まどか「中二だけど魔法少女になります」at NEWS4VIP
まどか「中二だけど魔法少女になります」 - 暇つぶし2ch100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:17:40.89 Hga4QHH/0
うぇひひ

101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:23:37.38 k86x17xVP
まどか「どう、かなぁ……わたし大人っぽい色って似合わないから、つけたことないんだ」

ほむら「そんなことない、似合ってる、かわいい」

まどか「へへっ、お世辞うまいんだから
     ほむらちゃんはやりにくそうだから、わたしがやってあげるね」

ほむら「え、あ、あの」

まどか「動かないでー
     長くて細くて、綺麗な髪……羨ましいなぁ」

ほむら「わ、ぁ……///」ジタジタ

まどか「もー暴れちゃだめー、へへへ」


ほむら「ん……」

まどか「わぁ、ほむらちゃん格好良いからなんでも似合うなー」

ほむら「そんなこと……まどかは可愛いじゃない」


さやか「むむっ、何やら良い雰囲気ですなぁ~?」

まどか「ぅわっ、さやかちゃんっ!?」

さやか「いやぁ、あたしの知らない間にまどかと転校生がこ~んな関係になっちゃうとはねぇぇ」

102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:23:52.81 T8aYxeP70
ウェッヘヘヘ…

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:30:58.22 k86x17xVP
-魔女空間-

ほむら「……まどかのリボン、大量のグリーフシード
     どれも用意出来たわね」

杏子「おおっと、そんなに戦利品を持ってどこへ行こうと言うんだい?」

ほむら「ああ、槍投げ女」

杏子「人を妖怪みたいな呼び方すんじゃねえよ! つーかよくあたしの武器がわかるね
    なるほどなるほど? 敵視察は完璧ってアピールかい?」

ほむら「悪いけど、あなたと魔法少女ごっこする気はないのよ」

杏子「テメェにはなくてもあたしにはあんのさ
    見逃してほしかったら、そのグリーフシードをすべてよこしな」

ほむら「(まずいわね……あまり砂を使いたくないし)」

杏子「沈黙ってことは、潰されてもいいってことだよなァ!!」

ほむら「めんどくさ」


マミ「ティロ・フィナーレ!!」

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:34:37.13 F+1RYD6E0
投げやりとはよく言ったもんだ

105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:35:38.23 k86x17xVP
杏子「ちくしょう!!」ササッ

杏子「おいマミてめぇ!!」

マミ「悪いけど、わたしの友達に手を出さないでもらえるかしら
   この子はわたしたちの縄張りで魔女を狩っていたのよ?
   何も文句はないでしょう?」

杏子「ったく……うるせぇ野郎だ
    わーったよ、今日のところは勘弁してやる
    次会ったら刈り取るからな」


マミ「危ないところだったわね
   私は巴マミ、あなたと同じ魔法少女よ」

ほむら「(また面倒なのに遭遇したわ……うまいこと切り抜けないと)」

ほむら「どうも、暁美ほむらよ」

マミ「あなた新米? この辺は市の境目だから、気をつけないと魔法少女同士のトラブルになるのよ?」

ほむら「ごめんなさい、うっかりしてたわ」

マミ「ふふ、ねえよかったら私が色々教えてあげましょうか?」

ほむら「(ああもうめんどくさい)」

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:41:24.64 6A+mqk1B0
支援

107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:43:25.65 k86x17xVP
ほむら「ごめんなさい、早く帰らないと両親に怪しまれてしまうから」

マミ「あらそう? いつでも相談にのるわよ、気軽に声をかけてね」

ほむら「(友達が欲しかったら、素直に仲良くしてと言えばよいのに……恩着せがましいわね)」

ほむら「そうさせてもらうわ、ありがとう、じゃ」

マミ「ん……行ってしまったわ」



-ほむホム-

QB「呆れるよ、一晩で何体の魔女を倒したんだい?」

ほむら「数えてないわよ
     おかげで懐かしい顔にも会ってしまったわ」

QB「……質問してもいいかい?」

ほむら「何かしら」

QB「君は改変者となった鹿目まどかを見捨てて、この改変前の世界でリスタートを切ることもできるんだ
   それもこの世界には既に君がいるのだから、もしかしたらワルプルギスの夜だって倒せてしまうかも知れない」

QB「どうして元の世界に執着するんだい?」

108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:47:36.54 LVr/yodK0
ほむ

109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:50:32.70 Hga4QHH/0
ほむホム

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:50:51.30 k86x17xVP
ほむら「……罪滅ぼし、かしら」

ほむら「私は今まで幾度となく世界を犠牲にしてきたわ
     中には魔女となったまどかによって滅ぼされる運命の世界もあった
     そんなことはどうでもいいと思っていたけれど……」

QB「君の中の罪悪感が、その救いを求めているというわけかい?」

ほむら「そんなところよ……言ったでしょう? 私利私欲だと」

QB「ああ、とても人間らしいよ」

QB「そんな君に、感情を持たない僕から送りたい言葉がある」

ほむら「……何よ」

QB「人間とは、エゴでしか人を愛せないのさ
   だが人はそれを愛と思い込んでいる
   君の動機のすべてが私利私欲だとは、僕は思わない」

ほむら「……そう」

QB「君はもう少し自分を出すべきさ……人間と付き合いたいならね」

ほむら「考えておくわ」

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:52:35.03 uVnbdmN+0
ほむぅ

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:53:15.62 T7rS6Zi90
そういや元ほむってどこいったの?

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:53:15.77 HtW5e9c00
べぇさんがテライケメンに見える

114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:56:44.96 4QswDlCT0
>>112
リボン交換したときは保健室だろう。
放課後はショッピングセンターでまどかと遭遇してんじゃないか?

