12/01/30 22:11:45.15 CVH+1qNt0
>>332
【大きく振り下ろされた凶剣は、男の左半身を無情に切り開く】
【だが果敢にも反撃の一手を打ってくる相手、黒騎士は打ちつけられる炎風から庇うように片腕をあげ】
【直後にその攻撃を遮ろうと、強引に剣を振るい衝撃波を乱れ撃つ】
なかなか……やる
【そう呟く彼の口調は、薄らと極僅かに嬉しげな物】
【同時に、彼の身に纏う鎧の剣を持たぬほうの腕、左腕の装甲が完全に剥がれ落ち、深紅が現れているだろう】
>>344
【こちらへ槍を向け、突撃してくる翼竜の異形】
【怒声と共に迫るそれを防ぐのは難儀、そう判断すれば彼は牽制の衝撃波を放ち】
“油断大敵”……安直な行動は身を滅ぼす
【そんな呟きと共に、その姿からは想像もつかぬ距離を直上へ“跳躍”して見せる】
【そのまま相手の背後をとる事が出来たならば、彼は真っ直ぐ一直線に剣を振り下ろし、その背を切りつけようとする】
【だがその動きのどれも、遅くはないにしても俊敏とは言い難い物、どこかに隙があったかもしれない】
/こちらの方が遅いのだし、良いんじゃよ