの……。
杏子は、何も悪くない……杏子は、あたしのためにやってくれたんだって……。
悪いのは、あたしの方なんだって……!」
まどか「ち、違うよ!さやかちゃん!さやかちゃんだって、何も悪くないよ!」
さやか「あたしが、もっと早く告白してれば良かったんだ!
そうすれば、杏子にあんなこと言って傷付けることも、あたしが傷付くこともなかった!
全部あたしのせい!あたしがいつまでもウジウジしてたから!あたしが……!」
ほむら「……そうね。そうかも知れないわね」
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:51:17.74 IPcpZe2Y0
まどか「ほ、ほむらちゃん……!?」
さやか「ほむら……やっぱ、あんたもそう思うでしょ?あたしが悪いんだって」
ほむら「えぇ、あなたがいつまでも彼に想いを伝えられなかったことも、
この現状を引き起こした要因の1つであると言えるわね。
だから、あなたが自分を責めるのも無理はないわ」
まどか「そんな……!」
さやか「ほらね、まどか……。ほむらの言う通りだよ。やっぱり悪いのは……」
ほむら「でも、佐倉さんも悪い」
さやか「え……?」
ほむら「あの子には確かに悪気はなかった。でも、やったことは明らかに間違ってる。
それに、あんなことを実践する前にせめて誰かに相談してれば、こんなことにはならなかったはずよ」
さやか「いや、でも……」
ほむら「あなたは確かに悪かったかもしれない。でも、あなたは変わった。
ちゃんと、自分の言葉で想いを伝えようとしたんでしょう?」
409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:56:05.31 IPcpZe2Y0
ほむら「けれど佐倉さんは……あなたを信じていなかった。
あなたは勇気を出せる人間なんだって、信じなかった。
1人で勝手に先走って、そして、結果的にあなたを傷付けた。だから、佐倉さんも悪い」
さやか「…………」
ほむら「あなたも、佐倉さんも、両方とも悪かった。それに……そう。私も悪かった。
私があなたに必要以上に詰め寄ったことも、きっかけになったかも知れないわ。
……ごめんなさい」
さやか「い、いや、あんたは、別に……」
ほむら「とにかく私が言いたいのは、確かにあなたも悪いかも知れないけど、
それは佐倉さんも私も同じだと言うこと……。
あなたが自分を責めたくなるのは仕方ない。でも、それなら私たちも同じように責めなさい」
さやか「……そんなこと……」
ほむら「それができないのなら、自分を責めないで」
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 19:58:08.16 DJynmrym0
ほむほむぺろぺろ
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:00:13.77 SqGHZj3A0
野暮な事かも知れないけどさ
杏子が「能力」を以って恭介と接して、告白したわけだろ?
アレって洗脳の要素増し増しだったよね?
だったら即恭介がイエスって言ったと思うんだけど?
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:00:35.22 IPcpZe2Y0
さやか「……なんだよ、もう。ずるいじゃん、そんな言い方さ……」
ほむら「…………」
さやか「……ごめん。心配かけちゃって。まどかも、ごめん」
まどか「さやかちゃん……!う、ううん、良いの!気にしないで!」
ほむら「良かった。わかって、くれたのね」
さやか「ん……ありがと、2人とも。……そうだ、杏子と、マミさんは……?」
ほむら「2人なら先に帰ったわ。今頃、巴さんが佐倉さんをお説教してるところでしょうね」
さやか「そっか……どうしよ。あの2人にも謝らなきゃ」
ほむら「明日で良いと思うわ。佐倉さんもあなたに謝りたい気持ちでいっぱいでしょうし。
巴さんに叱られて、しっかり反省して。明日お互いに謝って、許しあって。
そしたら巴さんにお願いして、またみんなでお茶会でもしましょう?」
さやか「あはは、うん、そうだね!」
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:01:33.07 DGnIewX90
幻影が能力であって洗脳じゃないでしょ
どうだっけ
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:01:48.64 P0jkncXw0
でもこれで恭介が断ったら、また全部ひっくり返って喧嘩になる気がする
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:02:29.08 bq12vSVw0
人のために魔法使うといい事無いな
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:04:34.34 f3sLFwooO
>>411
杏子の魔法自体には洗脳要素ないだろ
「みんなが父さんの話を真面目に聞いてくれますように」で、親父の言葉にみんな洗脳されるようになっただけ
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:04:59.05 2Hd49Cor0
>>415
まったくだぜ
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:06:08.17 IPcpZe2Y0
・
・
・
さやか「そんじゃ、また明日ね、まどか、ほむらー!」
まどか「じゃあね、さやかちゃん!」
ほむら「えぇ、また明日」
まどか「……ねぇ、ほむらちゃん」
ほむら「何かしら」
まどか「今日は、本当にありがとう。あの時、ほむらちゃんが来てくれなかったら、
わたし1人だったら、何もできなかった……。
きっとさやかちゃん、今も落ち込んだままだった」
ほむら「鹿目さん……。まさかあなたまで、自分を責めたりしてないでしょうね」
まどか「えっ……?そ、そんなこと、ないと思うけど……」
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:07:15.56 SqGHZj3A0
>>416
なんだ杏子は幻覚能力のみだったのか
サンクス
(杏子が態々幻覚を使って変装する必要はあったのだろうか)
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:10:49.66 IPcpZe2Y0
ほむら「そう、だったら良いの。余計な心配だったわね。ごめんなさい、気にしないで」
まどか「えへ……やっぱり優しいね、ほむらちゃん」
ほむら「……あなたの方がずっと上だと思うけど」
まどか「えっ?」
ほむら「あの時、私は美樹さんをすぐには追いかけなかった。でもあなたは違う。
あなたは、私なんかよりずっと優しい人」
まどか「そ、そう言われると……なんだか恥ずかしいな……」
ほむら「とにかく、自分が何も出来なかったとか役に立てないとか、そんなこと考える必要はない。
何もしなくたってあなたの優しさに救われる人も居るってことを、忘れては駄目よ」
まどか「うん……えへへ。わたしまで、ほむらちゃんに励まされちゃったな」
ほむら「私は、思ったことを言っただけよ。……じゃあね、鹿目さん」
まどか「うん、また明日!」
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:14:38.23 IPcpZe2Y0
マミ宅
杏子「…………」
マミ「……ねぇ、佐倉さん。私が今、ちょっとだけ怒ってるの分かる?」
杏子「……はい」
マミ「じゃあ、どうして怒ってるのかは分かるかしら?」
杏子「…………」
マミ「ふぅ……。あのね、佐倉さん。どうして私たちの誰かに相談してくれなかったの?
