13/01/12 19:26:03.26 Dt/wa9CB0
「超ヤバい経済学」に印象的な話がある。
1840年代には、産褥熱による母親の死亡が大きな問題だった。
ハンガリー生まれの若い医師が、この問題に取り組んだ。彼は、
産褥熱の原因究明ではなく、事実から対策を導き出した。当時、
産褥熱での死亡率は、病院の方が高く自宅(助産婦)の方が低かった。
また病院の中でも、女性の助産婦のいる所は死亡率が低かった。
これらからその医師は、お産の前に、塩素水で医者が手を洗うこと、という
画期的な解決策を見出した。このことを啓蒙しようと数々の病院をまわるが、
門前払いされ、医学会からも追放された。そして医師としての立場を失うと、
精神のバランスを崩し精神病棟に入院して失意のうちに死去した。
彼の死後に、科学的な因果関係(細菌)が証明された。
串田氏のやっている原始的な方法で、有用な地震予報が可能になったら、
地震学会の権威ある人達は困るだろう。面子だけの問題ではない。年間100億円
の研究費は無駄金だったということが証明されるからだ。既得権に胡坐をかいて
いた人、これから甘い蜜を吸う計画だった丁稚達も人生が大きく狂うことになる。