12/06/08 22:20:46.19 EWflpPlO0
勇者「…え?」
母「えい、えい、おー♪」
勇者「……ママ?」
母「うん、なーに?子勇(勇者の本名)ちゃん?」
勇者「付いて来るの?」
母「うん♪」
勇者「なんで?」
母「だって、子勇ちゃんが心配だから」
勇者「でも、危ないよ?
母「だからこそ、ママも付いていくの」
勇者「仕方ないな……」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:21:13.52 uTj+2lXR0
母ショタきた
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:21:48.80 IdBy6hrni
わふるぬらふわ
4:>>1代行感謝
12/06/08 22:23:48.83 ogaBFiUX0
謁見の間
王「おお、勇者よ、よくぞ来てくれた!」
王「魔王が復活したという噂は既に聞いているであろう」
王「この国だけではなく、全ての人類のためだ。どうか、魔王を倒してくれ」
勇者「はい、任せてください!王さま!」
大臣「ところで、その隣にいらっしゃる方は誰でしょうか」
勇者「ママです!」
母「子勇ちゃんのお母さんでーす♪」
王、大臣「」
5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:27:50.90 ogaBFiUX0
王「ちょっと、大臣」以下小声
大臣「はい、陛下」以下小声
王「勇者の旅費、幾ら入れてある」
大臣「いつものように100Gですが」
王「ばっかもん!そんだけ入れてどうする」
王「自分の息子をあんな易いお金で死地に行かせているのを母に見せてみろ」
王「直ぐに全ての国の者どもに知らされることになる」
王「そうしたら若者たちを駄賃で騙して死地へ送り出した非情な王だと非難されてしまうだろ」
大臣「(実際そうだと思いますが)」
王「下手すれば、革命の火種になるやもしれない」
大臣「どうしますか?この二人を殺しますか?」
母「ねー、子勇ちゃん、王さまって腹おっきいね」
勇者「そうだね、隣の家で飼ってる仔豚みたいだね」
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:29:55.70 ogaBFiUX0
王「勇者よ。お前に国の王として資金を与える」
王「有効に使い給え」
ゆうしゃは 1000Gを てにいれた。
勇者「ありがとうございます。魔王さま」
王「さあ、早く旅へ出るのだ。そして魔王を倒して、人類に平和をもたらしてくれ!」
勇者「お任せ下さい」
母「……」
王「む、何だ?」
母「……」ニコッ
王「」
母「…」ゴゴゴ
王「な、何だ、この無言の圧迫感は…」
7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:29:59.37 TUF0dsHnO
母はレベル90オーバーしてそう
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:33:22.27 ogaBFiUX0
母「1000Gって、下級騎士でもその気になれば三ヶ月ぐらいで溜まっちゃうお金なのよね」ボソッ
王「…!」ギクッ
勇者「ママ、どうしたの?」
母「あ、うん、なんでもないよ。ちょっとママね。行く前に街の人たちと話す大事な話があったなぁと思って」
勇者「うっかり屋さんだね」
母「そうだね♪」
王「あ、ま、待て!」
勇者「?どうしたんですか?」
9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:34:40.82 OY7OkyYz0
♪多様のSSは総じてクソ、の法則発動中
10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:37:01.34 ogaBFiUX0
王「い、今の話で余も大事なことを思い出したのだ」
王「今持ってるそれは勇者に渡すためのお金ではなかった」
勇者「え、そうなんですか?」
王「うむ、大臣、直ぐにアレを持ってまいれ」
大臣「あ、…あれとは幾らぐらい?」小声
王「知るか!とにかくあの女がお喋りしないぐらいに用意しろ!」小声
ゆうしゃと ママは 10万Gを てにいれた。
11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:38:25.15 pDWYJOrO0
この母はかつての勇者パーティのヒロインかはたまた流行りの元魔王か
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:39:25.09 ogaBFiUX0
勇者「お金沢山もらっちゃった」
母「そうね…」
勇者「どう使おうか」
母「お母さん、家に新しい包丁が欲しいな」
勇者「えぇ、駄目だよ。これは魔王を倒すための資金だから、私用で使ったら怒られるよ」
母「そうです。実は子勇ちゃんを試してみました」
勇者「試されてたの」
母「さすが子勇ちゃんは良い子だね」ナデナデ
勇者「えへへ…」
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:39:51.31 bL3/sEU30
勇者ヨシタカだっけ
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:42:59.64 pA5ApEON0