そうじゃなくても前もって美樹さんに確認するとか、色々あったはずよね?」
杏子「……それは……さやかを、びっくりさせたくて……」
マミ「……ちょっとしたサプライズのつもりだった、ってわけ?」
杏子「っ……はい」
マミ「誰にも何も話さなかったこともだけど……私はね、佐倉さん。
魔法の使い方を間違えちゃったってことが一番問題だと思うの」
杏子「……はい」
マミ「どうしてあなたのやったことが間違いだったのかは、分かってる?」
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:16:01.97 L3l9p+6X0
マミさんマミマミ
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:18:20.44 IPcpZe2Y0
杏子「…………」
マミ「……あのね。あなたのやったことは、美樹さんの心を踏みにじることになるの。
美樹さんの悩みも、葛藤も、何もかも台無しにするってことなのよ」
杏子「……っ……あ、あたしは、そんなつもりじゃ……」
マミ「あなたにはそのつもりがなかったかも知れないけど……。
はっきり言うとね。これは魔法の悪用よ」
杏子「ッ……」
マミ「あなたは、魔法を悪用した。そのことをしっかり自覚しなさい。
佐倉さん、あなたには罰を与えます」
杏子「……!」
マミ「明日1日、魔法を使うのを禁止します。外出も禁止。いわゆる自宅謹慎処分ね。
少し厳しいかも知れないけど……私はもう二度と、
あなたに魔法の使い方を間違って欲しくないから……。
家でじっくり、自分の魔法の使い方をもう一度よく考えて、反省しなさい。良いわね?」
杏子「……はい……」
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:19:23.47 cTgcQGLz0
>明日1日、魔法を使うのを禁止します。外出も禁止。いわゆる自宅謹慎処分ね。
何の権限があってそんな罰与えんの?
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:20:12.34 3Lu0btTJ0
マミさん中学生の貫禄やないで
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:22:28.97 IPcpZe2Y0
翌日、放課後
さやか「マミさん、お待たせしましたー!」
マミ「美樹さん!その、昨日は……」
さやか「はい、えっと……ごめんなさい!マミさんに余計な心配かけちゃいました!
でも、もう大丈夫ですから!まどかとほむらのおかげで、ほら、この通り!」
マミ「そう、良かったぁ。ありがとう、鹿目さん、暁美さん」
まどか「い、いえ!わたしは別に。ほむらちゃんのおかげです!」
ほむら「……ところで、巴さん。佐倉さんは?」
マミ「佐倉さんなら、今家に居るわ」
さやか「あれ、そうなんですか……?」
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:23:04.64 x4MzkUeAO
>>425
いつからマミさんが中学生だと認識していた?
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:24:31.98 IPcpZe2Y0
さやか「えっと……マミさん。今からウチに行っても良いかな。
あたし、杏子に一番謝んなきゃいけないし……」
マミ「えぇ、もちろん。あの子も美樹さんに謝らなきゃいけないしね。
それじゃ、今からウチに行きましょうか」
さやか「はい、ありがとうございます!」
まどか「でも、今日はどうして家に居るんですか?」
マミ「えっとね、私がそう言ったの。家で1日反省しなさいって」
さやか「えっ!じ、自宅謹慎とは……マミさん厳しいですね」
マミ「美樹さんが怒ってなくても、魔法の間違った使い方をしちゃったのは確かだから……。
だから、今日1日は魔法を使うのも禁止って言って、ソウルジェムも没収してるの」
ほむら「…………え?」
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:26:09.14 V2/Z8f+m0
アカン
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:26:48.39 P0jkncXw0
やってもうたマミさん
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:01.80 mj4DlhqZ0
クソワロタ
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:29.17 lOzVcySt0
こりゃマミ発狂くるわ・・・
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:54.84 IPcpZe2Y0
ほむら「待って。巴さん、今なんて?」
マミ「え?だから、魔法を使うのを禁止って言って、ソウルジェムを……」
ほむら「ソウルジェムは、今どこに!?」
マミ「えっ、わ、私が持ってるわ。ほら、ここに……」
ほむら「ッ……なんてこと……!」
まどか「ほ、ほむらちゃん?どうしたの、急に……」
ほむら「巴さん!早くあなたの家へ!急いで!!」
マミ「なっ、ど、どうしたの?なんで……」
ほむら「説明してる暇はない!早く!!」
マミ「っ……わ、わかったわ!」
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:27:58.36 cTgcQGLz0
半日死体放棄か
鮮度保ってないからもう腐ってるな
ソースはまどポ
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:28:18.89 d97bnlkK0
>>434
そんなのあるの!?