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 20:58:58.80 k86x17xVP
QB「さあ、それらを揃えてきたということは、覚悟があるということだ
   今から世界の因果律を修復する方法を教えようじゃないか」

ほむら「……」

QB「まず、君は僕の力で君がいた世界線の過去へ飛ぶ
   そこで狂った鹿目まどかの契約を阻止するんだ」

ほむら「そこにはその世界の私がいるのかしら」

QB「世界を飛ぶのだから、いるだろうね」

ほむら「あまり出会わない方がよさそうね」

QB「それがいい、同一人物が存在すると知られると、因果律がややこしくなるからね」

QB「契約を阻止したら、君はすぐに未来へ飛ぶんだ」

ほむら「……私の力は過去に戻るだけよ」

QB「心配には及ばない、その為に鹿目まどかの思念が宿ったものが必要なのさ
   僕の力で特異点となった鹿目まどかの元へ導く、あとは……」

ほむら「魔法少女、鹿目まどかを倒せばいいのね
     このグリーフシードの山で」

QB「残念ながらそれは違う」

116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:06:47.79 Hga4QHH/0
うぇひ

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:07:21.02 k86x17xVP
QB「君は魔力だけで勝てると思っていたのかい?
   君の話し通りなら、その魔法少女は周囲の世界を歪めるほどの魔力を持っている
   残念ながら時を止めるだけの君じゃ勝ち目がない」

ほむら「……そうね」

QB「そのグリーフシードはソウルジェムの穢れを貯めこむものだと思ってくれて構わないが、本来の使い道はそうじゃない」

ほむら「端的に言ってほしいわ」

QB「そのグリーフシードを使って、君はワルプルギスの夜を呼び覚ますんだ」

ほむら「なっ……!!」


QB「はじめのワルプルギスの夜は誰が作り出したと思っているんだい?」

QB「僕達さ」

QB「別の世界から集めた憎悪を使って、地球に根付かせたのさ」


ほむら「……そう」

QB「……こんな話をするなんて、僕も人間臭くなったものだ」

ほむら「その皮肉な発言もよっぽど人間臭いわよ」

118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:12:29.94 XQRE/pWyi
そんなことより

タイトル:姉「妹ちゃんに拷問されたい」

本文:姉「妹ちゃんに爪を剥がされそれを鼻から食べさせられたい。
妹ちゃんにペンチで全ての歯を麻酔無しでへし折られたい。
親知らずに差し掛かって「あれっ?抜けないなーww」バキバキって言われたい。
折った歯をご飯と一緒に炊きこまれたい。
ヤスリで全身の新皮質剥き出しにされてくすぐられたい。
腕を反対方向にへし折られてそのままセルフセックスさせられたい。」

妹「」


でスレ立ててください><

119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:13:24.12 Hga4QHH/0
( ゚ω゚ )お断りします

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:16:45.84 k86x17xVP
ほむら「けど、ワルプルギスの夜は出る出る詐欺にされてしまっているのよ、あの世界で呼び出せるの……?」

ほむら「いえ……例え呼び覚ませたとして、その後はどうなるの」

QB「最初に質問だけど、まどかはワルプルギスの夜が自然孵化する概念をギャグ化したのだろう?
   だったら君の意思によって生まれるワルプルギスの夜は、まだ可能性がある」

QB「そして次の質問だけど、僕達の意図によって呼び出された魔女達は、魔女であって魔女ではない
   つまり君たちの言う兵器みたいなものさ、役目がなくなれば自然に消滅する」

ほむら「……信用していいのかしら」

QB「はぁ、信用してと言っても君は信用しないだろうから
   その世界とは関わりのない僕がここで君を騙すメリットの有無を論点にしたいね」

ほむら「…………信じるわ
     ただ、ワルプルギスの夜でさえ、あの鹿目まどかは倒せないと思うのだけど」

QB「少しは僕を信用したらどうだい?」

QB「鹿目まどかの思念、異なる世界の特異点となった彼女の因果を、そのワルプルギスの夜に埋め込むのさ」

ほむら「……まどかは、まどかによって倒すしかない、と」

QB「ただし、それでも可能性の問題でしかない
   成功すると断言はできないね」

121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:22:21.71 T8aYxeP70
うぇ、うぇひ…

122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:23:28.13 k86x17xVP
ほむら「それ以外に、方法はないのね?」

QB「いや、実はもうひとつあるよ
   それは君がこの世界に住むことさ」

ほむら「元の世界を諦めろと言いたいのね」

QB「そう、ここで世界を観測する一人として、僕と暮らすんだ
   この世界には既に君がいるから、世界の住人としては参加出来ないからね」

ほむら「…………」

QB「どうするんだい」


ほむら「魅力的なお誘いだけど、断るわ
     私は……まどかを、そして世界を救いに行く」

QB「……実は僕も期待しているのさ
   人間の感情が、どんな奇跡を生むのか」

QB「僕はこの世界には行けないけど、君がどんな結末を導くのか楽しみにしているよ」

ほむら「……善処するわ」


QB「さあ、準備に取り掛かろう」

123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:29:37.51 Hga4QHH/0
ギャグなのにシリアス
ふしぎ!