いいぞ…もうちょいでいけそう、続けて…
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:43:05.29 ogaBFiUX0
とりあえず武器屋
勇者「装備ください」
武器屋「はいらっしゃい、銅の剣に700G、布の服が500G。一緒に買ったら1000Gにしてあげるよ」
勇者「わー、お得だね」
武器屋「(へへっ、子供勇者にぼったくり、ちょろいぜ)」
母「……」ニコッ
武器屋「!」
母「……」ニッコリ
武器屋「(こ、この気圧は…まさか)」
母「値切ってもらえますか?」ゴゴゴ
武器屋「は、はい!9割引いて差し上げます!」
16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:43:09.20 9fWU+2aQi
>>13
ヨシヒコ
17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:46:33.41 ogaBFiUX0
道具屋
母「薬草ください」
道具屋BBA「あいよー、どっかお出かけかい」
母「ちょっとね……」
勇者「……」ジー
母「?子勇ちゃんどうしたの?」
勇者「あのね……お菓子買っていい?」
母「先ママに私用に資金を使っちゃ駄目って言ったのは誰だったかなぁ」
勇者「むぅ…」
母「……一個だけね」
勇者「わーい♪」
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:49:19.94 pLju7mDh0
期待
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:50:24.65 DIu8lvtHO
カーチャンwwwwwwwwww
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:51:13.80 NSB48i+KO
なんか気持ち悪い
VIPでやる必要あるのかってレベル
21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:52:01.97 dDbwzL0sO
設定良いな
22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:52:10.63 ogaBFiUX0
勇者「装備と道具買ってもお金沢山余るね」
母「…あ、ママちょっといい事思い出しちゃったかも」
勇者「何?」
母「この金で一緒に戦う仲間集めましょう」
勇者「仲間…?」
母「あそこに行くと、剣が使える戦士とか魔法使いとか、僧侶とか沢山いるんだよ」
勇者「そっか、すごいね」
母「そうだね。じゃあそれで決まりね」
勇者「うん」
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:56:14.40 ogaBFiUX0
ルイーダ「あら、勇者一行ですって?」
勇者「はい、一緒に旅をする仲間を探しています」
ルイーダ「どんな子が欲しいの?」
勇者「えっと……先ず戦士と…魔法使いと…あとなんだっけ」
母「僧侶ね」
勇者「あ、そうそう」
ルイーダ「分かったわ。ちょっと待ってね」
暫くして
戦士(女)「戦士だぜ。よろしく」
魔法使い(女)「…魔法使い…炎得意」
僧侶(女)「僧侶です。未熟者ですが、よろしくお願い致します」
勇者「宜しくね」
母「よろしくお願いします」ペコリ
三人「?」
24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 22:58:26.35 9fWU+2aQi
支援
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:00:54.60 ogaBFiUX0
僧侶「あの…失礼ですが、どちら様でしょうか」
母「あ、どうもこんにちは、勇者のお母さんです」
戦士「は?お母さん?なんでお母さんが付いてきてるんだ?」
母「だって、子勇ちゃんのこと心配だし」
戦士「戦う時とかどうすんだよ。危ないぞ」
母「そんな時は子勇ちゃんが守ってくれるから大丈夫。ね?」
勇者「ね♪」
戦士「いや、いくらなんでも危なさすぎだろ。大体オバサンには長旅はきつ…」
母「おばさん?だれが?」ニコッ
戦士「!」ギクッ
母「ねえ、戦士ちゃん、誰がおばさんかなぁ?」ニコニコ
戦士「い、いや、あの……」
魔法使い「…禁句」
26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:04:12.20 ogaBFiUX0
僧侶「ま、まぁ、勇者さまが良しとするのなら、私は構いません」
戦士「おい、いいのかよ」
僧侶「戦士さんは反対で?」
母「」ニコニコ
戦士「うぅぅ……べ、別にいいぜ」
魔法使い「…異議なし」
勇者「じゃあ、これからよろしくね♪」
母「それじゃあ、行きましょうか」
勇者「おー♪」
母「おー♪」
僧侶、魔法使い「おー」
戦士「…ほんと大丈夫なのか、これ」
27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:08:11.51 ogaBFiUX0
まものが あらわれた
勇者「あ、まもの」
戦士「良し、おばさ…」
母「…?」
戦士「…母さんは後ろの僧侶と一緒にいてよな」
母「はーい♪」
僧侶「来ます」
魔物>>ぐあああ!!
