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南アフリカでブブゼラが鳴り止んだ。スペインが世界チャンピオンになった。
今でもハバナ市のラウトン地区の公園で、9才のカルリートは、アルゼンチンのリオネル・メッシのTシャツを着て、サーカーのフェイントをしてみたり、左足でにわか仕立てのゴールに向かってボールを蹴ったりしている。
サッカー熱は、キューバでも冷めやらず、国技である野球は、最も世界で人気のあるスポーツのサッカーから、国民的娯楽の栄光を奪い返せないままでいるのだ。
「いつかは、ユリエスキ・グリエル(有名なキューバ人野球選手)のようになりたいけど、まだ僕はメッシ(バルセロナ・クラブチームのスター)にハマってるんだよ」とカルリートは言う。
彼は、ハバナで最も交通量があるランパ通りの角にあるヤラ映画館で、父親と一緒にワールドカップの決勝戦を生中継で、しかも大型スクリーンで観戦したことを興奮して語る。
これは、キューバでは初めての経験で、ハバナの映画館で、デジタル画像と高品質音響技術を利用できたからであると、キューバ映画芸術産業庁(ICAIC)の副会長であるロベルト・スミスは述べた。
確かに「サッカーの大きな魅力のひとつは、共有する感動」であり、大型スクリーンで可能な放送の技術的諸条件によって、最高の放映ができたのであると、スミス副会長は語る。
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