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平成24年関東東方沖地震(へいせい24年かんとうとうほうおきじしん)は、2012(平成24)年
6月8日午前2時46分11秒に、房総半島の東方沖約200kmを震源として発生した地震である。
気象庁の推計による地震規模はMw8.4。
1.概要
本地震は、「三陸沖北部から房総沖の海溝寄り」のうち日本海溝を隔てた東側の領域を
震源域としており、太平洋プレート内で発生した正断層型地震であった。
同様の巨大地震としては、他に1933(昭和8)年の昭和三陸地震が知られているのみである。
2011(平成23)年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う海洋プレート内の応力変化を
発生要因とする説もある。
2.被害状況
千葉県のほぼ全域、茨城県南部、東京都23区を中心とする南関東は、軒並み震度5強～5弱の
強震に見舞われ、東京湾岸の埋め立て地や河川沿いの造成地では大規模な液状化被害が発生した。
津波被害も甚大であり、福島県から千葉県の沿岸には6～11mの大津波が来襲。
(→詳細は「平成24年関東東方沖地震による津波被害」の頁を参照)