戦士「はぁあああっ!」グサッ
母「おおおー、戦士ちゃん強いね」パチパチパチ
戦士「ふん、こんな雑魚…」
勇者「戦士ちゃん、前!」
戦士「え?」
魔物>>ぐえええ!!
戦士「しまっ……!」
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:13:02.73 ogaBFiUX0
戦士「くっ!」
勇者「戦士ちゃん!」
魔法使い「……燃えろ」メラ
魔物>>キィイイー
僧侶「戦士さん、大丈夫ですか?」
戦士「いたた…ちと油断しちゃったぜ」
母「大変、薬草を…」
僧侶「必要ありません」
僧侶「女神よ、この者に貴女のご慈悲を……」ホイミ
母「おお、傷が治るのね」
勇者「僧侶ちゃん、すごい」
29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:15:08.48 9fWU+2aQi
猿除け
30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:15:13.33 +4l+uf8a0
し
31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:18:09.26 ogaBFiUX0
戦士「僧侶、サンキュー」
僧侶「今後はもう少し用心して欲しいです。回復魔法で傷が治せても、酷い傷は跡が残るのですから」
母「そうよ。女の子だからそういうところは気にしないとね」
戦士「わ、わるい」
勇者「でも、なんか皆すごいよ。皆と一緒に行ったら、魔王にもきっと勝てそう」
僧侶「そう言ってもらえて嬉しいです」
母「…うーん」
魔法使い「…お母さん、どうしたの?」
母「ママも何かに役立った方がいいかなぁと思ってね」
32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:21:25.57 +4l+uf8a0
し
33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:22:14.99 ogaBFiUX0
勇者「ママは別に無理しなくてもいいよ」
戦士「そうだぞ、ヘタに戦闘に参加して捕まったりしたら逆に迷惑なんだから」
僧侶「戦士さん、そういう足手まといのような言い方…」
戦士「だってそうだろ。こういう旅をする時、民間人なんて連れて行くか普通」
母「うーん」
母「やっぱり、ママは戻った方がいいのかな」
勇者「そんなことないよ!ママは足手まといなんかじゃないよ!」
母「子勇ちゃん…でも、戦士ちゃんの言う通り、私は戦闘中に手伝えることもないし…」
勇者「例え戦闘に参加できなくても、ママはボクの大切なママなの。足手まといとか、旅に邪魔になるとかそんなことは全然ないの」
勇者「だからそんなに落ち込まないで……」
34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:26:47.66 ogaBFiUX0
母「子勇ちゃん…」
母「分かった。ママ頑張るね」
勇者「うん♪」
・・・
・・
・
宿屋
戦士「宿ってどうすんだ?男女に分けるか?」
母「はい、私、子勇ちゃんと一緒に寝たいです」ノ
僧侶「それでは、勇者さまとお母様が一緒に寝て、私たち三人は別室ということで良いですか?」
勇者「ボクはそれで良いよ」
戦士「んじゃ、そういうことにして、私は先にお風呂行くぜ」
母「まだご飯のまだなのに?」
戦士「汗たくさんかいたからな」
勇者「あ、ボクもご飯、お風呂入ってからにする。汗かいて気持ち悪いし」
35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:29:05.14 ogaBFiUX0
母「さて、子勇ちゃんと戦士ちゃんはお風呂に行ったし、私も…」
僧侶「どちらに…?」
母「ちょっと宿主さんにお願いして、厨房を使おうと思うの」