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:31:44.21 k86x17xVP
-タワー頂点-

ほむら「…………」

QB「……暁美ほむら、覚悟はいいね」

ほむら「ええ」

QB「……ここは、この世界のワルプルギスが出現する魔力の源の場所だ
   ここなら世界線を飛ぶほどの力も引き出せる」

QB「さあ暁美ほむら、僕の合図で砂時計を反転させるんだ!」

ほむら「……ッ!」スッ

QB「因果律が揺らいだ! 飛ぶんだ!暁美ほむら!!」

ほむら「まどか……っ!」

カチッ



《逃がさないよ……ッ!》


-ほむホム-

ほむら「はっ……!! どうやら、無事飛べたようね……」

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:37:44.00 k86x17xVP
ガチャッ

元ほむら「……この世界はいつもと違う気がするわ」

ほむら「(また私がいるのね……これから苦労するとも知らずに)」


-路地裏-

ほむら「やはり、ここが拠点のようね」

QB「いやだなぁ、ここは誰にも教えていなかったのに」

ほむら「教えてもらったのよ、別の世界にインキュベーターに」

QB「……ふうん、それでまた僕を蜂の巣にするのかい?
   僕としては個体を無駄に減らすのは好きじゃないんだけどなぁ」

ほむら「用があって来たのよ
     私の記憶なら……今日、あなたはとても疲れている」

QB「……よくわかるね」

ほむら「それも簡単な契約かと思ったら、とんでもないクレームをつけられて困り果てている」

QB「まるで見てきたかのようだね……」

ほむら「実際に見たのよ」

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:41:15.16 jCw7e6Ha0
ほむ

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:46:43.10 Hga4QHH/0
うぇひ

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:47:15.62 k86x17xVP
ほむら「インキュベーター、あの鹿目まどかをよく調べて、鹿目まどか本人ではないはずよ」

QB「やれやれ、何を言いに来たのかと思えば、ついに気が触れたのかい?」

ほむら「私は真剣よ、全知全能を夢見る鹿目まどかは、鹿目まどかではない
     これは未来のあなたが言っていたのよ」

QB「……確かに普通の人間とはずいぶん異なった思想をもっているけど
   僕には鹿目まどか以外には見えないね」

ほむら「とにかく、あの鹿目まどかの願いを叶えてはいけない」

QB「……僕の邪魔をしているのかい?」

ほむら「違うわ、世界を守るためよ
     そのうち、鹿目まどかは、この世界の私を部屋につれてくる
     そしてあなたに言うわ、自分の周囲をギャグにしろと」

QB「…………そんな願い、なんでもない戯言じゃないか」

ほむら「その願いのせいで、未来の因果が改変されて、果てには魔法がない世界になってしまうのよ」

QB「考えられないね」

ほむら「絶対にあいつの途方も無い願いを叶えてはダメ
     インキュベーターの概念すら消されるわよ」

QB「…………確かに、叶える願いは慎重にしないといけないね
   あの鹿目まどか、そしてあの魔力、何が起こるかは僕にも想像がつかないのだから
   ただし……契約はさせる、これは譲れないよ」

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:53:08.23 jCw7e6Ha0


130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:54:38.32 tcK2ZT510 BE:2371551375-PLT(14567)
sssp://img.2ch.net/ico/fujisan.gif
ふむ

131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 21:54:51.77 k86x17xVP
-まど部屋-

元ほむら「……ん、ここは……」ホムリ

まどか「あ、起きた」

元ほむら「まどか……」

まどか「えへへ、返り血浴びて失神しちゃうなんて、ほむらちゃんかわいいね」

QB「あ、あの……願いは……?」

まどか「うーん……やっぱりねぇ、どーしよーもない願いしかないなら、魔法少女になるのめんどいかなーって」

QB「あ、はい……もう、それでいいです」


ほむら「良かった……なんとか、まずい契約は阻止出来たようね」



     鹿目「あーあ……何かおかしいと思ったら、やっぱりほむらちゃんなんだ」



ほむら「ッ!!?」サッ

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:02:01.60 Hga4QHH/0
うぇひひ

133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:02:17.50 k86x17xVP
ほむら「(ぅぐっ……直視するだけで、ソウルジェムが真っ黒になりそうな威圧……本当にまどかなの?)」

鹿目「わたしはほむらちゃんのために魔法を使ったのになぁ
    ほむらちゃんがわたしのために何度も何度も繰り返してるっていうから
    そのためにこの狂った世界を変えようとしたのに
    まさか、ほむらちゃんに邪魔されるなんて……ショックだなぁ」

ほむら「くっ……どうして、ここにいるの」

鹿目「ほむらちゃんって、ギャグアニメよくわからないでしょ」

ほむら「生憎、休日は小説くらいしか読まないのよ」

鹿目「ギャグっていうのはね、どんな不条理も成立できる魔法なんだよ
    人が死んだって次の回にはなかったことになってるし
    そもそも一コマ前と話が繋がってる保証もないんだもの」

ほむら「……デタラメね」

鹿目「だからいいんだよお!?
    わたしの魔法ならなんでもできる
    どんな途方もない願いだって叶えられる……」
            カンシャク
ほむら「私には……癇癪を起こして八つ当たりしてる子供にしか見えないわね!」

鹿目「あはははははは!!!
    そうだよ……? わたしの言うこと聞かないから、聞くようにしたの
    どこもおかしくないよね」

ほむら「(どうしたら……ここでグリーフシードを解放するわけにもいかないし……)」

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:05:04.09 uVnbdmN+0
うぇひぃ

135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:09:21.11 Hga4QHH/0
ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒィィィィィィィィィィ

136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:10:07.80 A5SDZc1i0
ティヒヒ

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:10:52.29 k86x17xVP
QB《暁美ほむら! 僕だ!》

ほむら《インキュベーター……どうして?》

QB《不穏な気配を感じて、まさかと思って別の個体と同期してみたんだ
   君の魔力の残り香を辿ったら、別の僕とコンタクトがとれた》

ほむら《まったく……どこぞの宇宙人みたいな離れ業をやってのけるのね》

QB《いいかい、そこにいる鹿目まどかは……もう魔女なんだ!》

ほむら「ッ!!」


鹿目「くすくすくすくす……どうしたのほむらちゃん
    そのリボン、わたしのと似てるねえ……ふふ」

QB《鹿目まどかの願いは……周囲をギャグにすることじゃない
   はじめから魔女になることだったんだ!!》

ほむら《うそよ……だって、あなた本人から聞いたのよ?》

QB《魔女になった彼女は他人の記憶すら改変できる》

ほむら「ッ……!」

鹿目「やだなあ……怖い顔ぉ
    もしかしてわたしと戦うの?くすくすくすくすッ!!!」

138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:11:54.91 uVnbdmN+0
うぇひうぇひうぇひひひひひ