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:28:49.05 UxyJ6V9L0
青いのが腐ります
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:29:32.83 d97bnlkK0
>>436
安定すぎるwwwww
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:30:31.01 DGnIewX90
おぉ…!これだ…
良い話になってきたぞ…!
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:30:54.06 cTgcQGLz0
>>435
杏子が魔力で鮮度保ってるうちは大丈夫だったけど、
魔力供給やめた瞬間にさやかの死体が一気に腐敗した
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:31:13.70 IPcpZe2Y0
マミ宅
ほむら「巴さん、早く鍵を!」
マミ「待って、今開けるから……!開いたわ!」
扉を開け、玄関に一歩踏み入った瞬間、私たちの目の前に飛び込んできたのは……。
マミ「さ、佐倉、さん……?佐倉さん?どうしたの、佐倉さん!?しっかりして!佐倉さん!!」
さやか「はぁ、はぁ、はぁ……!な、なに?どうし……ッ!?」
まどか「はぁっ、はぁっ……え……き、杏子ちゃん……!?」
マミ「どうしよう、佐倉さんが、佐倉さんが……息、してない……!」
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:33:19.40 cfZ3NNFP0
>>439
あれは時間経ってるのに魔法で無理やり持たせてたからじゃね?
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:33:41.16 r/9QB4g10
あっちゃーwwwwwwwwww
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:35:03.71 IPcpZe2Y0
ほむら「巴さん、落ち着いて!ソウルジェムを佐倉さんの胸の上に置いて……!」
マミ「えっ……?う、うん!」
杏子「…………っは……すぅ……すぅ……」
さやか「い、息が、戻った……?」
まどか「な、なに?何が、どうなってるの?」
ほむら「巴さん、念のため、佐倉さんに治療魔法を」
マミ「わ、わかったわ……」
ほむら「…………」
マミ「でも、どうして、どうして……こんな……」
ほむら「…………それは……」
QB「やれやれ、とんでもないことをしてくれたね、マミ。
よりによって杏子を学校に持っていくなんて、どうかしてるよ」
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:35:07.21 x4MzkUeAO
ソウルジェムはマミさんがしっかりと胸の谷間に閉まっておきました
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:36:25.47 cTgcQGLz0
えー簡単に生き返るのー?
心臓止まってるのに半日放置じゃ脳細胞完全に死んでるでしょ
回復魔法そこまで万能じゃないだろ
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:37:24.91 IPcpZe2Y0
ほむら「ッ……キュゥべえ……!」
マミ「佐倉さんを、学校に……何、どういう……?」
QB「言葉通りの意味さ。君は今日1日、杏子を持ち歩いていたじゃないか」
マミ「え、え?な、何言ってるの、キュゥべえ……」
QB「君たち魔法少女が体をコントロールできるのは、せいぜい100m前後が限度だからね。
学校にソウルジェムを持って行かれたとなると、こうなるのは当然だ」
さやか「ちょ、ちょっとあんた、さっきから何わけわかんないこと言ってんのよ……!」
まどか「ソウルジェムと、杏子ちゃんが倒れてたことと、何の関係が……」
QB「まだ分からないのかい?ソウルジェムこそが、君たち魔法少女の本体。つまり魂なのさ」
マミ「……え……?」
QB「僕の仕事はね。契約を結ぶ時に魔法少女の魂をソウルジェムへと変換し……」
ほむら「キュゥべえ。もう十分よ。消えなさい」
447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:39:38.55 IPcpZe2Y0
QB「暁美ほむら……。君はもしかして、このことを知っていたんじゃないかな。
マミに治療魔法を指示したのも、既に杏子の体内が腐り始めていることを懸念したからだろう?」
ほむら「…………」
QB「やっぱりね。君は一体、どこまで知ってるんだい?」
ほむら「あなたに話す必要はない。消えろと言ったはずよ。それとも、ここで葬られたいの?」
QB「やれやれ、わかったよ」
ほむら「…………」
マミ「あ、暁美、さん……これは、一体……」
杏子「ん……あれ。なんで、あたし……」
さやか「ッ!杏子……!」
杏子「何が……え……?」
ほむら「……説明するわ。魔法少女の、真実について」
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:43:28.72 cTgcQGLz0
マジで死んだ脳細胞復活wwwww
マミさんいれば上条さんの神経も余裕ですね
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:43:34.33 IPcpZe2Y0
・
・
・
杏子「なん、だよ……それ……」
マミ「私たち……キュゥべえに騙されてたの……?」
ほむら「あいつは、騙しているという自覚すらないわ。私たちとは全く違う価値観を持った生き物だから」
まどか「酷い……酷すぎるよ……」
杏子「そんなの、そんなのっ……!あたしたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」
ほむら「佐倉さん、落ち着いて……」
杏子「なんで、なんでだよっ……くそ……!あたしは、あたしたちは……!」
さやか「き、杏子……」
杏子「……さや、か……。ッ……!」
さやか「えっ……!?」
マミ「さ、佐倉さん!?どこへ行くの!?」
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:48:05.84 QiIz8mIT0
心臓が破れても血を全部抜き取られても回復できんだから腐ったって余裕で回復できるだろ
451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:48:14.22 IPcpZe2Y0
マミ「待って、佐倉さ……い、居ない……?」
まどか「ど、どうしよ……杏子ちゃん……」
さやか「でも、なんでいきなり逃げたりなんか……!」
ほむら「……手分けして探しましょう。今のあの子の精神状態は……あまり良くない。
取り返しのつかないことになる前に、早く見付け出さないと」