魔法使い「…料理するの?」
僧侶「お手伝いしましょうか」
母「良いの。二人も疲れてるでしょ?休んでて」
母「ママは戦いは出来ないし、せめて自分の手で皆にご馳走してあげようと思っただけだから」
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:31:33.99 S1hW8uRLO
すげー気色悪いなこれ
37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:33:57.06 ogaBFiUX0
勇者「はぁ…気持よかった」
勇者「あれ?ママ居ないよ?」
勇者「他の皆の部屋に居るかな」
戦士ズの部屋
勇者「皆、ママ知らない?」
母「あ、子勇ちゃん、丁度呼びに行こうと思ってたの」
戦士「勇者、お前のお母さんの料理めっちゃ美味いぜ」
僧侶「早く座ってください」
魔法使い「……」
勇者「ええ、これ全部ママが作ったの!?」
母「ちょっと気合いれすぎちゃった」テヘペロ
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:34:58.22 +4l+uf8a0
し
39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:37:05.63 IdBy6hrni
しえ
40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:39:50.31 ogaBFiUX0
戦士「美味い!」
僧侶「ほんと、お店のものよりもずっと美味しいです」
魔法使い「……」モグモグ
母「食べてくれる子たちが多いと賑やかでいいわね。作り甲斐があったわ」ニコニコ
勇者「……」
母「うん?どうしたの、子勇ちゃん?食べないの?」
勇者「え、あ、食べるよ。ママも早く食べて」
母「えー」
41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:48:47.30 ogaBFiUX0
夜
勇者と母の部屋
勇者「ママ」
母「何、子勇ちゃん?眠れないの?一緒に寝て上げようか」
勇者「ち、違うよ。もうそんな年じゃないもん」
母「そっか…残念」
勇者「……なんか、良いなと思ったよ」
母「何が?」
勇者「あんな沢山の人と一緒にママの料理食べたの初めてだったじゃん」
勇者「いままでずっと二人しか居なかったのに…」
母「…そうね」
母「子勇ちゃんもやっぱ兄弟欲しかったのかな」
勇者「そうは思ったことないよ…でも…お父さんって」
母「……」
勇者「ボクが産まれる前に魔王と戦って死んじゃったんだよね」
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/08 23:56:48.10 XB8lULnQ0
今日は寝れんな
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:00:46.31 vmKDjtu60
母「パパは…強い人だったからね」
勇者「でも、結局死んだ」
母「死んだかどうかはっきりはしないわ」
勇者「でも帰って来なかったじゃん」
勇者「生きているんだったら、どうしてママとボクの所に帰って来なかったの?」
母「それは……」
勇者「きっと魔王と相打ちになったんだよ」
勇者「そして魔王が復活した」
勇者「ママ、ボクは…死なない」
勇者「絶対ママと一緒に帰るよ」
勇者「だからママも、元気出して」
母「……ええ」
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:03:14.94 pysiOfVA0
しえ
45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:09:26.75 3eXgOmwc0
別日
勇者「はあああっ!!」
魔物>>ぐええ!