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:14:10.08 WRXgWxZT0
ほむほむ

140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:18:03.32 Hga4QHH/0
ウェヒヒヒヒヒヒヒウェ

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:18:48.69 k86x17xVP
QB《駄目だ! そこにいる鹿目まどかは、もういくつもの世界を破壊してきた、いわば魔女として熟した個体だ!
   そいつと戦っても勝ち目はない!》

鹿目「ねえほむらちゃん? さっきから誰とテレパシーしてるの?
    封鎖してるから聞こえないんだぁ、寂しいなぁ、寂しいねぇ……」

QB《いいかい、君が持っているリボンが鍵だ
   それで未来へ飛ぶんだ》

ほむら《未来に飛んで、どうなるっていうのよ!!》

QB《鹿目まどかは初めから魔女だったわけじゃない、君が過去に飛んだ後に魔女として覚醒したんだ
   覚醒したばかりの魔女なら、魔法少女の時より少しは隙がある……そこを狙うんだ!!》

鹿目「ねーええぇぇ!!!!!」ギュゥゥゥゥゥン

ほむら「ひッ……!!」サッ

鹿目「つかまえたぁ……」抱き抱き

鹿目「ほむらちゃんの心……見たいなぁ、見せて……?」カッ

ほむら「い、いや……何を……」

QB《まずい! 改変されてしまう!!》


杏子「どおおりゃあああああああああッッ!!!!!!」

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:22:58.16 jCw7e6Ha0
ウェヒィィィ良いい

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:24:33.69 k86x17xVP
鹿目「げはッ……」

杏子「悪いけど話は聞かせてもらったよ!
    魔女狩りなら任せな!」

マミ「キュゥべえに呼ばれて飛んできたわ
   まさか、ワルプルギスの他にも最悪の魔女がいるだなんてね」

ほむら「あなたたち……」

鹿目「ひどいよぉ……わたしたち友達なのになあ……
    ショックだなぁ……傷ついちゃったなぁ」

マミ「な、なに……この魔力……」

QB《今だ! 早く未来へ!!》

ほむら「……」

杏子「さっさと行けェ!!」

鹿目「逃がさないよ……ッ!!」

杏子「どおりゃァァッ!!」ガシィィ

マミ「早く! 今のうちに!!」

ほむら「……どうか、生き残って……!」

カチッ

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:29:50.41 k86x17xVP
杏子「生き残ってだってよ」

マミ「ふふ、難しい相談ね……」

鹿目「あーあ……あーあ!!!
    あーーーああぁああぁぁぁあぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

鹿目「むかつくなあ……イライラしちゃうなぁ
    どうして邪魔するの? どうして?
    わたしとほむらちゃんは相思相愛なんだよ?」

杏子「フンッ……相手の気持ちも考えられねえ奴が使う言葉じゃないぜ」

マミ「相手に求めるだけじゃ、友情も愛情も得られないのよ」

鹿目「あはは……そっかあ」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

マミ「な、なに……」

QB《こんなの……はじめて感じる力だ》

杏子「先手必勝……せりゃアァァッ!!」

ぽんっ

杏子「んなッ……槍がヤリイカにぃぃ!!」

鹿目「と、思うでしょ? 実は槍は槍のまま」

マミ「ま、まさか……」

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:35:36.46 eeSJQcInP BE:5675338499-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
トゥーンだからキキマセーン

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:35:49.52 Hga4QHH/0
ウェヒヒwwウェヒヒwwwウェヒヒヒヒwwwwウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒwwwwwwww

147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:36:42.45 k86x17xVP
-タワー-

ほむら「はぁ……はぁ……リボンに任せて飛んできたはいいけれど……」



元まどか「あ、そうだ」

元まどか「めんどいから、ワルプルギスの夜はいなかったってオチにしよう」

QB「ん……?」

元ほむら「まどかだめ! それオチてないわ!」

元まどか「またまたぁ、よくあるでしょ? 最終回なのに結末をやらないギャグとか」

元さやか「ギャグアニメなのにギャグをやらないギャグとか?」



ほむら「あれは……ワルプルギスの夜が消されたときの私達」

QB《無事、この時間軸に来れたようだね
   ここからは僕が君を導こう》

ほむら《……どうすればいいの》

QB《まだ魔女にはなっていない》

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:40:50.56 k86x17xVP
元ほむら「……こんなまどか……無理……」

カチッ


ほむら「記憶どおり、ここで私は過去に飛んだのね」

QB《ここから先は……見ない方がいい》

ほむら《え……?》


まどか「ほむらちゃん……? ねえ! ほむらちゃんがいなくなっちゃったよ!!」

マミ「ど、どういうこと? 魔力でも探知できないわ」

杏子「お、おいおい……実はワルプルギスの夜は消えてなくて……」

まどか「う、うそだよ……この世界なら、ぜんぶの障害を取り除いたこの世界なら
     もうほむらちゃんはループしなくていいのに……
     ね、ねえ……キュゥべえ……」

QB「……残念だけど、この世界も彼女の望むものではなかったということだね」

まどか「そんな……うそ、だよ……うそ……うぁ……」

杏子「お、おいお前……! ソウルジェムが……!」

149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:45:37.78 k86x17xVP
マミ「いけない! はやくグリーフシードを!」

