12/06/23 03:31:17.52 rL1nWYGnO
キュゥべえ「ほむらは僕に厳しい…」
マミ「おいで、キュゥべえ」
キュゥべえ「マミ」ピョンッ
マミ「ふふっ、私の肩ならいくらでも貸すわよ?」
キュゥべえ「ありがとう、マミ」
ごまどか「ティヒヒ」
ほむら「ふふっ」
キュゥべえ「これが悔しいと言う感情なのかな」
マミ「嫉妬かもね」クスッ
杏子「なんであたしだけ名前で呼ばれないんだろ?」
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12/06/23 03:35:09.96 3kY0okgy0
まんこちゃん
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/23 03:36:29.71 rL1nWYGnO
ジェットコースター
杏子「一度乗ってみたかったんだよな、これ!」
マミ「べ、別のアトラクションにしましょう?」
杏子「えー?なんでさ?楽しみにしてたんだぜ?」
マミ「ほ…ほら!キュゥべえとまどかちゃんが乗れないでしょ?」
キュゥべえ「僕は心配いらないよ、なぜなら僕はインキュベーターだからね」
ほむら「まどかは私が守る」
ごまどか「ホムラチャ!」
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12/06/23 03:37:31.76 Z1k6xzrc0
キュゥべえwww
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12/06/23 03:38:18.35 Qs9bb4/D0
QB空気読んでやれよw
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/23 03:41:44.54 rL1nWYGnO
杏子「ほら、大丈夫そうじゃん?乗ろうぜ」
マミ「う…」
杏子「それとも何?ヒビってるわけ?」
マミ「そ、そんなことないわ!余裕よ!」
杏子「よし、なら決まりだね!」
マミ「むむ…」
ほむら「まどか、頑張ろうね」
ごまどか「ティヒッ!」
キュゥべえ「僕はマミに守って貰おうかな」
マミ「もう…仕方ないわね」
杏子「楽しみだな」
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12/06/23 03:49:36.08 rL1nWYGnO
――
ゴォォォォッ
杏子「うわぁぁぁぁぁぁぁ?」
マミ「きゃぁぁぁぁぁぁ!」ギュウゥ
キュゥべえ「ま、マミ!苦しい!苦しいよ!」バンバン
ほむら「楽しいわね、まどか」
ごまどか「ティヒッ」
杏子「さ、さやかぁぁぁぁぁぁぁ!」
マミ「そ、そうだわ!変身すれば!」パッ
キュゥべえ「き、急に離さないでよ!」
キュゥべえ「うわぁぁぁぁぁぁぁ…」ピューン
ほむら「まどか、怖くない?」
ごまどか「ウェヒィ」
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12/06/23 03:57:42.51 rL1nWYGnO
お化け屋敷
杏子「ジェットコースターじゃ不覚をとっちまったけど」
マミ「ここなら大丈夫ね」
キュゥべえ「助けに来てくれてもいいじゃないか」
マミ「佐倉さん、先に悲鳴をあげた方が負けよ?」
杏子「ああ、負けてたまるか」
キュゥべえ「…さっき味方しなかったこと恨んでいるのかい?」
マミ「ふふん」
ほむら「まどか、行くわよ」
ごまどか「ティヒッ」
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12/06/23 04:05:53.77 rL1nWYGnO
数分後
マミ「ごめんなさい」
杏子「悪かったよ」
ほむら「はぁ……」
ごまどか「ホムラチャ…」
キュゥべえ「わけがわからないよ、作り物のお化け相手に3人とも変身するだなんて」
ほむら「私は時を止めて逃げるためよ、2人が取り乱すから…」
マミ「わ、私は…その…」
杏子「い、いつもの癖でさ…」
ごまどか「ウェヒヒ」
ほむら「2人とも思いっきり悲鳴をあげてたじゃない」
ほむら「…特に杏子…意外だったわ」
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/23 04:10:39.09 rL1nWYGnO
杏子「う、うるせー!」
マミ「佐倉さん、お化けは魔獣じゃないのよ?」
キュゥべえ「マミが言っちゃダメだよ」
マミ「うっ…」
杏子「そうだぞ、マミだってあたしと一緒じゃねーか!」
ほむら「2人で抱き合って悲鳴をあげて一緒に変身したものね」
マミ「うぅ…」
杏子「うぅ…」
キュゥべえ「やれやれ」
ほむら「まぁいいわ、次は何処に行く?」
ごまどか「ホムラチャ!ホムラチャ!」
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12/06/23 04:11:25.36 ap28UTMoO
ごまほむ
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12/06/23 04:18:21.86 rL1nWYGnO
ほむら「まどか、何か乗りたいものがあるの?」
ごまどか「ティヒッ!」
ほむら「そう、わかったわ」
杏子「何処に行くんだ?」