戦士「おい、僧侶、勇者の回復」
僧侶「分かっています」ベホイミ
勇者「はぁ…はぁ……」
戦士「おい、勇者、あまり一人で無理すんな。何のための仲間だよ」
勇者「ごめん……はぁ…」
魔法使い「でも…どんどん魔物が強くなってる」
僧侶「ですね。魔界の地に近づく程、より強い敵がどんどん出てくるでしょう」
母「……」
46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:11:30.70 pysiOfVA0
なむい
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:11:48.00 QFezYs4c0
ずいぶん話が進んだな
48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:14:48.24 T5rxTSIB0
④
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:16:28.98 3eXgOmwc0
勇者「でもその分、ボクたちも強くなるよ」
勇者「そうじゃなければ、魔王にも勝てないからね」
戦士「そうだな。これからももっと強くならんとな」
母「…皆、あまり無理したら駄目よ?」
勇者「ママ?」
母「……」
宿屋
母「…僧侶ちゃん?」がちゃ
僧侶「お母様?…如何なさいました?」
母「実は、お願いがあるのだけれど……ママに、魔法を教えてもらえないかしら」
僧侶「魔法を…ですか?」
50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:20:30.04 3eXgOmwc0
母「子勇ちゃんも皆も、これからどんどん戦いが激しくなっていくわ」
母「私も、見ているだけじゃ…心が落ち着かないの」
僧侶「お母様の気持ちは分かりますが、魔法はそんな短期間で使えるようになるものではありません」
僧侶「大体人間の場合、普通の人間だと魔力を扱うことがほとんどできません」
僧侶「私や魔法使いさんみたいに、幼い時から勉強した者ならともかく」
僧侶「お母様はその…魔法を習うには時期が過ぎています」
母「…やっぱり、私じゃあの子の力にはなれないのかしらね」
僧侶「お母様……」
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:21:59.16 AFxBAvS10
キモイ
ガチでキモイ>>1だ
52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:23:25.50 t9ufZB2L0
キモイならスレ閉じりゃ済む話だというのに
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:25:03.52 pysiOfVA0
落ちる直前で書き込む51は優しい子
54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:25:39.53 t9ufZB2L0
なんだツンデレか
55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:27:23.41 w4qQeGSl0
>>51
可愛い
56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:29:51.96 t9ufZB2L0
ほ
57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:31:36.48 3eXgOmwc0
母「あの子のパパもね、勇者だったの」
僧侶「…!」
母「私たち夫婦は新婚で、結婚して三ヶ月ぐらいで国から城に来いとの伝令が来てたの」
母「あの頃は神託とかがあって、勇者に選ばれたら絶対に行かなければいけなかったのよ」
母「彼はまだ産まれても居ない子供と私を置いて、旅に出なければいけなかった」
母「そして、魔王が死んだと言う話が聞こえてきたものの、彼は帰っては来なかった」
母「国の人たちがいくら探しても見つからず、結局死んだということになった」
母「私は不安だわ。あの子が…万が一でも自分のパパみたいに帰って来ないんじゃないかと」
母「そう思うと、今度は家でただ待っているわけにはいけないと思ってここまで付いてきたの」
母「でも、結局付いてきた所で私は無力よ」
母「あの子の力になってあげることが出来なければ、結局何も変わりはしない」
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:33:14.01 pysiOfVA0
しゅ
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:33:37.01 B+RGFJJ70
>>53
50から51までの1分ちょいに落ちかけてたのか
60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:35:45.32 pysiOfVA0
ほ
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:35:52.67 t9ufZB2L0
>>59
シーーーーッ!