マミ「えぇ、わかったわ……!」
ほむら「巴さん……大丈夫?あなただって……」
マミ「確かに、すごくショックだけど……今は優先すべきことがあるもの」
ほむら「……巴さん、佐倉さんを探す時、自分のソウルジェムの穢れには十分注意して。
ソウルジェムは、私たちの魂。魂が穢れてしまうということは……」
452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:49:52.22 cTgcQGLz0
>>450
じゃあこのさやかちゃんはすぐにでもマミさんに上条を助けてと頼むべきだな、うん
453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:50:23.53 QiIz8mIT0
>>452
上条君はいつから魔法少女になったの?ねえ
454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:51:08.77 cTgcQGLz0
>>453
死んだ杏子の体はただの肉だ
魔法少女じゃない
455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:51:43.34 mj4DlhqZ0
どうしてまだ相手にする奴がいるんだ
456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:52:18.79 IPcpZe2Y0
マミ「……魔法が使えなくなる程度では済まないわよね。
それこそ、本当に、死んでしまうとか……」
ほむら「えぇ……そうね。そう考えてもらって良いわ。
この宝石が黒く染まりきった時、私たちは人としての死を迎える」
マミ「……わかった、気を付けるわ。それじゃ、行きましょう!」
ほむら「鹿目さん、美樹さん、あなたたちはもう家に……」
さやか「あ、あたしたちも手伝うよ!」
ほむら「……でも」
まどか「お願い、手伝わせて、ほむらちゃん!私たちも、杏子ちゃんが心配なの……!」
ほむら「……わかったわ。くれぐれも、無茶はしないで。何かあったら、すぐ私か巴さんに連絡を」
さやか「……!うん、ありがとう、ほむら!」
457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:53:23.82 DGnIewX90
>>445
身体の大半が腐ってる状態でも動けるよ
まどポソースだがね
458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:54:23.49 uOiK7XNi0
>>454
アスペ?
459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:54:42.05 QiIz8mIT0
>>454
じゃあ高速の上からジェム投げられたさやかはもう魔法少女じゃなくなっちゃったんだね
ハッピーじゃん
460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:03.47 cTgcQGLz0
>>459
ただの死体だからな
461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:31.16 QiIz8mIT0
なんだろくに作品の設定すら知らない奴か
黙ってろ
462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:55:36.84 IPcpZe2Y0
・
・
・
杏子「はぁっ……はぁっ……はぁっ……!……なんなんだよ、ちくしょう……!」
あたしの、この体が、ゾンビだって……?
もう死んじゃってるってことなのかよ……。
なんで、なんで……。
……さやかに、どんな顔して会えば良いんだよ……。
ただでさえ、あいつに合わせる顔がないってのに……こんな体にされちまって……。
……あたしはまた、間違っちまったんだ。
他人のために、他人を喜ばせるためになんて、意味もなく張り切って、勝手に突っ走って。
またあたしのせいで、人を不幸にしちまったんだ……。
463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 20:56:56.77 DGnIewX90
へいへい杏子ちゃんオフィってるーwwwwwwwwwww
464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:01:17.11 IPcpZe2Y0
・
・
・
魔女「ギャァアアアアアア……!」
杏子「はあっ……はぁっ……はぁっ……!くそっ……!」
思ったより、手こずっちまった……。
なんか、体も重いし、魔法も上手く使えない……。
おかしい……あたし……。
さやか「杏子!!」
杏子「ッ!?……!」
さやか「待って、逃げないで!!」
杏子「くっ……離せ、離してくれ……!」
465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:02:07.09 ZCUqSPEN0
魔法少女はコーヒー(人間)を豆(精神)と水(肉体)にわけたもの。
魔力で直せるのは水のみ。豆はグリーフシードでしか清められない。
人間は精神と肉体が混ざったコーヒーなので(精神と肉体の境がない)
魔法で水だけ補おうとしても無理。
今考えた。
466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:03:19.89 IPcpZe2Y0
さやか「離さない……!」
杏子「離せよ、放っといてくれ……!」
さやか「嫌だ!今のあんたを放っておくことなんて、出来ないよ!!」
杏子「ッ…………やめて、やめてくれ……あたしはもう……」
さやか「杏子……昨日、酷いこと言ってごめん!!」
杏子「……え……?」
さやか「大嫌いとか、酷いこと言っちゃって……本当にごめん!!
だから、逃げないで!お願い……!」
杏子「な、何言ってんだよ……。違うよ、そうじゃない……!
あたしには、もうあんたに合わせる顔なんてないんだ……!」
467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:04:20.32 cTgcQGLz0
なんだかなー
あっさりハッピーエンドに向かいそうで温すぎる
468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:05:54.20 +DXSVJPgP BE:3363163586-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
同じスレタイで二つ立ってるけどアボンしたアホの仕業かな?
469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:06:37.33 IPcpZe2Y0
さやか「……杏子……」
杏子「あんたは謝ることなんてない。謝るのはあたしの方じゃん……!あたしが悪いんだ!
あたしが勝手に間違えて、突っ走って、さやかを傷付けちまったんだ!