QB「もう無駄さ」

さやか「はあ!? ねえまどか! まどか!!」

QB「鹿目まどかは……生まれ変わったんだ、魔女として」


鹿目「……んぅ~……ショックだなぁ」

マミ「よ、よかった……まだ意識があるのね、いま浄化してあげるわ」

鹿目「わたしだけ傷ついてて可哀想だよね……みんなにも、肩代わりさせなきゃ」

シャル「もぎゃああ」ハフッハフハフッ

マミ「え……」

さやか「う、うわ! マミさんがマミられた!!」

杏子「な、なんだよこいつ!! アンタらが倒したはずだろ!!?」

QB「……全部、鹿目まどかがねじ曲げてきた因果さ、抑えられなくなった因果が結果だけを求めている……」

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:46:55.06 Hga4QHH/0
なんという…

151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:51:40.83 HtW5e9c00
マミるはもはや標準語なんだな

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:51:53.75 k86x17xVP
杏子「どうなってやがるッ!!」サッ

鹿目「わたし、言葉遣い悪い人って好きじゃないんだよね
    それに……あなた、いなくても話は回るでしょ?」

シュカーーーーーンッッッ

杏子「ぁ……ッ……」

さやか「う、うそだよね……ねえ、キュゥべえ!!」

QB「……」

さやか「こ、これは……人形ッ!!」

鹿目「あはははッ! よく考えたら、この出来損ないのキツネがいなかったらよかったんだよねぇ
    存在を消しちゃったよ、あははは!!」

さやか「な、なんて……ことを……」

鹿目「おもしろーい!! さやかちゃんおもしろい!!
    漫画に出てきそうなセリフのオンパレードだよね!!
    なんて……ことを……なんて……ことを……あははははははははははははははッッッ!!!!!!!!」

シュンッ

さやか「ぁ……ッ」

鹿目「痛み消せちゃうさやかちゃんは、身体が真っ二つになっても悲鳴をあげないイイ子でした、まーるっ♪」

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:58:00.68 Hga4QHH/0
oh...

154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 22:59:22.52 uVnbdmN+0
うぇひ…… うぇひぃ……

155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:00:51.75 A5SDZc1i0
ティヒヒヒヒ……

156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:01:21.13 k86x17xVP
ほむら《インキュベーター!!》

QB《大丈夫、別の個体に移動しているさ》

QB《今の鹿目まどかは魔女として覚醒したばかりだ
   自分が作った因果に振り回される弱い魔女にすぎない
   さあ、グリーフシードとそのリボンに魔力を!!》

ほむら「……まどか」

ほむら「この世界のまどかも……私の身勝手な繰り返しで狂ってしまったのね」

ほむら「終わらせる……こんな最低な世界は、私が終わらせる」


ほむら「あれほどまで憎んだお前を、まさか自らの手で創りだすとはね……」

QB《時間がない! はやく!!》

ほむら「来なさい……ワルプルギスの夜!」

ドドドドドドドドドドドド

QB《これは……》

ほむら「これは……違う、ワルプルギスの夜じゃ、ない」

鹿目「……なぁに、この力……」

157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:02:13.24 eeSJQcInP BE:2101977656-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
URLリンク(i.imgur.com)

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:07:30.75 Hga4QHH/0
ほほ

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:09:30.21 RgFaKsO/0
しえん

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:09:31.97 k86x17xVP
ほむら「あ、あなたは……」

Uまどか「…………この世界に干渉するのに時間がかかっちゃった……遅れてごめんね」

ほむら「まどか! まどか、なの……?」

Uまどか「うん……ほむらちゃんはまだ知らないけど、もうひとつのわたしの姿だよ」


QB《これは、いったい……》

Uまどか「ほむらちゃんがね、強い魔力で結界を破ってくれたから、この世界に来れたんだ」

Uまどか「待っててね……自分の始末は、自分でつけるッ!」


鹿目「あは、あははははは!!
    まさか同キャラ対戦だなんて……」

Uまどか「……可哀想な私……もう、絶望しなくていいよ」

鹿目「……なるほど、同じ因果の力なんだね……」

Uまどか「……魔法で弱らせないと、ダメか」シュッ

鹿目「ッ! 消えた!!」

Uまどか「いけ…ッ」

シュッ カァァァァァッッッ

161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:11:01.49 LVr/yodK0
まどまど

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:14:50.06 k86x17xVP
ドグシャアアッッ!!

鹿目「ぐぁぁぁッ!!!」

鹿目「いい、いいよ、いいねえこれええ!!
    すごく、すううっごく格好良い展開だよねぇ!」

Uまどか「あなたの心が透けて見える……
      わたしの弱い心……」

Uまどか「いま、浄化してあげるよ」

鹿目「ざぁぁぁんねんでした!! わたしの憎悪は消せやしないッッ!!」

ドスッ

Uまどか「効きません……」

鹿目「クッ……だから全知全能にしろって言ったのに、あのキツネ野郎……」


ほむら《な、なんなの……なにが起こっているの》

QB《わからない……白いまどかは、おそらく世界の概念そのものだ
   神々の争いとでも言うのか……君は一体何を召喚したんだ》

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:16:07.94 GlSV3D2l0
なにがなんだかわからない…

164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:21:34.81 Hga4QHH/0
ハイパーまどかビームちゃん!

165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:21:44.37 k86x17xVP
Uまどか「さあ……浄化されて」

QB《魔女の魔力が弱まっている! このまま消してしまえば、他の鹿目まどかも連鎖的に消える!》

ほむら「あれが……まどかなの」

QB《あのまどかは、魔女となった存在を浄化出来るのか……》


鹿目「いやだ、いやだよぉ……せっかく力を手に入れたのに、すべてを自由にする力を……」

Uまどか「……愛なき願いからは、何も生まれない」

鹿目「やだ……ほむらちゃん……ッ」


QB《やった……! 元凶を倒した!》

ほむら「まどか……まどか!」

Uまどか「いま、この世界の因果を元に戻すね
      わたしが迷惑をかけてごめんね……」

ほむら「まどか……」

Uまどか「……ごめんね、一緒にいられたらいいんだけど、わたしには役目があるから」

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:21:51.59 7Dd3ndzZ0
アルティメットさん出たら勝ち確やわ

