12/04/08 00:02:45.83 Qs7o3nsH0
ああそうそう、ついでなので、武士や剣術の起源と新羅云々がまるで
辻褄が合わない理由を書いておく。
新羅ってのは356年~935年まで朝鮮半島にあった国なのだが、考古学上
日本の刀剣が初期の太刀の形状になったのは10世紀中盤以降、つまり
新羅滅亡の後なわけ。
説明するまでも無いが、剣の形状が違えば戦い方も扱い方も違ってくる。
新羅が存在していた時代には、剣といえば中国式の直剣であって、日本の
蕨手刀を起源とする曲剣は朝鮮にはこの頃存在していない。
新羅最末期になって、やっと小烏丸太刀とか、毛抜型太刀とか、唐様式
の大刀と蕨手刀の中間のような形状の刀剣類が出てくる。
ちなみに、初期の太刀の名刀として有名な童子切も平安中期以降で、この頃
はまだそういう形状の刀剣類は無い。
この時点で、いかに韓国人の起源主張が時系列無茶苦茶なデタラメかって
のが解ると思う。