自分勝手に、あんたのためとか言ってあんたを不幸にしちまったんだよ!あたしが……」
さやか「許す!!」
杏子「っ……な……!?」
さやか「あんたも悪かった!確かにあたしはショックだった!でも、許す!!」
杏子「ゆ、許すって、あんた、そんな……」
さやか「だから、杏子も許して……!お願いだよ、杏子……仲直り、しようよ……!」
470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:09:08.22 IPcpZe2Y0
杏子「……許して、くれるのか……?あたし、あんたを不幸にしたんだぞ……?
勝手に、さやかの気持ち踏みにじって、傷付けて……」
さやか「……不幸になんて、なってないよ。確かに、杏子のやったことはきっと間違いだったけどさ。
そもそもあたしが、もっと早く勇気出してればこんなことにならずに済んだんだよ。
……そのことも、ごめんね」
杏子「さやか……そ、そんなことない。あたしが、ちゃんと……」
さやか「杏子のやったことは間違いでもね……その気持ちは、すごく嬉しいよ。
あたしのこと、幸せにしてくれようとしたんだよね?」
杏子「さ、やか……」
さやか「ありがとう、杏子。あたしのために頑張ってくれて」
杏子「さやか……さやかぁ……さやかぁあ……!ぅ、ぁあああ……あぁぁああああ……!
ごめん、さやか……!本当にごめん、ごめんなさい……!ごめんなさい……!!」
さやか「……泣くほどとか、どんだけ気にしてたのよ、もう……ぐすっ……」
471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:10:31.44 +DXSVJPgP BE:420396023-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
支援
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:11:09.49 IPcpZe2Y0
・
・
・
さやか「……落ち着いた?」
杏子「……うん……悪い、ありがとう」
さやか「ん。そんじゃ、帰りますか!みんなにメールしとかなきゃね」
杏子「……なぁ、さやか……」
さやか「ん?何?」
杏子「……いや、なんでもない。さぁ、早く帰ろうぜ。みんなに心配かけちまったしね」
さやか「……?」
473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:12:57.08 k6/fMVHtO
まだ不穏な空気が
474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:13:16.35 IPcpZe2Y0
・
・
・
マミ宅
マミ「良かった……!佐倉さんが無事で、本当に良かった……!」
まどか「うん、うん……!」
杏子「ごめん、みんな。心配かけちゃって……」
ほむら「良いの、気にしないで。それより佐倉さん、ソウルジェムは大丈夫?」
杏子「へっ?あ、ほんとだ……。おかしいな、別に大した魔力は使ってないはずなのに……」
ほむら「ソウルジェムは、私たちの魂。魔力を使うだけでなく、負の感情によっても穢れは溜まるの」
マミ「っ……」
杏子「……そういうことか……。悪い、助かったよ」
マミ「佐倉さん、その……本当に、本当に、ごめんなさい……!
知らなかったとは言え、あなたをあんな危険な目に遭わせて……!」
475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:18:30.15 IPcpZe2Y0
杏子「そんな、良いよ。悪いのはあたしたちの魂をソウルジェムにしやがった
キュゥべえの奴なんだからさ。マミさんは気にしないで」
マミ「で、でも……わたし、佐倉さんが、死んじゃったら、って……」
杏子「マミさん……でもさ、あたしは今、こうして……。……」
さやか「そうですよ!今はほら、杏子こうやって生きてるんだし!」
杏子「……!」
まどか「マミさん、だから、元気出してください……」
杏子「……あのさ、まどか、さやか」
まどか「え……?」
杏子「正直に、答えてくれ。
あたしたちの体が、もう死んでて、ゾンビだって聞いて……どう思う……?」
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:21:19.06 IPcpZe2Y0
さやか「……!」
ほむら「佐倉さん……それは……」
杏子「ごめん、おかしな質問だってのは分かってる……。でも、どうしても気になって……。
普通の人間のあんたたちに、聞きたいんだ。正直に、答えて欲しい……」
さやか「……それは……」
まどか「し、正直に、って言われても……そんなの……」
杏子「……お願いだ」
まどか「……だ、だってそんな、みんなが、杏子ちゃんや、ほむらちゃんや、マミさんが、
もう死んでるんだ、ゾンビなんだって言われても……全然、実感がなくて……。
わ、わたしがそうじゃないから、こんな勝手なことが言えるんだと思うけど、
だって、みんな普通に喋ってるし、死んでるなんて思えないし、
普通の、生きてる人間と、全然変わらないし……」
杏子「…………」
477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:21:42.51 9HTKvvc80
④
478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:24:56.70 bq12vSVw0
④
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:25:28.04 DJynmrym0
まどかの脳内再生率がやばい
480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:27:51.93 IPcpZe2Y0
まどか「だから、わたしは……実感がなくて……。ごめんなさい……」
杏子「……さやか、あんたは?」
さやか「私も……まどかと一緒、だと思う」
杏子「……そっか」
まどか「……ごめんね……」
杏子「ははっ……そっか……あはっ、ははははは!」
さやか「えっ……?き、杏子……?」
杏子「生きてる人間と変わらないから実感がないってか……。
なんだよ、気にしてたあたしが馬鹿みたいじゃんか!
