12/03/12 19:33:39.87 qtsJRV540
ほむら「どうしてもあの使い魔を倒したいのなら、わたしを押しのけて行きなさい」
さやか「言われなくっても!!」
さやかが、わたし目掛けて突進を仕掛けて来る
ほむら「……ふん」
時間停止の魔法を使い、時を止める。
そして、手榴弾をひとつ取りだし、ピンを抜いて放り投げる、三人から距離を取る。
安全圏まで逃げたところで、時間停止を解除。
さやか「っ……え?」
さやかの眼前で、手榴弾が爆発した。
ほむら「………」
砂煙が巻き起こり、三人の姿が隠れる。
それが引いた先にあったのは、さやかが傷だらけで倒れている光景だった。
さやか「ぐっ……うぅっ……」
膝をガクガクと震わせながらも、なんとか立ち上がる。
ほむら「流石、治癒の祈りで契約しただけのことはあるわね。たいした耐久力だわ」
101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:35:20.76 qdo8oZg70
さすがのチート
102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:35:43.30 1lL+Sg4I0
シンをさやかに脳内変換してお楽しみください
URLリンク(www.geocities.jp)
103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:36:20.80 TFzcFdOc0
手榴弾が目の前で炸裂したら、さやかちゃんのソウルジェム木っ端微塵じゃない?
変身中は臍のあたりだし。
104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:36:29.48 HSDYMt/w0
ルナ役は誰なんですかー!
105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:37:08.32 BGhIzG/g0
命の恩人の親友を虐めるほむら
106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:37:41.13 CPQ6fHN90
あんたって人はーーーー!!!
107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:37:48.34 kdb2S4wI0
>>104
まどか…か?
108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:38:01.73 qtsJRV540
さやか「あたしはっ……負け、ない……!!」
体中の傷が、治って行く。
本当に、大したものだ。
ほむら「で?続けるのかしら?」
さやか「当然でしょ!?」
やる気を出しているさやかとは相対的に、マミとまどかは傍観を決め込むようだった。
静かに佇み、わたしとさやかの戦いを見守っている。
さやかの攻撃は、思っていたよりは早かった。
だが、それだけだ。
時間停止の魔法が使えるわたしには、素早さなど関係なかった。
近づいてきたところを手榴弾で爆破を繰り返す。
さやか「はっ……はっ……」
ほむら「わからないかしら?あなたでは、わたしには敵わない」
さやか「く、くそっ……」
とうとう力尽き、その場に倒れ込んだ。
109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:38:02.62 v9vbWaq90
>>104
赤つながりであんこ
110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:38:29.07 jiiCHvGA0
しかしほむらちゃん、そのセリフは死亡フラグだよ
111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:39:02.17 CPQ6fHN90
やめてよね
112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:39:58.12 vBXstnUQ0
>>104
キャラのポジションとしてなら
気心知れた同期≒幼馴染でルナまどか、運命の出会いとして杏子って感じだろうか
最終的に幼馴染EDってとこも同じだし
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:40:06.46 HSDYMt/w0
美樹さやかが私にかなうわけないでしょう?
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:41:13.61 tjBfapvT0
時止め→アイスピックを片手に刺す瞬間相手を触る→相手一時的に時動く→刺してすぐ抜き手を離す
これの繰り返しで精神的にもダメージ与えようず
115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:41:18.15 1lL+Sg4I0
シャルロッテ「ごめんねぇ強くてさぁ!」
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:42:59.32 qtsJRV540
ほむら「……それで?あなたたちはどうするのかしら?」
まどか「さやかちゃんっ……」
倒れ込んださやかに、まどかが接近する。
まどか「酷いっ……酷いよほむらちゃん……グス、エグ……」
気絶しているさやかを抱きあげ、しゃくりあげながらわたしを非難している。
ほむら「急がないと、あの使い魔は一般人を襲うわよ?」
いつからかはわからないが、辺りは既に不安定な結界が無くなっていた。
マミ「……鹿目さん。美樹さんをお願い」
静かにそれだけ言うと、わたしの方へ向けてゆっくりと歩んで来る。
ほむら「やる気かしら?」
マミ「………怪我人の居る場所では戦いたくない。場所を移しましょう」
ほむら「どこでもいいわ、好きにしなさい」
先を歩くマミの後を追う。
117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:43:29.90 +jE7NRSH0
デブかっこつけんなや死ね
118:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:45:20.53 bKtaDHzH0
ほむほむかっけーっす
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:45:36.19 TFzcFdOc0
時間停止からの零距離RPGで木っ端微塵になるマミさん
120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:45:51.98 oj/ANKOj0
後を追いながら背中にミニミ乱射してやりてぇ
121:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:47:08.52 n4wQ7ii1i
マミ
デブ
ブタ
マブ
デミ
ブミ
マタ
デタ
ブブ
122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:47:34.78 qtsJRV540
見滝原大橋――
マミ「……ここでいいわ」
ほむら「………」
マミが、ソウルジェムを取りだした。
その隙をついて、時を止め、マミのソウルジェムを奪う。
マミ「っ!?」
今正に手に持っていたはずのソウルジェムが消失し、動揺している。
ほむら「探し物は、これかしら?」
マミのソウルジェムを、見せつけるようにかざす。
マミ「っ………!」
ほむら「いいことを教えてあげましょうか、マミ?」
マミ「………わたしに、拒否する権利はないのでしょう?」
ほむら「よくわかっているじゃないの」
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:48:01.96 n4wQ7ii1i
ヴァロットラマギカエドゥーインフィニータ(笑)
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:48:56.60 n4wQ7ii1i
力士、巴真実さん(15)。
,'.: 〃 ,:1 , __/ // / } , ',
__彡ァ 乂_ノ :! ,′ ./ ̄/7=‐.、__ノノ ,'∧ '
.. / /i::, { 彳ア:::抃< ( (、__,/' i }
,'/リ., ,イ ./`¨´i.|:∧. 、 .c弋匕Z_ >、_`ヽ、」 ,'
_彡'厶イ./iヽ,′ |:::∧ {?Y// ア:::抃、 | /
/ i|:::{: `(( .?Y .)) ‘ 弋匕Zっ /
/ ∨:、 }}_口_{{ ,_-‐- 、 / //
. i.| ∨:\ .γ´,...-‐-ミメ、 └‐―-、、、 .辷´五ニ=一、
. ヾ、 \,:´,´./ ,.-‐-、.刈ハ. `~ / \
-‐…‐-'_ヾ / l l. {::::::::::::} l l≧:.. ___.... -‐=¬=-、― _....___〉
/¨,-‐… 7 . 八圦 `‐-‐' ,' 厂`Y / `ヾ´/////
. / { /.Y¨Y .ゞ.,`=‐-‐ 彡.1辷7―‐-/ ∨―‐- 、
. ! ', / !:::::::::`¨ニ¨´::::::|// `ヽ/ ∨ .〉
. | >'´`ヽ:. /.i⌒i:::::::::::::::::::::::::::::::|/⌒) ( , -―- j ./
\! .Уヽ (./ ./:::::::::::::◯:::::::::::::! / ∧/ , -‐-、. \ 〈‐‐-、 j
. / ヾ .〈 ヾ::::::::::::::::::::::::::::::! 入 _〈_/ \ \ ∨_)'
――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!!」
テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。(「マブ」のタイプミスとの説も)。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のパンパン張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。すりーけーく。ティロフィナーレ。ヴァロットラマギカエドゥーインフィニータ()
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:49:08.87 BGhIzG/g0
弱すぎワロタ
126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:49:11.04 n4wQ7ii1i
| | | .| |/ / | / | / ,-|-r T´ | || |
.! l ! | |.  ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄T / '´ |/ l .! / | |.!
ヘ l 、 | | // ./ / i/ /! | l ィ / ,リ
/,ヽi V .| / .! / / | ,' /.! /
lゝ 、 ゙、 | ,/___| /____ ,.-‐┬‐┬ァ / / l\
i ´ヽ ヽ | /  ̄`ー、_ l::::::::}ヽ -ニ、__l_;:='// / | l ヽ
.,ヽ ヽ ヽl/  ̄`ー┴‐'"´ 、 ー─‐ / ,.' // ヽ
..\ __i、 ヽ /.イヽ / / l }
\ \ ` \ ヽ ハ\ヽ' ´ | |/ / //
ヽ ヾー-r、 `ヽ、 ヽ、 \\\\ ゝ // / /イヽ
ヽ Y ´ `ヽ、  ̄ / ´ ` ヽ、/,.< ,|i .!
―--、l | |`ヽ、 、____ _, ,. ' \ .)/ !
`ヽi,r―、_,r-| ヽ ヽ、 ` ー― '´ , イ \ .|
\ \\\ \ヽ、ヽ 、 ,イ l;;| / ヽノ
ヽ ヽヽ ヽ `ヽヽ、 `゙ - _ ,.イ/./ | |;;| / ヽ
ヽ ヾヽ \ `゙ -`゙、ヽ-,.r'´/ / ! |;;| V / `ー
ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、 i .| i / ,. --、.|;;| V
ヽV ´ \ | | | ,ノ/ `ヽ、 |
127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:49:22.01 ukNWYGgL0
こりゃやばそうだな
128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:49:21.88 n4wQ7ii1i
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/;;:: ::;ヽ
|;;:: ィ●ァ ィ●ァ::;;|
|;;:: ::;;|
|;;:: c{ っ ::;;|
|;;:: __ ::;;;| ティロフィナーレ!
ヽ;;:: ー ::;;/
\;;:: ::;;/
/; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
/;;;,,;;;;;;;;;;;ヽ、;;;|
|;; ;;;;\;;;;;;;,,,\|
|;;;;;,,,,,,;;;;\;;;;;;/\ _( "''''''::::.
/ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`\ `丶、 ___ ____ ,,,... --‐'''^~ ヽ ゛゛:ヽ
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/;; ;;;;;;;;/ \;;;;;;; | /;;; /' '' ;;;X
..| ,,;;;;;/ | | |;; ;i;;.. ~ ;;|
..|;;,,;;;;;;| | | X~ ;i;;; ;;,. ;;;/
..ヽ | | | ヽ;;__\_;;/
ヽ | | |
ヽ | | |
/ | | \
∠─´ `─_`_
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:50:03.03 H5YlQ7etP
なるほどストレス発散回か
130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:51:15.47 8+Mn+F420
ほむほむつおいしえん
131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:51:29.04 CPQ6fHN90
なんでマミさん変身してなかったんだよw
132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:51:33.01 09kT5zyg0
デブはやく死ね
133:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:52:26.59 qtsJRV540
ほむら「魔法少女の魂って、どういうものか知っている?」
マミ「いきなり何を……」
ほむら「このソウルジェムがそうなのよ。英語の直訳で、魂の宝石。これが持ち主から一定以上離れるとどうなるかわかる?」
マミ「……え?」
ほむら「言うよりは実践してみせた方が早いかもしれないわね」
そう言って、マミの後方に視線を移す。気を取り戻したさやかと、まどかが駆けつけていた。
まどか「マミさんっ!よかった、まだ戦って……っ!」
さやか「マミさんのソウルジェムを………」
二人はわたしの手の中にあるものを見て、ある程度の状況を把握していた。
ほむら「いいわ、見せてあげる」
そう言って、マミのソウルジェムを橋の下へ放り投げる。
放り投げたソウルジェムは、ちょうど下を通りかかったトラックに乗り、マミとの距離を広げていく。
マミ「わたしのソウルジェm……」
途中まで言いかけ、バタリと倒れ込んだ。
134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:52:56.63 +jE7NRSH0
よし!