ほむら「観覧車よ」
キュゥべえ「観覧車だね、僕も乗ってみたいな」
マミ「観覧車なら心配ないわね、さっそく行きましょうか」
マミ「キュゥべえ、一緒に乗ろう?」
キュゥべえ「うん」
杏子「あたしもマミと乗るからほむらはまどかと2人で乗りな」
ほむら「ええ」
ごまどか「ウェヒー!」
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12/06/23 04:23:31.03 rL1nWYGnO
――
ほむら「まどか、そろそろ頂上よ」
ごまどか「ティヒッ」
ほむら「…まどか」
ごまどか「ホムラチャ?」
ほむら「……こうしてあなたと遊ぶのは本当に久しぶりだったわ」
ごまどか「……」
ほむら「…私は…もうあなたとは会えないと思ってた」
ほむら「だから…いっそのこと忘れようかとも思ったわ」
ごまどか「ホ、ホムラチャア…」
ほむら「でも…そんなこと出来るわけなかったわ…」
ほむら「あなたとの思い出を…忘れられるわけなかったのよ」
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12/06/23 04:27:56.29 rL1nWYGnO
ほむら「そうしたら、まどか…あなたが会いに来てくれたの」
ほむら「…何故かあざらしのような姿だったけどね」クスッ
ごまどか「ウェヒィ」
ほむら「でも、あなたがまどかであることに変わりはないわ」
ほむら「まどか…私の為に無理してやって来てくれたののよね?」
ごまどか「……」
ほむら「ありがとう…本当にありがとう」
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12/06/23 04:34:31.99 rL1nWYGnO
ごまどか「ホムラチャア…」
ほむら「…ふふっ、見て?綺麗な風景」
ごまどか「………」
ほむら「私がこうして平和な見滝原を見ることができるのも」
ほむら「まどか…あなたのおかげなの」
ほむら「ワルプルギスのときの…あの地獄のような景色と同じ街だとは思えないわ」
ほむら「……本当に綺麗な景色よ」
まどか「…うん」
ほむら「!?」
まどか「本当に綺麗だね」
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12/06/23 04:41:21.45 rL1nWYGnO
杏子「マミ、見てみろよ!すっごく高いぜ!」
マミ「ふふ、そうね」
杏子「わあー」
キュゥべえ「……」ジィー
マミ「キュゥべえ、そんなにまどかちゃんが気になるの?」
マミ「じっと暁美さん達の席を見つめちゃって」
キュゥべえ「まぁね…不思議なんだ、彼女の存在そのものが」
キュゥべえ「僕の知らないことがあっただな…!?」
マミ「?…どうしたの?」
キュゥべえ「な…あれは…?」
杏子「ん?…あっ?」
マミ「女の子…?」
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12/06/23 04:44:25.49 ZLvuGQgI0
支援
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12/06/23 04:45:51.08 rL1nWYGnO
ほむら「まどか…?」
まどか「ほむらちゃん…ごめんね?」
まどか「本当はこの姿になっちゃいけないんだけど…」
まどか「ちゃんとお話がしたかったからちょっとだけ無理しちゃうね?」
ほむら「まどか…まどかぁ!」
まどか「ほむらちゃん、ごめんね…辛かったよね?」
まどか「たった一人だけ、私のことを…本当のことを覚えててくれて…」
まどか「そのせいで嫌な思いをさせちゃったよね?」
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12/06/23 04:47:51.69 y5XTH3Mh0
まどまど
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/23 04:51:51.68 rL1nWYGnO
ほむら「まどか…」
まどか「だから…私のこと、忘れちゃった方が良いよね?」
ほむら「えっ?」
まどか「…だからね?最期にほむらちゃんとの思い出を作りたくって」
まどか「ちょっとだけズルしてここに来たの」
まどか「人間の姿を続けるのは難しいから、別の姿に変身してたんだ」
まどか「でも、もうそろそろ時間だから、最後だけは本当の私の姿になろうかなって思ったの」
ほむら「まどか…?」
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/23 04:56:50.78 rL1nWYGnO
まどか「ほむらちゃん、私のことを覚えててくれて本当にありがとう」
まどか「すっごく嬉しかったよ?」
ほむら「当たり前よ…忘れられるわけないもの!」
まどか「うん…でも、もういいんだよ」
ほむら「まどか…?」
まどか「…ほむらちゃんから…私の記憶を消すね?」
ほむら「えっ?」
まどか「ほむらちゃん、これからは私のことなんて気にしないで」
まどか「マミさんや杏子ちゃんやキュゥべえ…みんなと仲良く暮らしてね?」
ほむら「待って!」
まどか「さようなら、ほむらちゃん」
まどか「そして、ありがとう」ニコッ
ほむら「まどかぁっ!」