12/06/01 21:27:56.44 LNeLVplH0
そう呟く杏子の周りには静寂の時が流れていた。
口に出した名前の人物もそこにはおらず、浮かぶのは彼女の顔だけ。
真夜中の公園などそんなものだ、ましてや先ほど魔女を狩ったばかりである。
人がいる方が迷惑だ。
杏子「まどかの願いで…」
杏子「あたしも過去のループの記憶を共有できてるのか」
そう、鹿目まどかは前回のループにてほむらと近い立ち位置であった杏子にほむらを
託したのだった。
まどかは何故自分にだけ記憶を継がせたのだろうと杏子は疑問に思うが、自分の在り
方を肯定してくれたほむらの為に動けるならそれも良い。
杏子なりの結論は出たようだ。
杏子「あたしに記憶が戻ったってことは、ほむらももう病院か」
杏子「ほむらの転校前に会っておきたいな」
杏子は意を決したように立ち上がり公園を後にする。
更なる静寂を残して。
的なのおなしゃす!