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:53:26.00 MNIOngnO0
badend確定じゃないですかやだー
136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:53:50.56 CPQ6fHN90
あんこ「私の出番・・・」
137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:53:59.87 jiiCHvGA0
濁る濁る
138:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:54:27.59 n4wQ7ii1i
マミのブクブク、デブ・ニナーレ
糸冬
139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:54:46.86 n4wQ7ii1i
| | | .| |/ / | / | / ,-|-r T´ | || |
.! l ! | |.  ̄/ ̄/ ̄/ ̄ ̄T/ '´ |/ l .! / | |.!
ヘ l 、 | | // ./ / _,. / _二_!___ | l ィ / ,リ
/,ヽi V .| / .! /ニ二__. イ<//|ヽ|,' /.! /
lゝ 、 ゙、 | ,/ ,.. -r=i/////l|` rミゝ/リ |/ / / l\
i ´ヽ ヽ | / /´´_,.)//ゝ__ノ/,| | o,/ / / | l ヽ
.,ヽ ヽ ヽl/ ヾ  ̄ ,/ ー´ / ,.' // ヽ
..\ __i、 ヽ ゝー‐ '´ /.イヽ / / l }
\ \ ` \ ヽ ハ\ヽ' ´ | |/ / //
ヽ ヾー-r、 `ヽ、 ヽ、 \\\\ ゝ // / /イヽ
ヽ Y ´ `ヽ、  ̄ / ´ ` ヽ、/,.< ,|i .!
―--、l | |`ヽ、 、____ , . ,. ' \ .)/ !
`ヽi,r―、_,r-| ヽ ヽ、 ` ー― '´ , イ \ .|
\ \\\ \ヽ、ヽ 、 ,イ l;;| / ヽノ
ヽ ヽヽ ヽ `ヽヽ、 `゙ - _ ,.イ/./ | |;;| / ヽ
ヽ ヾヽ \ `゙ -`゙、ヽ-,.r'´/ / ! |;;| V / `ー
ヽヽ ヽ、, r  ̄ ` ヽ、 i .| i / ,. --、.|;;| V
ヽV ´ \ | | | ,ノ/ `ヽ、 |
140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:56:14.36 bKtaDHzH0
あんこちゃんも出番あるよね⁇
無いわけないよね⁇
141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:56:16.43 SrSXM+ND0
ヒュー!
142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:56:26.73 bzukXmi80
たまにはこんなSSも悪くないな
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:56:28.11 qtsJRV540
まどか「え……?マミ、さん……?」
さやか「どうしたんですか、マミさん!?」
二人が、倒れ込んだマミに駆け寄る。
まどか「…………嘘……」
さやか「し、死んでる……!?」
ほむら「わかったかしら?ソウルジェムが持ち主から離れると、体の方は活動を停止する」
マミ「 」
ほむら「………聞こえていないわね」
時を止め、過ぎ去ったトラックを追いかける。
それほどスピードが出ていなかったのが幸いか、距離はあまり離れていなかった。
ソウルジェムを回収し、橋へと戻る。
マミ「……?」
ムクリと、マミが起きあがった。
まどか「マミさん!」
さやか「あんた、一体何をしたのさっ!?」
ほむら「わたしはソウルジェムを一定距離離しただけ。これも、返してあげる。
マミ「え、一体何が……?」
144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:58:26.33 +jE7NRSH0
絶・望!絶・望!
145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:58:52.53 SrSXM+ND0
なんだ優しいじゃないか
146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 19:59:29.68 qtsJRV540
ほむら「それで?まだ戦うつもりかしら?」
マミ「……?」
何が起こったのかを本当に理解出来ていない様子で、わたしとまどか、さやかの顔を交互に見渡していた。
ほむら「………まどかとさやかから、話を聞くといいわ。そして、まどかとさやか。あなたたちも、軽々しい気持ちでキュゥべえと契約したことを、後悔するのね」
呆然としている三人をその場に置いて、わたしは立ち去る。
ほむら(………とんだ茶番ね。滑稽だわ……)
心の中の自嘲も、虚しいだけだった。
147:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:00:44.70 yoLrTaTX0
これはソウルジェムの濁りが
148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:00:46.57 SrSXM+ND0
いいぞいいそ!
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:01:14.24 n4wQ7ii1i
さすがヴァロットラマギカエドゥーインフィニータさんや!
150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:02:18.52 9b/EV49l0
魔女化のことは避けたか
151:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:02:32.91 CkjsvS+X0
非情になりきれないほむらちゃん可愛い
152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:03:40.33 VBunPlpu0
____
.ni 7 /ノ ヽ\ ヒャッハー!これこれ!これだぜぇ俺が求めてたものはよぉ!!
l^l | | l ,/) / /゚ヽ /゚ヾ\ .n
', U ! レ' / / ⌒ ⌒ \ l^l.| | /)
/ 〈 | (____人__) | | U レ'//)
ヽ\ |lr┬-l| / ノ /
/´ ̄ ̄ノ ゙=ニ二" \rニ |
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:03:44.02 +jE7NRSH0
全部洗いざらい話せばいいのに
154:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:03:48.37 MNIOngnO0
黒いだろ?これ元メガほむなんだぜ…
155:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:03:53.22 qtsJRV540
~美樹さやか~
マミさんの家に来たあたしたちは、マミさんに事の顛末を話した。
さやか「………」
まどか「………」
マミ「ほ、本当、なの……?」
全てを話し終わり、マミさんは信じられないと言った顔をして確認を取る。
さやか「本当、です。わたしとまどか、見てましたから。急に体から力が抜けて、倒れ込むマミさんの姿を……」
まどか「っ……ヒック……」
まどかが、泣いていた。それに対してマミさんは、未だに信じられないと言った風だった。
QB「やあ、みんな。暗い部屋で何の話をしているんだい?」
さやか「キュゥべえ……」
マミ「……ちょうどよかったわ、キュゥべえ。聞きたいことがたくさん、たくさんあるの……」
QB「何やら深刻な様子だね。僕に答えられることなら、なんでも答えてあげるよ?」
156:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:04:12.68 bzukXmi80
>>152
お前はそろそろ黙れwwwwそれかAAやめろwwwwww
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:04:39.66 n4wQ7ii1i
>>152
もういい勘当した
158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:06:00.31 TFzcFdOc0
マミさんをまどかと接触する前に殺しておけば、案外話は簡単になるんじゃないかなと予想。
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:06:48.42 n4wQ7ii1i
脂肪で反発して殺せません
160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:08:52.10 +jE7NRSH0
ほ
161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:10:08.55 qtsJRV540
キュゥべえとマミさんの話を、あたしとまどかはただ黙って聞いていた。
マミさんの問いに、キュゥべえは全て答えていた。
マミ「……なぜ、言ってくれなかったの?キュゥべえ」
QB「なぜって、聞かれなかったからね。契約する前にきちんと聞いてくれれば、僕だって答えたさ」
さやか「っ………」
まどか「そんな……」
QB「キミ達人間は本当にわけがわからないよ。魂の在り処を気にするなんて。むしろ、便利だと思うけれどね。
その気になれば、痛みを完全に遮断することだって出来るんだ。まぁそれは動きが鈍るからオススメはしないけれどね」
キュゥべえの淡々とした言葉を聞いて、沸々と怒りがこみ上げて来る。
さやか「そんなことっ……それじゃ、あたしたちみんなゾンビにされたようなもんじゃないっ!!」
QB「言い得て妙だけれどね。でも僕は、ちゃんと頼んだはずだよ?僕と契約して、魔法少女になってほしい、って」
マミ「っ………キュゥべえ」
QB「なんだい、マミ?」
マミ「……わたしは、騙されたとは思っていないわよ」
まどか「!」
さやか「マミさん……?」
162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:10:21.24 +9Cn7dco0
この手のSSって絶対荒れそうなコメつけまくるゴミが沸くのが嫌だな
163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:10:47.26 BGhIzG/g0
NG機能
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:12:15.84 kdb2S4wI0
むしろ最近のまどかSSは外野やなんか臭い
165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:12:51.88 09kT5zyg0
おやおや。
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:13:36.47 HSDYMt/w0
Siriたんぺろぺろ
167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:14:02.73 1lL+Sg4I0
昨日のSSだけど
まどほむからほむさや展開になっただけなのにギャーギャーわめくまどほむ厨しね
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:14:38.42 qtsJRV540
マミ「あの時、あなたが現れてくれなければ……わたしは死んでいたもの」
QB「そうだね。僕も、それを狙っていたわけだけど」
マミ「でも……ちゃんと話してほしかったわ」
QB「それは悪い事をしたね。でも、過ぎたことをどうこうすることは、僕には出来ないよ」
マミさんは、泣きそうな顔をしながら、それでも強さを持ち続けていた。
あたしは……どうなんだろう。
QB「それで、キミ達は?僕に騙されたって、今でも思っているのかい?」
まどか「わ、わたしは……」
さやか「……そう、だね。確かに、あたしたちも聞かなかったよね」
そうだ。今は、あたしたちの間でギスギスしている場合じゃない。
転校生、暁美ほむら。あいつを、どうにかしないと。
QB「………どうやら、暁美ほむらに翻弄されているようだね」
まどか「わかるの、キュゥべえ?」
QB「ほむらの家に向かった僕からの情報だ」
マミ「暁美さんの家に向かった……?」
169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:14:50.73 GOPJkzot0
そう言うやつらは黙ってNG
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:15:33.63 oj/ANKOj0
マミ「……わたしは、騙されたとは思っていないわよ」キリッ
このマミさんが魔女化の話を聞いてどうなるか
171:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:16:58.72 +9Cn7dco0
>>164
このキャラはこんなキャラじゃないって信者がわめき出すかと思えば
クズ系の役をさせられたキャラを鬼の首とっかたのように叩き出す奴とか沸きすぎなんだよね
どんな2次創作もこういう設定の話なんだなで済むと思うよな
>>163
すまん
もう黙る
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:17:42.16 P/uukDVd0
案外憎まれ役的な形になって
意外と歯車が上手く回ったりして
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:19:05.43 S4pg+i4H0
明らかにキャラsage系の展開やってるのに叩く奴は許さないみたいな狂信者の方が気持ち悪いです
おやすみなさい
174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:19:17.37 qtsJRV540
~暁美ほむら~
家に帰って来て、すぐに異変に気付いた。
QB「やあ、ほむら」
ほむら「キュゥべえ……」
家の中に、キュゥべえがいた。
ほむら「何の用かしら?」
QB「聞きたいことがあってね」
ほむら「………」
QB「最近、様子がおかしいよ、ほむら。僕がまどかと契約したのが、そんなに気に障ったのかい?」
ほむら「……別に、あなたに対して怒っているわけではないわ」
そう。今のわたしの怒りは、わたしの忠告を聞いたにも関わらず契約に踏み切った鹿目まどかに対してだ。
QB「そうかい?でも、あまり悠長に構えている場合ではないけれどね」
ほむら「………ワルプルギスの夜のことかしら?」
QB「そんなことまで知っているんだね。ホントに、キミはイレギュラーだ」
ほむら「……ふん」
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:23:18.45 GOPJkzot0
ほむ
176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:23:31.82 qtsJRV540
QB「キミの目的はなんなんだい?」
ほむら「そんなことを聞いてどうするのかしら?」
QB「僕はどうこうするつもりはないさ。ただ単に、興味がある、じゃダメかな?」
ほむら「……感情がないと言っている癖に、興味は持つのね」
QB「まぁね。キミの目的が、本当に見えてこないから」
言うまでもない。わたしの目的は……
ほむら「まどかの魔法少女の契約の阻止、そして二週間後にやってくるワルプルギスの夜を撃破することよ」
QB「最初の目的はもう達成出来ないね」
ほむら「あなたがまどかを口車に乗せたからでしょう?」
QB「誤解されるようなことを言わないで欲しいね。まどかとは、あの時やられそうになったマミを助ける為だけに契約したんだよ?」
ほむら「………」
QB「まぁ、それでもこれだけ魔法少女がいれば、ワルプルギスの夜にも勝てるかもしれないね」
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:25:51.77 n4wQ7ii1i
杏子「…」
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:26:11.12 beLBDbfW0
まどかの願いが明らかで無い以上最後に大逆転の可能性が微粒子レベルで存在している……?