62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:35:53.71 3eXgOmwc0
僧侶「お母様」
僧侶「多分、勇者さまはお母様のために頑張っているのだと思います」
母「え?」
僧侶「最近、いつもより頑張って戦っているのも、お母様のそういう不安が目に見えているからでしょう」
僧侶「だから、自分がもっと強くなって、お母様を安心させようとしているんです」
母「……」
僧侶「回復魔法、お教えいたします。でも、出来るようになるかは保証できません」
僧侶「それと、お母様のために頑張っているのは勇者さまだけではありません」
僧侶「私や、戦士さんや魔法使いさんも、お母様のことは大好きですので…」
僧侶「皆頑張っているんです。お母様の大切な息子を守るために…」
母「…ありがとう」
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:37:20.27 iWTcwcMY0
>>41
じいさんェ…
64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:39:57.52 pysiOfVA0
ねむい
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:40:04.62 3eXgOmwc0
外で鍛錬中の勇者と戦士
勇者「たあああっ!」
戦士「甘い!」ガチン
勇者「うっ!」バタン
戦士「ふぅ…大丈夫か」
勇者「う、うん」
戦士「あまり一人で突っ走ろうとすんなよ。最近焦ってるの目に見えてるぞ」
勇者「……分かるの?」
戦士「お前と母さんが焦ってるの、私たちには見え見えだよ。まったく、最初はあんなに軽ノリだったくせによ」
勇者「……」
戦士「…私って、お前のこと羨ましいんだよな」
勇者「うらやましい?」
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:41:07.29 3eXgOmwc0
>>64 私も眠いです。
寝ましょうか
67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:42:58.13 lJ8hkd5x0
不眠症の俺の為にも頑張ってくださいお願いします
68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:43:04.70 t9ufZB2L0
いや書けよ
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:45:06.80 pysiOfVA0
>>66
あなたは起きててください。
ROM多いと思われ。
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:45:46.01 3eXgOmwc0
戦士「私ってさ、ご両親全部死んじゃたし。つか顔を知らないんだぜ」
勇者「…どうして?」
戦士「魔物に村襲われてたんだよ。私だけご両親が家の倉庫に隠しておいたおかげで助かった。
戦士「その後は孤児院で育って、物心ついた頃に出てきて剣習って傭兵になった」
戦士「だから勇者のことはうらやましかった」
戦士「初めて母さんの料理食べた時、ああ、こいつはこんな美味しい料理毎日食べてきたんだろうな。自分の母が作ってくれた手料理…」
戦士「最高じゃん?」
勇者「…自慢のママだからね」
勇者「だからこそ、守る」
勇者「魔王を倒して一緒に帰る」
戦士「…まだ続けるか」
勇者「うん、お願い」
戦士「良し、来い」
勇者「はぁーーーっ!!」
71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:47:19.49 KbnJtKCr0
もうやめる(チラッ
→ヤメナイデー
→再開
このよくある茶番はSSスレ独自のギャグかなんかなの?
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:48:46.58 3eXgOmwc0
母「うーーーーん」
母「駄目、全然わかんない」
僧侶「そう簡単に出来るものなら、他の人間も普通に魔法なんて使えてます」
僧侶「毎日欠かさず、暇がある時には練習してください」
母「はーい」
がちゃ
魔法使い「……」
母「あ、魔法使いちゃん」
魔法使い「…お母さん、何してるの?」
母「ちょっと魔法の練習を…」
魔法使い「…私が教えてあげる」
僧侶「魔法使いさんは回復魔法は使えないじゃないですか」
魔法使い「…メラ教えてあげる」
僧侶「お母様にそんな物騒な魔法教えないでください」
73:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:48:53.07 t9ufZB2L0
書き手にありがちな構ってちゃん思考だろ
よくあることよくあること
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:49:13.75 vzygZVHS0
寝るならオチは晒していってくれ
たのむ..
