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【月・太陽の引力、震災に影響か 防災科研「最後に誘発」の可能性】
URLリンク(www.asahi.com)
月や太陽による引力が東日本大震災発生の「引き金」になっていた可能性が
高いことを、防災科学技術研究所の田中佐千子研究員が明らかにした。
東北沖で36年間に発生した地震について引力との関係を調べたところ、2011年の
震災が近くなるにつれ、引力の影響が強いときに地震が集中していることがわかった。
引力の影響が強いときに地震が頻発するのは、エネルギーがたまった断層に力が
加わるためと考えられ、引力の影響と地震の頻度を調べることで、巨大地震が
迫っているかどうかが分かるかもしれないという。
月や太陽の引力によって、地球は伸び縮みを1日2回繰り返す。地表面が
20センチ程度上下し、地震を起こす断層にも影響している。その力はプレートの
ひずみと比べ1千分の1程度と小さいが、田中さんはこの力に注目。東日本大震災を
引き起こした断層のある長さ500キロ、幅200キロの地域で、1976~2011年に起きた
マグニチュード(M)5.0以上の地震約500回分を分析した。
76年から約25年間は引力と地震の発生に関連はなかった。しかし、東日本大震災が
起きる前の3千日間では相関関係が見られ、引力による力が断層の動く方向に
強く働く時間帯に地震が起こりやすくなっていた。
2004年や07年に起きたスマトラ沖地震でも同じ傾向が見られた。田中さんは
「巨大地震が近づいてプレートにひずみがたまると、わずかな力が最後の
原因になると考えられる」と話す。(杉本崇)
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プレート境界すべり及び内陸地震活動評価に関する研究
平成 23 年度年次報告
URLリンク(www.mext.go.jp)
西南日本の南海トラフ沿いで発生する浅部超低周波地震活動と地球潮汐の関係を調査し、その活動の多くが地球潮汐との間に明瞭な相関関係を示すことが明らかになった。
いずれの場合も、超低周波地震の発生は地球潮汐による応力変化が引張及びすべり方向最大となる時刻に集中する。