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:26:50.18 23N6Jy6B0
しかしあまり良い予感はしないという

168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:27:59.69 k86x17xVP
QB《ともかく……これで因果を修復される、改変された世界は元に戻るんだ
   暁美ほむら、君の勝ちだ》



    鹿目「と、思うじゃん?」



ドグシャアアア

Uまどか「ッ!」ササッ

鹿目「なぁんだ、避けられちゃった、悲しいなぁ」

ほむら「ど、どうして! 倒したはずなのに!」

QB「どうやら、この時間軸の鹿目まどかを倒しても、数多の世界に干渉し尽くした彼女は……
   もう世界の意思として存在している……のか」

ほむら「インキュベーター……!」

QB「こうなったら隠れていても意味がないからね、どこにいても存在を消されるだろうね」


Uまどか「…………あなた、平行世界を取り込んだの」

鹿目「クスクスクスクスクスクスッ!!! そうだけど?
    因果律はあくまで過去と現在を繋ぐだけのヒモでしかないでしょ?
    確実に世界意思として君臨するには……世界のあり方すべてを掌握しないとねぇ」

169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:29:09.12 Y36osqak0
ティヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!

170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:31:56.81 zuWKV34Z0
さて、これをどう解決するのか

171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:32:20.53 vIO7UadvO
いいぞ

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:34:00.11 D2yU8mQv0
>中二だけど
で御坂のSS思い出した

173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:34:11.88 k86x17xVP
ほむら「ねえキュゥべえ!どういうことなの!!?」

QB「そ、そんな泣きながら言われても……」

鹿目「そこのギャラリーにも教えてあげるわ」

鹿目「この世界のわたしは、ほむらちゃん……あなたのイレギュラーな力によって
    前世界の意識をもったまま生まれることが出来たの
    おかげでインキュベーターのことも、世界の真理も、無意識のうちに掌握できてた
    わかる? ほら初めの方を思い出してよ、ほむらちゃん」

ほむら「……まさか…………初めからすべて!!」

鹿目「そうだよおおおおおお!!!!!!!アハハハはッッッ!!!!!!!!
    その願いを叶えようと思ったときぃぃ!!
    コイツを倒すための下準備をしてたんだよぉぉ……」

QB「狂ってる……君は本当に人間なのかい」

鹿目「人間かなぁ? 人間かなあぁあぁぁあ!!?!!!?!?!?
    ふしぎだねえ!! いまのわたしはにんげんなのかなああぁ!!」

ほむら「こんなの……まどかじゃない……」

Uまどか「ほむらちゃん、だいじょぶだよ」撫で

ほむら「え……」

Uまどか「わたし、負けないから……」

174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:38:40.22 Hga4QHH/0
ウェヒヒヒヒヒヒヒwww

175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:41:19.06 A5SDZc1i0
本当に最初のギャグはどこに行った……
なんで神々の争いに……

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:42:49.97 /so47/Zn0
感嘆符多すぎてひぐらしみたい

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:42:51.83 k86x17xVP
QB「い、いくら概念となった君でも、あの魔力には勝ち目がない!」

Uまどか「勝てる勝てないじゃないよ
      勝たなきゃ、この世界は終わっちゃう」


鹿目「くすくすくす……世界概念と世界意思かぁ
    どっちが勝つと思うぅうぅぅぅ?」

鹿目「正解はまどかでしたああ!!」

QB「どっちもまどかだあ!?」

ドグシャアアア!!

Uまどか「あぁッ……!!」

QB「なんだ、これ……まるで存在そのものを攻撃されているようだ」

鹿目「うーん惜しいなぁ、あのねキュゥべえ
    わたしね、このホワイトピンクなわたしをね、消そうとしてるんだよ」

Uまどか「ぅ……くっ……!」

ほむら「まどかぁ!」

鹿目「きゃはぁーーんほむらちゃーーん」

ほむら「アンタじゃない!」

178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:48:26.95 Hga4QHH/0
厨二ウェヒヒ

179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:50:46.29 k86x17xVP
Uまどか「ほむらちゃん……あっちの流れに負けないで……」

鹿目「おおーっと、お喋りは反則だよぉ?」ゲシッ

Uまどか「ッ……」サッ


ほむら「なんとか、なんとかならないの?」

QB「今考えてる! あくま世界そのものを取り込んだとしても、世界の作りを丸ごと変えられる力は宿るはずがない
   つまりあのまどかにも、あの魔法にも何か仕掛けがあるんだ」

ほむら「だからそれを教えてって言ってるの!」

QB「待てよ……あの時」

-回想-

杏子「んなッ……槍がヤリイカにぃぃ!!」

鹿目「と、思うでしょ? 実は槍は槍のまま」

マミ「ま、まさか……」

マミ「槍は槍のまま、攻撃をわざと外しているのは……佐倉さん本人だわ」

-回想-

QB「ギャグ……因果……そうだ、この可能性に賭けるしか、勝ち目はない!」

180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:50:54.97 eeSJQcInP BE:1401318645-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
URLリンク(i.imgur.com)

181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:56:38.66 1RIvGUfB0
精神疾患な淫獣さん

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/13 23:59:17.10 1RIvGUfB0
淫獣保守

183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:00:54.91 7H0ZxAKOP
QB《奴の魔法は、相手の記憶を改変することで因果を作り出すんだ
   見た目に惑わされちゃいけないんだ!》

Uまどか「そ、そんなこと、いわれても」

鹿目「ほらほらほらほらッッ! テレパシーはさぁ、わたしが寂しいからやめようよぉ!」

Uまどか「あぁぁ……ッ」


ほむら「記憶の改変?」

QB《佐倉杏子は、自分の槍が変異する擬似記憶を植え付けられた
   その思い込みが因果となって、過去をから現在へ二重改変をしていたんだ》

鹿目「だからァ テレパシーは嫌って言ってるでしょおぉおぉぉ!!!!?!!!?」

ゴグシャアアアア!!!

