【噴火警戒レベル3】火映がきれい桜島スレ24at EQ
【噴火警戒レベル3】火映がきれい桜島スレ24 - 暇つぶし2ch300:M7.74(滋賀県)
12/02/05 14:05:36.01 1vR5R6H50
おいおい、大正のときとは状況がちがうから大正噴火を参考にするのはそろそろやめようぜ。

大正噴火の前半の準破局噴火は、それまで火口がなかったため大量のガスが山体に圧迫されて蓄積していたことが原因。
それとマグマの性質的にも玄武岩質が少なくてデイサイト系だったため、流動性も悪く、爆発・飛散・火砕流化性が高かった。
去年の霧島噴火とよくにた噴火の仕方だったと考えればよい。
後半の溶岩流出期になってからは灰や噴石などの遠方飛散はかな減り、火砕流も減少している。
現在の桜島のマグマは大正期よりはるかに、また1980年代と比べてもさらに玄武岩成分が増えている。
したがって溶岩の流動性が高いため、昭和火口からガスがつぎつぎに抜けて毎日の噴火となっている。
空中噴出物も1980年代より相当へっているが、火口周辺の噴出堆積物は逆に相当多い。
これらのことから、今後の噴火の仕方としては、霧島のような大量の噴出物を相当なエネルギーで遠方に吹き飛ばす活動よりも、大量の溶岩が流下する、いわば前回の伊豆大島、三原山の噴火に近い活動が予想される。
具体的には
①昭和火口から溶岩があふれ出して流下
②ほかのもっと高度の低いところに割れ目を生じて溶岩がカーテンのように噴出
のどちらかが最も確率が高そうだ。
①は現状でかなり砂防等の対策が進行しているので、流下する領域も予想でき、被害の範囲も限定できると思われるが、溶岩の量については昭和噴火ではなく大正噴火のときの放出溶岩量に準じて想定する必要がある。
②はまさに前回の三原山型といえる。三原山は中央火口から活動を開始して大量の溶岩を吹き上げていたが、中央火口からは溶岩流出はなく火口から離れた地域に別に割れ目を生じてそこから溶岩を流出した。
この現象の原因は、大量のマグマが山体の内部を上昇すると、マグマは大変比重が重いため、上昇したマグマ自体が上からフタをするかたちになってしまい、下から押し上げる圧力と均衡したところで上昇は止まってしまう。
しかし、山体は非常に高い圧力のかかった大量の流動性物質を内部に抱え込んだ状態になり、弱い部分が破れて圧を逃がすことになるわけである。
これが、溶岩が流出する場合、中央火口より、周辺に派生した新火口から流下する確率が高いことを論理的に証明している。
櫻島自体からすると、昭和火口も本来の中央火口に派生した新火口であったのだが、現在の活動を見ていると旧中央火口であった南岳火口はすっかり休業状態にみえるため、さらなる新火口が開く可能性は少なくない。
さらに、櫻島は過去の噴火で溶岩を流す場合、高確率で表と裏の二箇所から流出する例が多いため、野尻川や湯ノ平などの方面に突然新火口が開いて溶岩が流下しはじめる可能性がある点を忘れてはならない。
特に、現在の桜島の溶岩はここ300年間のどの活動期よりも流動性が高くなってるため、昔から伝わる言い伝えのように「溶岩が出始まってから麓に達するまで三日はかかるから、ゆっくり家を片付けて避難すればよい」
というわけにはいかない可能性が高い。
溶岩流出が始まったら、火口の位置を確かめて、下流に位置する場所にいる人はただちに避難するようにしなくてはならないだろう。

これが平成噴火のシナリオ。


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