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:27:00.28 aOmUXVFb0
マミさんを助けてだろ
180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:27:18.00 +jE7NRSH0
助けなくていいよ
181:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:27:56.10 qtsJRV540
~美樹さやか~
QB「キミ達にも話しておこうかな。ワルプルギスの夜のことを」
マミ「!」
さやか「ワルプルギスの夜……?」
まどか「なに、それ……?」
QB「結界に身を隠すことのない、超弩級の大型魔女のことだ。あと二週間後、この町に来ることが予測されている。
超弩級の大型魔女……?
さやか「それ……って、あたしたちに倒せるのかな?」
QB「さあ、どうだろうね。でも、戦わなきゃこの町が廃墟になるだけだよ」
マミ「ワルプルギスの夜……」
まどか「マミさんは知っているんですか?」
マミ「魔法少女の間では有名な名前よ」
あたしとまどかは、契約したばかりだから知らなくっても当然なのかな。
QB「ほむらの目的は、それの撃破みたいだけれど……どうも、それだけが彼女の目的とは思えない。
一応、気をつけておいた方がいいよ。今の彼女は、何をしでかすかわかったものじゃないからね」
182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:29:53.28 bKtaDHzH0
あんこちゃんの登場後に発生してたイベントが
ことごとく終了している……
183:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:30:07.63 o5VnYiJT0
しかし、これだけgdgdになったじょうたいで、
もしもだよ、マミ・まどか・さやか生存のままワルプル撃破できたら、逆に地獄のような気がするな。
184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:30:34.68 1lL+Sg4I0
杏子「あたしは不可能を可能にする女ってね!もうどこにもいかないぜマミっ」
185:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:30:49.55 P/uukDVd0
このQBは同時に2匹存在出来るのか?
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:31:08.50 bzukXmi80
>>182
マミさん生きてるし仕方ナインじゃね?
187:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:31:08.95 lD1u2kD60
このままワルプル撃破してもほむらはまたループするだろ
まどかとの約束が果たせなかったんだから
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:31:21.92 +jE7NRSH0
>>183
ループするんじゃないの
まどかが契約しないっていう目的は果たせなかったわけだし
189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:32:35.82 qtsJRV540
マミさんの家からの帰り道。
まどか「………」
さやか「………」
痛いほどの沈黙が、あたしたちの間に流れていた。
マミさんはああ言っていたけど、やっぱりまだ全てを受け入れる気には、なれなかった。
まどか「さやか、ちゃんっ……!」
さやか「! まどか……」
まどかが、あたしの腕を握ってくる。
その力は弱々しく、そして微かに震えていた。
まどか「なんで……どうして、こんなことになっちゃったの……?」
さやか「………ちゃんと話を聞かなかった、あたしたちが悪いんだよ」
まどか「っ……ヒック……」
さやか「でもさ、まどかが契約したおかげで、マミさんは死なずに済んだし。あたしだって……恭介の手、治してもらったんだもん」
190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:33:17.89 bKtaDHzH0
>>186
そうだよね……
>>3 に期待するしかないか
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:34:25.46 jiiCHvGA0
まどかさん、あなたに事前に忠告していたほむほむをどうか思い出してあげてください
192:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:36:18.21 qtsJRV540
さやか「………」
でも。今になって、転校生の言っていたことが、理解出来たのも確かだ。
今のあたしは……恭介に好きになってもらう資格は、ない……。
さやか「……あはは、あたしって、ホントにバカだね」
まどか「さやかちゃん……」
あたしの腕を握る手に、少しだけ力が籠る。
さやか「マミさんの事、助けてあげなくっちゃ、まどか。……ね?」
まどか「っ……」
涙をハンカチで拭って、少しだけ頷く。
193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:39:29.81 qtsJRV540
翌日。人の行きかう通学路の中に、恭介の姿があった。
さやか「……恭介……?」
まどか「上条くん、退院したんだ……」
松葉杖を使って、必死に歩いていた。
教室に入る。恭介は、クラスメイトに囲まれて話をしているようだった。
まどか「さやかちゃん……上条くんに話しかけなくっていいの?」
さやか「………あたしは、いいよ」
もう、恭介への気持ちは、忘れることにしよう。
きっと、それが一番なんだ。
仁美「………」
194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:40:44.02 ukNWYGgL0
わかめ来た!
195:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:42:31.33 bKtaDHzH0
どうなるどうなる
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:42:53.33 +jE7NRSH0
クソわかめきたか
物語を崩壊させた張本人
197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:42:58.40 20T3fJng0
10995
198:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:44:21.39 qtsJRV540
放課後、今日は珍しく稽古事のないという仁美に誘われて、喫茶店へとやってきていた。
さやか「まどかは呼ばなくってよかったの?」
仁美「ええ。さやかさんに、お話しておきたかったことがありますの」
さやか「………」
嫌なことを思い出す。
ほむら『………あなたは、彼女を助けたらきっと後悔する』
ほむら『あなたの想い人……上条恭介に、志筑仁美は淡い恋心を抱いている』
ほむら『腕が治った上条恭介は、きっと近いうちに退院するでしょうね。腕が治ったのならば、自力で歩けなくても松葉杖を使えば歩けるもの。
そして、学校に復帰した上条恭介を見た志筑仁美は、その恋心を告白しようとするでしょうね』
ほむら『しかし彼女は、あなたの気持ちにも気付いている。そして、自分よりもさやかが先に想いを打ち明ける権利があると言い出すわ』
ほむら『でも、その時のあなたは彼に自身の想いを打ち明ける勇気が持てない。いえ、勇気ではないわ。自分は、彼に愛される資格はないと自分を追い詰める』
………転校生の、言ってたことだ。全部、全部、全部!!
全部当てはまってる!!
199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:47:03.94 ukNWYGgL0
わかっててもドキドキするな
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:47:33.52 zWKo4DY60
これは面白いなブクマしたわ
201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:49:31.05 qtsJRV540
仁美「わたくし、ずっと前から上条恭介さんのことをお慕いしてましたの」
さやか「………」
仁美「さやかさんは、上条さんとは幼馴染でしたわね」
さやか「………」
仁美「……さやかさん?」
仁美に名前を呼ばれ、正気に戻る。
さやか「っ!え、あ、ああ、うん。まぁ、腐れ縁っていうか何て言うか……」
仁美「本当にそれだけですの?」
さやか「っ……」
仁美「わたくし、抜け駆けはしたくありませんの。ですので、一日だけお待ちしますわ。
それまでに、自分の本当の気持ちと言うものを、確認してくださいな。
……後悔、なさらぬよう」
仁美はそれだけ言い残すと、先に店を後にした。
202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:53:26.42 qtsJRV540
さやか「………ぅっ」
吐き気がしてきた。結局、転校生の言っていたことは本当で。
でも、あの時あたしはどうすればよかった?転校生を振りきって、魔女の所まで行って、仁美を見殺しにしていればよかった?
そんなこと、出来るわけない。あたしは、あたしは……っ!!
さやか「ぅぅっ……!」
吐き気を我慢できなくなり、トイレに駆け込む。
さやか「ぅおぇっ……うぐっ……ぇ……!!」
吐瀉物が、便器に吸い込まれて行く。
さやか「はぁっ……はぁっ……ぅぐっ……!!」
ひとしきり吐いたところで、あたしも店を後にした。
203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:55:20.26 +jE7NRSH0
ほ
204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:56:22.76 VBunPlpu0
なんか急に切り替わったから真顔で店出るさやか想像して吹いた
205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:56:30.96 F9WThPX2O
さー盛り上がって参りましたー!