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:51:56.65 3eXgOmwc0
魔法使い「物騒じゃない。火打石無い時便利」
僧侶「そういうレベルのものじゃないでしょう?」
魔法使い「…今更ホイミなんか使おうとするより、メラの方が役立つ」
僧侶「そんなこと言って、実は自分の方がお母様に構ってもらおうとしてるだけじゃないですか」
魔法使い「………………………………そんなことはない」
僧侶「間が長過ぎます」
母「ま、まあまあ、二人とも落ち着いて。でも、コツとかなら魔法使いちゃんにも聞いてみようかな」
魔法使い「……うん」
僧侶「むぅ…」
76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:56:51.94 t9ufZB2L0
ほ
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 00:59:00.58 pysiOfVA0
しゅ
78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:02:22.49 ubMBxUXs0
URLリンク(i.imgur.com)
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:02:23.67 vzygZVHS0
ガン( ゚д゚)ガレ
80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:03:37.11 3eXgOmwc0
魔界境界のある村
勇者「ここって……」
戦士「ひでえな…建物とか半壊されてるし。人って住んでるのか?」
僧侶「取り敢えず、村長の家を訪ねてみましょうか」
村長の家
コンコン
村長「何者かね…」がちゃ
勇者「すみません。少し聞きたいことが……」
村長「ひ、ひぃい!魔王!」
勇者「?」
母「…!」
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:06:29.06 3eXgOmwc0
村長の家
村長「いや、申し訳ありません。勇者さまとわからず、失礼しました」
勇者「いいよ、別に」
戦士「で、どうなってんだ、この村は。魔物の群れでも襲ったのか」
村長「それが、ただの魔物の群れではありません」
僧侶「それじゃあ…?」
村長「魔王です」
勇者「え!?」
魔法使い「…魔法が人間界まで来るの?」
村長「はい…たまに部下たちを連れて辺境を荒らしていくのです」
戦士「おいおい、良いのかよ、そんな魔王。普通は大人しく城で待ってるだろ?」
82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:06:31.34 vzygZVHS0
あ..やっぱ父が魔王ってオチか..
83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:08:42.17 t9ufZB2L0
>>82
思っても敢えて言わないところだろう
予想厨自重
84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:11:32.80 t9ufZB2L0
この間もあったなあ
こんな予想厨が展開先読みしたせいで>>1が書くのやめたSSスレ
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:12:42.20 n/Za4SQe0
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Λ_Λ . . . .: : : ::: : :: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 . . .: : : :::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::
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 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄ ̄ ̄ ̄
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:12:58.46 3eXgOmwc0
村長「村人たちも皆他の所に避難して…、もう残っているのは私だけです」
僧侶「村長さまは避難しないのですか?」
村長「どうせ老いた身です。逃げた所で長生きできるわけでもありません…」
勇者「…魔王はまた来るでしょうか」
村長「おそらくは…」
僧侶「勇者さま、どうしますか?」
戦士「ここにまた魔王が来るのだったら、待つのも良いかもしれないぜ」
魔法使い「…罠、仕掛けておく」
勇者「…そうだね。じゃあ、ここで待ち伏せようか」
母「ママは反対」
勇者「え?」
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:15:41.14 pysiOfVA0
ほ
88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:15:43.12 t9ufZB2L0
④
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:22:22.01 t9ufZB2L0
ほ
90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:26:39.23 t9ufZB2L0
ほ
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:29:39.12 t9ufZB2L0
おいおまえら保守しろよ
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:29:48.15 fb4XHe2FO
か
93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:36:27.01 t9ufZB2L0
>>1寝たのか
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:54:22.07 T5rxTSIB0
ほ
95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 01:57:30.96 t9ufZB2L0
ほ
96: 忍法帖【Lv=26,xxxPT】
12/06/09 02:06:10.09 t9ufZB2L0
保守するだけ無駄か……
97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 02:11:34.57 qGmMR+Zp0
もう一時間だしな
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 02:44:40.94 qGmMR+Zp0
帰ってこないな
99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 03:01:58.62 t9ufZB2L0
もう諦めるしかないか……
100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 03:44:11.13 T5rxTSIB0
ほ
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 03:53:26.33 SctGhjNii
明らかに>>82が原因だな
102: 忍法帖【Lv=10,xxxPT】
12/06/09 04:01:00.96 aM3kbPCy0
うむ
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 04:30:03.83 T5rxTSIB0
ほ
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 05:44:30.69 sihOXJ0G0
保守でレスがこれだけ埋まれば
「ごめん寝てたーwww」とか言って帰ってくる
大丈夫コミュ章によくある手だ
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 06:38:50.51 0ywjYemj0
しかしだな。
おれらは
母親は実は昔の女賢者だったとかを期待してたのに
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/06/09 06:55:49.55 0ywjYemj0
おやすみほ