あんたたちの言う通りだな。魂がソウルジェムになったって、生きてることには変わらないんだ。
あたしたちだって、今まで全然気付かずに、そうやって過ごしてきたんだもんな」
481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:28:53.31 MJ7TL1wa0
あんこちゃんが狂ったのかと思った
482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:32:40.11 IPcpZe2Y0
マミ「……私たちが、気にしすぎだったみたいね。ありがとう、2人とも。
あなたたちのおかげで、ずいぶん気が楽になったわ」
ほむら「……!」
下手な励ましなんかより、ずっと良かった……そういうこと……?
まどか「えっ……?あ、そう、なんですか……?」
さやか「だったら、良いんですけど……」
マミ「ふふっ……。あら、いけない。もうこんな時間?みんな、帰らなくて大丈夫?」
まどか「わっ!ほ、ほんとだ!いつの間に……」
483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:36:24.67 bq12vSVw0
④
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:40:22.73 xVoxhjlN0
支援
485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:44:50.80 bq12vSVw0
④
486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:46:02.83 SqGHZj3A0
遠視
487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:50:49.93 IJlZYFtcO
(゚Д゚)
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 21:54:37.46 /LMLewZH0
どうしたんだ
489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:00:47.97 H66ozf3g0
さるかな
490:さるった
12/07/01 22:00:59.88 IPcpZe2Y0
杏子「な、なんか悪いな。あたしのために……」
さやか「そんじゃ、罰として今度のお茶会、杏子のケーキの苺はあたしがもらおっかな!」
杏子「えっ!?マジか……。わ、わかったよ」
さやか「えへへっ、悪いね!それじゃ、みんなバイバイ!またね!」
ほむら「お邪魔しました」
まどか「お、お邪魔しました!」
マミ「えぇ、みんな気を付けて帰ってね」
杏子「じゃあなー!」
491: 忍法帖【Lv=40,xxxPT】
12/07/01 22:03:14.94 XrwvGqZx0
しえん
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:05:12.14 mJgg8lwk0
追いついた
支援
493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:06:49.20 IPcpZe2Y0
ほむら「……2人とも、本当に大丈夫?」
杏子「ん?あぁ、まーね。あたしはさ、一番気にしてたのは、
この体がさやか達からどう思われてるのか、ってことだったんだよ。
だから、あいつらが気にしないってんなら、まぁいっか、ってさ」
マミ「私も、ちょっと拍子抜けしちゃった。
てっきり“ゾンビなんかじゃない”とかって言われると思ってたから……。
でも、今考えたらそうやって励まされるよりもずっと良かったかもね。
“実感がない”なんて言われたのに本人だけがいつまでも気にしていても仕方ないって思えるもの」
ほむら「……そうね、その通り。気にしたって仕方のないこと。
今まで生きてきた事実は変わりないんだし、今からの生き方も変わらないわ」
マミ「えぇ、もちろん!」
杏子「これからも今までと同じように、正義のために戦い続けるだけさ!」
494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:09:16.86 txyEnjM60
ここは乗り切れても、まだ先が怖いな
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:09:53.63 IPcpZe2Y0
・
・
・
さやか「……う~ん、結構遅くなっちゃったなぁ……って、あれ?」
マンションの前に、誰か……。
あれは……。
仁美「……さやかさん。お待ちしておりましたわ」
さやか「ひ、仁美!?なんで……」
仁美「あなたに、お訊きしたいことがありますの」
さやか「な、何……?」
仁美「さやかさん、きちんと上条くんに気持ちを伝えたんですよね?」
さやか「あっ……え、っと、それは……い、一応」
仁美「……それで、返事は?」
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:10:50.58 DGnIewX90
…ん?
497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:14:35.75 96aVFfI/0
④
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:15:35.27 IPcpZe2Y0
さやか「……まだ。ちょっと、考えさせてくれ、って」
仁美「そう、ですか」
さやか「その……なんで、そんなこと……?」
仁美「今日上条くん、あなたと話がしたいと、そう仰ってました。
あなたに、訊きたいことがあると。告白の返事をするのなら
『訊きたいことがある』なんて言いませんから、少し、気になって……。
でも、きちんと想いを伝えたのなら、それで良いんです。ごめんなさい、おかしなことを聞いて」
さやか「あ、えっと……」
仁美「私の用事はそれだけです。今日はもう面会時間は終わっているけれど、
明日必ず、上条くんに会いに行ってくださいね」
さやか「わざわざ、そのためだけに、待っててくれたの……?」
仁美「私にとっては、とても重要なことですのよ?……それでは、失礼します」
499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:16:58.40 mj4DlhqZ0
ひとみん!
500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:18:32.10 IPcpZe2Y0
・
・
・
翌日、病院
さやか「……うぅ……緊張するなぁ……」
わかっちゃいたけど、さすがに気まずいと言うか何と言うか……。
訊きたいこと、って何なのよ……。
今になって改めて杏子が恨めしい……。
……ううん。
どっちにしろ、いつかはちゃんと、自分の口から伝えなおさないといけないんだから。
気まずいとかなんとか言ってる場合じゃない!
……んだけど、何訊かれるんだろ……。
……えぇい!覚悟を決めろ、美樹さやか!
さやか「きっ、恭介~?入るよ~?」
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:19:27.59 96aVFfI/0
さやかわいい!