206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:58:07.53 qtsJRV540
辺りは、既に日が落ちて暗くなっていた。
さやか(……………あたし、は……)
フラフラと、町を彷徨う。
目的?そんなものは無かった。ただ、家に帰る気にもなれず、ただ町を彷徨っているだけだ。
さやか(………)
まどか「さやか、ちゃん……?」
さやか「……まどか……?」
マミ「どうしたの、美樹さん?顔色が優れないわよ?」
人気のないところまで、いつの間にか来ていたらしい。魔女捜索のパトロールをしていたであろう二人に遭遇した。
さやか「………ちょっと、ね」
まどか「大丈夫?魔女退治なら、わたしとマミさんがいるから……気分が悪いんなら、家に帰った方が……」
ああ、なんだろう、この気持ちは。まどかを、煩わしいって思うなんて。
…………………最低だ、あたし。
207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 20:58:32.06 TFzcFdOc0
この流れを背後でニタニタしながら眺めてるほむほむかわいい
208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:00:40.34 43bEIcz20
いいからさっさと恭介を押し倒せよさやかちゃん
209:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:02:00.38 qtsJRV540
まどか「家に帰ろう?一緒に着いて行くから……」
さやか「………さいなぁ……」
まどか「……え?」
さやか「うるさいなぁ!!」
声を張り上げる。
さやか「なんでもないっ!!大丈夫だよっ!!!」
マミ「美樹さん!?あ、ちょっとっ!?」
二人の制止を振り払い、あたしは走り出した。
今は、ひとりになりたかった。
さやか「はっ、はっ、はっ……!」
二人の姿が見えなくなった辺りで、走るのをやめる。……と、魔女の気配がした。
さやか「ほんっとうに……空気の読めない魔女……!!」
でも、今はありがたい。魔女と戦っていれば、少しは気分も紛れるだろう。
魔女の気配を追って、歩き始める。
210:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:03:54.76 ivOxRXBWO
さやかちゃん死ぬの?
211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:04:30.64 1lL+Sg4I0
かつて対決したあいつと共闘
212:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:05:52.65 qtsJRV540
魔女結界の中に入る。
ほむら「はっ!!」
中では既に、転校生が魔女と戦っているところだった。
ほむら「っ……」
魔女から一定距離を置いて、着地していた。その転校生に、近づく。
さやか「………転校生」
ほむら「! 美樹さやか……?」
さやか「手こずってるみたいだね。………手、貸してあげようか?」
ほむら「………」
転校生の返事を待たず、魔女に向けて突進を仕掛ける。
エルザマリア「………」
あたしに向けて、無数の触手が伸びて来る。その全てを剣で斬り払い、魔女本体に攻撃を仕掛ける。
……剣は、届いた。しかし、それとほぼ同時。魔女の触手が、あたしの両足と剣を持つ右手を拘束していた。
そのまま宙に持ちあげられ、投げられる。
213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:06:31.55 qdo8oZg70
手こずっているようだな・・・
214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:07:18.02 bzukXmi80
>>213
尻を貸そう
215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:07:43.32 F9WThPX2O
尻は貸さなくていいです
216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:08:15.96 bKtaDHzH0
救いがなさそうな話は
読んでて楽しいもんだ
217:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:09:30.39 qtsJRV540
さやか「っ……」
無様に転げ回り、転校生の足元でようやく止まる。
ほむら「………さやか?」
さやか「なんだ、慣れれば簡単じゃん」
体中の傷など気にせずに、再度突進。触手があたしの手や腹を切り裂いて行くが、気にしない。
――もう、痛みなんて何も感じないのだから。
さやか「あっはははははは!なんだ、簡単じゃん!最初っから知っていれば、怖い物なしだよねぇ!!」
剣で、魔女本体をメッタ切りにする。
それでも魔女の攻撃は止まず、あたしの体にも無数の傷跡が出来ていく。
218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:10:20.28 ukNWYGgL0
臍はやられないように気をつけないと
219:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:10:51.65 1lL+Sg4I0
さやか「転校生…!」パンパン
220:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:11:39.72 KEDKW0fl0
パンツ脱いだ
221:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:13:20.09 kdb2S4wI0
>>213-214
畜生wwwwこのゲイヴン共wwwwwwwww
222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:14:02.31 qtsJRV540
~暁美ほむら~
ほむら「っ………」
ほむら(そう……やっぱり、こうなったわね……)
さやか「あっはははははははははははははははははははははは!!!!」
エルザマリア「……!!……っ!!」
魔女の必死の攻撃にも一切怯まず、さやかの攻撃は止まない。
やがて、少しずつ、魔女の抵抗が収まってくる。
さやかがそれに気付いているのかも、定かではなかった。
……いや、多分気付いていないだろう。さやかの攻撃は、容赦がなかった。
さやか「これで……トドメェェェェ!!!」
両手で頭上に掲げた剣を、力任せに振り下ろす。
それが、決着だったようだ。
魔女は完全に沈黙し、結界が少しずつ崩れていく。
さやか「………はん、他愛ないね」
体中から血を流しながら、さやかはグリーフシードを拾っていた。
ほむら「美樹さやか、あなたは……」
さやか「んー?ああ、そういやいたんだったっけ、転校生」
さやかが、血まみれの顔であたしを見る。
その眼には、正気が宿っていないようだった。
223:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:15:04.30 lD1u2kD60
ほむらはあたしじゃなくて私っぽい
224:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:16:54.79 oj/ANKOj0
>>223
さやか視点なんだろう
225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:17:28.95 oj/ANKOj0
ほむら視点だった
226:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:17:53.11 0Rqx2igd0
>>224
いやさやかがあたしの顔を見た場面だよ
227:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:18:18.56 0Rqx2igd0
遅かったよ
228:>>223 スマン、ただのミスだ
12/03/12 21:18:41.33 qtsJRV540
ほむら「………」
さやか「ああ、そうだ。あんたに、言っておくことがあったんだった」
ほむら「……え?」
さやか「あんたの言った通りだったよ。全部、全部、全部!!あははは、バカだよねぇあたし!!」
狂気を孕んださやかの笑い声は、辺りに響き続ける。
そしてその笑い声は、さやかの後方にいるまどか、マミにも聞こえていたようだった。
まどか「さやかちゃんっ!!大丈夫なの、体中、傷だらけだよっ!!」
マミ「どうしてそんな傷を……っ!!」
さやか「ああ、大したことないよこんな傷。痛みなんて、感じないからね。あはははははは!!」
まどか「………さやか、ちゃん……っ」
まどかは、さやかに憐れみの目を向けていた。
ほむら「何を憐れんでいるのかしら、まどか?」
まどか「え……?」
ほむら「あなただって、他人事じゃないわよ?」
まどか「っ………」
229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:19:28.26 6rcsoik70
なにこれ、おもしろい
230:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:22:16.53 qtsJRV540
さやか「このグリーフシード、転校生にあげるよ。あたしは聞きやしなかったけど、忠告してくれたお礼ってことで」
グリーフシードを投げて来る。
それを受け取り、さやかの眼を見る。……少しだけ、正気を取り戻したようだった。
さやか「それじゃ、かえろっか、まどか、マミさん?」
まどか「……う、うん……」
マミ「………」
二人はわたしに視線を一瞬だけくれると、さやかと一緒に歩いて行った。
ほむら(………もう、手遅れね)
時期に、さやかは魔女化するだろう。
それを阻止する気など、もちろんない。
……この世界は、最初から捨てる気なのだから。
231:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:22:47.79 0Rqx2igd0
少女の苦しみを糧に生きるなんて、そんなの絶対おいしいよ
232:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:26:33.81 F9WThPX2O
果たして本当にヒールになりきれるのか
233:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:27:35.60 KEDKW0fl0
淫獣が完全に空気やね
234:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:28:32.95 qtsJRV540
~美樹さやか~
まどか「ねぇ、さやかちゃん?さっき、痛みを感じない……って言ってたけど……」
マミ「……」
さやか「え?ああ、うん。前にキュゥべえ、言ってたじゃん?その気になれば、痛みを消すことが出来るって
それを試してみただけだよ」
その成果は、思っていた以上だった。全身に、麻酔が効いているって錯覚するほど。
麻酔と違うのは、痛みは感じなくても動かすことは出来るってだけ。
まるで、狂戦士だね。まぁ、魔女を簡単に倒せるんなら、それでもいいんだけどさ。
まどか「ダメだよ、そんな戦い方……」
マミ「そうね、わたしもそれに同意。そんな戦い方をして勝ったって、あなたの為にはならないわ」
さやか「なにさ、あたしの為って?」
二人の小言にイラつき、突っかかる。
マミ「………」
さやか「まどかだってマミさんだって、魔法少女じゃん。何?恐れることなくこういう戦い方の出来るあたしが羨ましいの?妬ましいの?」
まどか「そんなこと……」
さやか「ホントにあたしの為を思うんならさ……」
さやか「あの時、仁美を見殺しにしてくれればよかったじゃん」
235:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:28:35.05 bzukXmi80
>>233
まどかとさやかを契約させたんだ
やるべき仕事は終えただろう
236:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:31:23.83 ukNWYGgL0
まどかが魔女になったらノルマ達成だもんな
237:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:33:22.04 GZNL32BkP
さやかが仁美を抹殺する展開マダー
238:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:34:09.86 qtsJRV540
マミ「え?」
さやか「今まで言ってなかったけどさ。あたし、好きな人がいるんだよね」
まどか「……」
さやか「でさ、その人を助ける為にこうして契約して、魔法少女になったわけ」
ああ、もう何もかもどうでもいい。全てをぶちまけてやろう。
さやか「その人は無事に退院した。喜んだよ、よかったって。あたし、間違ってなかったんだなって
だけどさ、あたしの友達に、その人が好きだって人がいた。まどかならわかるよね?仁美がそうだよ」
まどか「っ………」
さやか「もしさ、あの時、まどかとマミさんが向かった先で、魔女を倒してなければさ。仁美は、そこで死んでたんだよ。
わかる?あたしのライバルがいなくなってたの」
マミ「美樹さん。あなた、自分が何を言っているかわかっているの?」
さやか「ええ、わかってますよ。あたしは、ライバルが死んでくれればよかったって言ってるんです」
マミ「っ……」
マミさんの張り手が、あたしの頬を直撃した。
マミ「見損なったわ、美樹さん。あなたも、わたしと同じ志を持っていると思っていたけれど」
まどか「………」
239:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:35:20.59 VBunPlpu0
わっふるわっふる
240:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:35:53.64 O1lNpoYXO
修羅場
いや、地獄か
241:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:36:15.57 8zKx7jOd0
ぐちゃぐちゃ考えずにヤッちまえば一発なんだけどね
242:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:36:25.09 F9WThPX2O
マミさんの張り手と言われて思い浮かんだのは相撲のつっぱりだった
俺はもうダメかもしれんね
243:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:37:00.21 8XmcMTUuO
ごめん、不謹慎だとは思うけど……張り手じゃなくて平手じゃね?
どすこい!
