12/01/30 22:16:52.76 +JBvSKcI0
>>354
【人集りの大きさが半端ではなくなった頃には、そこ少女は居ない】
【しかし未だに人々は語り続け、涙し、励ましあい、そして笑いあい、友情を育む】
【いつか見た光景で、しかし中々に見る事のできない光景】
【まるで学校の先生が語り終え、そして反省会でもする様に】
なーに突っ立ってんのよ?
貴方も行かないの?
【そして、少女は無表情の彼女の後ろに立ち行き成り、耳を唇で挟む】
【噛む、のでは無く、歯では無く、唇で、挟むのだ】
【瞬間移動でもしたかの様に見えるが、ただ単に人集りを蔦ってここまで来ただけ】
【しかし、躊躇いも無く、見ず知らずの彼女の耳を挟んだのだ、彼女は驚くだろう】