11/02/11 22:25:30.01 WngI9Jm8
南アフリカでブブゼラが鳴り止んだ。スペインが世界チャンピオンになった。
今でもハバナ市のラウトン地区の公園で、9才のカルリートは、アルゼンチンのリオネル・メッシのTシャツを着て、サーカーのフェイントをしてみたり、左足でにわか仕立てのゴールに向かってボールを蹴ったりしている。
サッカー熱は、キューバでも冷めやらず、国技である野球は、最も世界で人気のあるスポーツのサッカーから、国民的娯楽の栄光を奪い返せないままでいるのだ。
「いつかは、ユリエスキ・グリエル(有名なキューバ人野球選手)のようになりたいけど、まだ僕はメッシ(バルセロナ・クラブチームのスター)にハマってるんだよ」とカルリートは言う。
彼は、ハバナで最も交通量があるランパ通りの角にあるヤラ映画館で、父親と一緒にワールドカップの決勝戦を生中継で、しかも大型スクリーンで観戦したことを興奮して語る。
これは、キューバでは初めての経験で、ハバナの映画館で、デジタル画像と高品質音響技術を利用できたからであると、キューバ映画芸術産業庁(ICAIC)の副会長であるロベルト・スミスは述べた。
確かに「サッカーの大きな魅力のひとつは、共有する感動」であり、大型スクリーンで可能な放送の技術的諸条件によって、最高の放映ができたのであると、スミス副会長は語る。
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2:風吹けば名無し
11/02/11 22:26:07.61 WngI9Jm8
キューバ人は、他のスポーツ競技においてオリンピックや世界大会のチャンピオンであることに誇りをもっているので、サッカーでの不十分水準と結果には不満を表す。
「われわれはスポーツの遺伝子とDNA をもっているのに、ワールドカップに出場できないのはなぜか、私は理解できない」と大学でスポーツ学を専攻した47才のアダルベルト・ラミレスと疑問を述べる。
大変奇妙なことは、現在、われわれがギネスブックでボールの支配、接触、操作でいろいろな記録を持っていることだと、アダベルトは指摘する。
その点では、エリック・エルナンデスが際立っている。彼は、最近、ハバナのホテルで、座ったままでワールドカップ公式試合球のジャブラニを3時間3 分14秒間リフティングし続けるという世界記録を打ち立てたのだ。
この新記録とともに、43歳のエルナンデスは、全身での19時間10分のボール・リフティングと、7時間17分ボールをリフティングしながら42キロマラソンを走るという別の記録ももっている。
キューバ人は、1938年フランスにおけるワールドカップに参加したのが唯一の参加だと覚えている。キューバは、その選抜試合に招待チームとして参加し、初戦はルーマニアと3対3で引分け、次は2対1で勝ったが、準々決勝でスウェーデンに8対0で敗れた。