244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:37:20.79 0Rqx2igd0
頬の痛みは消せても、心の痛みは消せない。
しかしこのスレの住民は心の痛みも消せる
245:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:37:23.61 +jE7NRSH0
張り手wwwwwwwwどすこいwwwwwwwwww
246:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:37:29.01 bzukXmi80
>>242
ティロ屋上
247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:37:32.16 KEDKW0fl0
>>235
そういやまどかさえ契約できればノルマ達成だったな
248:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:38:07.58 MNIOngnO0
おまえら反応するとこ違うだろwww
249:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:38:07.78 TFzcFdOc0
>>243
おい、指摘すんなwwwwww
250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:38:48.98 KEDKW0fl0
>>243
やめろw
251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:39:10.90 CPQ6fHN90
これは屋上ですねえ・・・
252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:39:46.85 GnMz2uKu0
ティロ・ハリテ!
253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:40:17.82 Hu0lCDcQ0
ワラタ
254:恥ずかしいwww流してくれwww
12/03/12 21:40:31.22 qtsJRV540
さやか「見損なった?何がです?あたし、何か間違ったこと言ってますかね?」
マミ「人として間違ったことを言っているわ」
さやか「そんな綺麗事を。第一、あたしはもう人間じゃないです。ゾンビですよ、ゾンビ」
そうだ、ゾンビだよ。あたしも、まどかも、マミさんも、転校生も。
人としての道徳なんて、あたしには通用しない。
さやか「もういいです。マミさんとまどかとは、どうあっても分かり合えなさそうですね」
それだけ吐き捨て、あたしはその場を後にしようとする。
まどか「……まって、さやかちゃん……」
さやか「ついてこないで。……一人になりたいの」
まどかとマミさんをその場に置き、あたしは家路につく。
さやか(……あたし、何言ってんだろ……親友と、尊敬する人相手に……)
そんなことばかり考えていたせいで。
――あたしのソウルジェムのことなんて、気にも掛けていなかった。
255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:40:55.23 lD1u2kD60
流石デ……マミさん
256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:41:32.37 CkjsvS+X0
マミさんの張り手が、あたしの頬を直撃した。
さやかよく失神しなかったな
257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:41:41.26 bKtaDHzH0
マミさん綺麗事ばっか
258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:42:39.92 qdo8oZg70
>>256
首もげてもおかしくないよな
259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:42:51.32 +jE7NRSH0
これはさやかが正しい
260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:43:14.85 VSi4l3ye0
デブさんが可愛いのって声だけだよな
261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:44:28.33 aOmUXVFb0
ぼっちの身で常に生きるか死ぬかの戦いをぼっちの身で10年くらい続けて綺麗事を並べられて戦闘後にお茶を飲むなんてことは相当な実力者でないとできないそれもぼっちの身でだ
262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:44:33.54 20T3fJng0
>>178
2885
1133
3217
263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:44:38.60 beLBDbfW0
未だにデブデブうるさい奴らは全員死ね
もう一年経ったのになんでまだ生き残ってるんだよ
264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:44:42.65 bzukXmi80
これはいけない
張り手のせいですっかりマミさんの扱いが…お前らマミさんに尊敬の念を持ちやがれ下さい
持たなかったらティロ張り手
265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:44:43.33 cWHlTt7fO
ちくしょう笑っちまった
266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:45:40.07 idm9IB600
>>261
マミさんの戦闘暦は2年弱説が
267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:46:10.93 1suilEky0
ティロ張り手とかなにアロハリテ的な感じに言ってんだよwwwww
268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:46:19.30 GRefdHCGO
さやかはミサワ風にデミさんの張り手が痛かったから帰ったんだね
269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:46:26.79 qtsJRV540
~暁美ほむら~
翌日。昨日のさやかの様子が気になって、町を練り歩いていた。
……使い魔の気配がする。恐らくそこに、さやかもいるだろう。
その方向へ、足を向ける。
使い魔の気配がしたのは、路地裏だった。そこに、さやかの姿もあった。
さやか「うああああああああっ!!!」
わたしが遭遇したのは、決着の瞬間だったようだ。
一刀の下切り捨てられた使い魔が、消滅して行く。
ほむら「やっているわね、美樹さやか」
さやか「! 転校生……」
ほむら「……いつまでも他人行儀ね」
さやか「え?」
ほむら「わたしの言っていたこと、全て本当だったんでしょう?」
さやか「……」
さやかは無言で頷く。
ほむら「わたしの言うこと……少しは信用する気になった?」
さやか「……そうだね。少なくとも今は、まどかやマミさんが言うようなことよりも、あんたの言葉の方が信用できるかな」
さやか「………ほむら」
270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:46:47.96 O1lNpoYXO
>>263
全部>>243のせいだな
271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:46:54.82 /FvzGW8r0
ティロる
ティロるとき
ティロるなら
ティロ・張り手
272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:47:07.39 CkjsvS+X0
マミさんのティロ張り手が、あたしの頬を直撃した。
273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:47:10.39 bKtaDHzH0
さやほむ?
274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:47:25.63 sdvvxpHA0
本編以前にこうやってストレス解消して過ごした周がマジでありそうだなほむら
ループ繰り返して他者に対しての感覚薄れてそうだし
275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:48:04.85 8XmcMTUuO
これなら大人しく浄化させてくれそうだ
276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:48:21.70 bzukXmi80
ほむほむだって人間よ
なかったと言い切るなんて出来ないわ
277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:49:01.94 idm9IB600
>>274
これができる性格なら開幕で黄色いの即退場させてる
278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:49:43.04 TFzcFdOc0
>>274
ほむほむがそこまで歪んでるんだったらマミさんなんかとっくに撃ち殺されてる気がするけど
279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:49:57.80 1lL+Sg4I0
マミ>魔女退治はひーろごっこじゃない
280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:52:04.89 O1lNpoYXO
まぁそのマミさんが最初助けてくれたから今のほむほむが居るわけで…
281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:53:52.76 qtsJRV540
ああ、さやかが堕ちていく。その姿が美しいと思うなんて……わたしも、どうかしているのかしら。
ほむら「……」
さやか「あー、なんかもう何もかも清々しい気分だよ。あたしの想い人は友達に取られちゃうし」
ほむら「それじゃ、魔法少女の真実、その二つ目を教えてあげましょうか?」
さやか「まだなんかあるんだ?気になるな、教えて?」
こんなにも友好的なさやかは珍しい。
わたしもつい、嬉しくなってしまう。
ほむら「……あなたのソウルジェム、出して御覧なさい?」
さやか「あたしのソウルジェム?」
わたしに言われて、素直にポケットからソウルジェムを取りだす。
さやか「ずいぶんとどす黒くなってるね」
ほむら「それが完全に黒く染まった時……どうなるか、知りたいかしら?」
さやか「どうなるの?」
ほむら「ふふ……簡単なことよ。魔法少女が希望の存在ならその希望が全て失われた時、どうなると思う?」
さやか「………あー……なるほどね」
このひと言で、さやかは全てを悟ったようだった。
282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:55:25.28 ukNWYGgL0
その真実を教えるなら死ぬしかないじゃない事件も教えないとまずいぞ
283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:56:01.23 TFzcFdOc0
ククク……とか笑いそうだな、ほむら
284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:56:13.42 XQm7gpwF0
4人とも壊れてしまったな
実に良いENDを迎えそうだ ④
285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:56:20.33 beLBDbfW0
暁美リョナらさんオッスオッス!
286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:56:42.75 KEDKW0fl0
>>279
今気づいたけどお前種好きだなあw
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:57:40.97 FtxBnJIE0
ほむほむ
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:58:05.22 0Rqx2igd0
さやほむ同盟締結
289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 21:59:46.63 8XmcMTUuO
堕天使さやさや!
290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:00:10.55 qtsJRV540
ほむら「ここに、昨日あなたから貰ったグリーフシードがあるわ」
さやか「うん」
ほむら「これを使えば、あなたのグリーフシードは浄化出来るけれど……どうする?」
さやか「………」
さあ、どうでるのかしらね美樹さやかは。
まぁどちらの答えであっても、わたしはこのグリーフシードを渡す気など無いのだけれど。
さやか「……いや、いらないよ。あんたにあげるって言った以上、それを返してもらうのはあたしの主義に反するし」
ほむら「あら、そう?」
さやか「もう、ホントにどうでもいいよ。あたしが死ぬんなら、それでもいいんじゃないのかな。それで、恭介があたしの事を悼んでくれるんならね」
ほむら「いいわ、美樹さやか。今のあなたには、すごい親近感を覚えるわ」
さやか「そう?」
ほむら「それじゃ、あなたの最期、見届けてあげるわ」
ほむら「………安らかに、絶望しなさい」
さやかのソウルジェムに、亀裂が入る。
そして、『それ』は、新しい絶望をまき散らす為に孵化するのだ。
291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:00:19.06 bzukXmi80
今のさやかなら上條屑介君の手足を潰して二度と動かないようにするくらい躊躇い無くやりそうだ
292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:02:30.39 Xr0NUo9D0
さやかが魔女になってマミさんが生きているだと!?
あれしかないな
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:02:32.70 bKtaDHzH0
ほむほむがここまでヒールになるとは
だが、かっこよろしいのぉ
294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:04:17.13 zZXerju70
いいなこのスレ
295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:05:07.61 ukNWYGgL0
>>292
いやあの2人の前で魔女になったわけじゃないからどうかな
296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:05:09.18 CPQ6fHN90
さやか逝ったか
297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:06:14.75 bzukXmi80
>>295
ほむループ中の話なら皆死ぬしか事件はさやか魔女を倒した直後だろう?
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:06:47.19 bzukXmi80
あぁ俺ってばきっと勘違い///
299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:06:56.30 qtsJRV540
オクタヴィア「オオオオオオオオ……」
ホルゲル「~~♪」
クラリッサ「~~♪」
ほむら「………」
演奏者の使い魔の演奏に合わせて、ダンサーの使い魔が踊りを披露する。
そしてその姿を、嬉しそうに眺める魔女。
ほむら「……いい演奏ね。さやか」
もはやわたしの言葉など届きはしないだろう。しかし、話しかけずにはいられなかった。
ほむら「……ダンサーも、いいものだわ。これが、あなたの求めていた光景なのかしら?」
オクタヴィア「オオオオオオ……」
ホルゲル「~~~~♪」
クラリッサ「~~~~♪」
演奏者の使い魔は上条恭介を、ダンサーの使い魔は志筑仁美を写しているのだろう。
恋人同士となった二人の息は、本当にぴったりだった。
ほむら「……それじゃ、わたしは行くわ。あなたは心行くまで、二人のステージを楽しみなさい」
最後に魔女の姿を一瞥し、わたしはその場を去る。
……いずれ、この町を守る魔法少女であるマミとまどかに倒されるだろうさやかの運命を、少しだけ悼んで。
300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:07:31.47 beLBDbfW0
>>297
あの時点だと眼鏡だったし、そもそも魔女=さやかだって知ってるのが前提だけどな
今の展開だとわざわざバラさなきゃそうはならん バラすだろうけど
301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:09:12.51 2raB7iJ+0
倒さないと死人が出そう・・・
っつーかまどか契約の時点で完全に捨てループだからどうでもいいのか
302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:09:59.03 8XmcMTUuO
あんあん出番はあるのか
303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:10:13.03 Xr0NUo9D0
魔女の結界の中で死体を見つけるとかいうのもありだろ
304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:11:17.19 bKtaDHzH0
真実を知らぬまま、オクタヴィアを倒した
マミまどは正体を知ったらどうなるんでしょう……
305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:11:31.44 beLBDbfW0
>>303
返り討ちにされたのか可哀想にって思うかも
あとは使い魔やね
306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:11:33.19 dydbXTtA0
杏子はまだか
307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:12:00.63 TFzcFdOc0
>>303
死体をかついできたマミさんとまどかに
「ああ、あなたたち殺したのね。さやかのこと」
とか言っちゃうんですね?
