12/01/19 19:34:23.87 MW4FwZz/0
>>456
ご丁寧にどうも。このスレに地震について、真面目に勉強されている方がいたとは驚きました。
私も付け焼刃の俄か勉強なもので、地震についてそんなに深く知っている訳ではありませんが、ご回答してみます。
あなたのお考えは、以下のようなことだと思います。
1. 直下型地震の場合、断層の長さによって想定される地震の規模が決まるので、その想定範囲内の地震規模を心配すればよい。
2. 茨城県北部震源の過去の地震のエネルギ―の規模や震度や加速度の記録に基づき予想して備える
3. 茨城北部の震源は浅い直下型断層地震なので地震の規模に比べれば地表の揺れも大きいのです。しかし規模はM7とか~9とかはどうなのでしょう?
>1 私が思うに、茨城県内の断層の長さが、本当に的確に把握されているのかどうか、そこがまず疑問です。
特に東海村近辺のような原発立地区域では、過去、全国的に断層調査をしっかりやっておらず、たとえ断層を見つてけても隠蔽しています。
こういう電力会社と政府による御用学者を使っての隠蔽工作は、浜岡や柏崎の例で明白です。
もし、万が一、真面目に断層調査していたとしても、技術的に断層長の完全把握が可能なのかどうか、そこにさえ私は疑問を持っています。
地下に潜った目に見えない断層を、確実に把握する技術が本当にあるのでしょうか。
さらには、今まで断層の見つかっていなかった場所に、突然直下型地震が来たことも今まであったはずです。
今のような地震活発期に、今までの原発絡みでの、いい加減な調査での断層長に頼り、その想定範囲内の地震規模しか考えないというのは危険だと、私は考えます。
>2 用いる過去データは、何年前までを想定されているのでしょうか。私は最低2000年のデータで考えるべきだと思います。それで足りるのかどうかもわかりません。
もし、100年か200年のスパンで考えられているのなら、私はそれではまったく足りないと思っています。
私自身は、茨城県内の過去の直下型地震データを洗ってはおりませんが、普通に考えれば最大M7.3クラスは覚悟が必要だと思います。
昨日も書きましたが、濃尾地震M8.0の例があるので、M7.3をMaxと考えてよいかさえも不安があります。
>3 私は、直下型地震では、M9はさすがに考えていません。そんなことは書いていないはずです。
上に書いたように、普通に考えれば直下型はMaxでM7.3でしょうが、最悪、M8まであってもおかしくないと思っています。
震源の深さについても、県南直下型が3.11以降は50~70Kmと深いからと言って、浅いところで突然起こることは無いのか?
そこも、わからないです。可能性は低いのだろうが、浅いところで起こらないとは言い切れないと思います。
要するに3.11以降、茨城は地震の巣になってしまったので、今までの常識や想定が通用しなくなっていると、私は考えます。
茨城だけでなく日本中、2000年に1度のことが、突然どこで起こるか分からない。そういう時代に入っている。
貞観時代、800年代と似たような状態だと思っています。