502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:21:40.01 IPcpZe2Y0
恭介「……さやか。来てくれたんだね」
さやか「……う、うん……。それで、あ、あたしに訊きたいこと、って……?」
恭介「……この前、さやかが来た時のことなんだけど……」
さやか「っ……う、うん……」
恭介「あの時、さやか……告白、したよね」
さやか「え、えっと、それは、その……」
恭介「それでね。もう一度、確認したいんだ」
さやか「な、何を……?」
恭介「ねぇ、さやか……。本当に、冗談なんかじゃ、ないんだね……?」
さやか「……恭介……?」
恭介「……ごめん。告白されて、こんなこと言うのも酷いって思うんだけど……。
あの時、僕にはどうしても信じられなかったんだ。
なんていうか……本心じゃない、っていう感じがして……」
さやか「……え……」
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:10.36 k6/fMVHtO
さて…
504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:16.72 +DXSVJPgP BE:1681581964-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
ワカメのネタ画像でも貼ろうかと思ったらそもそもワカメの画像が無かった
505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:20.86 sCgiETad0
あんこぉぉ
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:22:31.98 96aVFfI/0
かみやん鋭いな
507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:24:28.64 AevBYCOki
ここで本気をみせろさやかちゃん!
508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:25:16.70 TnZr5wDHP
逃げずに向き合って頂きたい
509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:26:19.46 mJgg8lwk0
がんがれ!さやかちゃん!
510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:06.73 IPcpZe2Y0
恭介「だから……もう一度、さやかの気持ちを確認させて欲しい。
もしあの時、何か理由があって好きでもないのに告白したのなら、そう言ってくれ。
でも、もしそうじゃなかったら……」
さやか「好き……」
恭介「え……」
さやか「あたしは、あたしは……恭介のことが、好き……!
ずっと言えなかったけど、ずっと、ずっと、好きだったの……!
恭介のこと、好きだったの……!」
恭介「……さやか」
さやか「あたしは、本当に、本当に本当に、恭介のことが好き!
嘘でも冗談でもなくて、恭介のことが大好き!ずっと前から、今も、大好き!!」
恭介「…………ごめん、さやか」
さやか「ッ……恭、介……」
恭介「疑ったりなんかして、本当にごめん。……ありがとう。すごく、嬉しいよ」
さやか「えっ……」
恭介「今のを聞いて、まだ冗談だなんて、そんなこと思えるわけがない。
それに、嘘や演技なんかで涙を流せるほど、さやかは器用じゃないからね」
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:39.14 AevBYCOki
えんだあああああああああああああああああああああああ
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:27:52.87 96aVFfI/0
きたか…
513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:19.45 DGnIewX90
魔法少女じゃないさやかって良い子だよなぁ
514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:20.61 sCgiETad0
よく言った!
515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:23.33 SqGHZj3A0
幻覚って罹ってる人の主観で見たり感じたりするものだよね
それさえも見抜いちゃう恭介何者だよ
516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:35.06 mJgg8lwk0
いやあああああああああああああああああああああああ
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:29:37.67 TnZr5wDHP
上条の答え次第によってはここにある酒を一気飲みせざるを得ない
518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:30:23.80 MJ7TL1wa0
>>515
幼馴染ならではの主観ってものがあるからな
長い付き合いなら見抜けると思う
519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:31:22.76 n1+RqEZi0
祝杯の用意はでけた
520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:32:31.97 96aVFfI/0
やべえもう飲んでた
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:15.66 IPcpZe2Y0
さやか「あ、えっと、その……」
恭介「この前、さやかに告白されてから、ずっと考えてたんだ。
本心とは思えなくても、やっぱりどうしても気になるからね。
それで、考え続けて、思ったんだ。僕は、僕の人生には、ヴァイオリンしかないんだって思い込んでたけど、
本当にそうなのか、って。ヴァイオリンと同じくらい、大切なものもあったんじゃないか、って」
さやか「そ、それって……」
恭介「それでね。今の、さやかの言葉で、やっとはっきりしたよ。
僕の人生には……ずっと、君が居たんだ。
怪我をした僕を支え続けてくれたのは、さやかだった。
僕が一番辛い時に側に居続けてくれたのは、さやかだった。
さやかは……僕の人生の中で、ヴァイオリンと同じくらい。
いや……ヴァイオリンなんかよりもっと、大切なものだったんだ」
さやか「恭、介……じ、じゃあ……!」
恭介「うん、僕からもお願いするよ。さやか。僕と……正式に付き合って欲しい」
さやか「き、恭介ぇ……!」
恭介「勝手かも知れないけど……これからも、僕を支えてくれるかい?」
さやか「うん、うん!支える!ずっと支える!」
恭介「……良かった、ありがとう。嬉しいよ、さやか」
さやか「あたしの方が嬉しい!嬉しい!恭介!恭介恭介ぇ!」
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:19.10 eLtJhMWHi
聖杯の用意ならできてますよ
523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:33:32.67 M5zsoI/Y0
コレは良い上条
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:05.08 AevBYCOki
あああああああああああああああ
さやかちゃんにはこういう未来を与えて欲しかった
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:10.49 r/9QB4g10
よっしゃあああああああああああああ
526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:18.02 96aVFfI/0
キタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!
