12/02/13 22:59:28.27 D68qM9N70
「時を止める? 修羅を率いる? 万象、宇宙の星を操り、永劫の回帰を繰り返す?
なんだそれは? なんなのだ? なぜそんなに小賢しい」
「弱いから、つまらぬから、物珍しげな設定をひねり出して、頭がよいとでも思わせたいのか?
せせこましい、狡猾すからしい、理屈臭く概念概念、意味や現象がどうだのと、呆れてわれは物も言えぬわ。
それで貴様ら、卵を立てた気にでもなっておるのか」
「能力の愛称?馬鹿臭い。力を使う際の危険要素?阿呆か貴様ら。
そんなものに囚われるから、超深奥に--座に届かない」
「質量の桁が違えば相性などに意味はなく、使用に危険を伴う力なぞは単なる使えぬ欠陥品だ。
少し考えれば稚児であろうと分かることを、己の矮小さを誤魔化すためにみっともなく誤魔化しておる。」
「やりよう次第で、弱者であっても強者を斃せるとでも言うように。そのほうが、さも高尚な戦であるかのように演出して悦に入る
嘆かわしい。くだらない。なんと女々しい。男の王道とは程遠い。」
「絶望が足りぬ。怒りが足りぬ。強さにかける想いが純粋に雑魚なのよ。
貴様らのごとき、小理屈をこねる輩が横溢するようになって以来、圧倒的というものがとんと見当たらなくなっいぇしまった。
故に波旬(われ)が生まれ、太極(てん)を握った。徹頭徹尾最強無敵。誰であろうと滅尽滅相--」
「力、ただ力!この不愉快な塵めらを跡形残らず消し飛ばす力が欲しい。
波旬(われ)の宇宙(カラダ)は波旬(われ)だけのものであろうがよ!」
「ゆえに特殊な理など何も要らん。必要ないのだ白けるわ!」
「これをつまらんと思うなら、それはそやつがつまらんのだ。
能無しどもが、熊を素手で撲殺する程度の膂力もない分際で、際物めいた一芸さえさえあれば山さえ崩せると迷妄に耽りおる」
「救い難い無知蒙昧。恥を知らぬ滓の群れども。要らぬ要らぬ、実に目障り!汚らしいのだ我に触れるな」