ほむら「キュゥべえ!!」


QB「……ほらね、今のは失敗だったね……鹿目まどか」

ほむら「どういうこと……?」

QB「感情も、記憶すら、個体に頼らない僕達に……その魔法は通用しない
   暁美ほむらを生かしている理由もソレなんだろう?」

鹿目「……最後まで邪魔ばかりするキツネだなあ…………」

184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:05:47.69 5QUbNrn70
ふむ

185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:09:13.08 7H0ZxAKOP
QB「鹿目まどか、君の魔法は他人の記憶を改変して、その思い込みによって周りの因果を歪める……
   いわば幻術みたいなものだ」

鹿目「くすくすくす……だからどうしたの?
    魔法の種がわかったところで、わたしの圧倒的な力の前じゃ勝ち目がない!」

QB「その発言すらブラフなのさ
   君は自分の強さや狂気を振りまくことで、相手の恐怖心を煽って自分を強めているのだろう?」

QB「暁美ほむらを生かしている理由がそれだ
   ここにはもう、世界概念となったまどか、僕、そして暁美ほむらしかいない
   僕とまどかは、もう幻術の類は通用しない」

鹿目「……」

QB「今、君の力を支えているのは、暁美ほむらに植えつけた恐怖心だけさ」

ほむら「え……」

QB「暁美ほむら、君の想像一つで……あいつは倒せるんだ!」

鹿目「違う!! わたしは、ほむらちゃんがホントに好きだから、だから……」

Uまどか「好きなら何をしてもいいわけない!」シュッ

鹿目「ぐぁッ!!」

QB「当たった!」

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:14:04.15 L4FLkgTS0
ほみゃあ

187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:14:25.10 NygTPAXz0
QBいつのまにか実況者ポジになってるな

188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:15:22.11 PJSe0KP20
アツいぜ!

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:15:56.72 7H0ZxAKOP
鹿目「ひどいよ……そうやってみんなしてわたしを虐めるんだ
    こんなにほむらちゃんを愛しているのに……
    ほむらちゃんも、わたしのこと好きなんだよね?」

ほむら「まどか……」

鹿目「ほむらちゃんならわかってくれるよね?
    本当に愛してるのは……わたしの方だって」

ほむら「……あなたを追い詰めてしまったのは、私
     魔女になってしまったあなたを救って、この世界も修復する
     それが私に出来るせめてもの罪滅ぼしよ」

鹿目「う、うそだよ
    だって、ほむらちゃんは、わたしのために、何度も何度も繰り返して」

ほむら「それすらも私の過ち……ごめんなさい、まどか」


鹿目「そんなの……許さないよ」
鹿目「ねえ知ってる? こういうときってね……拷問がいいんだって
    ねえほむらちゃん……?」

ドグシャアア

ほむら「え゛っ……」

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:17:15.29 M/4juoct0
デュミナス「過ちと聞いて」

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:17:56.32 PJSe0KP20
俺「え゛っ……」

192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:18:04.06 5QUbNrn70
ねぇ知ってる~?

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:24:54.06 L4FLkgTS0
あぶい

194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:25:15.46 vJLPfjKqO
熱い…熱いね…心も…体も…

195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:25:39.25 7H0ZxAKOP
Uまどか「ほむらちゃん!!」

鹿目「残念だったねぇキュゥべえ?
    その読みは当たってたんだけどなぁ……
    今のわたしはね、世界中の因果を消費して魔力に出来るの……勝てる? この私に」

ほむら「お゛ぼッ……」

QB「よかった、まだ意識がある」

Uまどか「やめろォォォ!!」

鹿目「ちゅーうだーんきーっく」

Uまどか「んぐッ……!!」


Uまどか「キュゥべえ……ほむらちゃんを連れて、逃げて」

QB「……」

Uまどか「この子は、色んな時間軸の因果によって成り立ってる……
      きっとどこかに、まだこの子が存在出来る隙があるはず」

QB「そんな、契約も断った、特異点となったまどかも浄化した
   なのにまだ存在していられる理由なんて」

ほむら「私、見たわ……矛盾を」

196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:27:04.47 PJSe0KP20
ものすごく・・・イイッ!!

197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:31:25.66 L4FLkgTS0
ウェヒヒ

198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:34:30.94 7H0ZxAKOP
ほむら「私が、狂った世界から飛ぶときに……もう一人の……」

鹿目「なぁに? 作戦会議? 許せないなぁぁ……わたしは一人ぼっちはいやだなああ!!」

Uまどか「ここはわたしがなんとかするから……! はやく!」


QB「と、とにかくその時間に飛ぶんだ! 僕の力で君の願いを解放する!」

ほむら「あなたとは思えない言葉ね……けど……」カラン

QB「ソウルジェムが……」

ほむら「ごめんなさい」

QB「本当なら干渉しちゃいけないんだけど……仕方ない」

ほむら「これは、グリーフシード……?」

QB「そうさ、完全に空のね……さあ、早くその時間に飛ぶんだ!!」


鹿目「させるかあああああああああああああ!!!!」

Uまどか「くあぁぁぁッッ!! なんと、しても……とめる」

鹿目「へへっ…いいのぉ? あなたが消えちゃったらぁ、折角救った世界も元の魔女に支配される世界に戻っちゃうのにぃぃ」

Uまどか「それでも……わたし、魔法少女だから……ッ!!」

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:35:37.35 PHHHRx4M0
うをおおおお今日はねむれねえええ

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:40:50.78 TH0rU92q0
信じられるかい?ギャグだったんだぜ、これ

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:41:12.18 PHHHRx4M0
追いついた支援④


202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:43:35.72 7H0ZxAKOP
カチッ



>>76

ほむら「うっ……」

ドグシャアア!!!