527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:21.07 SqGHZj3A0
仁美「え?いきなり二股?」
528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:34:37.33 TnZr5wDHP
良し
酒を飲むとするか
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:13.08 3Lu0btTJ0
>>527
何言ってんだワカメ
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:46.34 DGnIewX90
これだからワカメは…URLリンク(i.imgur.com)
531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:49.29 AevBYCOki
上条、仁美の幻想をぶち殺したな。
532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:35:50.96 sCgiETad0
うほー
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:36:21.56 n1+RqEZi0
なんて俺得なさやかシナリオ
534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:38:30.70 IPcpZe2Y0
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さやか「……ぐすっ……えへへっ。ごめんね、病室でこんなに大騒ぎしちゃって」
恭介「ううん、大丈夫だよ」
さやか「あたし、明日から毎日お見舞いに来るよ!恭介が退院する日まで、ずっと……」
恭介「あ、そのことなんだけど……ごめん。
せっかくさやかと付き合えたのに、もう少ししたらしばらく会えなくなるんだ……」
さやか「えっ……な、なんで!?」
恭介「すごい腕の先生が居るらしくて、その人の手術を受けられることになったんだよ。
ただ、そのためにはちょっとここを離れないといけないんだ。
実は前からあった話なんだけど、まだ決まらない内から言い出せなくて……」
さやか「えぇ!?で、でもなんでこんな時期になって、突然……」
恭介「それがね。志筑さんが、紹介してくれたんだ」
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12/07/01 22:39:17.82 96aVFfI/0
仁美△
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12/07/01 22:40:12.92 c2RQHsHb0
きっとスーパードクターKみたいなお方だろう
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12/07/01 22:40:17.18 Xli9Ya0/0
追いついた④
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12/07/01 22:40:37.28 mJgg8lwk0
あれか、海外に行ってワルプルギスを
避ける的な?
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12/07/01 22:41:03.36 IPcpZe2Y0
さやか「ひ、仁美、が……?」
恭介「うん。何日か前にお見舞いに来てくれて、その時にそういう話になったんだ。
それで昨日、受けさせてもらえることになった、って……。
本当に、志筑さんにも感謝の気持ちでいっぱいだよ。僕のために、そこまで手を尽くしてくれるなんて」
さやか「何日か前……?昨日、って……。それじゃ、仁美の言ってた“都合”って……」
恭介「さやか……?」
さやか「……ごめん、恭介!あたし、仁美に会わなきゃ!」
恭介「えっ?」
さやか「またお見舞い来るからね!じゃあね!」
恭介「わ、わかった、じゃあね……」
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12/07/01 22:42:16.71 sCgiETad0
わかめ叩かれすぎワロタwww
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12/07/01 22:42:36.28 bq12vSVw0
そして治療に行った先で仁美に寝取られると・・・
愉悦
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12/07/01 22:42:52.75 96aVFfI/0
>>541
こら!
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:43:59.17 n1+RqEZi0
>>541
おい!
おい!
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12/07/01 22:44:56.65 lS/x9RYY0
さやかも着いて行けば問題無い
545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:45:47.50 gZ3x9cTg0
追いついた
しえん
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12/07/01 22:46:31.47 IPcpZe2Y0
公園
仁美「……どうしましたの?急に呼び出したりして。
まぁ、今日は特に用事もないので構わないんですけど……」
さやか「……恭介の、ことなんだけど……」
仁美「……返事はもらえたみたいですわね。
大丈夫ですわ、報告なんてしていただかなくても……上条くんの昨日の様子から、察しは付きましたから」
さやか「そ、そんなんじゃないよ!……確かに、恭介は付き合ってくれるって言った。
でも……聞いたよ。仁美、すごいお医者さん紹介してくれたんだって……」
仁美「えぇ、紹介しましたわ。素晴らしい実績をお持ちの方ですのよ?……それが何か?」
さやか「な、なんで?なんでそんな、恭介のこと助けてくれてたのに、あたしに……譲ったりなんか……」
仁美「お医者さまを紹介することと、告白することに、何か関係が?」
さやか「だ、だって……」
仁美「……彼の腕を治すチャンスをダシにして告白すれば良かったと、そう仰るのですか?
“あなたの腕を治してあげるから、私と付き合ってください”。そう告白するべきだったと?」
547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:47:10.55 AevBYCOki
ああ
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:48:18.07 sCgiETad0
なんだ、フェアな子じゃん
549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:48:58.82 mj4DlhqZ0
さすがひとみん!
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:49:29.78 mUS6wSMr0
仁美ちゃんはよく出来た子だ
551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:51:08.57 SlZJulOf0
>>515
天才バイオリニストだし、その辺の感性もあるのだろう
552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:52:41.44 IPcpZe2Y0
さやか「っ……そういうわけじゃ……」
仁美「……ごめんなさい。今のは言い過ぎました。
さやかさんは……引け目を感じているんでしょう?何もできない自分が付き合えて、
腕を治すチャンスを与えた私が付き合えない……これで良いのか、って」
さやか「……だって、仁美の方が、ずっと恭介の役に立てるじゃん!
何もできないあたしなんかより、仁美と一緒に居た方が、恭介だって幸せに……!」
仁美「引け目を感じる必要なんてありません。私は、たまたまそういう立場にあっただけ。
さやかさんだって、立場が同じならきっと私と同じことをしたはずです。違いますか?」
さやか「……それは……」
仁美「それに、彼が幸せを感じるかどうかは、彼自身にしか分かりません。
そして、その上条くんがあなたと一緒になりたいと言ってくれた。それのどこが不満なんですの?」
さやか「そりゃ、結果だけ見ればそうかも知れないけどさ。
でも、仁美が先に告白してればきっと……!」
仁美「たらればを言っても仕方ありませんわ。もう済んだことですのよ」
さやか「……で、でも……」
仁美「それとも、もし私がさやかさんに“別れろ”と言えば……あなたは別れられるとでも?」
さやか「……仁美が、そう言うなら……」
553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/07/01 22:53:07.24 6SzCfSOF0
>>536
古いな...