ワクワクしてきました
308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:12:14.80 qtsJRV540
魔女結界から脱出する。そこには、美樹さやかの亡骸があった。
ほむら「………」
その亡骸を、優しく抱き上げる。
その場を去ろうとしたところで、まどかとマミが駆けつけて来た。
ほむら「あら、随分と遅い登場ね」
まどか「さ、さやかちゃん!?一体どうしちゃったの!?」
マミ「美樹さんのソウルジェムをどこへやったのかしら、暁美さん?」
ほむら「わたしはどこにもやっていないわ。さやかのソウルジェムは、この場で、消失した、と言えばいいのかしらね」
嘘は言っていない。
ソウルジェムがグリーフシードに変換された時に、さやかのソウルジェムはこの世界から紛失したようなものなのだから。
マミ「………あなたの後方に、魔女の気配がするのだけれど?」
ほむら「ええ、そうね。彼女は、あなたたちが倒すといいわ。きっと、彼女もそれを望んでいる」
まどか「……『彼女』…?」
マミ「どういうこと、かしら?」
ほむら「言わなきゃわからないかしら?さやかのソウルジェムはこの場になくて、代わりに魔女の気配がする。
それが意味する事とは?小学生でも解けそうな問題よね」
309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:12:52.94 n4wQ7ii1i
杏子「…」
310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:13:37.68 2raB7iJ+0
これはきついな・・・
311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:14:42.01 bzukXmi80
>>305
アニメ9話見直したがオクタ結界の通路でさやかちゃんの記憶が流れてるから知ってる人なら気付いちゃう!
312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:15:29.57 sdvvxpHA0
>>278
ワルプル戦の戦力にすることも考えたら生かして利用しててもおかしくなさそうだが
313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:15:35.86 RJkGQ2w+O
また豆腐メンタルが連射とか胸熱
314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:16:42.27 mYGizNil0
また豆腐メンタルが張り手とか胸熱…いや胸焼けしてくるな
315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:16:43.57 kdb2S4wI0
10話の赤タヴィアちゃんだと結界の下の層が演歌の花道なんだっけ
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:17:41.03 /RKTC5kT0
>>312
それを考慮したとしても始末しといたほうがずっといい
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:17:40.45 30OO9ExA0
やばいよ張り手でまどかのソウルジェムが砕かれるよ
318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:18:35.60 qtsJRV540
まどか「………ま、まさか……?」
ほむら「キュゥべえ……いえ、インキュベーター。いるのでしょう?姿を見せたらどう?」
QB「やれやれ、ほむらにはお見通しか」
マミ「キュゥべえ……?」
二人は、わたしの出した問いのイコールを結び付けるのを否定するかのようにしている。
ほむら「まどかとマミに、教えてあげなさい。さやかが、どうなったのか」
QB「お安い御用だよ。さやかはね、この世の何もかもに絶望して、魔女になったのさ」
マミ「……う……そ……?」
QB「ソウルジェムが完全に濁るとね、それはグリーフシードへと変換されるのさ。だから、ほむらの言っていることは間違いではないよ
ソウルジェムがグリーフシードになった瞬間に、さやかのソウルジェムはこの世に存在しなくなったのさ」
こう言う時、インキュベーターは本当に便利だ。聞かれれば嘘は言わないから、説明役としては大いに使える。
まどか「そ、それじゃこの魔女は……」
QB「さやかのソウルジェムが変換されたグリーフシードが生み出した魔女さ」
マミ「………」
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:18:47.22 w0ovaXw70
>>317
それツッパリや!
320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:19:04.47 2raB7iJ+0
>>243の罪は重い
全然真面目に読めねえよw
321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:20:19.95 RJkGQ2w+O
いよいよデミさんの張り手タイムか…
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:20:42.73 GnMz2uKu0
エドモント・巴
323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:21:31.69 bzukXmi80
おいID:qtsJRV540が恥ずかしがって引き篭もる前にその辺にしておきなさい
324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:22:19.61 mYGizNil0
マミ「これで」
デブ「最後の」
ブタ「ティロッ」
マブ「☆」
デミ「張り手」
ブミ「ブンッ」
マタ「バチィィィン!!」
デタ「ブバチュンッ!!」
ブブ「」コウチャズズー
325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:23:27.11 1lL+Sg4I0
幼馴染がこうなったからにはまどかさんの覚醒タイムがっ
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:24:22.98 MNIOngnO0
いつまで引っ張ってんだwwww
327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:24:36.14 2raB7iJ+0
あんあんはまだかね
このルートは全滅っぽいから出ないほうが幸せなんだろうが
328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:24:40.76 30OO9ExA0
マミ「ティロ・ハリーテ!」ドスコイ!
なんかちがうな…?
329:>>323 心配するな、ちゃんと書きあげるぜ
12/03/12 22:25:02.15 qtsJRV540
まどか「さ、さやかちゃんを助ける方法は何かないのかな?」
QB「無いだろうね。キミ達魔法少女は条理を覆す存在だけど。この世には、どうあっても覆せない理もあるのさ」
マミ「……そん、な……」
まどか「さやか、ちゃん…………う、うえええぇぇぇん……」
マミが、膝から崩れ落ちる。
まどかも、その事実を受け入れることが出来ずに嗚咽を漏らして泣いていた。
ほむら「……それで?この魔女を放っておけば、被害者が出るわよ?もちろん、倒すのでしょう?」
マミ「………」
まどか「………」
ほむら「わたしの声が聞こえているのかどうかも、怪しいわね?とりあえず、さやかの亡骸はあなたたちに預けるわ。
……ちゃんと、弔ってあげなさい。せめて最期は、人間として、ね」
さやかの亡骸を、二人の側にそっと置く。そして、わたしはその場を後にした。
ほむら(これでいい……ワルプルギスの夜が来るまで、あと一週間……)
330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:25:44.26 Hu0lCDcQ0
オクタヴィア場所の巡業か
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:26:33.98 ukNWYGgL0
その前にクリームヒルトちゃんが来そうだけどww
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:26:50.75 idm9IB600
張り手かまして気力上昇
毒、裏切りを初めとした状態異常も直せるぞ
必殺特化で殴られたやつが昇天するのはお約束
333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:29:10.21 mYGizNil0
マミ「ヴァロットラマギカエドゥーインフィニータ!!」ハリテ
杏子「へぶんっ!!」」
334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:29:25.63 1lL+Sg4I0
URLリンク(pic.prcm.jp)
335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:30:25.85 tGffbEEW0
この黒ほむらにはなぜか魅力を感じる
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:30:42.53 qtsJRV540
~巴マミ~
まどか「……ヒック、グス……さやかちゃんっ……」
マミ「………行きましょう、鹿目さん」
こうしていても、何も解決しない。
とにかく、魔女が見滝原にいる以上は、わたしは魔法少女としてこの町を守らなければ。
まどか「……で、も……この魔女、は……さやかちゃん、なんですよ……?」
マミ「……もう、美樹さんではないわ。ここにいるのは、ただ絶望を振りまくだけの魔女。わたしたちは、それを倒さなければならないの」
まどか「そんな……こんなのってないよ……」
鹿目さんの気持ちは痛いほどよくわかる。
しかし今は、そんなことを言っている場合ではない。
マミ「………」
まどか「………」
今までしゃくりあげて泣いていた鹿目さんも、意を決したかのように立ちあがる。
気配のする方向に手をかざし、魔女結界へと侵入する。
337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:31:50.24 jZQXIWEZO
明日まで残してくれ!後生だ!
338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:31:59.54 beLBDbfW0
マミさんが思いの外強靭で良かった
2点
339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:32:36.77 RJkGQ2w+O
マミさんメンタル強いな
340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:32:37.04 mYGizNil0
>>336
>まどか「そんな……こんなのってないよ……」
>
>鹿目さんの気持ちは痛いほどよくわかる。
>しかし今は、そんなことを言っている場合ではない。
>
>マミ「………」
>まどか「………」
>
>今までしゃくりあげて泣いていた鹿目さんも、意を決したかのように立ちあがる。
>気配のする方向に手をかざし、魔女結界へと侵入する。
…なにがあったんだ
やはりクロックアップして張り手を繰り出したか
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:33:49.11 jiiCHvGA0
どうやら親友の前で先輩にぼこぼこにされるオクタヴィアちゃんが見れそうだ
342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:33:58.08 sdvvxpHA0
>>316
そう思わなかったから普段の周回じゃ様子見してるんだろうな
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:35:10.33 09kT5zyg0
はやくデブも絶望しろやデブ!!!
344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:35:29.51 1lL+Sg4I0
愛と勇気が勝つストーリーでさやか復活
するわけねーだろぉぉぉぉ
345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:35:51.54 qtsJRV540
まどか「………」
マミ「………」
鹿目さんと二人、結界の廊下を歩く。
廊下の両サイドには、美樹さんの今までの記憶が映し出されているようだった。
その中に、あの時の魔女との記憶の映像もあった。
マミ「………こんなこともあったわね」
わたしが、やられそうになった時だ。
鹿目さんが契約して、わたしの援護をしてくれた。
まどか「……思えば、この時からわたしたちの運命は狂い始めていたのかもしれないですね」
マミ「………」
まどか「あっ……ご、ごめんなさい」
マミ「いえ、気にしていないわ。あなたが助けてくれた時、わたしは嬉しかったのよ?」
そうだ。キュゥべえと契約した時だって、鹿目さんが契約してくれた時だって。
そうしていなければ、そうしてくれていなければ。今わたしがここにいることは出来ていない。
マミ(………そうよ。これが、わたしの運命)
わたしの運命は、きっと、あの時の事故で既に狂っていたのだ。
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:36:32.87 n4wQ7ii1i
その頃杏子は。
俺「これからずっと一緒だ。ひとりぼっちはさみしいもんな」
杏子「う、うるせえな///」
347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:37:11.22 sdvvxpHA0
ゾンビ化と魔女化を一度に知らされなかったおかげか?
348:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:37:15.65 /RKTC5kT0
>>342
何にしろほむらはそんなに歪んじゃいなかったよ
マミさんとさやかちゃんを助けようとしてたのもワルプル戦の為やまどかの為ってだけではなかったと思う
349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:37:46.96 MNIOngnO0
>>346
おくすり出しときますねー
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:38:27.62 2raB7iJ+0
これみてたらゲームで魔女化したさやかちゃん達を
倒さなきゃいけないのかと思ってちょっと鬱になった
351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:39:23.28 6yac9wXE0
>>346 俺「俺もいるぜ!」
352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:40:47.13 MNIOngnO0
ゲーム楽しみれす(^q^)
353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:41:07.72 n4wQ7ii1i
>>346
オフィーリア(杏子魔女)「キシャアアアアアアアアア」
おまえら「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!」
354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:41:32.62 qtsJRV540
魔女結界の中枢に到着する。
中では、演奏とダンスが披露されていた。
オクタヴィア「オオオオオ……」
ホルゲル「~~♪」
クラリッサ「~~♪」
マミ「……あの人魚が……魔女ね」
まどか「さやかちゃん……」
オクタヴィア「オオオオオオオオオオ!!!」
魔女が、わたしたちを敵と見なしたのか。あるいは、演奏とダンスの邪魔をしたと思われたのか。
わたしたちに明らかな敵意を持って、咆哮を上げている。
マミ「来るわよ、鹿目さん!」
まどか「っ……!」
鹿目さんは左方に、わたしは右方に展開し、魔女の車輪攻撃を避ける。
355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:41:44.00 n4wQ7ii1i
安価みすった
まーいいや修正めんどい
356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:42:27.59 RJkGQ2w+O
>>346
俺「お前だけに、いいカッコさせるかよ」
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:42:54.46 Cd7zGxFn0
内容はともかくよく5~6分で地の文1レス書けるな
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:43:25.36 Xr0NUo9D0
美樹さん独りぼっちは寂しいよねよーくわかるよ みたいなかんじで自爆するマミさんを期待
359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:45:25.20 /aAJJEc20
>>358
だが張り手
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:46:02.09 3C15ugPMO
そういやそうだな
乗っ取り…とは違うが即席だし
書き貯め無しですげぇわ
361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:47:49.82 qtsJRV540
マミ(美樹さん……っ!)
攻撃を仕掛けようとすると、美樹さんの姿がフラッシュバックする。
それは鹿目さんも同じようで、二人揃って魔女の攻撃を避け続けることしかできないでいた。
まどか「っ…」
鹿目さんが後方に大きく飛び、着地する。そこには、ダンスを披露している使い魔がいた。
その使い魔と衝突し、使い魔が倒れ込んだ。
まどか「あっ……」
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
その瞬間、魔女の咆哮が一際大きくなり、鹿目さんに向かって大量の車輪を投げつけた。
まどか「っ!!!」
その車輪を、あるいは避け、あるいは受け流し、あるいは弾いて、車輪の猛攻が止むのを待つ。
マミ「鹿目さん!!くっ……!!」
もう、躊躇っている場合じゃない。マスケット銃を二つ召喚し、魔女に銃口を向ける。
マミ(ごめんなさい……ごめんなさいっ……!!)
心の中で謝りながら、二つのマスケット銃を魔女目掛けて撃ち放つ。
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:48:11.86 1by3UbCF0
>>1が途中からAAやめててワロタ
363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:48:58.05 7Rf9L2iP0
>>354
演奏中に結構喋ってるのにほむらは襲われなかったね
すごく複雑な気分になる
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:49:26.62 aOmUXVFb0
これは濁るで
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:49:33.16 /RKTC5kT0
>>1のAAウザいけど嫌いではなかったのに
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:49:49.72 bKtaDHzH0
このままマミさんが勝負決めたら、
あんこちゃんの登場はなくなるんだろうね……
367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:50:59.34 bzukXmi80
>>363
最後ゼッケンドルフさやかの好感度がほむら>まどマミになってたから仕方ないっちゃ仕方ない
368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:51:16.05 2raB7iJ+0
さっきから俺のSGが濁りっぱなしだわ
でも読んじゃうビクンビクン
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:51:33.65 kdb2S4wI0
さやか死んだ時点でまどかにとってのハッピーエンドは消えたな
370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:52:10.73 1QZlKPXB0
バッドエンド一直線~
371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:53:33.89 /RKTC5kT0
まどかの切り札も残ってないしな
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:53:51.13 odB6cfPa0
少女が絶望しながら消滅していく無様な姿
素敵やん?
373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:54:03.23 qtsJRV540
オクタヴィア「オオオオオオオ……」
わたしの攻撃を受けた魔女が、こちらに向き直る。
その隙をついて、鹿目さんが後ろから多数の弓を撃ち放っていた。
まどか「ごめんね、さやかちゃん……っ!!」
無数に放たれた矢は、魔女の背中や腕にその大多数が当たる。外れた矢は、地面や壁に衝突し、辺りをボロボロにして行く。
そして、ひとつの流れ矢が。絶対に行ってはならなかった方向へと向かって行く。
ホルゲル「~~♪~~――」
演奏者の使い魔に直撃した。
オクタヴィア「―――――!!!!!!!!!」
鹿目さんの攻撃によって片腕を失った魔女だったがその光景をまるで絶句しているかのように見ていた。
まどか「……あ……」
マミ「鹿目さん!!」
魔女の標的が、完全に鹿目さんに絞られたようだった。
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:54:32.92 3C15ugPMO
最高のバッドエンドにしてくれるって信じてる
375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:54:57.31 aOmUXVFb0
ちょっと胸に来るな
376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:55:34.99 INHcsKXw0
あんまり絶望してワルプルギスの夜前にクリーム来たらほむらもやばいよな
377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:55:38.14 bzukXmi80
あぁ…ホル條ゲル介…
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:55:51.60 43bEIcz20
オクタヴィアを俺達としてみると、
二次元嫁で妄想してる所に三次人間が入ってきて虹嫁をボコスカにされたようなもんか
そらキレるわ
379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:56:57.84 /xZ9cxeN0
>>378
わかりやす過ぎて困る
380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:57:10.05 XttTE15JO
片腕失うとか皮肉すぎるな
381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:58:32.63 Gv8KmpSC0
このほむらには最後まで徹底して欲しいものだ
382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:58:45.05 kdb2S4wI0
>>378
三次人間=かーちゃん
383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:58:46.23 beLBDbfW0
一時期まどかの弓矢に追尾機能付いてるって設定がかなり広まってたよな
あれどっから来たんだ
384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:59:07.60 sdvvxpHA0
>>380
原作通りです
385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 22:59:47.41 p+P4mBOq0
オナニー最中の「ごはんよー」みたいな感じか
386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:00:09.71 qdo8oZg70
>>380
腕の治癒を願って腕失くすとかマジでないわー
387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:00:52.95 qtsJRV540
オクタヴィア「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」
多数の車輪を止まることなく召喚し続け、鹿目さんに猛攻を仕掛ける。
そしてそれだけでは飽き足らず、残された片方の手に持っていた剣でも攻撃を仕掛ける。
まどか「くっ……うあああぁぁぁぁっ!!?」
クラリッサ「――」
ダンサーの使い魔など意に介さず、攻撃を仕掛け続ける魔女。
その姿は、実際にこの目で見たわけではないのだが、痛みを消して戦い続けた美樹さんのようだった。
マミ「っ………!!」
鹿目さんも、必死に魔女の攻撃に対応しているようだったが、もう限界が近い。
意を決したわたしは、大砲を召喚する。
マミ(……ごめんなさい、美樹さん――)
マミ「――ティロ・フィナーレっ!!」
388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:01:19.57 XttTE15JO
>>384
そうだっけ
吊ってくる
389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:03:25.17 2raB7iJ+0
>>378
いいたとえだ
390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:06:43.80 tickqo930
杏子「ハブられるのにはもう飽きた」
391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:07:23.81 qtsJRV540
背中に高威力の攻撃が当たり、魔女は大きく前方に倒れ込んだ。
まどか「さやかちゃん、さやかちゃん、さやかちゃんっ………!!」
美樹さんの名前を呼び続けていた鹿目さんだったが、もう助けられないと言うことを理解したのか、弓を引き絞る。
まどか「……ごめんね、さやかちゃん。わたし、さやかちゃんの事、何にも理解出来てなかったよ――」
魔力をありったけ込めたであろう弓矢を、解き放つ。
その矢は、あの時と同じ……いや、それ以上の光を放ち、魔女の体を大きく貫いた。
オクタヴィア「オオ……オオオオオオオオオオオオ……」
とうとう力尽きたのか、魔女は悲しげな咆哮を残しながら、その姿を崩壊させていく。
後に残ったのは、かつて美樹さんのソウルジェムだったグリーフシードだけだった。
マミ「………やった、わね。鹿目さん」
まどか「…………」
落ちたグリーフシードを拾い上げる。あるいは、これを美樹さんの亡骸に近づければ……と思ったが、やはり無理なようだった。
392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:07:42.90 Xr0NUo9D0
この状況でもティロ・フィナーレは言うんだな
393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:08:39.36 q7jOBDM0i
マミ「ティロ・フィナーレ!」ハリテ
さやか「」ビクンッ
394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:08:44.21 20T3fJngI
>>10
2582
>>67
6961
342
10676
395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:09:14.83 xiFPkyHw0
ドロドロなのに何故か清々しい
396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:09:22.92 /RKTC5kT0
今回に限って言うならあんこハブられたままの方が幸せなんじゃないかと思ってしまう
397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:10:48.19 ukNWYGgL0
まどかが魔法少女になったときの関係者でもないし
マミが生きてる以上見滝原に来る意味もないし
398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:11:44.65 /aAJJEc20
あんあんなら俺の横で飯食ってるよ
399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:12:08.21 zWKo4DY60
あんこはゲーセンで遊んでたよ
400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:12:51.45 TFzcFdOc0
あんこちゃんならさっき自販機の下から500円みつけて喜んでたよ
401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:13:31.46 /aAJJEc20
