12/01/30 21:48:26.60 +JBvSKcI0
【サーフィンというものをやった事があるのだが、あれは中々に難しい物で】
【波に乗るのは難しく、しかし乗れた時の快感は、中々に味わえない】
【海を思い出す、その髪の持ち主は、暗めのローブを着た少女】
【小さめだが、しかし鋭い目つきで、周囲を見渡す】
この街は、嫌だわ
皆、欲望に溢れた旋律で…気色が悪いわ…
人間、こんな物なのかしら…いえ、私の居た所は、もっとマシだったし…
【一人でブツブツ、と喋っている少女】
【ビルなどが沢山あり、少女がいた国ではビルなど疎らで、そんじょ其処らにある代物ではない】
【あったとしても、二階建てが限界。それ以上は見た事がない】
【星は、街の光のせいで見えない】
【寂しい気もするが、仕方の無いことだと、少女は思いながら、その場に立ち止まる】
いっその事、皆殺してしまおうかしら?
フフ…
【怪しげな笑みに、意味深なその言葉に、周りの人々は恐れてか、それとも本能か】
【立ち去り、少女の周りに空間ができる】
【この状況にだれか、気づくだろうか】