12/01/31 00:02:44.75 HZTIhote0
>>468
【最早瀕死の状態となった男を見れば、彼は迷うことなく剣を構える】
貴様も余程運が強いらしい、ここまで生き長らえるとは
だがようやくそれも終わる、喜べ……貴様は我が覇道の踏み石となるのだからな
【そう呟いて歩み寄る騎士の顔に浮かぶのは、勝利を確信し最早何の障害も疑わぬ余裕の表情】
【彼自身、鎧を砕かれ左腕も使い物にならなくなっているが、それすらもう何の意味もあるまい】
【男の傍らに立ちそれを見下ろす騎士は、狂気すら感じさせる眼光を放ち】
所詮、貴様はその程度の能力者と言う事だ……死ねェッ!!
【右腕で剣を高く振りかざし、次の瞬間男の首筋目掛けて強く振り下ろした】
>>477
【目前の勝利に笑みを浮かべる騎士は、気配を消した射手には最早何の注意も払っていない】
【彼の心にあるのは、ただ目の前の敵を切り捨てる事のみである】
【ただ、それが他ならぬ油断や慢心と言った物である事に、彼は気付いていない】