ほむら「えっ……」

元ほむら「わ……私!?」カチッ シュン


鹿目「ほむらちゃんが、もう一人、って……」

ほむら「ぐ、ぅ……」ポタポタ

鹿目「ご、ごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんねごめんね
    その、本当に殴るつもりじゃなくて……ああぁぅ、ほむらちゃん!!」

ほむら「いいのよ……わたしが、素直にあなたに接してあげなかったから……」

鹿目「で、でも、ほら! わたしの力で世界は作り替えたよ? もう誰も苦しまなくて済む世界だよっ?」

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:50:34.98 TH0rU92q0
頭が追い付かないけど保守

204: 忍法帖【Lv=38,xxxPT】
12/04/14 00:50:48.38 +Tdk+J+80
繋がったのか…

205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:52:32.05 vJLPfjKqO
しえん

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:54:36.93 7H0ZxAKOP
ほむら「まどか……私ね、本当は誰かを救おうなんて、無理だってわかってた
     ただ短すぎる青春が悔しくて……そのために、何度も繰り返してたの」

まどか「じゃ、じゃあ、もうほむらちゃんいなくならない? 絶対にループしない?」

ほむら「キュゥべえに言われたの
     あなたは本当のまどかじゃないって
     でも、あなたはまどかなのよね……狂わせてしまったのは、私なのよね」

まどか「違う、違うよ……! 私だってほむらちゃんを助けたくて
     だから私が強くなればいいんだって、私が世界を作り替えて、世界を守るくらいに強くなればいいんだって
     なのに……ほむらちゃん、いなくなっちゃうんだもん……!!」

ほむら「ごめんなさい……」

まどか「謝ったって……許さないもん
     ぜったいぜったい許さないもん」

ほむら「まどか……」


Uまどか「……ほむらちゃんも」

QB「そうさ、彼女のソウルジェムはとっくに……」

Uまどか「二人とも、楽園へ」

QB「ばらばらにしたらまどかが怒りそうだからね」

Uまどか「そうだね……浄化します」

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:58:59.37 M/4juoct0
チェーンソー「バラバラと聞いて……」

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:59:35.14 dEPg6tApP BE:2101977465-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
かみは バラバラになった!

209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 00:59:36.06 7H0ZxAKOP
-楽園-

ほむら「はっ……!」

ほむら「……とても、悪い夢を見たわ」

ほむら「嫌ね、今日から三年生だというのに」

-通学路-

さやか「おっはよー!」バスン
ほむら「痛い……」
さやか「あちゃー、ごめんごめんちょっと強かった?」
ほむら「別に……」ムスッ

まどか「あ、ほむらちゃんさやかちゃーん」
まどか「わわ、上条くんも」

さやか「うおお!? 恭介いつから!?」
恭介「あ、いや、隠れるつもりはなかったんだけど、暁美さんとコントやってたからさ」
さやか「コントじゃないってばーー!」
ほむら「いいえ、新手のコントよ」
さやか「えぇー!」

210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:01:58.96 vJLPfjKqO
バッドエンドじゃねーか

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:03:52.40 35xrpu2t0
夢オチ・・・だと・・・

212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:05:01.05 V6hvqC9Z0
!?

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:05:31.38 dEPg6tApP BE:2242109748-2BP(0)
sssp://img.2ch.net/ico/kossorisan.gif
夢ではないだろ

アルティメットさんが作った理想の世界って事じゃね?

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:07:48.72 7H0ZxAKOP
マミ「あ、いたいた」

まどか「マミさん!?」
マミ「ふふ、今日は時間があるから、ちょっかいを出しに来てみたの」
さやか「おっ、大学生の余裕ってやつですね~?」
マミ「こぉら、大人をからかうんじゃありません」
さやか「いや一歳違うだけじゃないですか」
ほむら「老けるのも早いということね」
マミ「ムカッ」


杏子「ふぅん……あいつら楽しそうじゃんか」
QB「君はいいのかい?」
杏子「ま、私はぶらぶらしてる方が性に合ってんのさ」



QB「すべてがなかった世界……これが君の望みなのかい?」
Uまどか「失われた日常を作っただけだよ」
QB「……やっぱり、人間はよくわからないよ」

Uまどか「どうか、彼女たちに未来を……」


fin

ノーマルエンド4  おめでとう!次はノーコンティニュークリアを目指そう!

★EX出現! 謎の白い液体の正体に迫れ!

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:08:29.55 M/4juoct0
……大学生だと?

216: 忍法帖【Lv=38,xxxPT】
12/04/14 01:09:13.59 +Tdk+J+80
お、おつ?

217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:09:34.88 7H0ZxAKOP
よみかえすと とりはだが たくさん たつ えすえす です! (小学生並の感想)

218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:09:57.89 35xrpu2t0
概念まどかってひたすら魔女化する前の魔法少女にトドメを刺す存在かと思ってたわ

219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:10:10.67 kFz2iiHo0
>>214
何だこれシリーズものだったのか

220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:10:11.23 7H0ZxAKOP
ああ、高校か
マミさん胸でかいからなんとなく大学にしちまった
まぁいいや、ティロ・フィナーレ

221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:10:40.27 L4FLkgTS0
謎の白い液体は?

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:11:46.81 7H0ZxAKOP
さあこんな痛々しいスレがあったら叩かれちまう、早く落としてくれ

223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:17:48.34 L4FLkgTS0
>>222
謎の白い液体の正体とは!?

224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:19:55.85 vJLPfjKqO
おいおい…
ノーコンティニューでグッドエンドまでもってくんだろ?

225: 忍法帖【Lv=38,xxxPT】
12/04/14 01:20:14.52 +Tdk+J+80
誰も中3とは言ってないんだぜ

226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/04/14 01:24:27.32 M/4juoct0
>>220
私は一向に構わんっ!!


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