あんこなら俺横で美味しそうに飯食ってるよ
俺はこの笑顔を見るだけでも幸せなんだ…(*^ω^*)
402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:13:36.24 qtsJRV540
マミ「……これは、美樹さんが最期に残してくれたものよ」
まどか「っ……」
マミ「わたしとあなたのソウルジェムを、浄化、しましょう?」
まどか「………はい」
グリーフシードに二つのソウルジェムを近づける。
グリーフシードは、わたしたち二人分の穢れを吸い取って、その闇を更に深めた。
QB「倒したんだね、魔女を」
マミ「キュゥべえ……」
QB「さあ、そのグリーフシードを処理しよう」
まどか「キュゥべえは……何も思わないの?」
QB「何がだい?」
まどか「このグリーフシードはっ……さやかちゃんのソウルジェムだったものなんだよっ!?」
QB「だから何さ?今となっては魔女を生み出すだけのものだよ。放っておいたら、またあの魔女が生まれて来る。そうなる前に処理すべきだろう?」
マミ「……何を言っても無駄なようね」
グリーフシードをキュゥべえに渡す。それを、上に放り投げたかと思うと、背中に吸い込まれて行った。
QB「御苦労さま」
まどか「っ………ヒック……」
マミ……帰りましょう、鹿目さん」
403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:13:36.54 Hu0lCDcQ0
あんこは軽トラで農協へ行った
404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:14:05.49 o5VnYiJT0
>>384,388
そういえば、杏子に片腕を切り落とされたんだよな、オクタ
405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:14:26.17 q7jOBDM0i
あんこは俺の子供を孕んだよ
406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:15:03.05 tickqo930
>>403
何をしに行ったんだよ・・・
407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:15:17.48 tGffbEEW0
失意の二人にほむほむがどんな言葉をかけるのか楽しみだ
408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:15:34.11 QzmLPqjP0
次のループでは頑張ろうみたいなオチはやめてね
ここまでやったんだから
409:404 not found
12/03/12 23:16:32.86 o5VnYiJT0
>>397
3周目(?)では、全員生存の状態で見滝原に来てたじゃん。
マミやさやかとケンカしてただろ。
410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:16:45.74 TFzcFdOc0
>>408
むしろそれ以外の決着の付け方がない気がするんだけど
411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:18:03.65 idm9IB600
ほむらちゃんは「何もして無い」だけって思ったら
緑関係でさやかちゃん煽ってた
412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:18:49.59 QzmLPqjP0
>>410
飲み込みが悪いのね
それならもう1周分書けって言ってるのよ
413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:19:18.87 9gh0puY20
全員魔女化で見滝原終了とか胸熱
あんあんが全員制裁すれば俺得。
ほむループそこで終わっちゃうけど
414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:19:41.53 43bEIcz20
>>406
No協(力)って意思表示だろ
415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:19:42.54 qtsJRV540
~暁美ほむら~
あと、一週間。
それで、この世界ともお別れだ。
ほむら(……ふふ、何も思い残すことなんてないじゃない)
そうだ。まどかが契約してしまった以上、この世界に思い残すことなど何もない。
また次の世界で、頑張ればいいだけの話だ。
ほむら「あえて言うのなら……さやかね」
彼女とは、この世界で本当の意味で分かり合えた気がする。
彼女の最期も看取ってあげた。
……これでよかったなんて言うつもりはない。でも。それしか手はなかったんだ。
そう思うことにした。
ほむら(さて……もう、寝ましょうか)
416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:20:01.58 loLbnAEZ0
>>408
そっちのほうがおもしろいだろ
たまには、ひたすらBADエンドだけっていうのもいいだろう?
417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:25:01.94 qtsJRV540
~佐倉杏子~
杏子「……んで?なんでマミが生きてんのにあたしがここに来なきゃなんねぇんだよ?」
たい焼きを食べながら、キュゥべえに問いをぶつける。
QB「彼女の仲間が一人死んでしまってね。失意の底に沈んでいるんだ」
杏子「あたしにゃ関係ねぇだろ?」
QB「そういうわけにもいかない。キミにも話しておくけれどね、あと一週間後にはワルプルギスの夜が来るんだ」
杏子「! ワルプルギスの夜……」
QB「そう。聞いたことはあるだろう?」
杏子「……まぁ、そりゃな」
ワルプルギスの夜。魔法少女として活動しているのなら、大抵は知っている名だろう。
QB「マミのかつての仲間であるキミが励ましてあげれば、彼女もきっと立ち直ってくれるって思うんだ」
杏子「めんどくせぇな……ま、ここまで来た以上、何もしないで帰るのもあたしの主義には反するし。会うだけ会ってやるか」
QB「そして、マミから色々な話を聞くといいよ」
杏子「……」
相変わらず、思わせぶりなことを言う奴だ。だからあたしは、こいつが嫌いなんだ。
418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:25:07.80 Xr0NUo9D0
みんなが病んで救いようのないような物語は俺は結構好き
419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:26:02.75 MNIOngnO0
あんあああああああああああんっっっ!!!!!
420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:26:21.67 Y1feT3Pb0
オクタヴィア→オクタヴィアヌス
アントニー→アントニウス
421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:26:49.47 bzukXmi80
あんこちゃん!にげてぇぇぇ!今すぐこの見滝原からにげてぇぇぇぇ!
魔女姿も公開されてただではすまないわよ!
422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:27:09.98 CPQ6fHN90
あんこちゃん出番あったのかw
423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:27:12.52 2raB7iJ+0
あんあんがみんなの希望になりますように
424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:28:15.48 tGffbEEW0
あんこちゃんも絶望のどん底に落としてやってください
425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:28:56.80 oj/ANKOj0
あんこちゃんかわかわ
426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:29:07.88 qtsJRV540
マミの家に到着し、インターホンを押す。
少しの間を置いて、ドアが開かれた。
マミ「はい………!?」
杏子「よ、よぅ」
こうして会うのも久しぶりな気がした。
マミは、少しだけやつれたような顔をしていた。
……どうやら、ホントに落ち込んでたみてぇだな。
マミ「さ、佐倉さん……!?な、なぜ見滝原に……!?」
QB「僕が呼んだんだよ、マミ」
あたしの後をついてきていたキュゥべえが、マミにそう告げる。
マミ「キュゥべえ?あなた、姿を見ないと思ったら……」
杏子「話は聞いてるよ。仲間が一人、死んだんだって?」
マミ「………えぇ」
杏子「とりあえず、その辺の話を聞かせてくんねぇかな?」
マミ「いいわ、上がって。………色々と、話したいこともあるから」
427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:29:34.44 TFzcFdOc0
登場後三レスでマミさんに撃ち殺される展開じゃなかろうな
428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:30:07.70 MNIOngnO0
まだマミさんが暴走してない
あんあああああああああああんっっっ!!!!!
429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:30:29.12 /aAJJEc20
URLリンク(i.imgur.com)
430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:30:59.55 6yac9wXE0
あんこちゃん逃げてえええええ!!
431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:31:32.14 2raB7iJ+0
このあんあんまだ魔女化の真実しらないんだよな・・・
432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:32:02.19 aOmUXVFb0
そういえばゲーム化に伴ってマミ、杏子ともに魔女化ありなんだよな
433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:33:59.34 bzukXmi80
全員魔女化するらしいがほむほむだけ公開されていないのよね
434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:34:33.41 Hu0lCDcQ0
URLリンク(i.imgur.com)
435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:34:49.75 qtsJRV540
杏子「……ここも、随分と懐かしい気がするな」
マミ「………」
マミがこんな調子だと、こっちまで調子が狂う。
頭をポリポリと掻きながら、適当に座る。
杏子「んで?一体何があったんだよ?」
マミ「……その前に、話しておかなければならないことがあるわ」
杏子「なんでも言えよ。話くらいなら聞いてやるからさ」
マミ「ありがとう、佐倉さん……」
そしてマミは、ぽつりぽつりと話し始めた。
あたしと別れてからの事。最近、新しい魔法少女が生まれたこと。その魔法少女とは今コンビを組んでいること。
キュゥべえ曰くイレギュラーである魔法少女の存在のこと。魔王少女がどういう存在なのかと言うこと。
魔法少女が絶望した時、ソウルジェムがグリーフシードに変わって、魔女となってしまうこと。
最近死んだ魔法少女も、それで魔女化してしまったこと。
マミ「………」
杏子「……いや、なんつーか……」
短い間に、本当に色々なことがあったらしい。
正直、掛ける言葉が見つからなかった。
436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:35:05.08 T0I2Kf6K0
>>429
このゲーム他にステージ出てたのか
437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:35:27.24 +n8q6TGQ0
魔王少女wwwww
438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:36:33.82 bzukXmi80
魔王少女…だと…
439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:36:35.05 2raB7iJ+0
張り手の次は魔王少女ときたかww
440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:36:52.32 TFzcFdOc0
なのはさんのことか
441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:36:58.44 MNIOngnO0
>>437
観察力すごいなwww
442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:37:08.04 CPQ6fHN90
少し頭冷やそうか
443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:37:47.18 43bEIcz20
魔王……少女?
ティ~~ッヒッヒッヒヒ!
444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:37:48.43 /aAJJEc20
魔王少女…
すっげえええええええええええええええええええええええ!!!
445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:38:53.21 Hu0lCDcQ0
笑いの本場
446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:39:37.44 bKtaDHzH0
あんこちゃん来てたーーー
447:お前ら上げ足取るなwwwwwww
12/03/12 23:39:38.65 qtsJRV540
マミ「暁美さん……一体何を考えているのか……見当が付かないの」
杏子「………暁美ほむら。イレギュラーな魔法少女、なぁ……」
マミ「薄気味悪いわ、あそこまで行くと」
杏子「……会ってみないと、なんとも言えねぇよ。人から聞いた話だけで、その人の第一印象を決めつけるのはよくねぇからな」
明日、ちょっと会ってみることにしよう。
どっちにしても、一度は顔を合わさなければならないのだから。
マミ「うぅ……」
杏子「……マミも、疲れてるんだろ?もう、寝た方がいい」
マミ「佐倉さんは……?」
杏子「あたしは出ていく。公園かどっかで一晩明かすことにするさ」
マミ「そういうわけにはいかないわ。ここで、泊まって行って?」
杏子「……仕方ねぇな」
448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:40:28.34 1lL+Sg4I0
魔王少亀 クッパ☆マギカ
1ー4で出会ったような
それはとっても吊り橋だなって
もうファイアーボールも怖くない
スマブラもカートもあるんだよ
加速なんてあるわけない
こんなの絶対大きいよ
本当のマリオと戦えますか?
クリボーてホントザコ
そんなのピーチが許さない
もうコクッパにも頼らない
最後に残った8-8
ワガハイの最高のライバル
449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:40:53.68 zWKo4DY60
純国産を思わせる誤字っぷりだな
450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
12/03/12 23:40:58.98 /aAJJEc20
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